中国de音楽4

中国在住の日本人音楽家による、日々の日記です。

リテイク

 水曜日、上海は快晴、気温は 24度。外はもうコートが要らない。ようやく安定して暖かくなってきたかな? でも安心するとまた急に寒くなったりするから注意が必要だけど。
 さて、今日は朝 7時から作曲業務のリテイクである。これぞリアル『朝飯前』?じゃないが、時間が無いので朝に集中して作業を行う(苦笑)
 ギターもベースも基本的に生で弾いてるので、コードが変われば全部録り直しである。まずは Wolfgang君。

 そして最近 Low-Bを張ってる BB-5000くん。

 ワタクシの場合、土日も含めてお昼〜夜はフツーに仕事してる関係で、結局『早朝』か『深夜』しか作曲関連の作業はできない。故にスケジュールを組むのが何気に難しいのだが…とは言え未だに(数は少ないが)ゲーム楽曲の作曲依頼が来るので、有り難く受託させて頂いているワケだ。まぁ通常の作曲業務に関しては経験からある程度納期のスケジュールは読める為、無理ない程度にやり繰り出来るのだが、問題は『リテイク』の時間である。一発で OKが出る事もあれば、10回近く手直しが入る事もある。スケジュールを組む際は納期との戦いなので基本的に『最初の提出納期』までのスケジュールを組み立てているのだが、まぁリテイク要求は必ず入ってくる物なので、このバッファをどれだけ取っておくか?…という部分がイツモ悩ましい。直ぐに次の曲を受けちゃうとリテイクが入ってきた時に重なって次の曲の納期を圧迫してしまうからね。そんなこんなで毎回 2回くらいの手直しバッファは取って有るのだが、抜本的に『ほぼ作り直し』的な理不尽な!?要求が来る事もあるので注意が必要。キーやテンポを変えて欲しい…とか来ると、生楽器は全て録り直しなので泣きそうになる。…ま、とはいえ今回は小さめな修正依頼だったので良かった。
 修了後は若干時間があったので金魚の水槽の掃除。コレもまぁ面倒だが仕方ない。キレイになって喜ぶウチの巨魚たち。

 iPhone Xのカメラは『テレ』側のレンズで撮ると、レンズが f2.8と若干暗い事もあり、逆光や暗めのシチュエーションだと ISOが勝手に上がって画質がカナリ荒れる…と思い込んでいたのだが、実はコレ、暗いシチュエーションや焦点距離が近いシチュエーションだと、テレ側のレンズに変わらずにワイド側レンズのまま勝手にデジタルズームがかかってる事が判明! なんじゃそりゃ! デュアルレンズの意味無いじゃん!
 Xは単体のカメラとして見ると中々クセが有って、色味も CANON風で結構ビビッド寄りで、若干の補正が必要だったりするが、フツーにカメラとしても結構遊べるから奥深い。まだまだ研究の余地あり。楽しい〜!
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