東大博物館「異星の踏査」展が展示品を入れ替え

期間延長している東大博物館の「異星の踏査」展ですが,平田先生からはやぶさスレに以下のような書き込みがありました.

522 平田@会津大 [sage] Date:2008/01/16(水) 21:59:27 ID:3ttgAVOA Be:
はやぶさスレの皆様
どうも,会津大の平田です.

ずう〜っとほったらかしでこのスレでも「どうなってんの?」な
状態だったひかりグリッドですが,遅ればせながらちょっと結果
が出てきたので,今日東大へ行って展示物の入れ替えをしてきま
した.

まだ部分的ですがひかりグリッドの成果を使ったムービーを出し
てます.これまでの試験でだいたいノウハウが溜まったので,こ
れから本格的なグリッドによる(一般のユーザさんの計算機資源
も借りた)処理をやる予定です.

たぶん自分で宣伝しないとあんまり周知されないと思うので,書
いておきます.

ちなみに「異星の踏査」展は,月の石は借用期間が終わったので
返却になりましたが,これに代わって(?)面白いものが展示品
に加わっています.

「かぐや」の小衛星「おきな」と「おうな」,あるいはさかのぼ
ってμLabSatで使われた板バネで衛星のスピンと分離のための並
進運動を同時に発生させる分離機構のモデルが展示されています
(提供:日本飛行機).

残り会期はちょっと短めで申し訳ないのですが,お時間ある人は
見に来てもらえると嬉しいです.

いつも応援ありがとうございます.
お邪魔しました.

というわけで,一度見に行かれた方も再度東大博物館へ GO!といっても期間延長は 2/8(金)までですのでお急ぎ下さい.土日祝日は残念ながら休みだそうです.この特別展だけは写真撮影可だそうなので,前回うっかり撮影しなかった方はリベンジしてください.

ちなみに,ひかりグリッドによるイトカワ解析の話は 1/16 で締め切られてしまっていました.告知が遅れて申し訳ないです.

神戸大学・惑星科学研究センターは、小惑星イトカワ」の重力場と形状の解析を行います。ISAS/JAXA小惑星探査機「はやぶさ」により得た小惑星イトカワ」の形状モデルを用いて、局所重力と形状、回転の様子を詳しく調べます。