Wicket1.5での変更点 - その1

WicketではDEPLOYMENTモードとDEVELOPMENTモードというのがありますが*1、1.5からはその指定の方法が変わってます。このモードの指定方法はいくつかあって、システムプロティーに設定する方法、web.xmlに指定する方法、ソースコード上にて指定する方法などがあります。この内ソースコード上にて指定する方法が1.5から変更されています。変更内容は単純で、文字列を返してたところをenumで返すようになったというだけです。web.xmlシステムプロティーでの設定方法は変わりません。

1.4系の場合、DEPLOYMENTモードにするにはWebApplicationクラスを拡張したクラス内で下記のようにしていました。

public class MyApplication extends WebApplication{
    @Override
    public String getConfigurationType(){
        return Application.DEPLOYMENT;
    }
}

これが1.5からだと下記のようになります。

public class MyApplication extends WebApplication{
    @Override
    public RuntimeConfigurationType getConfigurationType() {
        return RuntimeConfigurationType.DEPLOYMENT;
    }
}

まぁ、あんまりソースコード上でこの設定をする人はいないかもしれませんがw

*1:DEVELOPMENTモードだとAjaxのデバックコンソールとかwicket:idが表示される。ちなみにデフォルトはDEVELOPMENTモード