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2011-06-26

『CAPETA』と『ARMS』と『EDEN』よんでる。

なんか横文字ばっかりのタイトル。

ダントツで好きなのはカペタですが、ARMSもエデンも面白い。曽田さんの漫画は本当に好きなのですが、魂の温度が凄く高い所にあるのが素晴らしいといつも思うんです。モチベーションを燃やす人間の姿を見るとぼくも「やらなきゃあかんぜよ!」みたいな気持ちになるんですよね(なぜか土佐弁)。カペタは昴のあとに書かれた……というか昴の途中あたり?から書かれている話だけあって、初期のころは絵柄が完全に昴で、あの「妖しい」感じがビンビン伝わってきます。そのあとはある意味「健康な」絵柄にもどってしまって、ある角度から見れば魅力が半減してしまっているのですが、それでも面白いものは面白い……というか面白さの質がたぶん全然『昴』とは違うんですよね。昴は個人の天才をどこまで突き詰めて描くかという一点に集中して描かれていると思いますが、その点カペタはもっと「チーム」寄りというか、天才が生きるその周りの環境にも目を向けた作品になっていると思います。スポンサーをどう口説くかという話や、F3のトライアルで見せた彼の行動が、最終的にチームや上の人間の心を惹きつけていく過程など、言ってみれば「天才の周りに集まる人々」……というか集まってしまう人々にもフォーカスされていますよね。とくに親友ノブ(!)の事なんか典型だと思いますし。ノブはほんとかっこいいっすよね……。あいつすげえよ。なにがすごいのか?というと……なんなんだろう、行動に確信が見えるということとその背後にある悩みまで感じるところなのかなあ。決断してる男!って感じがしてほんと素晴らしい。ある意味、この物語の影の主役は間違いなく彼でしょう。天才の裏でその天才を支える人間がいるという人間関係は、ありがちといえばありがちなもののように思いますけど、好きだからどうでもいいです(いいのか)。曽田さんの作家としての頂点は今以てやはり『昴』のように思えますが、それでもなお輝きを見せ続ける『CAPETA』という物語がなんか好きです(たいがい失礼な言い分ですが)。

 

前に記事に書いたとおり『ARMS』も読み進めています。デラックス版で9巻まで。とりあえす「いったい何種類の最強があるんや……」とツッコミを入れたくなるのはどうしたらいいんだ(笑)。もう「げげぇっ!? あいつらは米軍最強の特殊部隊○○○○○じゃねえか!」は聞き飽きたよ……。それにしても、物語の作り方として、サンデーというよりもむしろジャンプに近いような印象を受けます。次々に現れる新しい強敵がなんども主人公に襲いかかり、そのたびにARMSの強さが上がる……という典型的なジャンプ漫画的な構造に思える。とくに物語前半はひたすらにそれを繰り返しているだけなので、興奮はたしかにするが、正直飽きるなぁ。後半にはいって「ARMSとは?」「エグリゴリとは?」というある種のネタばらしがはじまって、ようやく物語が質的に変わった印象を受けます(その後結局また戻るけど)。どういう結論にもっていくのか気になりますが、物語の最終的な回答にあまり期待はできそうにないなーと思いつつ読んでいます。敵の行動理由があまりにも陳腐。ああいう「新人類」ものを描くのであれば、少なくとも旧人類が新人類に出会うことで起こる混乱などを描かないといけないのでは……そこらへんを「エグリゴリは秘密結社だから!(キリッ」ですべて誤魔化しているところがいまいち好きになれない理由かもしれない。要素(中二的な)としてはものすごく好きなガジェットが多いのですが、そこら辺でどうしてもペラく感じてしまう……。まあ、そこらへんはむしろハードSFなどの領域なのだと思うので、そっちで勉強したり求めるのが正しいのであって、もともと少年漫画で連載していたこのARMSという話については求めないほうがいいのかもしれないんですけどね。「種族交代」「新人類」というネタでいうとぱっと「幼年期の終わり」が思い浮かびますが、あれ、どうなんだろうなあ(笑)。あんまり参考にならない気がするし。とにかくSF読んでないのはわりと自分のなかで欠点になっている要素だとは思うのですが、いかんせん難しいの読むのいやなんだよなあ(´・ω・`)。基本的にがんばるのはいやなのだ……。

 

『EDEN』は上記のARMSの欠点的な要素はすくなくともクリアしている作品ぽいのですが、こちらはいかんせん世界の色彩がセピア色というか(苦笑)。あんまり華やかな世界ではないですよね。絶望したあとのドライな感覚が世界を満たしている。ウイルスが世界に蔓延し、それに耐えられる人類とそうでない人類に分類され……みたいな要素がある点でARMSとは共通点があるわけですが、そこらへんのリアリティは圧倒的にこちらの方が上。とにかく練り込まれているのがよく分かるので、ひゃあ、すげえーとひれ伏す感じです。というか、AMRSもEDENも、ある意味でちょっと前にオリジナルで書いた「やりたいこと」をやってる作品だったりするので、なんかもーめんどくせーよのなかめんどくせー(白目)って感じです。とはいえ、EDENの作者コメントで「おお」と思ったのですが、この遠藤さんはエヴァを見て「やりたいこと全部やられた」と思ったみたいなんですよね。それじゃあ何も書かないのか?というと書いてる。なんで書いているのかというと「それでもこぼれ落ちていく感情があったから」と書いている。ようは完全に自分が見たかったものじゃねえ!と気付いたということなのだと思いますが、更に続けて「自分の書いた作品からさえ感情がこぼれ落ちていることに気付いた」と書いています。まあ、そりゃそうだと思いますよね。作者は完全に物語をコントロールできるわけじゃないですもの。

 

まあそんなわけでぼくも安心して次の作品かんがえないとなあ、とか思ったのでした。

 

でもさ、物語書くのってたいへんなんだよね……(´・ω・`)。

岡田斗司夫『スマートノート』よんでるなう

 

 

これを読んで実戦すればおれもえーちゃんになれるんやな!

とか思いながら読んでます。就職活動していたときはぼくも流石に毎日ノートを付けていたんだけど、さいきんはめっきり。良い機会なので再会しようかなーと思っています。

 

……というかですね、生産性をあげないとどうにもならねーというか、日々しんどいわけですよ、ぶっちゃけ(笑)。いや、この本のなかでは「生産性」を上げるという考えは一部のトップエリートのやることだ!と言っていて、まあその通りだとぼくも思うんですけど。まあようはなんか書いてメモして「楽に」なりたいというのが本音ですよね。その意味ではこの本のやり方はとても良さそうな気がします。カーネギーの悩みを書き出したというエピソードは素晴らしいなーと思いましたよ。あれほど凄まじいものではないですけど、メンタル的に厳しい状態になったらやることって決まっていてそれは「何をやるか書き出す」とかだったりするんですよね。書いてある通り「ああ……あれもやらねーと、でもこれやっちゃうとここに影響が……うわあああああああ!」みたいに思考ループしちゃうのがまずいわけで。とにかく書く。書いて客観できるようにする、というのは体験的になるほど重要だなーとわかります。読んでてなるほどーと納得させられるので、とりあえず書いてあることをそのまま実践してみようかな、と思ってます。

とりあえずもうノートは買って今日のぶんは書いたぜ!(笑)。


なかのひと