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2011-11-20 (日)

寝台特急「日本海」、2010年11月の思い出

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もう少し生きながらえてくれればと思っていたのですが。

寝台特急日本海」が来春のダイヤ改正で廃止されることが報道されたようです。

JRグループは来春のダイヤ改正を機に、寝台特急日本海」(大阪青森)を、利用客減少や車体の老朽化を理由に廃止する方針を決めた。青い客車を機関車が引く「ブルートレイン」の一つとして旧国鉄時代から親しまれてきたが、今回の廃止で、関西を発着する寝台特急からこうしたブルートレインは全て姿を消す。

 1968年10月に運行開始。88年の青函トンネル開業後は一時、北海道函館を発着するなど、観光客やビジネス客の人気を集めた。最近は新幹線や空路の発達で利用客が減少。現在は片道約15時間をかけ1日1往復運転する。

 ブルートレインは、2008年に京都駅発着の「なは」あかつき」、09年に東京駅発着の「はやぶさ」「富士」が廃止され、現在は「日本海」と、上野駅発着の「あけぼの」「北斗星」が残るだけ。JRは、「日本海」を季節列車として走らせる案も検討している。

no title

廃止がなかば公式にアナウンスされてしまった以上、日常の「日本海」の雰囲気を味わうことはもう難しくなりそうです。

参考までに、昨年11月に「日本海」に乗ったときの様子を書き留めておこうと思います。

2010年11月25日、上り「日本海」の様子

青森駅にて

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青森から大阪に向かう、上り「日本海」に乗って帰ることにした。

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乗ったのは2010年11月25日。新幹線新青森まで開業する数日前だった。

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上り日本海は、青森を19:33に出発。大阪までは15時間をかける。

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今晩はトワイライトエクスプレス塗装の電気機関車が牽引するようだ。

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このごろはLEDに押されて見ることが少なくなってきた、ロール式の方向幕。

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青森ベイブリッジがすぐ真上を通る。

B寝台車の設備

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ドアを手前に引いて車内に入る。

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B寝台車通路の様子。

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B寝台上段。

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B寝台上段。

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B寝台上段。頭上には余裕がある。

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B寝台上段の通路側。荷物置き場に使える。

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B寝台下段。

A寝台車の設備

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A寝台へ。

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A寝台。個室でないA寝台は「日本海」「きたぐに」を残すのみ。

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入口の手前に用意された喫煙スペース。

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A寝台下段。B寝台とは違って通路が真ん中にある。

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A寝台上段。

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A寝台の車番。「オロネ」の「ロ」が剥がれてしまっている。

国鉄型」の車内設備

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車両は、ブルートレインの客車では新しい部類に入る「24系25型」の仲間。

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折戸のドアに記された警告。

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国鉄型の車両のデッキにはよく見られたくずもの入れ。

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冷水機。

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冷水機の横にある紙コップ。

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室温計。

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B寝台通路側の椅子。

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B寝台の各寝台に備え付けの照明。

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夜はこういう雰囲気になる。寝るのを惜しいと思った。

翌朝

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敦賀駅で電気機関車が交代する。

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機関車の付け替えを待つ。

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次の機関車がやってきた。同じ「EF81」型。

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連結作業中。

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作業終了。大阪まであと少し。

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昭和48年製造。

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サンダーバード」に道を譲る。

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琵琶湖沿いを快調に走る。

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青森から15時間をかけて、ようやく大阪駅に到着した。

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大きく変貌した大阪駅2011年5月のグランドオープンを前に工事が大詰めを迎えていた。

動画

始発の青森駅を出発直後の車内放送、翌朝敦賀駅で電気機関車を付け替える場面、終着の大阪駅に到着する前の車内放送を動画に撮っていました。

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YouTube

青森駅を出発した直後の車内放送。3分01秒。冒頭に懐かしいチャイム。

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YouTube

敦賀で機関車が交代するときの併結作業。35秒。

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YouTube

大阪駅到着直前の車内放送。2分42秒。大きく変貌した大阪駅に滑りこむ。


関連する記事

2008年9月の「日本海」様子は、こちらの記事に書き留めています。

このときは、下り「日本海」で大阪から青森を目指しました。

星の寝台特急「日本海」に乗る - 忘却防止。

かつての国鉄の匂いを随所に残す寝台特急、日常の雰囲気をじっくり味わっておくなら、今が最後のチャンスなのかもしれません。

3年前にもこういうことを書いているようですね。

寝台特急、終着へのカウントダウンが近づいてきたのでしょうか。

2010-09-16 (木)

最後の夜行急行電車「きたぐに」に乗る

ようやく、乗ってきました。

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日本海沿いを、夜通し走る急行電車。

お出かけついでに乗ってきた、急行きたぐに」の様子を書いておきたいと思います。

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大阪駅11番ホーム。

夜行列車に乗るなら、始発から乗って出発の雰囲気を味わっておきたいところです。

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昭和42年(1967年)の登場から40年以上。

夜行列車全盛の国鉄時代の空気をそのまま運ぶ電車が、毎日1往復大阪新潟の間を走っています。

国鉄583系電車」。急行きたぐに」で最後の活躍を味わうことができます。

その「きたぐに」を大阪駅で待ち構えました。

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誇らしげな「新潟」の方向幕。

LEDの方向幕が全盛の今、巻き上げ式の方向幕を見かけることが次第に少なくなってきました。

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寝台電車のドアは、段差のある折戸式。

冬はすき間から雪が入り込んで大変だそうです。

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ひとつの列車でありながら、「きたぐに」には、自由席、グリーン車、A寝台、B寝台が連結されています。

全盛期には寝台電車と昼行特急でフル活躍した583系の面目躍如、といったところでしょうか。

これは、自由席。寝台車と共通のゆったりした座席は583系の系統でしか味わえないものです。

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洗面所。

国鉄時代からは、さすがにリニューアルされていました。

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B寝台。

車両によって、赤色のカーテンと青色のカーテンに分かれています。

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グリーン車リニューアルしたシートに交換されていました。

広い天井は寝台車に寸法を合わせた583系ならでは。

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乗客もまばらなグリーン車

出発前から、車内改札が始まっていました。

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写真撮影に勤しむ家族を見かけました。

登場から43年を過ぎても、風格は健在のようです。

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583系が登場したのが1967年。

きたぐに」に使われるようになったのが1985年

国鉄民営化されたのが1987年

JR24年目の今が2010年。

国鉄時代よりも長い年月を、JRになってから走り続けてきました。

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B寝台。カーテンは青。

今晩はこの車両の下段を予約しました。

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寝台の番号は、カーテンに立派な刺繍が縫いつけられています。

自分の寝台の番号を間違うこともありません。

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きたぐに」のB寝台は3段式。これは下段。

出発する時刻が23時過ぎのため、既にシーツも寝台もセットされていました。

幅も広く快適なため、下段の寝台料金は中段や上段に比べると少し割高の価格が設定されています。*1

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中段と上段へは、垂直のはしごを登って体を滑り込ませることになります。

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中段。

寝台の幅は70cm。荷物を持ち込むと少し窮屈そうです。

寝台の上に露骨に見える荷棚が、なんとも無骨さを醸し出しています。

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上段。

体をねじ込ませるような感覚でなければ、たどり着くことができません。

天井のRが迫っていて、長時間乗ると圧迫感を感じてしまいそうです。

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上段から車内を見下ろしたところ。

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中段と上段のカーテンには、通気口が設けられていました。

カーテンを締め切ったままだと、換気が行き届かないためでしょう。

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マジックテープを開くと、換気することができました。

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年代を感じさせるクーラー

個別に調整しないとだめだそうです。

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昔は、急行列車や特急列車で見かけることの多かった「便所使用知らせ灯」。

JRになった今だと、どのような呼び方をするのでしょうか。

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座席や洗面所がリニューアルを受けても、「JNR(国鉄)」のマークはひっそりと息づいているようです。

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肘掛に内蔵されている灰皿とテーブル。

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出発の直前、胸が高鳴るひととき。

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40年以上走り続けていても、手入れが行き届いているのか寝台にもくたびれた様子は感じません。

それでは、おやすみなさい。

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A寝台車の片隅には、昔喫煙スペースとして設けられていた座席がありました。

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直江津駅の急行きたぐに」。

横にいるのは115系でしょうか。いずれも、国鉄時代から走り続けている車両です。

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JRには、急行列車はもう数えるほどしか残っていません。*2

この「きたぐに」は、最後の夜行急行電車なのでした。

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直江津でしばらく停車したあと、新潟に向けて走り始める「きたぐに」。

2014年北陸新幹線金沢まで開業すると、金沢から直江津までは並行在来線としてJRからは経営が分離される予定です。

そのとき、「きたぐに」はどうなっているのでしょうか。

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後ろ髪をひかれるように長岡で「きたぐに」を下りて、上越新幹線「Maxとき」で東京に向かいました。

最後の夜行急行電車「きたぐに」。もう一度くらい乗れるかな。


きたぐに」に乗る前に読んでおきたい雑誌2冊

鉄道ジャーナル 2010年 05月号 [雑誌]

鉄道ジャーナル 2010年 05月号 [雑誌]

鉄道ジャーナル 2009年 03月号 [雑誌]

鉄道ジャーナル 2009年 03月号 [雑誌]

*1:上段・中段=5,150円、下段=6,300円。

*2:現存する毎日運行の急行列車は「はまなす」「きたぐに」のみ。

2009-01-01 (木)

「西日本乗り放題きっぷ」で元旦のグリーン車を楽しむ

元旦に乗り放題、してきました。

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JR西日本管内の新幹線特急列車が乗り放題になる「年末・年始西日本乗り放題きっぷ」。

グリーン車用は、元旦のみ有効の1日券で18,000円。

ずっと気になり続けていた列車に、時間の許す限り乗ってみることにしました。

おおまかな行程など

おおまかな行程は新大阪から博多を新幹線で往復、新大阪から富山を在来線で往復、新大阪から広島を新幹線で往復、というもの。

もうすぐ乗れなくなる車両、乗りたくて仕方なかった車両を意識して選んでみました。

列車別の記録など

1. 新大阪 - 小倉 ひかり441号(500系)

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朝イチの新幹線でまずは博多へ。元旦限定の500系。

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出発前、胸が高鳴ります。

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いざ、グリーン車へ。

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500系のグリーン車の座席。枕があるのが特徴。

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この枕、柔らかく包み込まれる感触が素晴らしいです。

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落ち着いた照明が心地よい感じ。

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500系は車体を丸く絞ったため、網棚のスペースはやはり狭い模様。

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"We are now travelling at 300km/h." 岡山から福山の間で、1度だけ300km/hの表示が出ました。300km/hの営業運転を世界で最初に達成した500系ならではのサービスです。

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N700系に圧されて「のぞみ」からの引退が迫る500系。グリーン車を組み込んだ16両編成の勇姿が見られるのも、あとわずかです。

2. 小倉 - 博多 こだま761号 700系

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小倉から博多までは700系に試し乗り。

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先頭と最後尾に青い文字で「JR700」のロゴのある700系は、JR西日本の所有する700系。

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JR西日本の700系のグリーン車の座席。500系のグリーン席から枕を抜いたような感じでしょうか。

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3両あるグリーン車でも、乗客は自分ひとりでした。

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洒落た内装が素晴らしいです。

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驚いたことに、博多に近づくにつれ吹雪模様に。

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博多。元旦のせいか、閑散としていました。

3, 4. 博多 - 博多南 763A 100系

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博多から1駅だけ、新幹線であって新幹線ではない線に乗ることにします。「博多南線」といいます。

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100系。昔2階建ての車両をつないでいたことがありましたね。

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グリーン車の座席が普通車に移植されています。座席の前後の間隔が狭いわりにはどっしりしていて落ち着きません。

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工事中の九州新幹線の高架が見えてくれば、もう博多南。博多から10分。

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博多南駅。駅舎はJR西日本、駅員はJR九州の社員です。

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駅には自動改札機が。

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駅のそばにある新幹線の車両基地「博多総合車両所」。折り返しの便ですぐに博多に戻ります。

5. 博多 - 小倉 のぞみ176号 300系

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最近は「ひかり」「こだま」でよく見る300系。臨時の「のぞみ」で活躍しているようでした。

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300系のグリーン車の座席。座り心地に申し分はありません。

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新幹線グリーン車には、車内誌「ひととき」と「WEDGE」が常備されていました。

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この300系はJR東海の所属。先ほど乗ったJR西日本の車両に比べると、内装をシンプルに感じてしまいます。

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300系は間接照明を使っているのが特徴。

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小倉で下車。

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この300系も、N700系と世代交代する形で平成23年には姿を消す見込みです。

6. 小倉 - 新大阪 のぞみ20号 N700系

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ようやくN700系のグリーン車に乗るときがやってきました。

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N700のグリーン車の座席。一見たいしたことがないように見えるのですが…

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肘掛けには、見慣れないリクライニングのつまみが。シートを倒すと座面も沈み込む「シンクロナイズド・コンフォートシート」。吸い付くような感触を繰り返して味わったのはいうまでもありません。

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停車駅を絞った速達の「のぞみ」だけあって、小倉からでも4割程度は埋まっていました。

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N700のすべてのグリーン席にはモバイル用コンセントが設置されています。ケータイを充電して後半に備えることに。

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大阪。心地よい2時間があっという間に過ぎてしまいました。

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東京に向かう「のぞみ」を見送るスタッフ。見ていてこちらの身も引き締まるようでした。

7. 新大阪 - 金沢 雷鳥89号 485系

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大阪からは北陸を目指すことに。国鉄の時代から活躍する「485系」も40年選手。

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この485系も2年後には引退が決まりました。波打つ車体が車齢を感じさせます。

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「雷鳥」用485系のグリーン席。2列+1列に改装されています。

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車内は静かでゆとりがあるのですが、先ほど味わったばかりのN700系と比べるとくたびれた印象は隠せません。

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鯖江駅。ずいぶん雪が深くなってきたようです。

8. 金沢 - 富山 はくたか19号 681系

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金沢から富山まで。

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グリーン席。枕の柔らかさが普通ではありません。

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新幹線より構えがどっしりしています。普通車では決して味わえないこの贅沢感。

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ソファに座らせていただくような感じとでもいえばよいのでしょうか。

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心憎い間接照明。JR西日本はこういうシックな雰囲気を作るのが得意のようです。

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名残惜しみつつ富山で下車。

9. 富山 - 新大阪 サンダーバード44号 683系

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富山から大阪に引き返します。

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サンダーバード」は人気列車。キャンセル待ちで粘って、当日の博多駅でようやくグリーン席が取れました。「はくたか」の681系とほぼ仕様は同じですが、枕がやや硬い感じでした。

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富山から京都まで気持ちよく眠りこけてしまいました。しばしの休息です。

10. 新大阪 - 広島 のぞみ51号 N700系

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もう少しだけがんばることにしました。

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午前中に乗ったN700のグリーン席の感触が忘れられなかったのです。

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JR西日本のN700系のようですね。

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JR東海とJR西日本と、N700では内装はほぼ共通のようです。

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デッキのそばの席をあてがわれました。テーブルでPCを広げて作業することも楽にできそうです。

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長く雰囲気を味わっていたいのに、どんどん進んでいきます。

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停車駅を絞った「のぞみ」は、山陽新幹線の区間でも安定した需要があるようでした。

11. 広島 - 新大阪 のぞみ500号 700系

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広島駅。最終ののぞみで大阪に戻ります。

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JR西日本の700系。落ち着いた内装の車両に出会えるとはラッキーでした。

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名残惜しみつつ新大阪へ。夢のような1日が終わりました。

雑感

きっぷの使用感
  • 1日18,000円(普通車用だと15,000円)でJR西日本管内の新幹線を含めた特急列車のグリーン車が乗り放題。
  • 山陽新幹線を絡めないと元を取るのは案外難しそうだけど*1、普段は敷居の高いグリーン車に定額出せば自由に乗れることは間違いない。その意味ではかなり使いでがあるきっぷといえそうだ。
気になったこと
  • 1日限りとはいえ、グリーン券取り放題、というのは窓口でもいい気分だった。
  • ただ、発券履歴のチェックもなく事実上無制限にグリーン席を予約できてしまう、というのはちょっと緩すぎると思った。
  • このきっぷの話題を扱った掲示板を見たり、列車の予約状況と実際とを比べてみて感じたのは、悪意ある使い方を防ぐ仕組みが用意されていない、ということ。
  • たとえば夜行列車きたぐに」や新幹線「のぞみ」のグリーン車の窓際と通路側の席を1人しか乗らないのに(発券場所は別で)押さえたり、珍しい列車のきっぷを乗らないけど押さえたりすることもその気になれば簡単にできてしまう。
  • だから、予約画面上は満席だけど実際はガラガラで走る列車が出てくる。
  • 乗り放題きっぷ1枚あたりで発行できる指定券の枚数を制限するとか、きっぷの単価をもう少し下げて1枚あたり500円程度の発券手数料を取るとか、そのあたりの手を打てばそういういたずらは抑えられるかと思われるのだけど…。

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JRからのお年玉みたいなものだったのでしょうね。

*1グリーン車用だと、大阪から北陸往復で若干元が取れる程度。山陽新幹線の新大阪-博多なら片道で元が取れてしまう。

2008-09-15 (月)

もっと、遠くへ行きたいな

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せっかくなので、行ってみることにしました。

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「白鳥」で津軽海峡を渡ります。

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30年選手ですが、

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車内はリニューアルされて快適です。

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青函トンネルの直前にある駅で。モデルは青函トンネルが開業したころの特急列車でしょうか。

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函館駅ではちょうど札幌行きの特急が発車するとき。北に向かいたい思いをおさえるのに必死でした。

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函館駅。駅舎が新しくなっていました。

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朝市を歩いて、

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指をくわえつつ、すぐに駅に戻ります。

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函館市電。路面電車が走っているのですね。

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大沼駒ヶ岳が車窓に。一度見ると忘れない山容。

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八戸から東京までは東北新幹線「はやて」で。

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車体にはりんごを思わせるロゴが。

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実物のりんごを思い出して、なるほどと思いました。

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なんだか、わくわくしてきますね。

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3時間しか乗れないのを残念に思いました。

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スキー客を見込んでいるのか、デッキに荷物置き場があって助かりました。

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流れる景色の速いこと。

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あっという間に東京へ。

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すぐに東海道新幹線に乗り継いで、

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地元へ。降りてしまうのが名残惜しいです。


9月15日(月)は、青森から地元京都へ帰る日。

朝は函館まで足を伸ばして朝市を軽く散歩。北海道に2時間だけ滞在したあと

函館から八戸までは特急「白鳥」、

八戸から東京までは東北新幹線「はやて」、

東京から京都は東海道新幹線「ひかり」*1

乗っていた時間はそれぞれ3時間、3時間、2時間半程度。

ゆきの「日本海」では倍近い時間をかけて走っていたのを思うと、ホント速いです。

東京駅で京葉線地下ホームに足を運べなかったのが心残りだったのです*2が、また次の機会にしましょうか。


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さて、こんどはどこへ行く?

*1:「レール&レンタカー」のきっぷでは乗車券2割引、特急券1割引。ただ「のぞみ」の特急券は割引対象外だったので…

*2:発車ベルが荘厳。「東京駅発車メロディー(地下ホーム)Tokyo station Underground Departure melody」などのページで聴ける。

2008-09-11 (木)

星の寝台特急「日本海」に乗る

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星の寝台特急、乗りました。

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今日は大阪駅までやってきました。もちろん、始発の雰囲気を味わうため。

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大阪から青森まで、約1,000kmを17時間かけて。

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B寝台の車内はこんな感じ。

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B寝台は2段式。上段の様子。

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上段。寝相が多少悪くてもベルトが止めてくれるので心配は無用。

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上段から見たらこんな感じ。意外と広い。通路側を枕にして、窓側に足を向けるのが一般的。

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寝台使用中は禁煙。個室ではないので、貴重品は身につけて眠らなければなりません。

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乗客を待つ下段寝台。木曜夜発なのに、この日は上段に空きが少し残るくらいでほぼ満席。

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冷たい水を飲める冷水器。少し前までは新幹線にもついていましたが、いつの間にか見られなくなってしまいました。

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洗面所はリニューアルされていた模様。

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それでは、ちょっと車内探検へ。

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日本海」には、開放式のA寝台車が連結されています。A寝台=グリーン車みたいな感じ。*1

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A寝台車の一角に設けられた喫煙スペース。時刻表を手繰りながら空想旅行。

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金沢駅。停車時間の合間を縫ってジュースを買いに走ろう。

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それでは、いい夢が見られますように。

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夜明け前、軽快な車輪の音で目を覚ます。列車は日本海沿いを走っているところ。

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5時40分、秋田。3分の1くらいの乗客が下車。

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流れる車窓を眺めながら朝を迎えるって、なんて贅沢なんだろう。

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懐かしい「センヌキ」。テーブルに備え付けられている「国鉄もの」。

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はしごに記された注意書き。

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青森駅には8時34分に到着。

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長躯1,000km客車を引っぱってきた電気機関車。おつかれさまでした。


9月11日(木)は、寝台特急日本海」に乗ってみました。

ここ数年遠出するときは決まってクルマを使っていたのですが、関西から青森までの距離は最短距離でも約1,000km。

アプローチで楽をするために、鉄道を久しぶりに使ってみることにしました。


かつては「ブルートレイン」と呼ばれていた寝台特急も、ダイヤ改正のたびに先細りする一方。

この「日本海」も以前は2往復が走っていましたが、2008年3月のダイヤ改正で1往復に削減。

同改正で「なは」あかつき」「銀河」も同時に廃止*2されて、大阪発の寝台列車は「日本海」を残すのみになってしまいました。*3


かつての国鉄の匂いを随所に残す寝台特急、日常の雰囲気をじっくり味わっておくなら、今が最後のチャンスなのかもしれません。

*1:「日本海」の開放式A寝台車の乗車記は、「特急「日本海2号」プルマン型開放式A寝台の乗客たち。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月」に詳しいレポートがされている。

*2:このあたりの鉄道ファン的な考察は「「富士」「はやぶさ」「銀河」「なは」「あかつき」が廃止されるという記事 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月」が詳しい。

*3:座席車両も混じった夜行列車なら「きたぐに」も大阪始発。