はとちゃんの足跡 〜タイムマシンにお願い〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-06-02 雨上がりの日曜日

なぜ日本企業の情報システムは遅れてい

[]なぜ日本企業の情報システムは遅れているのか

ゴールデンウィークBOOKOFFのセールがあったので、川越クレアモールにあるBOOKOFFによったところ、105円均一のコーナーに「なぜ日本企業の情報システムは遅れているのか―レガシーマイグレーションのすすめ」という書籍を発見。以前読んだ気はするんだけど、値段的にもまぁいいやということで購入。

10年前の書籍で既に絶版になっているにもかかわらず、いまの日本の情報システムとほとんど状況は変わっていないようで、情報産業はこの10年何をしていたんだと思わずにいられない内容。確かに外部の環境はさすがに違っていて、クラウドソーシャルサービスなど10年前になかったものが、当たり前のように利用されている。しかし、レガシーなシステムがどう変わったのかというと疑問符が湧いてくる。その証拠に「ソフトウェア開発データ白書2012-2013」では、いまだに使用言語の上位にCOBOLがきていて、TIOBE Softwareが発表したTIOBE Programming Community Index for May 2013とはかけ離れている。日本の社会はイノベーションを起こしにくい構造になっていると聞くが、いちばん革新的であるべき情報システムが、社内でもっとも保守的だったりするのは、まわりを見回しても容易に想像できる。

著者の玉生弘昌氏に、この書籍を執筆してから10年を経てどうなったのか聞いてみたいところ。後半部分でXMLに否定的な記述があったりして、実は国内EDIに固執して、ワールドワイドな標準に乗り遅れているなんてことはないのかな。まぁ自分自身の課題として、既存の努力が無になるかもしれないからと現状に甘えるのではなく、その努力を次にどう活かすのか考えたいけど、実際のところどうだろう。実は自分の気づかないところで、かなり変わりにくい体質になっているのかもしれない。

折しも、第二次安倍晋三内閣から「世界最先端IT国家創造」宣言(案)が発表されて、これに対するパブリックコメントを募集している。情報処理の技術が進み世界最先端になっても、その利用がナンセンスなものだと全然無駄というかマイナスになってやらなければよかったとなってしまう。そうならない仕組みやお膳立ても必要なんだけど、そういうことって無視されるか後手になるのが常で、そこを何とかできると前に進むのかな。とりあえずパブコメを考えようっと。

2010-11-03 本物の秋晴れを感じる水曜日

フォントが弱くて効果半減

[]でかいプレゼン

3週半遅れぐらいで、高橋征義著「でかいプレゼン」を読んでみた。これは、高橋メソッドの元祖で、いまは高橋メソッドプレゼンツール in XUL リターンズを使うにあたって、メリットや効果的な活用がいろいろ書かれている。そもそも、高橋メソッドとはという方は、高橋メソッドなプレゼンツール in XUL リターンズに目を通してもらうとよいが、一言でいえば、でかいプレゼンのこと(無限ループに入っているような)。

プレゼン発表の当日の朝まで忙しくて、家を出るときにはレジメを印刷することで精一杯というパターンの僕は、電車の中でレジメの内容を思い出しながら、話す項目を列挙、その間を埋める項目を追加、文字列を短く推敲、必要に応じてエフェクトを散りばめて完成と、なくてならないもの。時間にして、川越市から池袋までの準急45分ならば十分、急行32分ならばちょっと頑張ってぐらいだから、一度味を占めるともう離せない。

本書には、その効用も書かれているが、プレゼンにはリハも含めた周到な準備があって成功するものと、しっかり釘を刺してある。普通の人向けとある高橋メソッドも、上級者向けのパワーポイントも、基本は同じなのである。いつも周到な準備をしていないことを、あらためて反省。

いつも使っているのに、いまさら読もうと思ったのは、Linux環境で自分の意図するフォント高橋メソッドリターンズが表示できなかったことにある。そう、高橋メソッドの効果はフォントによって決まる。ということで、効果的なフォントとして、次のフォントが利用できるようにxulファイルの中に記述してある。

自分のLinux環境でも、いくつかのフォントを用意してありOpenOffice.orgでも利用できているのだが、これらのフォントで表示できなくて、ここ1年以上試行錯誤を繰り返しているのだけれど、いまだに解決できないために本書に頼ったのだが、結果的にはそこにヒントはなかった。そもそもSlackwareだと、漢字の表示自体が中国語簡体字っぽくて、ちょっとおかしい状態だったので、抜本的なものなんだろうなぁ...。

2008-10-26 復帰宣言の日曜日

[]バルマー

敵に勝つには、敵のことをよく知ることから始まるということで手にした。僕の知っているバルマーは、とにかくエネルギーの塊で、理論と経験に裏づけられた経営というよりも勢いで突っ走るようなイメージだった。読んでみて、前半はその通りだが、後半はある意味演じているのだと感じた。副題の『世界「最強」の経営者』とあるとおり、いまのところ世界最強のソフトウェア企業のトップに立つべき人物だろう。

カンファレンスで巨漢を揺らしながら踊るバルマーも、マイクロソフト内で辣腕を振るうバルマーも同じ人物であり、ビル・ゲイツより常識人で苦労人であるバルマーの両面に接する周りの人は大変だろうなぁ。だからバイスプレジデントまで上り詰めた古川亨氏も、慶応大学情報環境学部教授の道を選んだのかなぁと、妙に納得。

とにかく想像以上の手強い人物で、Googleも素晴らしいライバルと戦っている。僕も早く戦いたいものだと、風呂敷は大きく拡げておこう。

2008-06-29 やっと梅雨らしい日曜日

[]オタクはすでに死んでいる

新書なので2時間くらいで読めるでしょと言われたのだが、電車の中でしか読まないし、座って本を開くとすぐに爆睡というわけで、なんやかんやで一週間ぐらいで読了。ピアノの練習と同じで、読書量が減ると読書速度も比例して減ってしまう。ちょっと凹んだ。時間があるときに、日頃は見れないテレビを貪るようなことを控えて、本を読まないとなぁと反省。

それにしても、いまさらオタキングこと岡田斗司夫の「オタクはすでに死んでいる」。岡田斗司夫が、ほとんどの書評は目次をなぞったような上辺の書評でしかないし、オタク第3世代が「オタキングは自分自身以降のオタクを理解できない」というのは筋違い、と書いてあるものを目にしていたので、本当にそうなのかと検証モードで読んでしまった。そういうのって、犯人が分かってしまった推理小説を読むようで、あまり面白くない。

ただ、今回は岡田斗司夫が反論できないように至るところにとラップを仕掛けてあるので、それを行間から見つけるのがなかなか面白い。それを見つけられないと、目次をなぞった書評になるし、筋違いの反論ということになるのだろう。目次をなぞったというのは簡単で、目次と内容が微妙に一致しないというか、微妙にずらしてあって、目次から常識的な筋はこうだろうとやるとハマってしまう。筋違いの反論というのは、最初からSFオタクのときに書いてあるように、上から目線で「若者は反抗するのは義務である」と押さえておいて、持論を展開している。実にあざとい。そのあざとさは、あとがきまで続くが、それほど嫌味にならないのは、育ちの良さなのかもしれない。

オタクが死んだというのは、実は第2世代までの共通認識が通じなくなったことであり、それは岡田斗司夫がデブじゃなくなり「いつまでもデブと思うなよ」を書き上げたときに自ら葬ったというのが相応しいと感じた。

2008-01-20 今夜から雪が降るという日曜日

[]できるかな

eBOOK-OFFで西原理恵子の「できるかな」シリーズの全四巻がそろっていたので、当然のことながらポチッと大人買い。どんなのが届くんだろうとドキドキしたけど、なんと最新刊がいちばん疲れている。これも古本の醍醐味ってやつか。

この「できるかな」シリーズは、自らチャレンジする企画で「脱税できるかな」とかは渾身のネタで誰も真似できない。いや、誰も真似しないだろうに。税金を払うか払わないかの税務署との攻防が生々しく、日本の中小企業の皆さんのところではこういうことが日々あるんだろうなと。そのノウハウは貴重で、日頃から領収書は大切にしなくちゃと思ったら、「できるかな」シリーズを買った領収書を家人に捨てられた。うぅまずは身内の教育から始めなければいけないが、もっとも難しい。

これを読み終えたら、全然書いてないのに某氏の勧めるアンヘルスに行ってみたくなった。でも、へたれだから話を聞くだけなんだろうなぁ。

2007-10-04 歓迎会途中でお茶を飲んでた木曜日

[]巨船べラス・レトラス

いまから20年以上も前に友人が「お前が出ているよ」と教えてくれた小説が、筒井康隆の「大いなる助走」だった。すでにストーリーは掠れてしまったが、同人誌で活動している文学青年が文壇の状況にぶち切れて暴れるといった筒井流の内幕ドタバタコメディといったところか。これでも純情な文学青年だった僕は、その狭い世界観をずばり指摘されたことで大いに傷つき落ち込んだ。

それから時を経て、筒井康隆は同じような内幕ドタバタコメディを書いた。それが「巨船べラス・トレラス」で、さらに筒井康隆の毒が増したものになっていて、この老練な反則技を次々と繰り出したものとなっている。何しろ、最後は作者自身が出てくる内容となっている。それってありなのかと思いつつも、テクニック以上にストーリーがどこか破綻を来たしているように感じるのは僕だけか。最近は小説をほとんど読んでなかったために、漢字が読めなくなっている。これも筒井康隆のあざとさのひとつなんだろうなぁ。見事にはまっている。

こんなハチャメチャなものでも、面白く読めた。これを機会にまた乱読モードで小説を読んでみようかな。

2006-12-06 昨日から週半ばだと思っていた水曜日

[]「起業バカ」「起業バカ2」読了

半分はフランチャイズの落とし穴について書かれているんだけど、そもそもフランチャイズって起業というのだろうか。アイデアから運営まで本部が提供しているもので起業しても、それは出資と労働力の提供であって起業じゃないと思う。そういうもので、本当に儲かるのなら僕だったらフランチャイズにせずに直営にするけど。起業熱にうなされると、そういうことも見えなくなるのかも。

全体を通して感じたのは、この本を一歩引いたところで読んでいるから、僕もなんでそんなのにだまされるんだろうと思うことが多いけど、当事者モードになればハマる罠かなぁ。また失敗もそれで諦めたら失敗のまま終わるけど、続けて成功につながったらキャリアになるというのは、継続することの大切さをあらためて感じさせられた。どの世界もそうなんだろうけど。

2006-10-01 やっぱりもたなかったなぁと雨の日曜日

[]なぜ、社長のベンツは4ドアなのか

そういうわけだったのかと読んでいるけど、そういう立場になれるのはいつのことやら。4ドアならば経費として落とせるからなのね。新車なら6年の減価償却で、中古で6年を過ぎても2年の減価償却があるから、利益から半分税金を取られるより、そのほうがお得ということか。ガソリン代などの維持費も経費になるんだろうなぁ。という内容がいくつかあって、表の会計の知識にもなるけど、こういう憶え方ってどこか凸凹して危険な感じがする。ないよりはあったほうがいいとは思うけど。

[]スクリプトキディから大人のハッカーへ

帯には、本物のプログラマになるための定本「ハッカーのたのしみ」の入門書としてとあるけど、内容が全然理解できない。だいたいスクリプトキディではなかったのだ。出題編と解答編の2部構成になっていて、出題編では全然わからないから、解答編を読んでもこれまた分からない。勉強しなおさなければなぁというか、最初から勉強しようと大いに反省。棚にはその手の読まずに積んドクの書籍多数あり。ハッカーへの道は険しいなぁ。