週刊よむよむよんだ報告10’VOL.1
キーワードで引っかかった方も、検索で飛んでらした方も…
…って、ここ数日、解析の検索ワードが全部
「世界○3」「シノ○」「ニー○イ」だったハヤシです。
連日アクセス数あがってたので何かと思えば…。
でも、ちょっとだけ小森さんの気持ちもわかったようなッ!
…と、いきなり世界樹3ネタですが、日曜日は恒例読書枠です。
※普段は平日にリューナイトとかややレトロアニメやゲームの話題を記事にしてます
※でも世界樹3は超!期待してるので情報が出たらできる範囲で記事にしてます
年度の初めに毎年“読みたい本リスト”をあげているんですが
今年はちょっと毛色の変わった本に挑戦しようと思い只今、リスト選定作業中です。
出来上がったら元旦日付でアップするので、まずは通常版で。
去年は驚異的なまでに活字読めませんでしたが、今回はちょっとがんばりました。
ではではさっくり参りましょう!
『しがみつかない生き方』
今年はベストセラーにも取り組むことにしました
ということでのっけから、去年のベストセラーランキングにも入るこの一冊で。
香山女史の本は『いまどきの常識』以来、2冊目です。
前回読んだ『いまどきの〜』が基本、問題提起的スタンスだったのに対して
今回は、各章(10章構成)の末尾に一応の結論(というか提案?)があるので
読後感は良いです。
一章ごとが短いし、章を構成している段落も短いので
ほぼエッセイ感覚でサクサク読めるのがよいですな。
内容は「ああ、そうだよねー」も「いやあ、それはどうかねえ?」もありますが
そうやって自分にフィードバックしながら読むのがまた良い味になっていたり。
それはそうと、作中“宝くじが当たったら仕事をやめてもいいかも…”的な発言があったりしましたが
この一冊が年間ベストセラーに入った今、まとまったお金が手元に転がり込んできたんだろうし
どうするのかなあと、ちょっと気になりました。
『書店繁盛記』
[rakuten:book:11903427:detail]
今年はノンフィクションも読むことにしました
…ということで、たまたま相方実家に転がっていた1冊をチョイス!
知る人ぞ知る池袋の大型書店“ジュンク堂”の名物書店員田口さんの奮闘記です。
書店というのは他の小売業と違って再販制度で価格が固定されている特殊な分野で
しかもジュンク堂は大型書店と入っても専門書をウリにしたターゲットの特殊な書店なので
小売店のふつうの販売員、またはふつうの中小書店の書店員からしたら
寝言を言うな!贅沢言うなああああ!!
…の嵐だと思いますが、それはそれとして
大型書店の人々はタイヘンなんだなあとちょっと同情もしたりしました。
※でも客注メンドイとか何様だあ!とは思う。ジュンク以外じゃないよ、こんなん
働くというのはいつ何時どんな仕事でもやっぱり苦労があるもんでドラマがあるもんですな。
しかし10年ほど前、ハヤシが大学の卒論書くみぎりにはもうゼミの先生に
「資料は池袋のジュンク堂にあたりなさい」といわれていたそのジュンク堂が
実際に開店したのはその数年前とは恐れ入ったり!
でもジャンルが日本中世文学で仏教説話集で卒論でやったので
なるほどこのジャンルが充実しているのは本を読んだら理解しました*1
また多刷本探しの話がありましたが、あれは専門書系より
児童書を当たったほうが早いんだぜい!
『からすのパン屋さん』(かこさとし、偕成社) 367刷
『ちいさなうさこちゃん』(ディックブルーナ、福音館) 137刷
『いないいないばあ』(松谷みよ子、童心社) 改訂版で145刷
…などなど。
我が家にあるだけでも3桁の大台も楽勝のつわものぞろいですぜ!
とはいえ多刷本探しは週刊雑誌の企画だったみたいだから
児童書じゃネタにならないんだろうケド…。
余談ですが発刊が2006年なので
当時の旬のアメリカのグローリズムへの反論にチョコチョコ話題が及んでましたが
今じゃあそんな時代はもうぶっちぎりで遠い過去!
良い意味でも悪い意味でもこんなに小泉さん小泉さんいってたのに
たった4年で、今では良い意味でも悪い意味でも鳩山さん小沢さんの時代です
…時の流れが速すぎる…ッ
…とまあ案外、楽しく読みきってしまいました。
ちょっと書店に対して危機感が出てきたので
今年は本はなるべく書店で買おうと思います。
日本の本屋さんがんばれ!
次回更新
そんなわけで今年はベストセラーやノンフィクションにも手を広げることにしました。
でも、毛色の変わったのばっかりだとくたびれるので次はご褒美に
アニメ「獣の走者エリン」の原作『獣の奏者』を読むことにいたしますッ!
上橋作品だからむしろバッチこーーーーいなんだぜッ
ではでは本日はここまでっ!
*1:岡村さんアリガトウ!