ハテヘイ6の日記

ハテヘイは日常の出来事を聖書と関連付けて、それを伝えたいと願っています。

記憶の問題を引き起こすかもしれない3つの金属

 「働く者は、少し食べても多く食べても、ここちよく眠る。富む者は、満腹しても、安眠をとどめられる」(伝道5:12)。
 2013年12月18日のハフポストサイトでは、上記の題で「ジョージ・ワシントン大学医学部の非常勤准教授ニール・バーナード医学博士らの研究を紹介していました。
 アルツハイマー病の正確な原因は未だに不明ですが、専門家たちは多数の要因を同定しています。即ち糖尿病、喫煙、飽和脂肪酸過剰症です。しかしそれらと異なる説も指摘されています。時と共に体の中で作り上げられる多様な金属です。アルツハイマー病で死んだ人々の脳内を見れば、その信号系を塞いでいるタンパク質が見つかるでしょう。それと共にβアミロイド・プラークと呼ばれる小さな塊も見つかります。「研究者たちがそうしたプラークをはがしてみると、鉄、銅、アルミニウムといった金属が見つかります」とバーナード医学博士は言っています。
 ほぼ1,450人の大人の研究により、認知試験で非常に高い点をとった女性は、その血中に最も低いレベルの銅と鉄がありました。
1鉄。赤血球には鉄が含まれています。そして赤血球は酸素を運ぶ重要な役目を果たしていますが、その中の鉄つまり血色素ヘモグロビンを高いレベルで含んでいる人は、正常な人より3倍も高い率で、アルツハイマー病を発症していました。濃い緑色の野菜は鉄を多く含み、吸収後の抗酸化作用もありますが、加齢と共にその量をうまく制御出来なくなり、鉄が過剰になってしまいます。注意すべき点としては、調理用の鉄のパンをステンレス鋼製のものと替える事です。
2アルミニウム。アルミニウムとアルツハイマー病との繋がりについては、熱い争点となっています。ほとんどの専門家は、その金属が神経毒となりえるという点で一致しています。私たちの体はアルミニウムの機能を必要とはしていませんが、或る種の薬を通して浸み込んで来ます(バーナード博士によれば、それは日々得られる相当分の食べ物の100倍も生み出す事が出来ます)。空き缶や水道水もアルミを含んでいるので、缶はすぐ廃棄し、水にはフィルターを設置する必要がありそうです。アルミ箔で包んで作るパスタやピザは要注意です。
3銅。食事での銅(貝、ナッツ、大豆)は一般に安全です。しかし総合ビタミン剤などを通して吸収される銅は、解毒作用をする肝臓を通過し、血液や脳の中に直接入り込みます。飽和脂肪酸などと結びついた時、特に危険になります。研究によると、高脂肪食で1.6ミリグラム以上の銅を1日のうちに含んでいる人は、平均0.9ミリグラム摂取している人と比べ、19年以上の老化に等しい精神的機能の喪失を経験していました。水道水用配管が銅製であれば、別のものと交換し、出来ない場合、朝その蛇口から水を飲む前に1分間水を流して下さい。補助食品としての総合ビタミン剤は、正常の2倍以上の銅を含んでいるので控えるべきです。
アルツハイマー病と記憶や早死の関係などは、今最もホットな話題となっています。この論文もそうした問題への一つの解答になっているのかもしれません。ただ題とはあまりそぐわない感じでした。