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October05,2012

『虚数の情緒』吉田 武著

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超がつくほど数学オンチのわたしに^^;)

「これならキミも楽しく読めるんじゃない?」と、渡されたのは、堂々たる1000ページ越えの本。 

お昼寝の枕に良さそうな厚さねぇなんて冗談言いつつ、どれどれと数ページ繰ってみたら...とっても面白そう!

まずは方法序説

1.1 数学は積み重ねか

1.2 数学は暗記科目か

1.3 数学は役に立つか

と、はじまり、

8.1 宇宙の誕生

8.2 物質の誕生...

8.3 星の誕生

8.4 太陽、地球、そして生命の誕生

8.5 人類の誕生

8.6 文化の誕生

8.7 我々は如何なる存在か....

と、延々(失礼!)続き、第2部に入ってようやく、自然数が登場。

最終章は、量子脳力学,「フェルミオン思考」から「ボソン思考へ」

おしまいは「若きハムレットたちに捧げる」ですって。

「本書は人類文化の全体的把握を目指した科目分野に拘らない"独習書"である」とある通り、このムンムン放たれる熱さ(厚さ??)に、なんだかワクワクしてきた〜^^

本の中では「本書は全方位の独学を目指したもので、当然そこには国語の問題も含まれている」と、その重要性を取り上げ、この本を通じて学んで欲しいともある。文系脳としては、ここがとっても響きました。この言葉にチカラを借りて、よーし最後まで読むゾー!

諸君には、(略)正しく美しい日本語の体得を目指して欲しい。言葉の学習に終着駅はない。正しきものが在ると信じ、それに憧れそれを目指し続ける以外に方法は無いのである。自身の言葉が美しくない、と感じる人のみが、美しい日本語を会得し得る可能性を持つのである


虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

虚数の情緒―中学生からの全方位独学法

魔女っ葉魔女っ葉 2012/10/08 11:30 何!なに!ナニ!
『「虚数」の「情緒」』?、情緒に欠けると言われ続けた理系脳の魔女としては、聞きずてならないタイトルです。
読みたい読みたい。そして、中学生になりたての孫娘にも薦めよう。
それでも、お昼寝枕にしない自信もないので、どこかで読書会やらない?

etsukoetsuko 2012/10/09 19:36 魔女っ葉さん、
よいですね〜、読書会。
すこし読み始めたところですけれど、壮大なスケール、もう面白くって。
数式が登場する章になった途端、アッサリ枕にしませんように!

January30,2012

『FOOD, INC』DVD

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「たべラボ」では、料理ワークショップやイベントも冬休み、畑仕事からもしばし開放される 冬シーズンに、みんなで勉強会をします。

気になるトピックについて、DVDの鑑賞会や読書会。その後はディスカッション(感想や意見を出し合う、フリートークという感じですが)

2月は『FOOD,INC』DVDです。それから関連図書として『フード・ルール』『雑食動物のジレンマ』はマイケル・ポーラン氏の一連の著書。

わたしたちが食べている「安くて、おいしい」食べものって一体どこから来るの? 漠然とみんなのキモチを覆っている「食の安全に対する不安」って、何が原因だと思う? 

わたしたちは、誰であろうと、とにかく毎日食べているわけで、自分や家族の命をつなぐ ”食べもの” そして "食べること”は、他の何よりも大切なことなのに、どういうわけか、なんとなく友人同士で口にしづらいとか、率直に話し合うことが難しい、いったい誰に聞いたらいいのかわからない...という気分が、モワ〜〜ンと漂っている。

日頃「美味しいモノ」情報をわたしたちが気軽に交換しているのなら、「安全な食べもの」についてみんなで勉強したり、シェアするのだって、これはありだよね。

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『雑食動物のジレンマ』については、発売時に読んだ感想をブログへupしていました。ご興味ある方はこちらもご参考くださいね^^







たべラボは、現在メンバー制で運営しています。

ワークショップへ参加ご希望の方は、こちらをご覧の上、emailにてお問い合わせください。

詳細をお送りいたします。

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November23,2011

ホテル「ザ・ペニンシュラ」 フカヒレ提供を停止 :日本経済新聞2012.11.21

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ペニンシュラ ホテル(The Peninsula Hotels)が、系列店も含め、ホテル、レストランでのフカヒレ提供をやめると発表しましたね。

→ホテルのコメントはこちら

同社の郭敬文・最高経営責任者(CEO)は「我々の決断が、世界の次世代の海洋環境維持に寄与できることを期待している」とのコメントを発表した。

 中国の経済成長に伴う所得増加などを背景に、フカヒレの需要は増加している。動物愛護団体などはサメの保護を理由に、フカヒレを食べる行為そのものを見直すよう求めている。郭CEOは「我々の決断が(ホテルや飲食など)他の接客業界にも同様の行動をとるよう促すきっかけになることを期待している」としている。 - 2011.11.21 日経新聞記事より

フカヒレ漁ついては、以前から海洋環境維持や動物愛護の理由から、反対運動が繰り広げられ、あちこちで話題になっていたので、ご存知の方も多いと思います。

曰く、乱獲によってサメが絶滅しまう。船上で生きたままサメのヒレだけを切り取って、あとは海に捨てるという方法が残酷である。一方、こういった指摘に反対する意見としては「その国に育まれてきた食文化である(他国の者がとやかく言うべきではない)」というのがお決まり。

倫理問題として熱くなりすぎるのも、「独自の食文化」を主張し過ぎるのも、わたし個人としてはなんだか違和感がある。暮らしの中で、わたしたちが他の命をいただいて生きていることは事実だし、いまどきその土地の食べものだけで日々の食事を賄う人は居ないでしょう(オーストラリアの牛肉、チリで養殖された鮭、メキシコから空輸されたアボカドetc...)。

食の愉しみが大衆化、グローバル化し、ファミリー向けのフカヒレチェーン店とか、回転寿し屋で大トロとか、以前は高級・珍味とされていた食材がそうではなくなっている。このまま、わたしたちの欲望がどこへ向かうかを考えれば、ひとりひとりが取る行動はきっと変わり、そして世界も変化する。

今回のペニンシュラの決断は、その表れではないでしょうか。なにより、欧米系ではなく、中国系のホテルチェーンがこれをしたことは、とても大きな意味を持つよね。

世界人口も70億を越えたわけだし、もうわたしたちは変わらなくちゃならない。

これからは、ローマ時代を懐かしむように「キャビア、フカヒレ、フォアグラ...とかいう食文化があったらしいねー」と歴史を振り返り、その味を想像して楽しむのがスマートな21世紀人かも。

日経新聞記事(2011.11.21)


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kawauso999kawauso999 2011/11/23 12:03 菜食を始める前からフカヒレは避けるようにしていました。このホテルのような決断が今後も広がるといいですね。

etsukoetsuko 2011/11/24 09:16 kawauso999さん、こんにちは^^
利潤追求が企業の目的、存在理由であるとしても、一方では、社会貢献という選択肢もありますよね。
みんなが「難しい(無理〜)」と、なんとなく解決できないと思っているコトに対して、良い方向を示したり、価値観を変えることだってできる。
その影響力を、こういうことへ行使してくれる企業が増えるといいなぁと思います。

June11,2011

村上春樹 スピーチ「非現実的な夢想家として」ノーカット版

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カタルーニャ国際賞を受賞した村上春樹氏が、9日、バルセロナの自治州政府庁舎で受賞スピーチを行った、その全映像。

TVやネットの記事では、短く編集されたVTRが流れたけれど、ノーカットのスピーチを、ぜひみんなでシェアしたいと思ってエントリーします。

インタヴュー嫌いとして広く知られ、ほとんどマスコミの取材も受けない氏の姿を、こうしてTVで観ることなど、今までだったらとうてい考えられなかった。それだけに、どういう決意のもと、このメッセージが発せられたかということを、決してなめらかではない話し振りを聞きながら、その重さ、深さについて考える。

報道では、各社一斉「原発批判のスピーチ」という見出しと共に、センセーショナルに取り上げられたが、世界的に高名な作家が「反原発」の立場を表明した!という二者択一的な結論へ、自動的に反応してはいけない。そういった思考停止をこそ、彼は批判しているのであって、わたしたちひとりひとりが考え、選択し、行動へ移さなければならない、そこにしか答えはないということを繰り返し発言しているとわたしは感じた。

あまりにも大きな過ちを前に、たじろぐわたしたちは、どうやっても他に生き延びる道のないことは明らかなのに、果たしてそんなことができるのか、再び正しい道へ戻れるかどうかということさえも、疑い、心が揺らいでしまっている。でも、少なくとも夢見ることはできるし、それは罪ではない。

みんなでそれを信じよう。「非現実的な夢想家」になろう。そのひとりひとりの想いが、必ずわたしたちを正しい道へ導いてくれるのだからと、氏の訥々とした語り口に、温かく励まされているようだった。


村上春樹氏 カタルーニャ国際賞 受賞スピーチ「非現実的な夢想家として」

ノーカット版 続きの映像。

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May28,2011

『My Back Pages ある60年代の物語』川本 三郎著

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マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

マイ・バック・ページ - ある60年代の物語

この本が映画化されるそうで、目に留まった。

もともとは『SWITCH』へ連載(1986〜1987)されたものが翌年に単行本化、映画化をキッカケに、このたび新装版刊行となったらしい。この雑誌を毎号読んでいたのが、ちょうどその頃だったので(この連載は覚えがないから、きっとその直後くらいから買ってたのかも)懐かしさも手伝って読み始め、一気に読了。

著者の、洒脱で、控えめというか、ときどきちょっと人ごとみたいに突き放しているような、感情過多ではない文章が好きで、巷で見つければ、内容はチェックせず、まずは手にとり、読む。

単なる個人的な好みだが、他の、オジさま世代による、映画や音楽にまつわるエッセイや評論はどうも苦手。過剰にセンチメンタルか、根拠のよく分からない上から目線の、威圧的なトーンのことが多くて、読んでいる途中から、映画の話なのか、オレ自慢なのかがよくわからなくなってくる。

さて、物語は、60年代に青春を過ごした著者の記者時代の思い出を、当時のカウンターカルチャーを織り交ぜて語るところから始まり、いつものカラーを楽しみながら読んでいたのだが、後半は思わぬ成り行きに進んで行く。

途端に、話のスピードは落ち、著者の怖れや苦しみ、逡巡、後悔を行ったり来たりしながら、ようやく前に進んで行くような感じになる。このじれったさに対して、辛口のコメントをするレビューも多いようだが、わたしは、このある種の決められなさ感が、若さとか、きっとあの時代とか(体験していないので想像の範囲だが)、そのものを表しているように思えた。繊細なのだけれど、湿ってなくて、独特の抑えた文体が完成して行く理由のひとつは、もしかしたらここにあったのかということも、はじめて知った。

著者のあとがきによると、出版当時、丸谷才一氏が『比類ない青春の書』と評したそうですね。その次の一文を見て思わず唸った。『どう見ても愚行と失敗の記録であって、それゆえ文学的だ』そうです、その通り。ゴチャゴチャ言ってすみません。

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February22,2011

「革命は文学からしか起こらないのです」『切りとれ、あの祈る手を <本>と<革命>をめぐる五つの夜話』佐々木中著

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切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

革命はFacebookから、ではなかった? 

いやもう、ガツーンときました。読了後、自分の中の何かが変わってしまった。さもわかったような顔をして気楽に生きるため、普段は心の奥へ何層にも巧妙に隠していたモノに触れちゃったような。

読むということは、どういうことか、その本質、そのわからなさへと深く分け入り、こっちへおいでと誘う。

著者は言う。読むということは、無意識に接続することであり、読むという行為によって自らの無意識を変革させてしまうほどの冒険に乗り出すようなことなのだ。これはとても怖い事だから、フィルターをかけられ単なる情報に還元されたものだけを手に取って、安心したくなる。しかし、こんなのてんで読むということにはならない。そんなものに価値があるのか?と迫ってくる。

「文学こそが革命の力であり、革命は文学からしか起こらないのです。読み、書き、歌うこと。そこからしか革命は起こらない」

博士論文に加筆、出版された前著のデビュー作が、思想界を震撼させたというその評判に納得。中身をもっと説明したいような気もするけれど、ネタバレでせっかくの醍醐味に水を差しそう。

夜話というタイトル通り、著者の語りがそのままなので、読みやすい。それは、内容が易しいという意味ではない、著者の圧倒的な説得力に、気分良く陥落させられることから受ける印象だ。

情報の奴隷になって安穏としているわたしたちを痛烈に批判し、読むということを通じて、自ら考え、生き方を選びとり、人類が生き延びる闘いとは、個人がどう振る舞うということなのか、語る口調は穏やかにして、覚めていながら熱い。

一気に読み終え、いよいよ前作『夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル』を読み始めたところ。

夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル

夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル



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November18,2010

『狂人の太鼓』リンド・ウォード(Lynd Ward)著

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狂人の太鼓

狂人の太鼓

面白い本に出会った。木版画120点だけで構成された、文字をまったく持たない小説。

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片面に刷られた版画だけが続く

ページを繰りながら、ストーリーを想像していき、どんな内容なのかは読む者に委ねられるのだが、知らぬ間につい夢中になってしまう。文字を追い、イメージの広がりを楽しむという、小説を読むいつもの行為と逆のことが起きるからだ。

いや、まったく逆っていうわけでもないかな、文字のある小説を読むとき(←なんか妙な説明ね)と同じように(それ以上に)ものすごく想像力を駆使するし。それから、人にもよるとは思うけれど、わたしの場合は、この本を眺め、ストーリーを頭の中で展開していくときに、明確な言語化というか、文章そのものを思い浮かべるやり方で進まなかった。もっと、未知の、感じたことのない知覚の領域に触れちゃった!というような衝撃だった。

まるで質の良いタロットカードと戯れるときのように、想像をかき立てられる世界。風景、象徴、意識、自我、そして洞察を巡る旅。

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魔女っ葉魔女っ葉 2010/11/19 11:39 これはこれは!ちょっと早いクリスマスプレゼントです。早速アマゾンで注文しました。
このところ、言葉による表現や意思伝達に悩むことが多くて(ただでさえ議論好きと煙たがられているのに、加齢とともに思いは深く?、ふさわしい単語は出て来ない!)、真剣に「レポートや企画書、メールの文章を上達させる9方法」に読みふけっていました。なんと、そのトップの方法が、「1、写真に説明文をつける」です。
『狂人の太鼓』が早くも聞こえて来たような、魔女ならぬ狂人になれるような・・・・。

etsukoetsuko 2010/11/20 10:52 魔女っ葉さん、こんにちは^^
ちょいちょいと魔法を掛けてくだされば、クリスマスプレゼントにお届けしましたのに。
感想をまた聞かせてください、白熱議論も受けてたちますよ〜(?)