はとちゃんの足跡 〜タイムマシンにお願い〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-10-29 雨上がりの金曜日

復活、j-hoop.net

[]HOOP復活

オープンソースERPcompiereでちょっと紹介した国産オープンソースERPパッケージのHOOPは、本当にやめてしまったのか気になったので、開発元のKN情報システムにメールで問い合わせてみた。すぐに回答が返ってきて、内部では見えていたので外部から接続できない状況になっていたことを気づかなかったとのこと。それからすぐに復活。やることが早くてうれしいなぁ。ありがとうございます。復活したページには、去年の12月15日に、バージョン1.2.0を公開していて、しっかり継続的な開発をしている。ひょっとして、そのときに外部から見えなくなったのかな...。

あらためてHOOPの内容を見てみると、国内で使用するには海外のERPを日本語化したものよりも、国内の状況に対応しているようで、これは利用者にとって敷居が低いかなぁと思わせる。最近はグローバルがキーワードだけれども、紹介文の中では、本システムの導入により、日本版SOX法などで要求されている内部統制ガバナンスの強化を情報システムの側面から支援できるとあるとおり、国内の法規や商習慣にマッチしているのはよい。また、国内の多くの業種で共通に運用される5つの基本管理業務(勤怠、給与、財務、業績、固定資産)システムをベースとし、特定業種(建設業、製造業、IT企業等)で運用される管理業務システムを組み合わせることにより、個々の企業の業務に適応したERPシステムの短期間での導入が可能とある。

ということで、まずはマニュアルに目を通してみた。このマニュアルは、かなりのボリュームでしっかり用意されている。特にインストールまわりのものは、詳細に説明されていてよいのだが、それだけインストールに癖があるということの裏返しということかもしれない。このあたりは、まだ仏産compiereのほうがやさしい。この手の企業向けオープンソースは、その傾向があるのは、コンサルを利用してもらうのが前提のビジネスモデルだからか。でも、インストール段階でコンサルを導入できる企業ならば、確実に結果が残せるような商用ERPを、最初から利用してもおかしくないのではとも思うんだけど。

運用のマニュアルは、インストールで力尽きたのか、項目や画面の羅列が多くて詳細な運用方法はない。きっと財務担当ならば運用は分かるでしょうと、暗黙の了承がそこにあるのかもしれないけれど、これから導入しようという企業の財務担当が、いやERPだから財務担当だけではなく、すべての部署がHOOPを利用するには、ちょっと厳しいかも。それでも、簡単に運用できるような手順書があれば、けっこういけるかもしれない。システムが日本語化されていて敷居が低いだけに、あともうちょっとのラスト・ワン・マイルを感じる。

プラットフォームは、これもCentOSなのだが、4.3とありちょっと古い。きっとデータベースなどHOOPを支えるミドルウェアのバージョンもちょっとずつ古いのだろう。CentOSを4.4にして最新(とはいってもCentOS自体が枯れたバージョンを採用していて最新とはいえないのだけれど)にしてみて、これが動けば開発元に結果を報告しよう。

2010-10-21 徳俵を残した曇りから雨の木曜日

キリンさんのNeverNote

[]クラウド時代の三種の神器(Linux編)

日経ビジネスによると、クラウド時代の三種の神器といえば、次の3つなのだそうだ。

これらをLinux上で展開するとなると、どうなるだろう。

DropBoxは様々なディストロ向けにパッケージは用意されており、SlackwareでさえBOB AlienDropBoxパッケージを配布していて、簡単にこれを利用することができる。次のコマンドを実行すればインストールされて、デフォルトでホームディレクトリ以下にDropboxフォルダができて、これでファイルのやりとりをすればよい。ただ、その下にPublicフォルダがあって、ここにファイルを入れると全世界に公開されちゃうので、ちょっと気をつけなければいけない。

$ dropbox start -i

GoodReaderは、iPhone/iPadアプリケーションということで、Linux用のものはない。iPadでもできるのなら、Androidから転用と思ったのだけど、Androidを利用しているのはiPadでなくて、中華Padのほうだった。いかん、デフォルトが中華Padになっている。GoodReaderLinuxで検索しても、GoodReaderLinuxに接続する方法とかはヒットするのだけれど、肝心のものは見つけられない。実際に中華Padでどうしているのか、もう少し掘り下げて探してみるかなぁ。

EverNoteブラウザからも利用できるので、そのままでもLinuxでいけるはずだけど、やはりWindows/Macと同じように専用のアプリケーションがほしいところ。なんせ、アイデアノートなのだからブラウザに縛られたくない(意味不明)。小江戸らぐのオフでmatokenさんが発表したNeverNoteというネーミングが絶妙なEverNoteクローンアプリケーションがあり、これがLinuxで利用できる。EverNoteはゾウさんであるが、NeverNoteはキリンさんとキャラクタもいい。matokenさんの発表では、jambiが必要とあったが、readmeを読むとjava環境があればよさそう。というわけで、Slackwareでは、tarボールをダウンロードして展開したら、そのままinstall.shを実行してインストールは完了。あとはメニューの検索に「nevernote」と入れると起動するし、インターネットのところにDropBoxとともにある。これでアイデアはすぐにメモれる。あとは、湧くのを待つだけ。

openSUSEでもNeverNoteをインストールしようとして、rpmファイルをダウンロードしてYaST2からインポートしたが、エラーになってしまった。単純なJavaアプリケーションのはずなんだけど、依存関係が邪魔をしているらしい。パッケージ管理の両刃の剣を久しぶりに感じた。どうしよう...。

2010-10-15 週末はどうかと曇り空を見上げる金曜日

メータに戸惑う起動画面

[]compiereを試してみた

compiereとは、フランスで開発されたオープンソースERPオープンソースのビジネスツールってどういうのがあるのかと、Googleで「OSS ERP」と検索してみたら、上位に次の3つがヒット。あとはゴミに埋もれてよく分からない。

erp5もフランスで開発されていて、日本でもgrubの開発者の奥地さんが社長で展開を図っている。こういうOSSのビジネスツールを開発する土壌が、フランスにはあるのかもしれない。hoopは日本で開発されたもので、IPAのオープンソース事業でも支援したもの。最初は、これを試そうとしたのだけれども、開発元の会社は閲覧できるが、肝心のhoop本家が落ちたまま。というわけで、最初にヒットしたcompiereを試してみた。

compiereも日本でモンゴル人の社長がcompiere-japanとして展開している。ここでは、253と300というバージョンについてインストールを紹介している。compiere本家では、バージョンが3.2となっていて、どうせなら最新版をインストールしてみようと、本家をまずは読んでみた。

compiere-japanでは、Oracle 10g Expressが必須のように書いてあったが、compiere本家ではEnterprise Databaseと両方いけるようになっている。Enterprise Databaseって何だと思ったら、PostgreSQLでオープンソースのみで構築するならこちらということかな。本来ならばそうするべきなのかもしれないが、ここは情報量の多いOracle 10g Expressを選択してインストール。このOracle 10g Expressというのは、いわゆる無料で使用や配布ができるデータベースで、オープンソースじゃないけどゆるく使えるWindowsのフリーソフトといわれる版と思えばいいのかな。これをダウンロードする前に、インストールの前準備に次の環境が必要。

  • Database approved Linux Operating System
  • Disk Space: > 5 GB (includes database)
  • Swap Space: > 1GB
  • Recommended: Hardware RAID 10
  • Memory: > 512 MB - Recommended: > 1 GB
  • TCP/IP connection
  • Packages: glibc 2.3.2 and libaio 0.3.96
  • Web browser that supports JavaScript and the HTML 4.0 and CSS 1.0 standards

これらの環境を整えるプラットフォームとして、どのディストロを選択するかで悩む。もっとも慣れたSlackwareは、はなから障害が多そうなので却下。compiere-japanでは、ちょっと古い企業向けディストロのRedHatとSuSEが紹介されているので、ここは、RedHatとシステム的に近くて、Oracle 10g ExpressからのRedHatのバージョンチェックを回避する方法があるCentOS 5.5でやってみることにした。初めてのことが多いのに大丈夫かなぁ。

2010-10-04 胸いっぱいの不安感で目覚める月曜日

中途半端な日本語TrueCrypt

[]TrueCryptできるかな

TrueCryptとは、仮想暗号化ドライブツールで他人に見せたくないファイルを置いてあるディレクトリ(ボリューム)を暗号化ドライブに設定できるもの。このドライブというのは、Windows独自の考え方だと思うけど、Linux使いでも感覚で分かるかな。エッチなファイルを家族に隠しておきたいお父さんから、USBメモリの持ち歩きで失くす人まで、とってもありがたいツール。しかも、LinuxWindowsとの両方の環境にあるのがよい。

このTrueCryptのSlackware用パッケージを作成してみた。パッケージ作成用スクリプトは、Slackwareフォーラムで活躍しているAlien BOBのページにあるが、7.0と現行の7.0aとちょっとだけ古い。それを書き換えて、patchの記述をコメントアウト。

cd ${PRGNAM}-${VERSION}-source
# Add required rsa header files:
cp -a ../pks-11-v2-20/*.h Crypto/
# Fix loopmounted volume dismount failure:
#cat $SRCDIR/${PRGNAM}-${VERSION}_umount.patch | patch -p1 --verbose \
#  2>&1 | tee $OUTPUT/patch-${PRGNAM}.log
# Use xdg-open instead of nautilus to open a mounted TC container:
#cat $SRCDIR/${PRGNAM}-${VERSION}_diropen.patch | patch -p1 --verbose \
#  2>&1 | tee -a $OUTPUT/patch-${PRGNAM}.log

最新のソースファイルをダウンロード。他にもAlien BOBから必要なファイルをダウンロード。TrueCrypt以外にも次のファイルが必要なことは、ソースファイルのReadme.txtにも記述してある。やっぱり、ダウンロードだけして実行ではなく、一度解凍してドキュメントを読むことは大切だなぁ。

  • pks-11-v2-20.tar.bz2
  • wxGTK-2.8.10.tar.bz2

これでスクリプトを実行すると、難なくパッケージ作成に成功。これをinstallpkgでインストールして、コンソールでtruecryptと打ち込むと、TrueCryptのウィンドウが表示される。

TrueCryptには、言語用のxmlファイルが用意されていて日本語もあるけれど、言語のページには、今のところWindowsのみ対応と書いてある。その日本語用xmlファイルをダウンロードしてみてみると、日本語用のものは、Language.ja.xmlとなっている。これを、ソースファイルのCommonディレクトリ以下にあるLanguage.xmlファイルに置き換えてtar.gzファイルに固めてから、再びパッケージを作成してインストール。起動してみると、本当はすべて日本語表示されるはずなんだけど、とっても中途半端の日本語化がちょぼちょぼとっされているウィンドウが。うーん、それは訳さなくても分かるだろう...。

さて、これでWindowsSlackwareのTrueCrypt環境ができたと思ったのだが、なんとopenSUSEのパッケージが用意されていない。これはTrueCrypt本家のrpmファイルをインストールしろということかな。openSUSEのフォーラムでは、TrueCryptの古いバージョンではconflictという文字があるのが気になる。依存関係をきちっとしているパッケージ管理システムを採用しているディストロは、こういうときに躊躇してしまう。もう少し調査してからインストールすることにしよう。

2010-10-02 暑さ寒さも彼岸まででもない土曜日

LBP3300の設定

[]capt2.0印刷トラブル

ここ数ヶ月Linux環境から印刷できないトラブルが解決できずにいて、結果的ペーパーレスというトホホなエコ生活を送っている。我が家のプリンタは、インクジェットMP610にレーザージェットLBP3300と、2台ともCanon。どうしてCanonかというと、Linuxでも印刷できる環境を提供してくれるから。そのはずだったんだけど、どうも最近はちょっと悲しい状況にある。

LBP3300はNB-C2という内蔵プリンタサーバを介して、この8月まではSlackware13.0とopenSUSE11.2で印刷ができていた。Windowsとはちょっと出力が違ったりするけど、それはご愛嬌ということで、とにかく使える状態にあった。小江戸らぐの活動報告書「Linux User」の作成が一段落したので、Slackwareを13.1に、openSUSEを11.3にあげて、LBP3300のドライバであるcaptが1.xから2.0にアップしていたので、これもインストールしたところから、悲しみに暮れることに。テスト印刷しても、まったく反応がない。もちろんWindowsからは印刷できるので、ハードウェアのトラブルではない。

小江戸らぐやopenSUSEユーザ会のMLでも相談してみたけれど、僕の説明の仕方が悪いのか、それとも情報リテラシが低いのか、解決には至っていない。これが喉に引っかかった魚の小骨のようになっているので、OpenPrintingにサポートリクエストとしてチケットを送ってみることにした。チケットは、MediaWikiと同じ文法で記述するようで、これがデファクトな標準になりつつあるのだろうか。

ユーザとして得られる情報はどうしても限られるけれど、とても興味深いのは印刷の設定で接続が次のようにうまくいっていないところ。

モデル      接続                  説明
現在の接続: ccp://localhost:59687 LBP3300
            接続がありません。    Try 'Detect More' or use the 'Connection Wizard'.

接続に関しては、ccpdadminで設定するのだけれど、ccpdadmin -lでその内容は確認できる。これでは、一見ちゃんと設定できるように見える。ちょっと期になるのは、UI Port = 59787 というところだけれど、FIFO pathは、ドキュメントどおりになっている。

 CUPS_ConfigPath = /etc/cups/
 LOG Path        = /var/log/ccpd/
 UI Port         = 59787

 Entry Num  : Spooler   : Backend       : FIFO path             : Device Path   : Status 
 ----------------------------------------------------------------------------
     [0]    : LBP3300   : ccp           : //localhost:59687     : net:192.168.0.215     :

残るはファイアウォールで閉めているところぐらいだけど、Linuxのファイアウォールは停止しているし、/etc/cups/cupsd.confは、次のような設定をしているから、これでいいはず。

# Restrict access to the server...
<Location />
  Order allow,deny
  Allow from 127.0.0.1
  Allow from 192.168.0.215
</Location>

# Restrict access to the admin pages...
<Location /admin>
  Order allow,deny
  Allow from 127.0.0.1
  Allow from 192.168.0.215
</Location>

# Restrict access to configuration files...
<Location /admin/conf>
  AuthType Default
  Require user @SYSTEM
  Order allow,deny
  Allow from 127.0.0.1
  Allow from 192.168.0.215
</Location>

これで何か反応があれば、いままで止まっていたトラブル解決というプロセスが少し動きだす気がする。

2010-10-01 雨上がりの金曜日

gitorious.orgのaufs2_linus

[]aufsダウンロード

aufsというのは、another union file systemの略で、独立したファイルシステムのファイルやディレクトリを透過的に重ねて、ひとつのファイルシステムとして利用できるファイルシステムで、knoppixやslaxなどの書込できないLiveCDに普通に使われている。このaufsのSlackware用パッケージを作成したくて、aufsソースのダウンロードと格闘。初めてのgitということで、そもそもどうすればいいのか分からず、まずはgit入門を読むところから始めるが、何とも大きな回り道をしているような気がする。

ここで分かったのは(誤解かもしれないけれど)、ソースを持ってくるのはとりあえず次のコマンドを実行すればよいということ。たったこれだけのことに、どれだけ費やしたんだろう。

git clone git://git_server/git_file.git

aufs本家では、公開しているauft2のgitツリーというのが、次の3つあり、standaloneとutilitiesは表示してあるgitのURLでダウンロードできたけれど、肝心のaufs2がダウンロードできない。そもそも、本家ではなくてgitorious.orgというところにaufs2_linusという形で置かれている。

  • aufs2 (with full kernel source files)
  • aufs2 standalone
  • aufs2 utilities

紆余曲折を経て、まずはこのgitorious.orgに登録してssh-keygenコマンドで生成したssh public keyを渡して、ようやくダウンロードまでに。なんと800MBもあるんだ! とスタートラインに立ったことを忘れていた。

2010-09-21 何かに急かされる火曜日

OracleロゴのOpenOffice.org

[]Slackwareでscimの起動の停止方法

上記でSlackware標準のインプットメソッドscimを起動しないようにする方法が分かった。/etc/profile.d/にあるscim.shまたはscim.cshが、localeにUTF-8が指定してあると呼ばれるようなことがコメントにあった。そこで、scim.shとscim.cshをrootにmvして再起動してみた。ばっちりscimが起動せずに、これまでscimが自動的にインプットメソッドとなっていたアプリケーションでも、uimが使用できる。

どちらの使用感がいいのか、好みが分かれるところであるが、uim贔屓の僕からでも、英数字と日本語の併用ならばscimに軍配があがるかなぁ。簡単にATOK風にできるところも大きいかな。だとすれば、uimの優位性はどこにあるのかといえば、ずばりコンパクトで軽快。これは何物にも代えがたい。

そう思ったのも束の間、てっきりscimが起動するはずのモバイル環境が、最初からuimが起動して、すべてのアプリケーションに対応。どうしてと昨日したことを振り返ると、scimの文字列があるプロセスをkillしまくった。それでuimに代わったのはいいけど、scimに戻すにはどうすればいいのよ。/etc/profile.dに移動して、次のコマンドを打ってみる。

$ sudo chmod +x scim.*

これで再起動すると、scimに戻すことができた。で、+xを-xにして実行すると、今度はuimにすることができる。これで再起動しなくちゃいけないのは煩わしいけど、何とかコントロールできたことにしよう。でも、最初にアプリケーションによってはscimになったりuimになったりというのは、どういう設定になっていたんだろう。謎だ...。

2009-11-20 長い一週間だと感じる金曜日

パッチ物とイヤーピース

[]POPから拒否られた原因

会社から自宅のPOPサーバに繋ぐと、次のメッセージが表示されて接続できない現象が、ここ最近頻繁に起きて困っていた。

/var/mail/.hogehoge.pop lock busy! Is another session active? (35)

すでにサーバは稼働してから3年以上経っているためディスクが寿命説や、知らないうちに変更を加えてしまったサーバ誤設定説、はたまたクラックされて僕の知らない誰かに侵入された説などの諸説が浮かんだが、家に帰って自宅のPCを見てみると、このようなメッセージは再現されずに、いたって順調。まぁ順調ならばいいかと済ませ、また会社で同じメッセージに悩ませられるとの繰り返しが続いた。

それが今朝になって、自宅のPCに表示されているウィンドウを見て閃いた。アンチウィルスから、メールに添付されたファイルにウィルスが混入しているので、このメールを削除するかどうかを聞いてきている。この状態のまま会社に行けば、アンチウィルスが削除すべきメールを掴みっぱなしのため、another session activeになってしまうのかもと。これを実証するため行儀よくメールクライアントを落としてから出社。会社から自宅のサーバに繋げてみると、ちゃんとメールを持ってくることができる。これまでのことが何だったのと思うぐらい順調。いつも繋げなかったわけではないのだけれど、気も知的にもうんと楽になる。

少し前までは、アンチウィルスはAVGを使用していたが、気分でAvast!に変更していた。AVGなどは、メールにウィルスがあった場合に、問答無用で削除するのか見逃していたのか分からないが、このような問題はなかった。Avast!だと、しっかり見つけて「どうしますか、ご主人様」というわけである。とりあえずは、行儀よくメールクライアントぐらいは落として会社に行こうと反省。

2009-11-07 朝寝坊した静かな土曜日

ふじのき公園にMMPメンバ集合

[]M-241データをGPSBabelで変換するコツ

向島マッピングパーティで取得したgpxデータを、OpenStreetMapサーバに早く上げてねというリクエストに応えるべく、Holuxの専用ツールでM-241から、trlファイルとkmlファイルに分けて吸い上げる。これをGPSBabelというツールを使用して変換するのだが、trlファイルをm-241と指定してもうまく変換できないので、kmlファイルからgpxファイルに変換していた。kmlファイルは、Google EarthやGoogle Mapで扱う形式のもので、これだと一応成功して、地図エディタJOSMでも利用できている。

このgpxファイルをOpenStreetMapにアップしたところ、向島マッピングパーティ会場で見たものと違って、全然反応がない。翌日、公開GPSトレースを確認しても、自分のところは何もなくて涙目。なんとOpenStreetMapからもメールが届いて、timeタグがないからダメよと指摘された。

どうしてtimeタグがないのとメーリングリストに投げたところ、OpenStreetMapにM-241でのやり方があるというので、これを訳してみた。ここでは基本はコマンドでしているし、それを差し引いても、どこか僕とやり方が違う...。結局、専用ツールとGPSBabelというのではなく、専用ツールを利用せずに、それぞれのツールだけを利用している。ということは、m-241と指定したのは、そもそもM-241自体からデータを吸い上げるもので、trlファイルは変換した結果ということが判明。それじゃ変換できないわけだ。

GPSBabelで変換するデータの一覧を眺めると、なんとtrlファイルは次の3つもあることが分かった。最初のものは、M-241を購入したときに試したものだが、これがうまくいかずにm-241もうまくいかず、結局、kmlファイルにした記憶がある。

  • Alan Map500 tracklogs (.trl)
  • Google Navigator Tracklines (.trl)
  • TrackLogs digital mapping (.trl)

ということで、Google Navigator Tracklinesでやってみたところ、あっさり成功。ファイルの内容を確認してみると、ちゃんとtimeタグが入っている。OpenStreetMapにもアップできて、ちゃんと表示されており、上野から走っている様まで反映されて感激。

途中で諦めて安易な道に逃げちゃうのも考えものだなぁと、ちょっぴり反省。

2009-11-06 心を入れ替える気になる金曜日

微妙な盛り上がりのCTOパネル

[]楽天テクノロジーカンファレンスでアジャイル遭遇

今年の楽天テクノロジーカンファレンス2009のテーマは「集まれ!モノヅクリスト」で、昨年と同様に大盛況だったが、僕的には発信側でなくて受信側だったのがちょっと寂しい。来年は発信側になるぞと(思い続けることが大切なんだ)。で、昨年と違ったなぁと思ったのは、企業サイドとコミュニティサイドの距離が縮まったように感じたこと。これは、rubyのまつもとさんがフェローとして招かれたり、吉岡さんが入社したりして、企業文化という形で現れたのだろうなぁ。文化なんて時の積み重ねで、簡単に形にはならないと思っていただけに、テクノロジーカンファレンスの3回目でそれを来場者に感じさせるなんて、素敵なことだと思う。

この催しで、個人的に楽しみにしていたのは、次の2つのアジャイル開発のセッション:

  • LinkShare Way(Anna Patishman Nathan Bryant Lana Adamov 安藤祐介)
  • 楽天USAのアジャイル開発(Sean Hussey)

友人の多くは、楽天ジャングル+Lightning Talksに参加したけれど、そこは間借りなりにもソフトウェアエンジニアリングがお仕事だから。それだけではなくて、これからの手法の主流になると直感的に感じたし、これをベースに日本文化の強みを生かした開発手法ができるかもしれないから。

実際この講演を聴いて、その思いは確信へと変わったというのはオーバーだけど、きっとそうなる、そうしたいという思いに駆られた。一言でいえば、いかにコミュニケーションを密にさせるかという開発手法ということ。古典的なウォーターフォールでも、コミュニケーションを取ることはできるけれども、取らなくてもすんでしまうところが最大の欠点かと。アジャイルは、コミュニケーションを取らなければ、次に勧めないシステムになっている。これは、ユーザ(オーナ)とベンダ、ベンダのチーム内でも同様にコミュニケーションが重要なポイントとなっている。これに日本のお節介文化を取り入れれば、最高の開発手法になって、きっと負け組から勝ち組の産業に転換できるだろうなぁ(妄想中...)。

ただ残念なことに、彼らの生英語がほとんど理解できなかったこと。東海岸だからさと自分に言い聞かせるも、やっぱり生で何を言っているのか理解したかったなぁ。両方とも逐次通訳してくれて、いや本当に助かった。しかも、安藤祐介さんって、OSS貢献者賞の奨励賞を取っているということで、余計に身近に感じてしまった(関係ないんだけどね)。