ノイズという音楽

Against 2009: Fukuoka Extreme Music Festival
2009.02.28 (sat) at graf
w/INCAPACITANTS, MASONNA, THE BASTARD NOISE, WOG, ZEROREALITY, CARCASS GRINDER, ASTRONOISE, ANALOG SUICIDE, JOEL STERN/TIM OLIVE, 電子卓上音楽団, DEFEKTRO, BATA/PETER GOSSWEILLER
OPEN 17:30 START 18:00 / ADV 3000 DOOR 3500 yen(+1D)
http://www.graf-graf.com/

このイベントがとても気になるのですが、出演がほぼ全てノイズのアーティストということで、腰が引けています。去年はすごくよかったという話なので行きたいとは思いつつも…。むむぅ。

そもそも、ノイズってなにがいいのか悪いのかさっぱり解らない。ライブにいって『これは好き、素敵』『これはようわからん』なんてのは確かに思うけど。
でも、以前斜陽*1の揖斐さんが

ノイズとは別に難しいものでも何でもなくて、ノイズは音楽的技術が無くても誰にでも出す事が出来る、とても自由な音だと私は思います。そしてその自由な音は時に激しく、そして時には美しい音になります。私はそこに惹かれてノイズが大好きになりました。
なので私は世間が持つノイズの所謂、政治的、思想的イメージには全く興味がありません。
とにかくノイズが持つ無限大の魅力を追い求めたいと考えております。

と書いていたことがとても印象に残っていて、素敵だと思うことが、まずは大事なんだろうなぁ、と思ったりもします。


そういえば何年か前、仕事の帰りに、とある倉庫のシャッターの閉まるキィーという音に、なんて綺麗なノイズなんだ!と思わず自転車を止めて聴き入ってたんですが、一般的に見ればただの騒音だったろうなぁ。*2そういったものを音楽的だと認識する思考っていうのはどこから来るんだろう。

*1:北九州のノイズバンド

*2:今は改装されて音はしなくなってしまいました