6月27日の二つの集い(ALISと図問研)の顛末と、一つの試みへの期待

6月27日(日)のこれがホントの日記なのでしょうか。
当日は、午前中出勤し、下のエントリを書いて、午後からは2つの「集い」に参加しました。

図書館情報学若手の会ALIS 第1回定例会
 http://libalis.blog133.fc2.com/tb.php/2-98d488c4

・図書館問題研究会草津全国大会プレ集会@群馬
 

前者については、そもそも「若手の会」だけに、部外者なのですが、さすがは、というべきか、会の様子はustreamでも中継、同時にtwitterでの参加もでき多くの方々が視聴・発言・参加していたようです。もちろん、私もそのひとりなのですが、質問・発言はいたしませんでした。
が、このようなカタチで我々老人も討議をオブザーブできることはありがたいです。実際に行くのは恥ずかしいですから、なんせ年寄りなもので…
まぁ、ボヤキはともかくとして、交通費もバカにならない今日このごろ、リアル参加が望ましいことは当然なのですが、会場に足を運ぶことができなかった方でもLTを聴き、議論に耳を傾け、疑問や意見をつぶやけるのはありがたいことですし、出張旅費の削減や非正規職員(休暇や費用の面で)交流の機会が少なくなりつつあるライブラリアンにとってはもはや必須アイテム(死語?)といえましょう。

これと対照的だったのが「図書館問題研究会草津全国大会プレ集会@群馬」
当日はおなじみARGの岡本氏を迎え電子書籍について語っていただいたのですが、

・会草津全国大会プレ集会@群馬で講演
 http://d.hatena.ne.jp/arg/20100630/1277829028


参加者は12〜15名程度、いささかさびしい催しになりました。
というのも、この催しが

・図書館問題研究会群馬支部草津全国大会)HP
 http://tomonkengunma.jimdo.com/

はもとより、JLAイベントカレンダーにも「ともんけんウイークリー」にも全く告知がありませんでした。
それでは人が集まる方が不思議というものでした。

図書館問題研究会としても、ustreamtwitterなどガンガン使えば、興味関心を惹いて図書館問題研究会への求心力も増すことでしょう。もったいないことです*1
もっとも、前述の若手の会のようにustreamtwitter、さらにblogなどを使いこなす図書館問題研究会の会員…いや現職ライブラリアンのどれだけが、これらの活用について知っているか、を考えれば今の時点では(図問研などでは抵抗感が多すぎて)、見送りもやむをえないことでしょう。

ただし、朗報があります。
それが、
Code4Lib JAPAN !

・ライブラリー×ウェブの力を飛躍させるCode4Lib JAPAN
 http://d.hatena.ne.jp/josei002-10/

中でも、

・これからの図書館人に必要な、デジタル系/ネット系リテラシー
 http://d.hatena.ne.jp/josei002-10/20100625

には感心すると同時に期待いたしました。

これからの(おおかたのオーバー40&図問研会員)ライブラリアンは、学習の手立てとして、新時代のリテラシーが必須になることが必要でしょう。そして恥も外聞もなくそれらを学べる手立てがCode4Lib JAPANの皆様とスポンサーである図書館振興財団によって進められております。
図書館界全体にとっては、じつにありがたいことです

*1:案外ニコ動あたりがいちばんハマったりして…