Hatena::ブログ(Diary)

hatehei666の日記

2016-12-04

いわき交響楽団演奏会で思った事

06:24

 「その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった」(創世4:21)

 今の管弦楽の基礎となる楽器は、創世記の早い時期から登場しています。

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 2016年11月6日、通っている教会の会員がヴァイオリン奏者の一人となっているいわき交響楽団の演奏会に行って来ました。

 その方からチケットを無料で頂いたので、行く事が出来ました(苦笑)。

 素人集団なので応援して欲しいという事でした。礼拝後急いで出かけたので、ウイーンフィルなどと違うから、駐車場は余裕かなと思っていたら、とんでもない間違いでした。どこも満杯で、一緒に行った人の知り合いの駐車場に置かせてもらいました。あとで訊いたら、過去最高の人数だったとかで、むべなるかなでした。

 曲もベートーベンピアノ協奏曲5番「皇帝」、シューベルト交響曲「未完成」、ベートーベン交響曲8番という、名曲ばかりだったのが、影響したのかもしれません。

 いわき市のアリオスホール、アンケートもあったので、後部中央に腰掛けて注意深く聴きました。

 全曲通し正面奥左手のフルートがよく響いていました。まさに上記聖書にあるような巧みな演奏でした。気づいたのが、皇帝の11分過ぎくらいで出て来る管楽器ピアノとの「掛け合い」の場面で、トランペットがそれほど高く響かなかった事でした。

 実はいわき市吹奏楽声楽が盛んなところです。県としてもトップレベルです。それでヴァイオリン奏者にあとで訊いたら、私が感じた事と一致していました。つまり吹奏楽はひたすら皆と歩調を合わせる事に重点が置かれており、一人目立つというのは駄目です。ところが交響楽となると、逆に目立つ形で高らかに吹かなければなりません。

 でも楽団で管楽器の奏者が不足すると、吹奏楽をやっている人を引っ張って来る事が多々あり、そうした見せ場では普段と違うので、その人は萎縮してしまうそうです。

 なるほどなあと思いました。すると教会の奉仕は吹奏楽派の人々の集まりになります。ひとり目立つのは神の不名誉となるからです。

 未完成の出だしのチェロコントラバスによる重低音の響きは、こうした生演奏でないと分からないほど、ずしっと重く感じました。

 最後の8番交響曲は、こちらもうかれたくなるほどテンポが良かったです。でもこれも上記ヴァイオリン奏者に言わせると、楽譜の指示通りにやると、あとで非常に腕が疲れるそうです。そいういう事も訊いて初めて分かります。

 アンコールはシューベルトのロザムンデからの有名な間奏曲。うっとりしました。シューベルトを2曲も聴けるなんて至福の時でした。

 これから始まるクリスマスの賛美も、その方が指揮を引き受けてくれて練習に励んでいます。救い主の降誕を讃えるもので真剣勝負です。

 

SPYBOYSPYBOY 2016/12/04 08:49 さすが、いわき市は福島の中心都市ですね。ホールも立派です。
<つまり吹奏楽はひたすら皆と歩調を合わせる事に重点が置かれており、一人目立つというのは駄目
なるほどなあと思いました。ここだけ読むと北朝鮮や大日本帝国的、とも思ったんですが(笑)、短絡的に判断してはいけませんね。

iireiiirei 2016/12/04 09:30 まあ、交響曲は、それぞれの楽器の個性を前面に押しだしてナンボのもんか、と思います。
ただ、私のCD蔵書では、好きではないのか、交響曲の演目はさほどありません。

私がシューベルトの曲で、もっとも好きなのは歌曲集「白鳥の歌」の13番目「ドッペルゲンゲル」です。ピアノと歌唱だけで、一つの小宇宙を作っています。

hatehei666hatehei666 2016/12/04 16:23 SPYBOYさんへ
演奏会の2日後、ヴァイオリン奏者の方(浪江町出身で専門は音楽ではない)と話をしましたが、弾きながらその事が分かったそうです。それで次回(チャイコフスキーの交響曲5番がメイン)は、交響楽団で管楽器をやっていた人を引っ張ってこようという事になったそうです。
その方が一番心配したのは、一緒に練習する機会が少なかったいわき出身の若いピアニストの事で、うまく管弦楽と合うかという点でした。けれども、当日堂々とこの大曲を弾きこなしていました(笑)。来年チケットもらえたら、また必ず行きます。

hatehei666hatehei666 2016/12/04 17:04 iireiさんへ
シンフォニーとはそういうものでしょうね。チャイコフスキーの第四番など最初から轟く管楽器で始まりますから、吹奏楽出身の方は、もしこの曲が選ばれたら、相当びびるかも。
私はシューベルト『白鳥の歌』13番は、いかにも貴兄らしいなと思いました。青春時代の苦悩をご自身に重ねての事でしょう。ドイツ語で歌っておられる貴兄の姿が浮かんできます。私はと言いますと、白鳥の歌の最初のあたり、冬の旅も同様で、なぜか後ろのほうまで続きません(泣)シューベルトもまたシンフォニー『グレイト』を含む全曲、21番までのピアノソナタ等々ばかり聴いています。

yonnbabayonnbaba 2016/12/04 18:17 音楽は(も)全然詳しくないのですが、ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」は初サラリーで買った自分にとって一枚目のLPレコードでした。次の給料日が来て2枚目を買うまでそればかり聞いていたので、「皇帝」だけは私としては聞き込んだ曲で、思い出深いです。

hatehei666hatehei666 2016/12/04 19:16 yonnbabaさんへ
そうでしたか。最初のLPレコードが皇帝!私は勤めに出て最初のボーナスで買ったのが、パイオニアのコンポステレオでした。
お互いに懐かしい思い出ですね。
だけど以後は、やれスピーカーはどこが最高に良いとか、専門のクラシックの店にゆくと、これが最高、あれは駄目とか、いろいろうるさい自己中心の人が多く、私はついてゆけないので自慢話とか一切やめました。聖書的でもないですし(苦笑)
純粋に神の賜物として管弦楽を楽しむという事が大切だと思っています。
その意味で全然詳しくなくても良いではありませんか(笑)

2016-12-01

津波と福島第二原発

19:44

 「あなたがたは、わたしを恐れないのか。──【主】の御告げ──それとも、わたしの前でおののかないのか。わたしは砂を、海の境とした。越えられない永遠の境界として。波が逆巻いても勝てず、鳴りとどろいても越えられない」(エレミヤ5:22)。

f:id:hatehei666:20161201173450p:image:medium:left画像は福島民報サイトからお借りし、一部改変。

 2016年11月22日に震度5弱の地震が起きた福島では津波警報が出され、私が住む勿来では大丈夫でしたが他では生じ、特に福島第一、第二原発では1メートルの津波が観測されました。3・11の津波は15メートルほどとされているので、この1メートルというのはたいした事がないと思うでしょうが、防潮堤が全く手付かずの状態で(いわき市の四ツ倉、久ノ浜地方までは確認していますが、隣接する広野町から北はアクセス出来ず不明です)、実際第一、第二とも不具合が生じました。他のプラントならとにかく、原発に関しては絶対あってはならない事です。

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 福島民報によると、第一原発では1〜4号機の「原子炉建屋の取水口付近から海への放射性物質の流出を抑える水中カーテン『シルトフェンス』が損傷した」とありました。規制委などは、そうした津波による汚染水の海洋への大量流出を懸念しています。今回はそれによる汚染水流出はなかったようです。もし大量流出があったら、試験段階の漁業に相当な影響を与えたと思います。その他海水の放射線を測定する機器が停止していました。廃炉にする第一原発では、このようなミスは日常茶飯事とも言えるでしょう。画像右はシルトフェンス東電提供。

 問題は第二原発です。報道では3号機(上記画像の右から2番目)で、使用済み核燃料プールの冷却機能が約1時間半停止したそうです。そのプールには使用済みと未使用の燃料棒が2,544本保管されており、停止時のプール表面表面の水温は29.3度、冷却停止で1時間半後29.5度となりました。管理上の制限値は65度で、まだ7日間の余裕があったそうです。

 これをどう考えるべきでしょうか?たった0.2度と軽視すべきなのか、警報で出ていた3メートルを越える津波が到来したら、ここも結構危なかったのではないかと危惧するべきなのか、私には分かりません。やはり他にもダストモニター機器の停電がありました。

 東電は二日後、冷却停止は、プール脇にあるタンク内の水位低下だったとの見解を示しています。

 いずれにせよ、当事者にとっては些細な事かもしれませんが、原発ではあってはならないという点を再度強調したいと思います。

 これを受けて内堀福島県知事は、首相官邸で行われた政府主催の全国知事会議で、「県全体に大きな不安を与えた。こうした状況を含め、県内原発の全基廃炉を改めて要請する」と発言しましたが、居合わせた経済産業政務官は、全基廃炉には全く言及しなかったそうです。

 東電政府も、この第二原発廃炉の事にはこれまで全然触れていませんでしたが、こうした津波による「緊急事態?」でも、口を閉じたままです。やはり再稼動を狙っているといわれても仕方がないと思います。

iireiiirei 2016/12/01 21:20 だいたい、原子炉本体の放射線排出量より、燃料プールのまき散らす放射線が90倍ほどと推計した小出助教の立論からすれば、地震が来るたびに、燃料プールのご機嫌をとらなければならないなんて、愚かで理不尽なことです。

hatehei666hatehei666 2016/12/02 06:40 iireiさんへ
小出さんの本は相当読んで来ましたが、勉強は専ら原子炉本体の放射能のほうで、今回やっと燃料プールのほうへ本腰を入れるようになりました。しかしご指摘の90倍というのは初めて知りました。
すると今回の地震による津波は、政府も東電も報じてはいませんが、かなり肝を冷やした事でしょう。3・11以来初の津波も、時期早々で想定外だったと思いますから、防潮堤の本格的な建造をあわてて始めるでしょう(東電の造った仮のものはあるそうですが)。
5年11ヶ月でまだこんなミスばかりです。「世界に誇れる凡ミス」、福島だけでなく、全国の原発を即廃止して欲しいです。

2016-11-27

福島第一原発事故で放射線被ばくした元作業員の白血病労災認定2例目

17:44

 わたしの目は彼らのすべての行いを見ているからだ。彼らはわたしの前から隠れることはできない。また、彼らの咎もわたしの目の前から隠されはしない」(エレミヤ16:17)

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画像はネットより借用。

 2016年11月18日の福島民報には、福島第一原発事故により放射線被ばくした事例について、2つの記事がありました。

 1つは国連放射線影響科学委員会によるもので、福島第一原発事故の被ばく影響に関する追跡調査の結果を説明しました。

 それによりますと、福島第一原発による被ばく量は、チェルノブイリと比較すると、予防的措置を講じた為、「極めて低い」と結論付け、今後も「がんの発生率の明らかな増加は考えられない」との見解を示しました。

 一方子ども甲状腺がんについては、発生状況がチェルノブイリとは大きく異なり、「網羅的で高精度の検査により、通常は発見できない小さながんが見つかり、有病率が上昇する傾向を示している」と指摘しました。

 これは福島県立医大や相馬中央病院、南相馬市立総合病院等がずっと唱えて来た見解に沿ったものです。主流派のデータであり、そうでない少数派のデータが出揃っているわけではないので、素人の私が何か言える段階ではありません。

 2つ目は1つ目の総括的なものとは異なり、歴然とした白血病というがんの発生に関わるものです。福島第一、第二原発(後に玄海原発)の元作業員で、放射線被ばくにより白血病発症しだ40代男性の事です。実はこの事故では初めて労災と認定されました。2015年10月の事です。それを受けて2016年11月22日、東京電力損害賠償を求め提訴する事になった、というのが記事の内容です。

 この労災認定は極めて困難です。被ばく開始から1年を超えた後に発生した白血病であること、年間の被ばく線量が5ミリシーベルト放射線管理杭区の基準)以上であることなどが主要な条件です。それで福島原発事故では、これまでこの男性を含め、たった2例しか認定されていません。以下に2例纏めておきます。

  労災認定    病名   累積被ばく  年齢性別

 2015年10月 白血病  19.8mSv  40代男性  2016年11月22日東電提訴

 2016年 8月 白血病  54.4mSv  50代男性

 この40代男性の履歴を詳しく見ると、2011年10月〜2013年12月、福島第一、第二原発玄海原発で溶接作業を行い、少なくも累積19・8ミリシーベルト被ばくし、14年1月白血病と診断されました。第一原発では15.7ミリシーベルトだったそうです。

 2例目の50代男性は、福島第一原発で2011年4月〜2015年1月、主として瓦礫撤去などの作業を行い、少なくも累積54.4ミリシーベルト被ばくし、15年1月白血病と診断されました。この男性の詳細は分かりませんが、今年8月の時点では通院治療中で、おそらく今後東電を訴えるものと思われます。3年9ヶ月で54.4ミリシーベルトはかなりの量です。

 ちなみに2011年3月の事故以後から15年8月までに、累積被ばく量が5ミリシーベルト以上だった作業員は2万1千人を超えているそうです。

 一般市民の場合は累積被ばく量が5ミリシーベルト以上でも、労災認定される制度は無い、とネットにありました。

 労災労働基準監督署の管轄ですが、厚生労働省出先機関とウイキにありました。とすれば実質国が第一原発事故での放射線被ばくと、その作業員の白血病発症との間に明確な因果関係を認めた事を、「2例もあるのか」「たった2例だけか」と受け取るのか、うかつに看過出来ない問題だと考えます。

 「彼らは、わたしの民の傷を手軽にいやし、平安がないのに、『平安だ、平安だ』と言っている」(エレミヤ6:14)。

iireiiirei 2016/11/27 22:08 一般市民が仮に白血病を発病し、その原因が放射線だったと認められたら、どの機関が補償するのか、気になります。

hatehei666hatehei666 2016/11/28 15:52 iireiさんへ
おそらく現在は厚生労働省など全く動かないでしょう。一般市民の白血病が多発した段階で、何か法を作らないとまずいかなと思うでしょうが、それを後押しするのが、私たち市民の圧力ではないですか。労災認定されたこの最初の方も、立派な弁護士がついていますから、一般市民へも敷衍して提示してくれると期待します。

2016-11-23

福島県で震度5弱の地震

18:33

 「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります」(マタイ24:7)。

 2016年11月22日朝5時59分、ちょうど起きるつもりでベッドに腰掛けていた時、強い地震がありました。震源いわき市沖で震度5弱、震源の深さは当初10キロと報じられました(あとで25キロに訂正)。マグニチュードは7・3(あとで7・4に訂正)で、ラジオのニュースでは、その影響は宮城県仙台市茨城県北部などに及び、かなり広域に及んだと思いました。翌日のニュースで、東日本大震災以来の大地震という事を知りました。

 とにかくすぐ防災本部のサイレンが鳴り、半日以上続きました。またヘリコプターが私の家の上空などを旋回し続けていました。テレビを持っていないので、NHKラジオアナウンサーの声に耳を傾けていました。

 阪神大震災には姫路の北で遭遇しました。初期微動の様相はこれまで経験した事が無く、これは一体何だ?もしかしたら地震?という感覚で身構えていたら、そのあと強烈な横揺れが始まり、家がひし形にゆがむ感じになりましたが、もう1〜2秒続いていたら、そのまま2階が潰れるだろうというところまでゆきました。

 東日本大震災の時は自宅がある松戸のマンションの直ぐ近くの工場付近で経験し、女子社員がパニックに陥っている時、その工場の金網に掴まりながら、電柱が倒壊しないかどうか眺めていました。これがあの大津波を引き起こした地震かとあとで知りました。

 ところが今回いわき市沖の地震は、極めて強かったものの、モノが落ちて来ない、これは家屋の被害ではなく、又しても津波かと直感しました。案の定地域防災の放送も、NHKの放送も、津波が来るとの強い警報を出しました。NHKアナウンサーは、かなり興奮気味に、「津波が来ます。早く高いところへ逃げて下さい。高いところがないなら、ビルの屋上など少しでも高いところへ逃げて下さい。東日本大震災を思い出して下さい。一刻の余裕もありません。とにかく振り向かず、近くの人と声を出し合って逃げて下さい。津波の高さは3メートルです。或いはもっと高くなる可能性もあります」と絶叫調で伝えていました。これでは誰もが恐怖心を抱き、早く逃げたと推測しています。

f:id:hatehei666:20161122100048j:image:w360:left 写真左:防潮壁の右奥の切れた所に勿来海水浴場があります。その直ぐ右を国道6号が通り、その隣が常磐線です。3・11の時、そこまで津波が来たという標識があります。

 でも私などは、その為の防潮壁ではなかったかという醒めた見方をしていました。あり得る事は勿来海水浴場のように、そこだけ防潮壁が切れているところ、また直ぐ近くの蛭田川のように、河口から遡上してくるもの位ではないか、万里の長城の如く延々と続く巨大なコンクリの塊は、幾ら3メートルを越える津波といっても、それをかなり防げるはずだなどと思っていました。

 それでもアナウンサー小名浜港に近く据えたカメラを見ながら、「あっ今引き波が来ました。海水が沖に流れています。これが途中で向きを変えてもっと増幅した形で海岸を襲って来ます。既に小名浜港で高さ60センチ、相馬港で90センチ、北茨城では50センチ…などと告げ、遅れて仙台港では1メートル40センチと数値を挙げながら、とにかく逃げて下さい」と煽っていました。勿来では午後2時頃警戒警報が注意報に変わりましたが、その直前勿来海岸までデジカメを携えて見に行きました。そんな緊迫した状況でなく、夏に泳いでいた時と変わらぬ印象でした。そして震源の深さ30キロと訂正して報じられた時、もう津波は来ない大丈夫だと思いました。

写真右下:中央付近に見えるのが常磐共同火力発電所で、その奥のほうに小名浜港があります。火災が発電所のすぐ近くで生じましたが、まもなく鎮火

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 しかし汗ばむ陽気で家に戻ったらぐたっと疲れました。ベッドで横になろうとしたら、そうはさせじと、強弱織り交ぜた余震が20回くらいあり、眠る事は出来ませんでした。

f:id:hatehei666:20161122173749j:image:medium:leftブログ仲間のo-uiriさんがいち早く助言してくれました。感謝です。

 その緊張の原因はこれ(左写真)。北隣との境をなすコンクリ壁の大きな亀裂です。3・11の時に出来たもので、地面が我が家に向かって深く傾斜し、私がその穴埋めで、裏の土砂崩れの土を運んで埋めていたので、その危険性が良く分かります。フェンスは我が家に向かって膨れています。それが崩れると、我が家の裏の風呂場や台所はすぐ埋まってしまうでしょう。

 警報解除でほっとしたものの、本震・余震が後々影響を与えるのではないかという懸念は残りました。

 とにかくNHKアナウンサーの言うような、3メートルを越える津波が来なくて良かったです。3・11の時宮城県石巻市の大川小学校の悲劇があり、また上記常磐共同火力発電所のすぐ後ろのいわき市岩間町が壊滅状態になった(https://www.youtube.com/watch?v=dN10Oe6PZXo)ことも踏まえ、避難を遅らせてはならないという切羽詰った様子は感じられました。

iireiiirei 2016/11/24 07:14 今回の地震、起きたころに来たのですが、東日本大震災に揺れが似ていると感じました。この地震の規模は、この地震がM7.4、大震災が9.0であり、ひとつマグニチュードが増えると30倍なので、今度の地震の約230倍の規模を東日本大震災が持っていたことになりました。

hatehei666hatehei666 2016/11/24 08:31 iireiさんへ
まずは本日検査結果が分かるそうで、良性である事をずっと祈っています。
地震の数値計算を知らせて下さり、ありがとうございました。3・11の時より230倍!というのは、想像力を超えました。
今浪江、富岡などの出身の教会員は一字帰宅が許可されていますが、いずれも家は半壊以上で、次々に取り壊し、いわき周辺に定住するようにしています。
やはり相当な揺れだったのですね。私の勿来でも、家の南側2軒は半壊認定で取り壊し更地になっています。我が家は住めば都で、庭の野菜を植えられるところは、ことごとく掘り返し、堆肥や生ごみを埋めて、来年の種蒔き、苗の定植の備えをしています。これが楽しみで、今回の余震で北隣の3メートル以上ある高いところからの土砂崩れが生じないことを願っています。

SPYBOYSPYBOY 2016/11/24 18:16 何はともあれ、ご無事でなによりでした。
揺れ方は前回とは随分違ったのですね。東京では揺れている時間が異様に長かったです。お隣のコンクリート壁、確かにちょっと怖いですね。役所は何もしないんでしょうか。

hatehei666hatehei666 2016/11/24 20:38 SPYBOYさんへ
心配して下さり、ありごとうございました。
そうなんです。東京とはちょっと違いました。あまり長くなかったんです。しかもほぼ縦揺れだけで、モノが落ちたり壊れたりという事は全くありませんでした。けれども足元に伝わって来る振動は、物凄く強く、もう直感的にこれは津波だと思いましたね。ラジオしかないので、NHKのアナウンサーの声だけが頼り、それも津波が来ます、逃げて下さいの一点張り。恐怖を煽っている感じでした。
それ以後やはり大地震につきものの余震が相当ありました。減衰するどころか、本日早朝のは本震に次ぐ規模で、思わず身構えました。
この余震が半壊状態の我が家に影響を与えるのではないかと思い、本日家の中を総点検しました。ありました!台所と6畳間を仕切る障子戸がすべるようによく動くんです(笑)
いわき市は震災当時住んでいた方々に数十万円渡したみたいですが、そのあとはほんの少しの補助金だけ。被災地から移り住んだ方々が多いのに、他の市町村のようには処遇してくれません(泣)第一の市なのにけちです。
もう一つ。このコンクリの壁の補強をしようにも、僅か2メートルほどの道路で、重機が入ってゆけないという事情があります。建て替えも不可です。
取り壊しは震災から間もない頃はただ。それで南の2軒が取り壊し、更地のままです。我が家もその予定だったそうです。でも済めば都(笑)
来年からは本格的な百姓を目指し、出来るだけ自給自足でと考えています。隣の方は休耕田を押し付けられ大変な忙しさですが、出来るだけお手伝いして、今年と同様新米を頂こうと思っています(笑)

2016-11-21

安積疎水で誘客

09:52

 「ヒゼキヤのその他の業績、彼のすべての功績、彼が貯水池と水道を造り、町に水を引いたこと、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか」(列王第二20:20)。

 2016年11月13日の福島民報に、「安積開拓 疎水で誘客」という見出しの記事がありました。

 この安積疎水は5月24日の記事を見ると、日本遺産に指定された事が分かります。この日本遺産というのは、2015年に文化庁が認定を始めたもので、文化財を観光資源として活用する為だそうです。

 そして安積疎水ですが、猪苗代湖の水を安積原野(郡山市とその周辺)に引くという壮大な事業でした。

 この原野は荒涼としており、農業がほとんど行われていませんでした。

 そこで明治政府の内務卿大久保利通郡山を訪れ、廃藩置県により困窮している士族たちの救済の為にも、この地の開拓が必須と考えました。

 政府首脳は1878年(明治11年)に、オランダ人技師ファン・ドールンを現地に派遣し、詳しく調査させました。

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 彼は猪苗代湖の水位を変えずに、会津と安積への用水取水方法を考えました。それは会津を通り日本海へ流れる川の流量を調整し、水位を保持する十六橋水門と、安積地方へ取水する山潟水門を建設するというものでした。左図は現在の十六橋水門(=じゅうろっきょうすいもん)。画像は農水省ホームページより借用。

 それを受けて政府は早くも翌年にはその工事着工を命じ、127キロもの水路工事を僅か3年で完成させました。

 それによって現在の郡山市の盛況の基が出来た事になります。

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 私は昨年3月17日、貸家を求めて郡山市内全域を歩きました。郡山駅から徒歩で国道49号まで行きました。その南に「安積町」という地名があります。その直ぐ近くを安積疎水が流れていますが、当時は全く無知で、見学もせず西のほうへ向かったのでした。

 いわきに引っ越してから、近頃国道6号バイパスを通り、左折し49号を利用して、いわき市中心のアリオスホールに行きましたが、その時この国道が郡山市の、まさに1年以上前私が徒歩で歩いた郡山市まで続いている事を知りました。感慨深いものがあります。

左写真は私が歩いた郡山市内。かつては荒地だったのでしょう。

iireiiirei 2016/11/21 21:28 大土木事業は、人々の暮らしを潤し、自然破壊もせずに行われるべきものだと思います。でも、現在の大土木事業はそうでないですね。

hatehei666hatehei666 2016/11/21 22:12 iireiさんへ
安積疎水の頃はどうだったのか、よくわかりませんが、今の福島県浜通りのゼネコンによる防潮堤大事業は、完全に自然破壊です。海がほとんど見えなくなったいわき市では、巨大な防潮壁の間に狭い海への出入り口だけつけており、沖50メートルあたりに消波ブロックが並んでいますが、およそ自然の砂浜というイメージではありません。5年半以上前、皆が慣れ親しんで来た海は記憶だけとなり、もはや子どもたちの関心は海ではなく、山のほうに変わっています。
また福島で五輪の一部をという事になったので、まだまだ先と思っていた国道6号勿来バイパスの工事が急ピッチで進みそうです。私の北隣の人の家のすぐ上の里山を通る予定で、今でも駅反対の国道で暴走族による騒音が凄いのに、もっとひどくなりそうです。まだ除染やっていないし、やっても効果はないでしょうし、排気ガスを一杯撒き散らす事になるでしょう。測量やボーリングなどで、山ツツジや桜が軒並み倒されています。ため息が出ます。

yonnbabayonnbaba 2016/11/22 08:50 今朝起きたらまた福島県沖などに津波のニュース。
神様は、なぜ同じ人々を何度も何度もお苦しめになるのかと疑問が湧いてしまいます。
自然を思うまま改造できると驕った人類。そのことへの自然の怒りが弱い人々に向かってしまうのは、やりきれない気持ちです・・・。

hatehei666hatehei666 2016/11/22 12:07 yonnbabaさんへ
3・11の時もそうでしたが、神様なぜ?という疑問は当然だと思います。
原発から5キロの所にあった大熊の教会員は、皆着の身着のまま、衣服も食料も携えてゆけない状態で、3月とはいえ、会津から雪の降り続く米沢まで避難し、そこから奥多摩へ1年間、過酷な集団生活だったようです。
そこで牧師が一番恐れたのは、会員が「もう神様も何も信じられない」「神様は私たちのことが憎いのだ」と言うのではないかという事でした。だけど違いましたと牧師は証言しています。こうした自然の災害、原発の人災にもかかわらず、かえって「神の愛」に出会ったというのです。聖書自体その事を繰り返し示しています。
一方神のみこころから大きく離れ、罪を犯し続ける人間には、神は何度も警告を発しておられます。
今回津波警報が注意報になるまでラジオを聴いていて、一番注目したのは福島第二原発3号機の事です。使用済み核燃料五百数十本あるプールの冷却装置が、地震後10分に自動停止したとの事ですが、それにより一過的に温度が上昇しています。
この原発は稼動していないので、1時間半後この装置を再稼動したそうですが、問題はその事ではありません。
政府も東電もこの第二原発を廃炉にするなどと全く公言していません。むしろ第一原発の廃炉費用を鑑み、儲けの為に第二原発は再稼動させたいというのが本音だと思います。ここに3・11の教訓を汲み取らない人間たちの愚かさが現れています。この地震はそれをやめさせる為の警告ではなかったですか。勿来の海岸まで行き、いつもの海を見て、当初の震源の深さ10キロでなく、30キロと修正し、実際3メートルの津波が生じなかった事で安堵lしていますが。