PLAIN ニュースにはやぶさサイエンスデータアーカイブの話題

宇宙研 PLAIN センターニュースの最新号で,安部先生がはやぶさサイエンスデータアーカイブの記事を執筆されています.

各データに関する簡単な解説が日本語で書かれているので,アーカイブサイトの英語を読むのが面倒な人には良いかも.

ちなみにアクセス解析の結果も書かれています.

データ公開から1週間のアクセス解析では、トータルの訪問数は 2万件(ピーク時は 1日約 8千件の訪問)を越え、15万ページの閲覧(同約 6万ページ)、約 100万件のデータアクセス(同 30万件)がありました。他のデータベースとの比較はまだ出来ていませんが、JAXA各本部のトップページにおける通常のアクセス数と同程度(あるいはそれ以上)を記録しています。

いやー,すごいですねえ.

とはいえ,まあ,はやぶさ 2 回目タッチダウンの日(2005 年 11 月 26 日)には,7 時過ぎで 1 分あたり 5 万件,26 日総計で 2,300 万件のアクセスがあったわけですが…w.上記にあるとおり通常時の各本部のトップページアクセスが 1 日 8 千件程度とすると,これがどれだけとんでもない数字かよくわかりますね.

東京大学の「五月祭」ではやぶさ模型等展示

東京大学本郷キャンパスの学園祭「五月祭」が今週末の 5/26,5/27 に開催されますが,航空宇宙工学科の展示「空宙 Walker」で,はやぶさイトカワM-V-5 の模型をはじめとするさまざまな展示があるようです.

こんにちは、JAXA宇宙航空研究開発機構)の宇宙科学研究本部の展示を担当している、方弘毅です。
JAXAは宇宙や航空などさまざまな分野を取り扱っておりますが、宇宙科学研究本部はその中でも宇宙関係を担当している施設です。宇宙科学研究本部は、いままでいろんなミッションを担当しており、その中でも小惑星イトカワでサンプル採集に成功した「はやぶさ」や、月の探査を行う予定の「セレーネ」などはご存知の方も多いでしょう。
今回の展示においては、その「はやぶさ」と「セレーネ」の二つのプロジェクトに焦点を当てました。「はやぶさ」「セレーネ」の模型はもちろん、小惑星イトカワの模型、さらに「はやぶさ」を打ち上げたM−V−5ロケットの模型も用意しております。いずれもリアルタイムなプロジェクトで、展示にも最新情報をいっぱい盛り込んでいくので、どうぞ日本宇宙産業の最先端をお楽しみに!

他にも JAXA 総研本部から H-IIAISS・きぼう,三菱重工からロケットの外板・断熱材,ANAJAL のモデルプレーン(未就航のものも!)の展示があったり,研究室の一般公開があったりして(はやぶさ関連では川口研や國中研などが出ているようです.中須賀研はなんとキューブサットの運用が見学できるとか),かなり見ごたえありそうです.


追記(2007-06-03):詳細なレポートを見つけました.ターゲットマーカーの中身など珍しいものが出ています.