ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

10年後に思い返す9・11−「答えは創世記に=AiGサイト」からの良き便り

 あの米国を襲った多発テロ事件9・11から十年経過し、米国では厳粛な行事が催されました。又各サイトではその意味を模索する多様な意見や感想が多く寄せられています。
 2011年9月12(日本時間)の米国AiG(=答えは創世記に)サイト(http://www.answersingenesis.org/articles/2011/09/11/remembering-9-11)では、マーク・ルーイ氏が「10年後に思い返す9・11」といった題でその思い出の文章を綴っています。
 氏は2001年9月11日午前9時頃、会議を終えて空いている席の側に立っていました。その直後AiGのケン・ハム会長から電話で連絡を受け、急いでテレビのある場所を探して点けるようにと言われました。会長は既に最初にこのニュース速報を見た息子のジェレミー君と一緒に見ていました。
 そこで氏もそれを見たわけですが、最初の印象を「何ともけったいな飛行機事故だ」と書き記しています。ところがあれよあれよといううちに、別の飛行機が南側のビルに激突しました。このビルは昨年氏の家族と共にクリスマス行事のある週に訪ねたばかりでした。そこで氏はすぐこれは大変な事だ、早速会長と相談して自分たちのウェブサイトで、この恐ろしい悲劇の聖書的な論評を行うべきではないかと言ったそうです。おそらく数万人の働き手たちが命の危険に曝されていると、その時思いました。そうこうしているうちに、さらに別の二機がテロリストたちに乗っ取られ、一機はペンタゴンへ、もう一機はペンシルバニア州の田舎に墜落したニュースが飛び込んで来ました。
 結果としてこのアルカイダによるテロ事件で3千人ほどの人々が死んでしまいました。そこで氏はそんなひどい事件が起こるたびに、人々が発する疑問の言葉を反芻しています。即ち「一体全体こんな中のどこに神はいるのか?」「この世で神はなぜかくも多くの死や苦痛を許しておられるのか?」といった疑問です。
 ですから氏とケンハム会長らは速やかに自分たちのサイトへ、長い論文を投稿しました。書き出しは愛する人々を失った家族らへの深い哀悼の意の表明と、テロリストたちの卑怯な自爆殺人行為に対する強い非難の文章でした。そして氏らは、この恐ろしい出来事が終息に向かうにつれて、人々は上記のような疑問をどんどん表明してくるだろうと予測しました。そこで書き上げた論文を印刷機に回しました。その前には既に「神は実際存在するのか?」という題の小冊子も出していました。さらに氏らは最初の人々アダムとエバの犯した罪の結果として生じた地の呪いの故に、このうめき合っている世界に生きている人々に対して、それにもかかわらず、自分たちはキリストによる望みを持っている、という事を訴える小冊子の必要を覚えました。
 こうして生まれたのが、「なぜ神は苦しみと死を許しておられるのか?」という題のPDF小冊子です。AiGではこれを無料で配るので、自由に疑問を抱いている人々に渡して欲しいと書いています。これは朗報です。私も読みました。画面いっぱいの大きな英文で40ページに及びますが、フォントが大きく、やさしい英文なので、是非多くの方々に読んで欲しいです。http://www.answersingenesis.org/assets/pdf/radio/death-and-suffering.pdf
 人はアダムの犯した罪を引き継いでいる為、その罪の結果として死が避けられません。誰もが死にます。でも愛である神は死そのものを撲滅し、人々を救いに導こうとしておられます(この罪の理解の為創世記第三章とローマ書の通読をお勧めします)。