秋の一日

暑かった夏も終わり、気がつけばもう9月の終わり。
すっかり秋。夏に田舎でとってきた栗を使って、粘土工作をした。美しい緑色をした栗のイガもすっかり変色していたが


子ども達はイガイガに触って大騒ぎしたり、喜んだり。
痛いとわかっていてまた触ったり。
スリル満点。

















粘土をお団子にしてえのぐを塗って、短く切ったワイヤーをどんどん刺していった。
刺しながらいろいろな話が飛び出した。今、子ども達を魅惑してやまないゲームの世界と違った、
「学校でね……」「この頃さぁ……」
子ども同士が話し合ったり、日頃の思いをぶつけあったり、おとなしい子の心が弾けておしゃべりになったりと単純な手仕事の中でリラックスできる良さを改めて思った瞬間だった。









二つに割って、中に本物の栗をいれ、偽物の栗を粘土で作った。
「お母さん、本物と偽物わかるかなぁ」
小さな子の発言がかわいく、あぁ、いいなぁと思った。




















おさらに絵を描いて、葉っぱも作ってはい、できあがり。
秋の日のゆったりした粘土工作でした。