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写真の力を信じて―――「家族の時間。」

2011-03-23

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今、家族ユニット「波止場食堂」が家族について考えたこと。

「家族の時間。」の撮影スタートのお知らせ。


写真家小林キユウは今月から、家族写真の撮影を承ります。


――今なぜ、家族写真なのか?


震災・原発のニュースを伝えるTV画面の前で、膝に子どもをのせた妻が独り言のようにつぶやきました。

「家族の写真、大事だよね…」

TV画面には、行方の分からない家族を捜すたくさんの姿がありました。土砂に埋もれた家族のアルバムが映っていました。子を捜す親、親を捜す子、夫を捜す妻、孫の写真を手に涙を流す祖父母…。本当に本当に、胸が詰まりました。


僕自身、今回ほど家族の大切さ、絆の強さを考えさせられたことはありませんでした。

言うまでもないことかもしれませんが、人生で最も大切なものは、「家族の時間」ではないかと、強く思いました。

同時に、津波が来るなか、家族のアルバムを取りに家に戻った人がいることを聞き、「家族写真」の大切さも改めて実感しました。


写真スタジオや写真館での非日常の写真ではなく、家族の現場、生活の場で家族の記録、ドキュメンタリーとしての家族写真を撮りたいと思います。


今まで、出版・広告など商業写真の仕事しか請けてきませんでしたが、今回を機に個人から、一家庭からの撮影依頼を引き受けようと思います。家族の小さな歴史、家族の幸せな時間を残すお手伝いをさせていただければと思います。


本来ならば、震災チャリティー等として、無償撮影などが望ましいのかもしれませんが、いろいろと考え、迷った結果、一時的なものではなく、今後、5年、10年と長期的に続けていくために、現時点では、撮影料金をぎりぎりに抑えつつ、通常の「撮影業務」に付随するものとして始めさせていただきます。ただし、2011年9月末までの半年間は撮影料の30%(6.000円)を日本赤十字社を通して被災地へ義援金として納めます(振込済証書をお渡します)。

また、将来的には撮影させていただいた作品による震災チャリティーの写真展開催の可能性も考えております。

2011.3.23 波止場食堂(小林キユウ・渡辺ゆき)

http://www.hatobasyokudo.com/

小林キユウ 写真家、1968年長野県茅野市生まれ。横浜在住。「ハネームーン・レシピ」(講談社)など著書多数。

プロフィールなどは→オフィシャルホームページhttp://www.kobayashi-kiyu.com/

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【業務内容】

○家族写真(カラー)の撮影


○撮影料 20.000円税込(首都圏の場合。地方撮影は別途出張費がかかります。フィルム代、交通費、プリント代などは別途ご請求)。

※地方出張費(日帰り可能エリア)15.000円税込。

※フィルム・現像代は5.000円前後です。

 ご希望の場所で一回、1時間ほどの撮影(記念写真的なもの、イメージ的なものなど計10カット前後)になります。

 時間内・同一場所であれば撮影人数による料金変動はありません。


○納品形式 ご希望されたカットのオリジナルプリントによる紙焼きプリント(退色に強い顔料インクジェットで出力)。

 プリント代金1枚(A4サイズ1.800円、A3サイズ2.600円税込)と撮影した全ネガフィルム。

 プリントの余白には小林キユウのサインが入ります。


○撮影機材  使用カメラ・ハッセルブラッド503W(6×6判) レンズplanar80mm/F2.8


○撮影スタイル 演出的なライティングはせず、自然光など可能な限り現場の光だけで撮影するドキュメンタリースタイル。


○撮影はデジタルではなく、フィルム撮影のみ承ります。

 今回の「家族の時間」は「半世紀後に伝える写真」をコンセプトの一つにしています。

 長期保存がまだ完全に確立していないデジタルデータではなく、100年以上の歴史を持つフィルムでの撮影のみに限らせていただきます。


○そのほか詳細については直接お問合わせください。

kobayashikiyu@gmail.com

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