信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

小梅


先日、梅の花が咲いたと思ったら、もう収穫である。
今年も友人から梅が届いた。伊那は小梅(親指程度の大きさ)が産地、コリコリ漬けるのがコツであるが梅の木の下で、もぎたてを漬けるほど新鮮さがないと駄目である。お店に並んでいるものはどうしても上手くいかない。それに肉が厚い小梅ほど美味しい。友人の梅は毎年頂く。

また伊那谷では最近小梅だけの梅酒を生産して全国販売(「竜峡梅酒」)し始めた。まだ数が少ないがその味の良さは好評を得ている。

種の進化

梅とかビワなど小さな果実は種が大きい。一方大きなスイカやカボチャなどは種が小さい。どうして逆なんだろうか?
植物も子孫を残すために進化してきた。動物に一口で食べられる小さな実は、種をはき出させるために大きくなり、一口で食べられない大きな実は、種が小さくても数で生き残れる道を選んだのかも知れない。
でもブドウは種が小さいし、桃などは大きい。自然界はどのような法則で進化して来たか不思議である。