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2007-02-09 (金)

ソーシャル系ウェブサービスは検索結果の「格差」を生むのか - 検索結果の上位を占め始めたエントリーページ

検索結果の上位を占め始めたエントリーページ

YahooGoogleを使っていると、検索結果にはてブなどのソーシャルウェブサービスの関連ページが上位に表示されることが増えつつあることに気づきました。

たとえば、はてブで3,000users以上のブクマを集めている東大で学んだ卒論の書き方論文の書き方の場合を見てみましょう。(検索結果は、2月9日現在。)

エントリーページが上位に検索されるのは特殊な超人気エントリーだけかというとそうでもないようで、Yahoo*1Google*2で「はてな 理屈っぽい」と検索すると、僕の書いた記事のエントリーページがトップに表示されます。*3

エントリーページはリンクの塊

はてブのエントリーページにきちんと目を通してみると、つながる仕掛けがこれでもかというくらいに張り巡らされていることに気づきます。

特徴的なものだけでも、これだけあります。

このように、はてブのエントリーページには、どちらかといえば内燃的*4ですが、方々に飛ぶリンクの仕掛けが用意されています。

このことは、とりもなおさず知らずのうちに多様なユーザが共同でSEO対策を施しているようなもの。

リンクやキーワードの多寡だけで見れば、はてブのエントリーページが元記事より高い評価を受けたとしても不思議ではありません。

ソーシャルウェブサービスは検索結果の「格差」を生むのか

はてブのエントリーページがGoogleの検索結果にも表示され始めたことを踏まえると、下記のようなことがひとまず言えそうな気がしています。

  1. 良質なコンテンツは「評判」も含めて高く注目される。
    • 「評判」とは、各種ソーシャルウェブサービスのユーザの評価。評価の集合はエントリーページに集約される。
    • 「価値がある」とされているページがコミュニティによってどのような評価を受けているか、知ることは容易に。
    • 一方で、各々の価値観によって変わってくる「価値がある」という基準を、リンクやキーワードの多寡に求めるだけでよいのか、という疑問も。
    • むしろこれは検索結果のパーソナライズ化が進めば自然に解決するか。
  2. ソーシャルに評価された記事が「評判」を含めて検索結果を寡占することで、ヘッドとロングテールの「格差」はより顕著に開いていく。

いずれにせよ、検索結果を通して自分のサイトに人を集めようとするならば、サイトの中でのSEO対策もさることながら、ブログSBMなどのソーシャル系サービスでそれなりの「評価」を受けることは意識しておく必要があるのではないか、と思いました。