Bay Area 留学 (+その後) 日記

2007-01-12 ストラテジー

[]ストラテジー

今学期は、ストラテジー、マーケティング、ファイナンス、オペレーションの4科目(+引き続きLDP)の予定です。ファイナンスとオペレーションはまさに「必修科目」というような感じの科目ですが、ストラテジー、マーケティングは授業のほとんどの時間をケースディスカッションで費やし、クラスパーティシペーションが成績に響く割合も高いので、当初イメージしていた「MBAの授業」のイメージそのもので、単に理解して覚えるというよりは頭をアクティブに使う割合も多いし、楽しいです(プレッシャーもあるけど)。

ストラテジーの先生は、Sorensen という、ビジネススクール&Sociology(社会学) のプロフェッサー。語りが熱くておもしろいです。私は学生時代は一応、一応、社会学メジャーだったのですが、私が学んでいた日本の、ある大学の、あるキャンパスの社会学の環境というのは、あくまで第三者的な視点でラショナルに社会を分析するのが学問の基本姿勢とはいえ、現代思想の分野とオーバーラップしている部分が多いということもあり、先生たちの姿勢には「社会」というものに対してシニカルさと若干のイデオロギーを内包していたような感じがしていたので(私のゼミの先生は「ビジネス」というコンセプトそのものがあまり好きじゃなかったと思う)、アメリカのSociology の教授=Sorensen はどんな人なんだろうというのがまず興味深かったわけですが。 Soensen の授業は、「ストラテジーとはお金をもうけるためのものです。他の授業がどうかは知らないが、この授業はいかにお金をもうけるのかというのがテーマです」と最初に熱く言い切ったところが、私のSociology に対するちょっとナイーブなイメージを打ち破ってくれました。

今日のストラテジー2回目の授業で扱ったケースは、あるロブスター漁の会社。ケースディスカッションの一部で、「ロブスターはブランディングできるか否か」について、クラスで熱いディスカッションがなされたのですが、アメリカ人のクラスメイトが「牛肉は、神戸牛がブランディングに成功している。ロブスターも同様なブランディングが可能なはずだ」と言い始め、なぜ神戸牛は高級だと認知されているのか、神戸牛は本当にクオリティが高いのか、等の意見交換がなされました。不思議と、アメリカでは "Kobe Beef" の名前は日本以上にレストラン等でよく聞きます。かつ、クラスメイトの反応を見ていると、アメリカ全土で(?)、ちょっと高級なビーフとして認知されているみたいです。日本だと、もちろん神戸ビーフも有名だけど、他にもいろいろなビーフがあると思うので、なぜここまでKobe が際立っているのか不思議です。

ちなみに、上記のポイントは全体の議論のメインストリームではなかったので、ロブスターがブランディング可能かどうかという点については明確な答えは出なかったのですが、アメリカ人からすると、ロブスターみたいなコモデティはブランディングしようがない、というような印象があるみたいです。それを聞いていて、こういうマイクロな視点を追求するブランディングは、日本の方が秀でているのではないかという気がしました。私の地元の農家はミニトマトをブランド化していて、実際に高級料亭とかデパートに限定的に出荷するようなブランドに育っているらしいし。アメリカ人にとっては、ミニトマトはミニトマト、だろうなあ。

hbs08hbs08 2007/01/19 15:21 お久しぶり!わかりますか?西と東でまよって結局東に行ったhbs08です。ブログ書いていたんですね。僕も書いているのでお暇な時に来て見てください。http://hbs08.exblog.jp/

hati62hati62 2007/01/20 16:46 お久しぶりです! 私は西でも十分苦労しながら、東はもっと大変なんだろうなぁとときどき想像してます。こんなところでは何なので(?)今度メールします!