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2006-07-17 (月)

はてなダイアリーの自動トラックバック機能は1.0と2.0の間にある緩衝材かなと思った

HTML手作りの時代のリンクの感覚

一昔前個人ホームページが全盛だった頃のコンテンツといえば

が大体の相場リンク集には高い確率で「リンクはトップページにお願いします」「リンクされた場合はご一報を」との記述が冒頭に割かれていて、他のサイトにリンクするときは「お願い」のメールを出すのが何となく礼儀なのかな、という空気を感じた。

いざ自分がサイトを管理するようになると、気になるサイトにリンクを貼る前は、しばらく更新の具合を観察したうえで管理人に「リンクのお願い」のメールを出して返事を手ぐすね引いて待っていたのを思い出す。

個別記事にリンクを貼ることに関しての意識の差

ブログソーシャルブックマークが隆盛を迎えた今、個別のページに言及したり、リンクを貼る(ブックマークする)ことに心理面や手続き上の抵抗はほとんどなくなった。

はてなで遊んでいる立場から観ると「Webにパブリックにサイトを公開している以上、ページ単位でリンクされることは防ぎようのないことというか、当たり前」なのだけど、HTML手作りの個人サイトが全盛だった頃を知る立場からすると、かつての「相互リンク」と、語弊はあるけれど現在の「無断リンク」との間に「緩衝装置」にようなものがあれば、必要以上に摩擦を起こさずスムーズに意識を移行できるのではないかと思った。

はてなダイアリー自動トラックバック機能のとらえ方

はてなダイアリー同士だと、言及するリンクを貼っただけで言及先のブログトラックバックが飛ぶ「自動トラックバック機能」がある。

単なる箇条書きでもトラックバック扱いする過剰な仕様に一時期「そこまでしなくてもいいのに」と以前は疎ましく思っていた。

だが、先週ホットだった無断リンク論争のまとめエントリに目を通していると、そういうのもありかなと思えてきた。

  • リンク集に記載するほどかしこまった意識で個別の記事を取り上げるわけではないが、あなたの記事を参考にしている。
  • あなたの記事に言及しましたよ、という礼は尽くす。(それでも、無断リンクNGを主張する向きに言わせると、「事後」ではあると批判されるだろうが)

はてなダイアリー自動トラックバック機能は、見方を変えればHTML個人サイト時代の思想をほのかに受け継いでいる、あるいは原理主義に陥らない程度にほどよく1.0と2.0の良さを採り入れたものなのかな、とも思ったのだけど、どうだろうか。

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