50歳同窓会喜譚6

二次会終了後、
僕は愛車ビアンカちゃん(ヴィッツ)に、
マッチ、シマザキくん、フジノ、ガチョンというオジサン4名を乗せて、
ガチョンの家経由で宿泊先であるマッチの単身赴任マンションへと向かった。


そうそう、ガチョンとの再会も嬉しかった。
ガチョンは横に3倍大きくなっていたが、中身は昔のガチョンのままであった。
しかし、
ガチョンは現在、誰もが知る大きな会社の大阪支社長なのだ大丈夫か?会社。
同級生が偉かろうが偉くなかろうが関係ない僕なのだけれど、
ガチョンの場合は偉くなっていてくれて本当に嬉しかった。
そりゃあそうでしょ?
ガチョンが中身は昔のガチョンのままで偉くなっているなんて痛快だ・・・。


ガチョンをガチョン邸近くのコンビニで降ろす。
東京出張の際には必ず僕に連絡をするとの由だ。
がんばれガチョン、プレッシャーに負けるな。
元気でな!


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マッチのマンションは綺麗であった。
きちんと整理整頓されていた。
マッチの人柄だろうな・・・。


マッチ、シマザキくん、フジノ・・・、
これはいつものメンバーだけれど、それでも積もる話は多い・・・。
嬉しい夜だ。


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スピカ〜ッ!スピカ〜ッ!って、
フジノのイビキが大きかった・・・。
高校時代のままだ・・・。


うるさいが愛しいイビキだフジノ・・・。
元気でな。


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明け方少し前、
僕は一足先に帰途へ着いた。


帰り道は東名高速・・・。
夜明けの海が綺麗に輝いていた・・・。


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日常へと戻ろう・・・。