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2012-09-16 (日)

2012BRM916信濃300km(新地蔵峠、鳥居峠、湯ノ丸地蔵峠、麦草峠、大門峠、笠取峠、青木峠、猿ヶ馬場峠)

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峠三昧の一日。

9月16日(日)は、自転車サイクリングイベント「ブルベ」に参加してきました。

記録

出発まで

ブルベを主催する団体のなかで、なかなか情報が伝わってこないAudax Randonneurs Club 信濃(AJ信濃)

信州の道をブルベで一度は走ってみたいと思いエントリーしたBRM916信濃300。これを走れば2012年のSR(Super Randonneur)を申請する資格を手にすることができる。

しかしコース図を開くと標高2127mの麦草峠を筆頭に合計8つの峠、累積標高差は5000mを楽に越えるかなり手強い山岳コース。最後まで無事に走れるだろうか。

2012年9月15日

今回のブルベは深夜0時にスタートするスケジュール。

午前中の渋滞を避けるつもりで14時に自宅を出るが、名神彦根で事故渋滞につかまり1時間程度のロス。

長野総合運動公園には21時過ぎに到着。真っ暗でまったく勝手が分からず駐車場で1時間程度仮眠。22時45分に目を覚ます。

スタート(長野運動公園 0.0km)-PC1(鳥居峠 54.4km)

長野総合運動公園の野球場のそばで受付。

今回は21名エントリーがあり12名が出走するとのこと。100名近い出走のある近畿とはまた雰囲気が違う。

補給食としてゼリーとビスケットをいただき、スタッフからコースの注意点について説明を受けて0時スタート。

長野市内の土地勘など全くないためしばらくは慣れた人の後を追うようについていく。15kmほど平地を走り新地蔵峠の登りにさしかかる頃から集団がばらけ始める。

よく考えれば真っ暗の峠をライトの明かりだけを頼りに登り下りするのはいかにも心細い。自分一人だとこんな場所を深夜に走るなど考えもしないだろう。新地蔵峠を越えてしばらく闇を下り、再び登ってPC1のある鳥居峠へは3時前に到着。

ここは有人チェック。先回りされていたスタッフに通過を報告する。ここでもゼリーを補給食としていただく。

PC1(鳥居峠 54.4km)-PC2(小海 115.3km)

一旦下ってから地蔵峠の登りへ。まだ真っ暗。ペースの近い人と話をしながら登っていく。登山のトレーニングで始めた自転車にどっぷり浸かってしまったことや、高山市にお住まいで自転車に乗れる時期は短い一方坂や峠のルートには不自由しないことなどを聞く。

(湯ノ丸)地蔵峠の下りは小諸・上田の町並みへ飛び込むようで豪快。見通しのよい直線区間は暗闇でも60km/近くで下っていく。このルートの登りは精神的には堪えるに違いない。

市内に入ると市道・県道混じりのルートとなる。時折ミスコースをしながらGPSとキューシートを交差点のたびに確認する。PC2の直前で明るくなり始める。すでにここまでで標高差2000mを登っている。

これから、標高差1300mある麦草峠を登るのだ。

PC2(小海 115.3km)-PC3(茅野 170.8km)

PC2でお話ししていた方はブルベの経験をかなり積まれているようで、PBP2011のジャージも着ておられた。

PC2を出発、明るくなりはじめた国道299号線を登り始める。入り口から麦草峠までは25kmの登り。

覚悟を決めると淡々とペダルを回すに徹することができるようで、標高差100mおきにある標識とGPS標高との微妙な違いなどを楽しみながら登る。

夜明け前、小諸の町からは八ヶ岳方面の雲行きが怪しいことが心配されたが、登り始めると風のない快晴だった。このうえないサイクリング日和である。

8:28、麦草峠。スタッフが待機してくれている。峠の標識の写真を撮って「これでようやく半分ですね。気を引き締めてかかりたいと思います。」と一礼して出発。

茅野の市街までの25kmはペダルをほとんど回すことなく40km〜50km/hで走れる激下り。茅野の町に下ってPC3へ。

PC3(茅野 170.8km)-PC4(立科 205.6km)

PC3からPC4までは30km強。今回のブルベで間隔が最も短い。

旧道をのんびり登ったあとで国道152号に合流、今回のブルベで5つめの峠である大門峠にさしかかる。

大門峠の自分の印象は今回のブルベの中ではあまりよくない。

勾配が麦草峠より急であること、車の通行量が多く時折片側通行で停止を余儀なくされること、峠がリゾート地の白樺湖のそばにあってビーナスラインも分岐する観光地であること。これらのことが合わさると早く抜けてしまいたい思いが先立つばかりだった。

町に下って標高差150m程度ある笠取峠を越える。日差しを遮るもののないなか予想以上に苦しめられる。残り約100km。これであと越えねばならない峠は青木峠、猿ヶ馬場峠の2つとなった。

PC4(立科 205.6km)-PC5(坂北 257.8km)

丸子から上田を通って国道143号線に合流するまでは県道を縫うように走る。平地基調だと思っていたが意外にアップダウンがある。

青木村に入って国道143号線に合流。

ここで13時前。ぼんやり眠気に襲われ始める。歌を歌っても効き目がなくなってきたので危機感を覚えてPCではないコンビニに駆け込み栄養と水分を補給。「エナジードリンク」なるものに手を出してみる。100mlあたりのカロリーは50kcal。こういうときでなければ手を出しにくい高カロリー飲料である。

残りの距離と峠までの標高差から平均勾配を推測、青木峠の峠の近くの勾配は比較的楽っぽそう。県道の分岐を越えればヘアピンの連続で距離を稼ぐ分かえって勾配は抑え気味だったようだ。

青木峠のサミットですでに累積標高差が5000mを超えている。1日でここまで標高差を稼ぐのは初めてかもしれない。

坂北への下りは県道を一気に下る。勾配が急で見通しもよい道だった。

PC5(坂北 257.8km)-ゴール(長野運動公園 303.3km)

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今回もほとんど写真を撮れなかった…。


最後の猿ヶ馬場峠はPC5からの標高差が約300m強。淡々と登るしかないと言い聞かせる。

聖湖という観光地をやや過ぎたところが猿ヶ馬場峠。ここからの下りは長野盆地を見下ろせる絶景。写真を撮りたい思いと早くゴールしたい思いで葛藤するが、ここは走ることを優先する。

市街地に下りてからはいよいよばててきたのか、数百m力行しては数百m惰性で走る所作を繰り返す。日差しが強いこともあるのだろう、やはりだれているようである。

長野総合運動公園には16時32分着。16時間32分で無事に戻ってきた。

スタッフに話を聞くと、出走した12名のうちすでに4名が棄権(DNF)している、とのことであった。

やはり、ハードな山岳コースには間違いなかったようだ。


温泉で汗を流した後、眠気と闘いながら高速道路を走る。

サービスエリアでこまめに仮眠を繰り返して、自宅には朝6時前に到着。よく遊んだ休日でした。

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豊野温泉「りんごの湯」で一風呂。18時以降は250円でした。

データ

走行距離

308.9km

走行時間

16時間32分(停止時間も含む)

平均速度

20.7km/h(停止時間は含まず)

累積標高

5,665m

GPSログ

  • 越えた峠は新地蔵峠、鳥居峠、(湯ノ丸)地蔵峠、麦草峠、大門峠、笠取峠、青木峠、猿ヶ馬場峠の8つ。

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