今日の寝起きの音楽 Vol.81 〜リチャード・ティー

今朝の寝起きは、リチャード・ティーの「Strokin」だった。目覚めとほぼ同時に頭の中に沸き起こった。この曲はアルバム『Strokin』に収録されている。彼の代表曲の一つだ。メチャかっこいい。


リチャード・ティーとは遺作となったアルバム『Real Time』で一緒に仕事ができた。まだA&Rになって間もなくで緊張ばかりだったのを覚えている。身体が大きく温かい人だった。彼のピアノは凄すぎる。当時FM東京の番組に出演ができて、FM東京のスタジオでリチャード・ティーの「イン・ア・センチメンタル・ムード」のソロを目の前で見聴きできて大感動したのを覚えている。また、来日公演の時のリハーサルの時にやはりピアノの目の前で彼の演奏を見聴きできたことも感動した。他にも思い出すと色々ある。数日間という短い間だったが、リチャード・ティーと貴重な時間を過ごせたことは素晴らしい体験だった。


もう彼のようなピアニストは出てこないだろう。
まさにOne and Onlyな存在だった。