ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

賞味期限切れ食品?すぐ廃棄するな!

 「土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。聞く耳のある人は聞きなさい。」(ルカ4:35)
 2013年9月18日のタイム誌サイトには、上記の題の記事がありました。
 米国天然資源保護協議会(NRDC)と、ハーバード大学法科大学院食品法・政策クリニックは、「アメリカ人はすぐ食べ物を捨ててしまうけれど、それは主として賞味期限とは実際どんな意味なのかについて、頭が混乱しているからです」と言っています。以下抄訳も含めて。
 ほとんどの消費者は間違って、食べ物の賞味期限はその食べ物が消費するのにどれほど安全かという事を示していると信じています。実際にはその日付は食中毒や食品に起因する病気の危険性とは関係ないのです。
 食べ物の日付表示は1970年代に出て来ましたが、それは消費者の要求に促されての事でした。アメリカ人は自前の食べ物をあまり生産していませんが、それでも食べ物がどのように作られたのかについて情報を求めています。その日付はもっぱら新鮮さを示すもので、生産物の新鮮さのピーク時に、製造業者がそのメッセージを伝える時に使用されます。それはその食べ物が食べられなくなるという意味での賞味期限切れではないのです。冷凍食品でないものは、味や性質の違いはないでしょう。そして賞味期限切れの食べ物を食べても、必ずしも人々を病気にするわけではありません。

 でもその表示内容の誤解の為、90パーセント以上のアメリカ人が食べ物を早く捨てています。そしてその日付の為に、毎年食料供給のうち、40パーセントは投げ出され使われていません。
 例えば卵を例に持ち出すと、購入から3〜5週は消費可能なのに、「消費期限」日付はもっと早くなります。2013年3月の「消費期限」日付を押されたマカロニとチーズの箱は、まだ2014年3月でも味わう事が出来ます。性質の変化は全然気がつかない程です。
 またストロベリーの香りがする飲み物は、その赤い色を失い、グラノーラバーのオートムギはそのサクサク感を失い、シリアルの中のチョコレートの塊は「粉を吹き」白くなるかもしれません。それは食欲をそそらないように見えるかもしれませんが、なお安全で食べられます。
 ですから議会でも新しい日付表示方法を考え、法改訂をするつもりです。
 *日本のサイトでも「世界が飢餓に苦しんでいる中、世界から食糧を買い漁り、食糧自給率が悪いの嘆く。賞味期限が切れたとして大量に廃棄する。この現状を即刻打破しなければならない」
http://www.kuretakekai.jp/kaicho/zakkan_3.html)という意見が載っていました。
 故に来年早々、米国では消費期限切れの食品を格安で売るスーパーマーケットがオープンする予定です。消費期限が切れていても、十分に安全で食べられる食品や、見た目が悪いからといって店頭に並ばない野菜や果物が格安で売られる事になっています。上記画像がそのイメージです。
 これは米国の事情ですが、日本はどうでしょうか?私はそうしたスーパー大歓迎です。