個人個人はずっと冷静というか静観しているもんだな

紅白のオズマ事件でも兄妹バラバラ殺人でも個人の感想というのはずっと冷静で冷ややかなものだ。煽り立てるマスコミ週刊誌をよそにずっと残酷な事を考えているものだ。そこには社会正義を背負う意気込みもないし人間の残酷さを知り抜いて人の優しさに訴えるような温さはない。妹に何浪もしている兄が詰られてお前だって芸能事務所から契約解除になったくせにお前から言われたくないみたいな修羅場が目に浮かんだりして、そしたらかっとなって思わず殺してしまうのも分ってしまうものである。人々は本当の所をみんな知っているのにマスコミも週刊誌も本音を書けず政治的に正しい意見というのを吐いてばかりいる。こうやって建前と本音という垣根が築かれていき誰も書いている事を信じなくなっていく。そういう建前と本音という部分で紅白のオズマ事件は面白い現象ではあった。あれがいけないという理由を子供たちに求めるが当の子供たちははしゃいでいたのではなかろうか。困惑しているのは大人たちばかりで何とも裸の王様を見ているような気分だ。概ね人の為に何かを守るというのは守っている人の自己満足に陥りやすいものだ。当の人たちは何でもないのに隠れ蓑にされて誰々の為に戦うなんておかしな事になる。まずは本人が戦ってそれを支援するというのではなくてはならない。ここでも順番が重要性が問われる。