「Long Season」のスピリット

・先日感想を書かせていただいた「THE LONG SEASON REVUE 」の不思議な上映方法について、川村ケンスケ監督の考え方がこちらに紹介されていました。(トップページからのリンクがみつからずこれは知りませんでした)
「『映画 THE LONG SEASON REVUE』は、「Long Season」のスピリットを「完成形が存在しない」という形で表現したもの(これは僕がいろんなメディアで言っていることと矛盾しないと、思っています)なのです。」
ということで、先日私が考えていたことと同じで、改めてこの映画のコンセプトに納得しました。曲を途中でカットしなければならなかった考え方にも言及されていて
「「音楽だけ見て、聞きたいよー」という人もいるでしょう。僕も、できるだけそうしたいと思っているわけで。そういう要望(当然です)に関しては、現在また別のアイデアを…。」
とも言っておられて、その答えが「THE LONG SEASON REVUEー超レア・バージョン 」の公開と言う形だったのでしょう。そういえばこのページで。各バージョンのセットリストが紹介されていたので、超レア・バージョンのセットリストも解りました。竹中直人のコントリビューションと、LONG SEASON を抜いたパフォーマンス全曲がノーカットで収録されているのが超レア・バージョンです。今後の「THE LONG SEASON REVUEー超レア・バージョン 」の公開では、この「LONG SEASON」のカットが問題になりそうですが、こんな事情らしいので、本編と合わせて観るしかなさそうですね。まぁ難しい話は抜きにして、茂木欣一がアンコールで言っていたように、佐藤君と創った Fishmans の音楽をこれからもずーっと楽しませていただきましょう。