はとちゃんの足跡 〜タイムマシンにお願い〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-01-01 小雪舞い散る木曜日

Porteus ja v3.1

[]Porteus ja v3.1リリース

コミケ87の準備でテンパっているときにPorteus本家からv3.1リリースのアナウンスが。LinuxUser2014冬号の付録には、v3.0.1のままでいけると思ったのにそういうわけにもいかないか、でもトップページは PORTEUS V3.0 RELEASED! のままだしなと悩んでみたものの、いずれは対応しなくてはならないのだからと、急遽日本語化作業に。Porteusは元来多言語対応されているので、そのまま日本語表示や入力はできるんだけど、ちょっと中途半端。今度のv3.1では、KDE、LXQt、MATE、Xfceと4つのデスクトップ管理を利用できるんだけど、いずれも独立したisoイメージでデスクトップのショーケースになってない。使えるアプリケーション実用レベルのものが少ない。というわけで次のような仕様で、Porteus ja v3.1を開発してみた。

1つのisoイメージにまとめるには、Porteusのcheatcodeを利用して、詠み込むxzmファイルをコントロールして実現。オフィススィートはPorteus本家LibreOffice本体はあるものの、日本語ローカライズファイルがないので、現行バージョンを移植して対応。ブラウザはこのままFirefoxを使えたけど、これも日本語ファイルを生成しても日本語ローカルファイルに収録してなかったので、あらためて手作業で収録。日本語表示は、最低限のIPAフォントを利用してfont.confの記述を変更して表示も僕好みのちょっと狭いものに。とまとめて書くと簡単なんだけど、けっこう試行錯誤の繰り返し。サイズも大きくなって645.1MBとやっとCD-Rに収まる程度に。

先ほどSourceForge.jpにアップしたので、ここからダウンロードしてご堪能あれ。

2014-03-27 霧雨に濡れる木曜日

X101-CHに換装したSSD

[]モバイル環境SSDの不具合を解消

一昨年の2012年6月ぐらいに購入したAsus X101-CHは、僕のいちばんの相棒。ほとんど毎日一緒に過ごすので、少しでも軽くなるようSilicon Power製の64GB SSD換装している。システムは、Lubuntu13.10とWindows7 Starterのデュアルブートにしているけど、ほとんどLubuntuを使用している。最初の頃はすこぶる快調だったのだが、ここに来て突然ハングアップして再起動するようになった。最初は数日に1回、やがて1日に1回、さらに1日に数回となって、いつ落ちるのかとハラハラしながらというのは、精神衛生上悪い。そろそろSSDのnandあたりの書き込み回数が限界に達して寿命なのかと、価格.comで物色したりしていた。

それにしても、SSDはどんな状況なのかと気になる。新しいものに乾燥する前にちょっと調べてみた。SSD全体の構成は、fdiskコマンドでは次のようになっている。

Disk /dev/sda: 64.0 GB, 64023257088 bytes
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 7783, 合計 125045424 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0xe348e083

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *        2048    59791359    29894656    7  HPFS/NTFS/exFAT
/dev/sda2        59791360    74731519     7470080   1b  隠し W95 FAT32
/dev/sda3        74733566   125005823    25136129    5  拡張領域
/dev/sda4       125005824   125038591       16384   ef  EFI (FAT-12/16/32)
/dev/sda5        74733568   122933247    24099840   83  Linux
/dev/sda6       122935296   125005823     1035264   82  Linux スワップ / Solaris

全体がWindows7 Starterだったパーティをんを分割して、Linuxの領域を作ったという王道のやり方。

LubuntuではUUIDでパーティションを設定しているが、簡単にしてみると次のように記述されていた。あれ、これってSSDとしての設定って何もしていないような。前はいろいろやったような気がして確認すると、timeとかtrimについて記述している。

# <file system> <mount point>  <type>  <options>                            <dump>  <pass>
/dev/sda5       /              ext4    errors=remount-ro                    0          1
/dev/sda1       /mnt/ntfs      ntfs    defaults,umask=007,gid=46            0          0
/dev/sda6       none           swap    sw                                   0          0

というわけで、智恵の海 Linux SSD の設定を参考にnoatimeとdiscardを追加して、次のように変更。ついでにswapについても、discardを追加。LinuxでのSSD利用の情報ってもっとあるのかともう少し深堀りをしたら、Solid State Drives - ArchWiki - Arch Linuxにきちっと整理されているので。詳しく知りたければこちらがお勧め。それにしても、Arch Linuxはけっこう攻めてる印象。

# <file system> <mount point>  <type>  <options>                            <dump>  <pass>
/dev/sda5       /              ext4    noatime,discard,errors=remount-ro    0          1
/dev/sda1       /mnt/ntfs      ntfs    defaults,umask=007,gid=46            0          0
/dev/sda6       none           swap    sw,discard                           0          0

これで現在様子をみているところだけど、全然安定している。これまでに1日に数回ハングアップ再起動というのが、嘘のようである。新しいSSD消費税が 8%になる前にと思っていたんだけど、しばらくはこのままでいいかなぁ。

2014-03-25 コートの裏地をはずした火曜日

第9回OSS貢献者賞

[]第9回日本OSS貢献者賞受賞記念社内セミナーですべりまくる

実は、第9回日本OSS貢献者賞というものをいただいた。日本OSS貢献者賞というのは、「OSS開発の振興を図ることを目的に、影響力のある開発プロジェクトを創造・運営した開発者や、グローバルプロジェクトにおいて活 躍する卓越した開発者、OSS普及への貢献者を表彰するもの」ということで、自分には縁がないものと思っていたが、IPAが2009年を最後におりて今年度は後援もしていないので、受賞の対象になったらしい。最初はドッキリかと思ったけど、日本OSS推進フォーラムで発表されていくつかWebニュースでも取り上げられてどうやら本当らしいということでじわじわと嬉しさを噛みしめた。

受賞理由は、以下にあるとおりコミュニティ活動ということで、結果的にそうだっただけなんだけどやってきてよかったなぁと実感。

小江戸こと埼玉県川越に端を発し、東京大江戸)を中心とした地域Linuxユーザグループの小江戸リナックスユーザグループ(小江戸らぐ)を12年にわたり主宰し、初心者からベテランまでを集めた130回を超える地域コミュニティ会合を月次でほぼキャンセルなしで開催し続ける。ユーザ会主体で、オープンソースカンファレンスやコミケ等に積極的に出展しメンバーの活動を発信するほか、近年ではオープンソースとオープンデータ採用のハッカソン・アイディアソン・イベント運営などの普及活動も各地で地道に継続して実施している。

ここまではよかったんだけど、小江戸らぐのMLに流れるおめでとうメールが、どれも惜しい人を亡くしましたと偲ばれてしまってる。OSC2014東京での授賞式ではけっこう晒し者のようで、恥ずかしくて嫌な汗をかいてしまった。これまでの錚々たる受賞者の方々からすると、本来ならば辞退するのが大人の対応だったのかなぁと思ったりもしたが、それも後の祭り。そして受賞記念として社内でセミナーをすることになり、いつもの自分とは違ってけっこう周到に準備をしたつもりだったのだが、これがまったくウケずにすべりまくり。同じ業界にいながら、オープンソースやオープンデータ界隈とは違ったアウェー感といったらなかった。壮大な罰ゲームのような気がする。

2014-03-22 静岡も超花冷えな土曜日

OSC浜名湖に参加した小江戸らぐ一同

[]ローカル色豊かなOSC浜名湖

イベントをリリースポイントにしようと心に決めたまではいいけど、当日の朝にまだリリーススべきisoイメージができあがらないって、それでいいのかと思いつつ、静岡から浜松まで1時間の小旅行。途中に、越すに越されぬ大井川、元祖安倍川餅の安倍川、大井川鉄道の金谷などと、僕でも知っている駅が並んで飽きない。ただ、撮ろうと楽しみにしていた富士山がまったく姿を現してくれない。近いから見えないこともあるというのを体感して、富岳3776景に投稿できずに残念。

OSC2014浜名湖の会場は、浜松市市民協働センター 2F ギャラリーと昨年と同じところらしい。浜松はなんか見たことある町並みだなぁと思ったら、幾度か来たのを思い出したんだけど、時間軸がズレてて正確に思い出せない。もっと狭い町並みのように思っていたんだけど、かなり広くて名古屋なみ。駅から会場までは10分ほどなんだけど、徹夜明けの身にはちょっとつらいと、合宿参加者はぶつくさ。鈴木@LSSさんのせいではないけれど、ちょっと当たってみる。これが本当の八つ当たり。

いつものように過去のLinuxUserを展示して、今回はセリアで購入したクラフト紙に印刷した小江戸らぐの紹介の配布準備。これは、A5版裏表のものなんだけど、A4版で印刷して半分に切ったもの。大村さんが、小江戸らぐ合宿で小さな裁断機を駆使して切ってくれた。多々感謝。とりあえず30枚を印刷して半分にしたから、60枚しか配布できないなぁと心配したけれど、結果的には半分ぐらいしか配布できなくて、これもローカルなOSCならではのこと。それだけ来場者の方々とはゆっくり話ができたので、それはそれでよかった。

できなかったMultiBoot LiveDVDは、最後までGdNewHat Linuxの日本語表示版isoイメージができずで、諦めてオリジナル版を収録することとして、9つのisoイメージからメニューで起動できるようにしたものを、15時過ぎに完成。すぐに焼く作業に入るが、これがノートPCの内蔵DVDドライブではびっくりするほど遅い。そのためにDVDデュプリケータを購入したんだけど、全然活かされていない。次回は頑張ろうっと。みんなが手伝ってくれて、ライトニングトークが始まる前までに10枚程度焼けて、無理やり配布する。知名度ゼロに近いディストロばかりだけど、使ってくれるとうれしいなぁ。

肝心のOSC浜名湖は、セミナーと展示が同じフロアでこじんまりとしたもの。しかもセミナーが15分単位でいつもの1/3くらいで、次々とテーマが変わって飽きない。全体的には、SNS系サービスのシステムに関するものが多いような気もしたけど、あくまで個人の感想。それをブースで説明しているこちらも聞けるので、いつもはあんな感じのプレゼンをしてるんだと、けっこう参考になる。この15分単位というのは、小江戸らぐのオフの発表と同じぐらいで、どこかのOSCでもそんな感じだったなぁと記憶を辿ったら、2012年のOSC大分で、それほど大きくない地方開催のOSCでは、これがいいのかもしれない。

2014-03-20 冷たい雨にフラれた木曜日

日本語化したPorteus-LXDE-3.0

[]Porteus3.0の日本語化

Porteus3.0を日本語化するにあたり、日本語化のために必要なものは以下のとおり。これを簡単に生成してくれるのが、gtk-language-section-toolなんだけど、昨日の時点で回避できたよと報告したら、早速 gtk-language-section-toolそのもののバグを修正してくれた。これが、バグと回避の報告をした人(僕)が日本人、バグを修正した人がスペイン人。それを次バージョンで反映するとコミットしたのがブラジル人と、なんともワールドワイドな対応となってけど、みんないつ寝ているんだろう。

とりあえず生成したファイルを、Porteus3.0のisoイメージを展開してデスクトップ環境を /porteus/baseに、その他のファイルは /porteus/modulesに配置して、/porteus/make_iso.sh で Porteus3.0-ja の isoイメージを生成する。Porteusが起動する際には、base、modules、optional、rootcopyの順に読んでいく。日本語環境は、オリジナルの英語環境を上書きするような形にすることで、日本語化されたようになるけど、実のところはまだまだ不具合が...。

/porteus/base
000-kernel.xzm                              Porteus本家 kernel
001-core.xzm                                Porteus本家 core
002-xorg.xzm                                Porteus本家 X window system
003-lxde.xzm                                Porteus本家デスクトップ環境 LXDE
003-lxde_locales.xzm                        日本語デスクトップ環境 LXDE
04-firefox.xzm                              Porteus本家ブラウザ Firefox
/porteus/modules
IPAfont-0308-noarch-1_Ahau.xzm              IPAフォント
locales-ja_JP.utf-8-i486-1prt.xzm           日本語化システム環境
sazanami-fonts-ttf-20040629-noarch-1.xzm    Sazanamiフォント
scim-1.4.14+extras-i486-1Ahau.xzm           日本語入力システム Scim + Anthy

とりあえずは日本語表示されて、日本語入力もできて実用に足るレベルまでには仕上げた。でも、通常の仕様に耐えるかというと、足りないものがあってこのままじゃ Porteus-ja としてはリリースできない。残りは、小江戸らぐ合宿でやることにする。でも、OSC浜名湖で配布するのに間に合うのかなぁ。

2014-03-19 桜の蕾が膨らむ音が聞こえてくる水曜日

ja_JP選択するgtk-language-selection-

[]gtk-language-selection-toolのバグ回避

Porteus3.0の日本語化の前に大きく立ちはだかる言語設定用ツール gtk-language-selection-tool の不具合。なぜ、System encoding の Choose a system language でプルダウンメニューが選択できないのか、自分の無力さを感じながらも、少しずつ縦でも横でももがき続けてみる。自分の強さって"しつこい"ことなんだなぁとあらためて実感するけど、女の子には嫌われちゃうね。ということで、無理やり glibc-2.17 と glibc-i18n-2.17 をインストールしてから、とりあえずコンソールから実行してみると、次のものが表示される。自分からは何もしていないけど、自分のモジュールが、/mnt/loop 以下にマウントされるらしい。

 #################################
 Your module has been mounted at:
/mnt/loop

 You can unmount it by typing uloop

 Here is a list of the files:

Final module will be placed at /tmp/language-files

gtk-language-selection-toolはどこにあるのかなぁと確認してみると、/usr/binにある。さすがに読めないよなぁとダメ元で表示させてみると、なんと読めるじゃない! "Choose a system language"で検索してみると、次の部分が表示された。"ls /mnt/loop/usr/$lib/locale | grep utf8 | cut -d. -fi"という実行文が、けっこう怪しい。先ほどのモジュールをマウントした /mnt/loop 以下を読んで処理をしている。

      <label>"Choose a system language"</label>
    </text>
    <comboboxtext>
      <default>Select a language</default>
      <variable>enc</variable>
      <input>ls /mnt/loop/usr/$lib/locale | grep utf8 | cut -d. -fi</input>
    </comboboxtext>

もしやと思い、/mnt/loopを確認してみると空っぽ。やっぱり...。ということで、コンソールで次のようにして、gtk-language-selection-tool を実行することができた。バグを解決するところまでは行かなかったけど、回避できたのでとりあえずok。やっと日本語環境のためのファイルを構築できたけど、isoイメージはまだまだ。本当にOSC浜名湖までに間に合うのかな。

$ su -
# cd /mnt/loop
# mkdir -p usr/lib/locale
# cd usr/lib/locale
# cp -p /usr/lib/locale/* .
# gtk-language-selection-tool

2014-03-18 春一番にこの思いをあの人の元へと水曜日

gtk-language-selection-tool

[]Porteus Language Selection Toolが動かずピンチ

Porteus3.0をベースにPorteus-ja-plusを作ろうとしているが、最初から大きな壁が。Porteusは、アップデート、インストール、システム設定などを集中的にPorteus Setting Centreでやれるが、その中に言語設定としてPorteus Language Selectionという実際はgtk-language-selection-toolというつーるがある。システムのエンコーディング(言語)の設定、LibreOfficeのローカル言語パックの生成、その他のアプリケーションのローカル言語ファイルの生成、ローカルキーボードの設定、フォントのダウンロード、アジア系ローカル言語の入力システムのダウンロードをしてくれる。最初に、システムのエンコーディングの設定をすれば、その言語に合わせて以下のものをやってくれるのだが、そのエンコーディングの設定のプルダウンメニューが選択できない。これができなければ、後の作業は全てキャンセルされる。OSC浜名湖の準備まで、あと2日しかないのにピンチ。

とりあえずは、Porteusのフォーラムに"gtk-language-selection-tool doesn’t work”と以下のバグ報告をしてみる。稚拙な英語で理解してくれるか心配だけど、いま4人が閲覧してくれた。アイルランドは今頃何時なんだろうなぁと思っていたら、早速レスポンスがあってちょっと気分があがってきた。

gtk-language-selection-tool doesn't work
Postby hatochan » 18 Mar 2014, 22:36

Hi guys,

I try to choose Japanese language on gtk-language-selection-tool.
But I cannot choose a system language of system encoding.
Its pull-down menu is light color and may not work.

Porteus version is 3.0-i486.
I try to do it on all desktop environment; KDE4, LXDE, MATE, RazorQT nad XFCE.
It is same situation both of Graphic mode and Always Fresh.
My environment is VirtualBox 4.3.8 r92456 on Ubuntu 13.10 Japanese edition.

Please give me any idea to solve this situation.
hatochan
 
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2014-03-17 水温む月曜日

Slackware14.1

[]Slackware14.1アップグレード

VirtualBoxを導入して以来、ディストリビューションのアップグレードをサボるようになったのは、失敗してもいつでもカバーできるという安心感からからか。でもいつでもできるというのと、しないというのは雲泥の差(というのは分かっているんだけど)。現存する最古のディストリビューションのSlackwareが、ここのところ1年に1回が恒例になりつつあるメジャーなアップグレードをしてSlackware14.1になったのは昨年の11月。以前のSlackware14.0だったから、メジャーではなくマイナーだったので4ヶ月ほど放置プレー。今回は、先週にアップグレードされたPorteus3.0をベースに、Porteus-ja-plusとしてOSC浜名湖で配布するライブDVDを開発するので、重い腰をあげてアップグレード。ディストロのシーラーカンスだけあって、最新のCD/DVDから起動してアップグレードをクリックなんて簡単ではなく、あくまで手作業。

簡単な手順は、Slackware14.1のインストールDVDに収録されているUPGRADE.TXTで説明されていて、以下のとおりやればうまくいくはず。ここで、/rootとあるのはSlackware14.1のインストールCD/DVDをマウントしたところ、つまり/mnt/cdromにマウントしたら、/rootは/mnt/cdromのこと。

  1. シングルユーザモードに移行
  2.     telinit 1
    
  3. glibcシェアライブラリをアップグレード
  4.     upgradepkg /root/slackware/a/glibc-solibs-*.t?z
    
  5. パッケージユーティリティと関連ツールをアップグレード
  6.     upgradepkg /root/slackware/a/pkgtools-*.tgz
        upgradepkg /root/slackware/a/tar-*.tgz
        upgradepkg /root/slackware/a/xz-*.tgz
        upgradepkg /root/slackware/a/findutils-*.txz
    
  7. 新しいパッケージを含めてすべてをアップグレード
  8.     upgradepkg --install-new /root/slackware/*/*.t?z
    
    次のシェルスクリプトをupgradepkg.shとして作成して、/root/で実行すると楽
        #!/bin/sh
        for dir in a ap d e f k kde l n t tcl x xap xfce y ; do
          ( cd $dir ; upgradepkg --install-new *.t?z )
        done
    
  9. /var/log/packagesを次のコマンドで確認して不要なパッケージをremovepkgで削除
  10.     ls -lt | less
    
    removepkgで次のパッケージは確実に削除
        removepkg Terminal aumix kdegames kdemultimedia ksecrets mysql \
          printer-applet quanta rexima scim-bridge xxgdb
    
  11. /etcにある設定ファイルを次のシェルスクリプトをupgradfg.shとして作成して実行
  12.      #!/bin/sh
         cd /etc
         find . -name "*.new" | while read configfile ; do
           if [ ! "$configfile" = "./rc.d/rc.inet1.conf.new" \
             -a ! "$configfile" = "./rc.d/rc.local.new" \
             -a ! "$configfile" = "./group.new" \
             -a ! "$configfile" = "./passwd.new" \
             -a ! "$configfile" = "./shadow.new" ]; then
             cp -a $(echo $configfile | rev | cut -f 2- -d . | rev) \
               $(echo $configfile | rev | cut -f 2- -d . | rev).bak 2> /dev/null
             mv $configfile $(echo $configfile | rev | cut -f 2- -d . | rev)
           fi
         done
    
    あわせて以下のファイルも確認
        /usr/lib*/man.conf.new
        /usr/share/vim/vimrc.new
    
  13. slackware/kdeiに日本語ローカルファイルがあるので、これをアップグレード
  14.     upgradepkg --install-new *-ja-*t?z
    
  15. 重要! プラットフォームに合わせてinitrdを生成
  16. 64 bitまたは32 bitシングルプロセッサの場合
        /usr/share/mkinitrd/mkinitrd_command_generator.sh -k 3.10.17 | bash
    
    32 bitマルチプロセッサ(SMP)の場合
        /usr/share/mkinitrd/mkinitrd_command_generator.sh -k 3.10.17-smp | bash
    
    ブートローダがLILOのときに更新
        lilo
    
  17. マルチユーザモードに戻す
        telinit 3
    
  18. 再起動

これだけなんだけど、日本語環境が書き換えられているので/etc/profile.dにあるlang.sh.bakを元に戻す

    cd /etc/profile.d
    mv lang.sh lang.sh.new
    mv lang.sh.bak lang.sh

日本語キーボードのキーアサインが英語キーボードのままならば、次のコマンドを実行

    setxkbmap -model jp106 -layout jp

あとはお好みで設定を変更 (^^ゞ 僕は梅フォントで表示をさらに見やすくして、いよいよPorteus-ja-plusの開発に!!(今週末に間に合うのか...)

気になったのは、KDEのオフィーススィートのCalligra Suiteの最新版2.7.4が収録されているんだけど、/kdeiにはその日本語ローカルファイルがない。Slackware14.0のときもそうだったので、とらえず古い日本語ローカルファイルの2.4.3版を使って、一部は英語のままで目をつぶっている。Webで探してみても、2.5.4という版はあるみたいだけど最新版はない。Gnome-Officeで開発されているプレゼンツールEaseも、当初から日本語ローカルファイルがない。LibreOfficeは、頑張って日本語チームが翻訳しているから充実しているけど、他のオフィスってLibreOfficeがあるから需要ないのかな。オルタネーティブを大切にしてきた文化が、ここにきて変わってきたように感じるのは気のせいだろうか。

2014-03-13 暴風雨で濡れネズミの木曜日

Porteus 3.0 XFCE

[]Porteus 3.0の解析

今回のPorteus 3.0もデスクトップ環境が、KDE4、LXDE、MATE、RazorQT、XFCEと5つ用意されている。ダウンロードのページでは選択してisoイメージを生成するようになっていたが、サイト内のディレクトリでは標準的なisoイメージが5つあったので、とりあえず5つのイメージをダウンロードしてみた。気になるのは、各デスクトップ環境でどれくらいの起動時間か。isoイメージの大きさ(容量)の関係もあるかもしれないが、軽快と言われるデスクトップ環境が小さいというわけではないみたい。とりあえずVirtulBox環境を手で起動時間を測ってみた。

デスクトップ環境容量(MB)起動時間(sec)
KDE420624.7(45.4)
LXDE15917.8
MATE20321.2
RazorQT21021.4
XFCE16518.9

KDE4の()は、画面上のアクションから起動サウンドが終了するまでの時間。その他は、画面上のアクションが終了した時間。手での計測なので小数点1桁はほとんど意味がないけど、まぁ参考まで。KDE4はリッチなデスクトップ環境なので、まぁこれぐらいかなと思うけど、他の4つはほぼ大差ない。RazorQtは、KDE4と同じQtライブラリを使っているものの、軽快をウリにしているはずなんだけど起動時間がそれほど短くないのは意外。これがライブCDとして起動すると、いずれも60秒以上かかるのが頭の痛いところ。

Porteus 3.0のディレクトリ構造も調べてみた。以前のものとほとんど変わっていない。Windowsのインストール用実行ファイルは、以前からあったかなぁ。baseディレクトリにある、003-lxde.xzm や 04-firefox.xzm あたりをmodulesまたはoptional以下に移して、cheatcodeを利用して起動できるデスクトップ環境やアプリケーションをコントロールしてあげると、1つのisoイメージに収録することができるかもしれない。週末に試してみよう。

$ sudo mount -t iso9660 -o ro Downloads/Porteus-LXDE-v3.0-i486.iso /mnt/loop
$ tree /mnt/loop
/mnt/loop
|-- USB_INSTALLATION.txt
|-- boot
|   |-- Porteus-installer-for-Linux.com
|   |-- Porteus-installer-for-Windows.exe
|   |-- docs
|   |   |-- GNU_GPL
|   |   |-- License.txt
|   |   |-- cheatcodes.txt
|   |   |-- install.txt
|   |   |-- requirements.txt
|   |-- syslinux
|       |-- chain.c32
|       |-- extlinux.conf
|       |-- initrd.xz
|       |-- isolinux.bin
|       |-- isolinux.boot
|       |-- isolinux.cfg
|       |-- lilo.conf
|       |-- plpbt
|       |-- porteus.cfg
|       |-- porteus.png
|       |-- syslinux.cfg
|       |-- vesamenu.c32
|       |-- vmlinuz
|-- porteus
    |-- base
    |   |-- 000-kernel.xzm
    |   |-- 001-core.xzm
    |   |-- 002-xorg.xzm
    |   |-- 003-lxde.xzm
    |   |-- 04-firefox.xzm
    |-- make_iso.sh
    |-- modules
    |-- optional
    |-- porteus-v3.0-i486.sgn
    |-- rootcopy

2014-03-12 春の日差しに浮かれる水曜日

Porteus3.0 Mate

[]祝 Porteus 3.0リリース

Porteusは、現存する最古のディストロSlackwareベースの軽薄短小なLiveCD Linuxで、僕が作ろうとしているディストロの理想型の1つ。そのPorteusの3.0がリリースされた。元々、SlackwareのLiveCD版としてチェコでSlaxが開発されたが、それが度々活動が止まっているため、アイルランドのユーザが中心となってPorteusが開発された。Slaxの場合はLiveCD版としてのこだわりがあって、HDDへのインストールなど頑なに拒んだところがあるが、Porteusはそれがなくて柔軟性のあるディストロとなっている。逆にその柔軟性が、ユーザに様々なことを求める結果となり弱みになっているような気もするのだが...。

Porteus 3.0では、isoイメージのダウンロード画面でユーザに様々な選択をして構築したものをダウンロードする。アーキテクチャを32bit版/64bit版にするかはまだしも、システムをGUIモード/テキストモード、デスクトップをRazorQt/MATE/KDE4/LXDE/XFCEをそれぞれ選択、設定をタイムゾーン、キーボードレイアウト、音量、さらに拡張オプションを選択、モジュールでWebブラウザ、ワープロ、VoIPクライアント、開発ツールを選択、ドライバでビデオ、プリンタを選択、これらをして構築となる。本来は、お勧めのものをデフォルトで提供して、その他はオプションとするほうが、ユーザにとっては迷わなくていいのに。他のものを試そうとしたとき、Poteus本家でisoファイルを構築してダウンロードするというのは、ちょっと面倒くさい(冗長気味)。

これまで日本語化にあたっては、なるべくオリジナルを残しつつ日本語環境で使いやすくするようにして開発したが、Porteusではローカライズもしてくれ、しかもSlaxではできなかった日本語入力もできるので、オリジナルを残すようなものを新たにする必要はない。それこそ車輪の再発明になる。ここは、自分の理想に拡張したものをやってみるか。3月22日に開催されるOSC2014 Hamanakoで配布できるように頑張る。

Porteus 3.0の仕様は、ここに詳細があるけで主要なものは次のとおり:

CORE:
- Replaced Porteus Package Manager with a new version (GUI and CLI ... CLI si called 'usm')
We no longer need to maintain a porteus module repository and the new version will pull slackware package across 5 repositories and convert to modules.
- Upgraded kernel to linux-3.13.6
- pxe-server: added support for random IP from private pool when nothing is defined
- Configured logrotate to rotate system logs once they reach 500KB in size
- Added: archivemount-0.8.3, libvdpau-va-gl-0.3.2

KDE:
- Upgraded to 4.12.3
- Fixed mounting of ntfs formatted external drivers
- Enabled password for the screen locker by default

MATE:
Upgraded to Mate-1.7.1

BROWSERS UPGRADES:
firefox-24.3.0
google-chrome-33.0.1750.146
opera-12.16.1860
flashplayer-plugin-11.2.202.341

OFFICE UPDATES:
LibreOffice v4.2.1

PRINTING:
- fixed the missing test page for hp printers
- added support for some legacy Canon Pixma printers (note that the compat-32 module is required for this to work with 64-bit porteus) - thanks Blaze and Francois!