中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

父の三回忌と渋谷打合せ

 火曜日、相変わらず一時帰国中のワタクシ。関東地方は晴れ。気温は一気に下がって 4度。また寒くなった。
 今日は父の三回忌の法要があるので朝一から横浜の某お寺に行ってきた。父が死んでから丸二年か…早いモノだ。その後まさか今度は自分が病気するなんて想像だにしなかったが、まぁ人生そんなモノなのかもしれない。
 お寺で母と別れ先にワタクシは一人で駅まで急ぐ。今日は夕方から渋谷で打合せがあるのだが、サスガに喪服で打合せに行く訳にも行かないので一旦帰宅して着替えてから直ぐに出かけなければならないのだ。
 早歩きで東急の反町駅に到着。ココは昔地上の駅だったのに、地下に潜ってしまった。駅舎に漂う不自然感に笑ってしまった。なんだろう?このハリボテ感。2Fは絶対使ってないよねコレ。窓がわざとらしい。


 ホームは地下4Fにあった。凄く深い。よくこんなに深い所まで掘ったものだ。昔地上にあった路線を地下に下ろしたのだから後付けだよね?コレ。どうやったんだろ?ホント日本の技術は凄い。
 そして帰宅して慌てて着替えて最寄り駅へ。今日の渋谷での打合せの前に確認事項が幾つかあったため、湘南新宿ラインの某指定車両の中で某ミュージシャン兼プロデューサーさまと打合せをしながら渋谷へ向かう約束をしていたので時間厳守なのだ。
 早めに駅についてホームで数本電車を見送っていたら、妙に真っ黒な電車が高速で通過した(カメラを取り出すのに手間取ってオシリしか写せなかったが)

 なんじゃこりゃ?パネルに『黒船電車』と書かれていたが、とにかく車体が真っ黒でちょっと不気味だった。いやぁ…日本に帰ってくる度に新しい電車が増えている気がしないでもない。
 そして渋谷での打合せは無事終了。結構頭の痛い問題もあってイマイチ気が重かったのだが、さすが三人寄れば文殊の知恵?じゃないが、とても良い方向に纏まった。決定ではないが方向性はとても良いと思う。いやぁ良かった良かった。
 帰りの渋谷のスクランブル交差点。何故か『東京は夜の7時』を口ずさんでしまう(矢野顕子さんじゃなくてピッチカートファイブの方ね!) 時代やビルは変わってもココの雰囲気だけは変わらないなぁ。

 そうそう、今日は写真の色味がイツモと違ってコントラストがキツ目で明るく飛び気味だと思うが、コレらの写真は実家で見つけた古いデジカメで撮ったモノである。数年前にお袋にプレゼントした Fujiの F600EXRという機種。

 母は自分で育てている植物の写真を、大昔の IXYでたまに撮っている様だったので、当時『どうせなら少しマトモなものを…』と思ってプレゼントしたのだが、結局新しいカメラは老人にはちょっと難しいらしく全然使ってないらしい(苦笑)
 そんなワケで、ずっと使わずにホコリ被ってるのも勿体ないから久々に充電して持ち出してココ数日使ってみている。コレ、もう 2昔くらい前(5年くらい前)のモデルだが、なになに結構良く撮れるじゃないか。この小さいコンデジ筐体で光学 15倍ズーム(35mm換算で24mm~360mm)はナニゲに面白い。さすがに屋内ではズームすると直ぐに手ブレしてしまうが屋外なら十分遊べる。
 最近じゃ携帯カメラの性能が飛躍的に向上してコンデジで撮るよりも iPhoneで撮った方がずっと綺麗に撮れたりするから、コンデジを持ち歩くヒトは全然見かけなくなってしまったが、やはり携帯はレンズの口径やイメージセンサの大きさに限度があるから、PC等で拡大して見るとコンデジで撮った方が懐が深い写真が撮れるなぁ…なんて再認識しちゃったりして。ま、シチュエーションにもよるけどね。
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