新型インフル入院1万人超える 8割が14歳以下、現在も約2千人が入院中とみられる

新型インフル入院1万人超える 8割が14歳以下





 厚生労働省は2日、新型の豚インフルエンザに感染して入院した累計患者数が1万人を超えたと発表した。調査を始めた7月下旬から今月1日までに1万487人が入院し、そのうち14歳以下が8929人で85%を占めた。現在も約2千人が入院中とみられる。



 入院患者のうち、持病のある人は35%の3697人。病気別では、ぜんそくなどの慢性呼吸器疾患が最も多く、続いて慢性心疾患糖尿病など。妊婦は36人だった。



 男女比は、男性(6708人)が女性(3779人)の1.7倍だった。厚労省は「男性が多い理由は不明」としている。



 一方、インフルで休校や学年・学級閉鎖をした保育所や小中高校などは、11月28日までの1週間に全都道府県で1万5656施設だった。大半は新型インフル患者とみられる。前週(1万5682施設)とほぼ同じ。1週間の患者数は約23万2千人だった。Asahi.com

新型インフルエンザバスター

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