『聖石の使途〜蒼の組木箱〜』
- 作者: 前田珠子,山本鳥尾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: 文庫
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もともとローティーンのときに挿絵に惹かれてお小遣いはたいて
『精霊宮の宝珠』を購入したのが運のつき…。
以来、この歳になるまで延々、延々お世話になりまくりな作家先生ですぞ。
しかーし、刊行されたたくさんあればそれはそれ、玉石混合な時だってあるさ!*1
すみません今回、ビミョー判定ですッ!!
超絶毒舌美形(笑)ナウル師匠に、
相方の顔大好きなバトル野郎(笑)トリノ師匠の紅玉師匠コンビは
もう大好物なんですがッ!
いつもの二人漫才がメインかというとそーでもなく、
深窓ならぬ深森の天然強気美人の姫刀自が主役かというとそーでもなく、
一番ふつうなストーリーテラー役と思っていたファブラン君が
いちばん天然ボケではた迷惑だったというこの大騒動…。
うーんどうしたモンでしょう?
ファブラン君の過去とか折にふれて出ては来るんだけど、
まわりのアクが強すぎて、なにが書きたかったのかぼやけちゃった感じ。
実際、作者先生自身も体調最悪!ズンドコどんどこ!!ってな話なので
リハビリとでも捉えればいいのか…。
ちょっと消化不良な作品でした…orz
…しかし!そんなぐらいじゃめげないハヤシでございますッ!!
さっさと本屋に走ってこちらを買いあさってきましたッ!!
*1:ほとんどないけどね
『天を支える者〜古懸唄〜』
- 作者: 前田珠子,明咲トウル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/29
- メディア: 文庫
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- 作者: 前田珠子,明咲トウル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 文庫
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きました…キマシタ………
王道!〝小さな恋のメロディ〟キターーーーーッ!!
すみませんすみませんごめんなさいごめんなさい
激烈に好き好きスキーな〝萌え〟ど真ん中でございますーーーーッ!!
もともと恋愛モノは比較的どーでも良い、いい加減なタイプの人間なのですが
唯一の守備範囲がこれだったり…。
〜ハヤシ的恋愛モノの萌え要素〜
一、プラトニック・ラブでドロドロしてないやつ
一、哲学的な小難しい話は抜いといてください
一、できれば初々しく、年のころは双方とも幼ければ幼いほど萌え…
→ぜんぶドンピシャですぜ!
もうちょっと!どーしてくれよう!!
オマケにあおり文句は
一国の運命を変える恋
→抜け目ない老婦人ファティ・リンンシャ談
うあああああ…あ…ちょ、もう、どどどどどどーすればッ(おちつけ→自分!)
そりゃあ、ナルレイシアでなくても頭に〝想像の翼〟*1ぐらい生えるって!!
しっかも主人公のガジェス…ってか若かりしアマンシール様は
天然ボケで言動見てるだけでなごむし
ヒロインのクラン姫も幼いなりに気丈で健気で…文句ない美少女ッぷり!
それもハヤシの好みど真ん中ストレートの黒髪系でですぜ!!
オマケにそんなお二方の御歳、初対面時で11歳と7歳………
だ、だ、ダメだ、もう…このシチュエーションだけで萌え殺されるッ
初々しく、天然ボケボケした二人の恋愛の遅々とした進みっぷりも激萌えですが
また〝女神の娘〟とも言われるクラン姫の出生の秘密や
ガジェスのまわりに渦巻く権力闘争権謀数術の余波ももうなんつーか
ネオメロドラマティーっク!!
すみませんすみませんごめんなさいごめんなさいッ!!
前田先生はやっぱり前田先生でしたーッ!!
素晴らしきかな前田珠子ロマンス…こうしてこのまま一生踊らされるんだわ……。
現在2巻までしか刊行されてないので、新刊が激烈に楽しみですぞーっ!
あ、また明咲トオルさまの挿絵が素晴らしくてですね。
ほんとラノベでよかったと、イラスト堪能しておりまする。
っていうか1巻のP113の〝空から降ってきた〟の図が、図がっ!!
もう!大晦日になんてもの見せるのかッ!!
死ぬかと思いました…(けっこう本気)
そんなこんなで半死半生に大晦日バイト昼休み読書を堪能いたしましたぞッ!!
これ打ってる間に紅白もはじまって、やっと年の瀬の実感がわいてまいりました。
そろそろ新年の準備しないとな…。
さてさて元旦は一日使って
〝よむよむよんだ報告特大版!2005を振り返る〟でまいりたいとぞおもいまする
そのようなわけで本年はここまでッ!どなた様も良いお年をッ!!
*1:いや、〝妄想の翼〟かも