忘却防止。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-12-31 (水)

2008年のおすすめ記事を書き留めておこう

2008年にあなたが自分で書いた記事の中で「これはおすすめ」という記事を最大3つまで選んでトラックバック送ってください。

【TB企画】あなたのブログの中でおすすめのエントリを教えてください2008: 304 Not Modified

今年も残すところあと1日。

まなめさんのTB企画に今年も便乗*1させていただきながら、

自分のブログで記憶に残った記事を3本選んでみようと思います。

では、行きますぞ。

このブログの「おすすめエントリ2008」

  • 時計の針を動かそう - 忘却防止。
    • 2008年2月。
    • 自分に言い聞かせつつ、ネットの海に言葉を流すように書いた記事。
    • 時計の針が早く進んだと思うときもあれば、いろいろなことが重なって遅く感じてしまうこともあるのでしょう。
    • おそらく、今も旅の途中。時間が止まったときのもどかしさや退屈に耐えられるかどうかも、きっと自分次第。

2009年も、出会いと気づきのある年でありますように。

*1:2007年も参加させていただいていました。そのときに書いたまとめ記事は「2007年のおすすめ記事を書き留めておこう - 忘却防止。」。

2008-12-01 (月)

大好きなブックマーカーに告白するよ。

11月は、読んでいるブログを告白する月*1だったそうです。

ならば、12月が大好きなブックマーカーに思いをぶつける月であってもいいと思いませんか?

ブログからその人を知る、ブクマからその人を知る

ブックマークを手繰っていて興味深いコメントを残している人を見つけると、その人がブログを開いていないかを確かめます。

無理のないペースではてブを続けながら、読ませるブログを書いている人を5名、僕の独断と偏見で紹介してみようと思います。

では、行きますぞ。

 b:id:pollyanna (はてなブックマーク - pollyannaのブックマーク

学術、生活、はてな、ネット系。どんな記事がブクマされるかがまだ読めないのですが…

復職したてのころは、子どもがいることで仕事で引けをとりたくないという気負いと、子どもに淋しい思いはさせたくない、という気持ちでいっぱいいっぱいで、やっぱり神経をとがらせていた。

Entry is not found - 科学と生活のイーハトーヴ

b:id:kanimaster (はてなブックマーク - kanimasterのブックマーク

はてなで注目されている話題を幅広く観測。文章・言葉系の話題と軽妙なコメント。

  • はてブをする動機や目的、というのは自分にとってそのときどきで変わっていきます。
  • 目的の情報を集めるためであったり、単なる時間つぶしであったり、ブックマークコメントを読むためであったり。
  • 情報収集、暇つぶし、頷かせるブックマークコメント。「いつでもそこにいる」ブックマーカーをお気に入りに入れておけば、安心してはてブを楽しむことができるはずです。
  • ブログは「FETISH STATION - FC2 BLOG パスワード認証」。既に更新が停止していますが「BLOG STATION」を個人的には奨めたいところ。
  • ネットでのコミュニケーションが成熟していくとどうなっていくのかを記した記事は、もっと読み継がれてよいものでしょう。

長続きする人間関係を持てる相手は、限られている。
しかし、稀少だからこそ、そういう人間関係は大切なのだと思う。

「オフ会」と「オフラインのつながり」について考える - BLOG STATION

 b:id:katamachi (no title

鉄道系の記事をブックマーク。特に政策がらみの時事ネタを重点的に集めている印象。

まあ、土地を取られるのって、経済合理性や理屈だけでなく、過去からの様々な感情的なモノも絡んでくる。そこらも想像してあげて欲しいと思う。

第二京阪道路と大阪府と芋掘りの想い出。 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月

 b:id:RPM (はてなブックマーク - RPMのブックマーク

ネット界隈の話題。特にネットに向かう自意識に関する話題。

  • ネット界隈で起きるもろもろのことどもに目を光らせる人のことを「ネットウオッチャー」と呼ぶそうです。
  • とはいえ、そうした人のブックマークをそのままお気に入りに入れても、前後の背景を押さえておかないと理解することが難しかったり、嗜好が先鋭的でときに読み続けることが苦しくなるケースもあったり、自分に合ったヲチャーにめぐり合うのは必ずしも容易ではありません。
  • しかし、先人の優れたノウハウを積極的に取り入れてきた氏のブックマークからは、アンテナを各方位に張り巡らせつつブックマークとして記録を蓄積していこうとする試行錯誤の軌跡をうかがい知ることができます。
  • はてなでのブログは「インターネットください」。最近更新が頻繁。

 b:id:yumizou (no title

ネット・言葉・はてな系の記事など。

  • ブックマークする記事が一見似通っていても、記事から受け取る考え方や得るものがまるで違う、ということを教えていただきました。
  • 最近ブックマークは厳選傾向。そのなかでもタグ「no title」を見ているとネットに向かう人たちの息遣いが聞こえてきます。これ注目のタグ。
  • 何のためにはてブしているんだろう? 長くウェブにあること、ってどういうことなのかな? 寝る前PCに向かっているとき、ふと考えることがあります。そこで時折読み返しに行く記事を紹介しましょう。

あくまでも独り言スタイルで、でも読み手がいることを意識して。

はてな

最後に、

はてなブックマークのノベルティセット欲しい! id:hatayasanのおすすめのユーザーは、b:id:RPMb:id:katamachib:id:pollyannab:id:kanimasterb:id:yumizou

これで、いいんですかね?

関連する記事

自分が昔書いたはてブネタにリンクを張っておきます。

2008-03-05 (水)

いつか振り返るためにブログを書く

夢中になっていることでも、いつか思い出になり、あったことすら忘れてしまうとするならば。

どうして書きたくなるのか、そのあたりをほんの少しだけ。

自分は常に入れ替わる

たとえば自分自身を形づくる核のようなものがあってそれが揺るぎないように見えているとしても、その周囲にある感情のセンサーや思考のパターンは、身体がそうであるのと同じように絶え間ない変化に晒されている。

場に身を置いて空気を吸い続けるなかで、時には淀むように、あるいは堰を切ったように。情動や学びの起伏に応じて、旧い記憶は新しい記憶に押されて気づかないうちに入れ替わっていく。

やがて忘れるときがくる

忘れることなどありえないと信じて疑わなかったものが、ある日突然「そのように感じていたこともあった」と静かに横たわる過去として立ち現れるときがある。

はやる気持ちとともに心に刻まれる時間を過ごしていたとしても、少し時機を外すだけで文字に落とすことがためらわれたり、筆を止めたまま無為に過ごしてしまうことは、案外ありがちな話なのだろうか。

だから、楽しくて夢中になれることでもいつか忘れてしまうことがあると気づいたときこそ、価値を見出したものが何であったかを、もう一度見つめてみよう。

書きたくなったときにはそれを書き留めて、自分の引出しにしまいこむ準備を始めればいい。

思い出す場として、気づきを得る場として

まわりの人と書くことが被っていても、以前似たような題で書いていたとしても、動機が自分自身の感覚に根ざしている限り、それを書き残す意味はある。

それが自分にとっては思考のかけらであってもかまわない。思いきってウェブに流してみれば、予想もしなかった気づきが得られることだってあるだろう。

次第に小間切れになっていつか思い出すことすらなくなるかもしれない記憶に向き合いながら、いつでも振り返ることのできる場を用意しておけば、安心して前に進み続けることができるはず。

だって、そのためのブログではありませんか。

関連する記事

忘却許可。: あんたジャージでどこ行くの
「忘却防止。というブログがあるわけで、これつまり、忘れないように記録するよ、ということなんだろうけれど実際は逆だ。つまり、記録するということの意味、記録する理由は忘れるためである。」
自分のブログを取り上げていただいたことを思い出しました。2006年10月。

2008-01-24 (木)

ブログの閉鎖を受け入れる – そっと見送るように

かつては足繁く通っていたサイトが閉鎖されていたり、プライベートモードになっていたことを知ったとき。

ブログを読む習慣を身につけて間もない頃に比べると、受け止め方もずいぶん変わってきたことに気づきました。

個人サイトは、そもそもはかないもの

思ったこと・考えたことをウェブに載せても差し障りのない形で、どこまで表に出すことができるだろうか。

サイトを続けることに真摯であればあるほど、自分の一部を切り出す場面に際して、伝えることと守ることの間で葛藤することは避けられない。

逆に、手軽に更新できてしまうブログだと、それが広く読まれうることを意識する前に思いを流してしまったり、あるいは顔の見えないウェブだからこそ、見知らぬ誰かにメッセージをいつか拾ってもらえることを夢見て、リアルではとてもではないが口にできない本音をつい漏らしてしまうといったことも、ないとはいえないだろう。

それだけに、とりわけ個人の意思だけで切り盛りされるサイトはその人自身の考えや取り巻く事情の影響を直接受けやすく、ふとした節目をきっかけにテキストが突然消えてしまう場面に出くわすのも、新しい記事に出会うのと同じくらい、またありふれた光景のように思える。

だとするならば、読み返したくなるような文章に幸運にも触れることができたのは、たまたまそのブログと近い場所に自分が居合わせたからにすぎないのだろうし、それはそのときに読まれ、必要であれば自分の中に取り込んで根付かせておかなければいけない、そういうものだったのかもしれない。

もちろん、失われるのを惜しむ気持ちがないと言えば嘘になるし、できることならもう少し長い間、思いがけない気づきをその場に通うたびに重ねていたかったとは思う。

だが、一瞬ではあれそのブログから発せられる匂いに惹きつけられたそのときから、その歩みを緩やかにするのも止めてしまうのも、定めるのはそのブログの中の人自身だということも、またわかっていた。

そっと見送るように

更新を止めた旨記したメッセージに目を通したあと、ブックマークを手繰りこれまで読んできた記事を一覧、記憶に残るエントリーページを掘り返す。

文章から立ち上がってきたその人に微かに心を揺らせたときを思い起こしながら、リストに手をつける前にそっとつぶやいてみる。

「お疲れさまでした。また、どこかで会えればいいですね。」

関連する記事

気になるサイトが閉鎖されたときに覚えた感情を書き留めた記事を書き出してみます。

ブログの閉鎖に立ち会うとき - 忘却防止。Bookmark
閉鎖を惜しんで、RSSリーダーのキャッシュから欠片をかき集めて、もうそこにはない記事をブックマークしたとき。2006年7月。
ブログの閉鎖で感じる虚無感 - 忘却防止。Bookmark
はてブのエントリーページでそのブログ在りし日の賑わいを思い起こそうとしたとき。2006年8月。
関心以上、好意未満 - 気になるサイトが消えたとき - 忘却防止。
突然の閉鎖に驚くあまり、サイトの中の人になぜ閉じたのか訊いてみたくなったとき。2007年11月。

ブログの閉鎖や削除に関して、過去に読んだ記事などを掘り起こしてみます。

煩悩是道場
「自らの手によってその死を宣告する自由を誰が奪う事が出来ると言うのであろうか。」
つながるのも離れるのも偶然で自由のなせるわざだとするならば、せめてその偶然に価値を持たせたくなるのは、読む側のわがままなのだろうか。2006年7月。
ブロガーは死なず。ただ閉鎖するのみ。 - TERRAZINE
「基本は「ローカル保存」だ。そうすれば文章そのものが失われることは無い。だが「つながり」を保存することなんて出来やしない。」
文章を手もとに残していたとしても、ブログの閉鎖とともにつながっていた糸は切れてしまうという話。2006年12月。
五年後の目くばせ - 平民新聞
「自分が今、目の前にしているこのモニターにうつる光景、モニターを前にキーボードを叩いているこの瞬間というのは…わりと儚くて、たよりないもんなんだろうなー、という感じはある。」
ウェブでいつも感じることのできる「場」を持ちつづけることは、思いのほか価値のあることなのかもしれない。2008年1月。

2008-01-18 (金)

文章から人を感じたときに使いたくなる言葉を考えると - におい、香り、雰囲気

文章から「人」を感じたときに使いたくなった言葉のことなどを、忘れないうちに書き留めておきたいと思います。

「中の人がもやもやと文章から立ち上がってくる感覚」

たとえば普段購読しているブログから、書いている人の嗜好や考え方がいつも以上に伝わってくるような文章に触れたとき。ブックマークする場合など、コメントについ感想を添えたくなることがある。

「中の人がもやもやと文章から立ち上がってくる感覚」を簡潔に説明するにはどのような言葉を選べば適当なのだろうか、思いつきを並べれば以下のような感じだろうか。

香り - 「中の人の香りを感じました」
  • 洗練された、ややかしこまったイメージ。
    • ともすれば、当人が意識して漂わせるもの。
    • 「香水の香り」
  • いわゆる褒め言葉ではあるのだろう。
    • だが華美で希少性が高いゆえに、その場で完結してしまう。親密、というニュアンスはおそらく含まれていない。
    • 「もう少しその人の文章を読みつづけたい」と願うならば、このような儚くも読める言葉を選ぶのは、おそらく本意ではない。
匂い - 「中の人の匂いを感じました」
  • 当人が意識しなくても、どこからか漂わせるもの。
  • 「香り」がそのときだけしか感じられない刹那的なものとするならば、「匂い」は当人の周りに残り続けるもの。
  • 鼻で感じるだけでなく、心でも感じるもの。内面から滲み出してくるもの。
    • 「懐かしい匂い」
  • ただ、この言葉を使うのは、その人とある程度関係ができていることが前提になりそうだ。
    • その人は自分のことを知っているかどうか、その人とはどのくらいやりとりしたことがあるかなどの確証がなければ、思うことはあっても記すことには勇気が要るかもしれない。
臭い - 「中の人の臭いを感じました」
  • 直截。生々しい。
    • 「まとわりつく臭い」
    • まあ、おどけたりしない限り、人に向けて使うことは滅多になさそうだ。
雰囲気 - 「中の人の雰囲気を感じました」
  • ニュートラルな語感。
    • 「香り」「匂い」「臭い」をすべてカバーする、オールラウンドな言葉。
    • 向こうにいる人との距離感が測りにくいネットだと、とても便利なフレーズのように思える。
  • ただ、無難で踏み外すおそれがない分、記憶には残りにくいだろう。

で、何が言いたくなったかというと

伝えたいことがある場合、こちらと向こうとの間に横たわる距離感に応じて、選ぶ言葉は自然に変わっていく。

それはかしこまりすぎても伝わらないし、逆にくだけすぎてももとの意からは離れてしまう。

そして自分の思いにあてはまりそうな言葉を見つけたときほど、表に出そうとする段になって「これでよいのだろうか」と立ち止まる。

だから、あたかも向こうを気遣うように、いや正確には自分が傷つかないように、球威はないけれどストライクゾーンの広い無難な球で、お茶を濁してしまいたくなる。

相手を、あるいは自分をもう少し深く知ることができれば、もっと確かな形で考えていることを伝えることができるのに、ともどかしく思いながら。