ちいさなちいさな王様

ちいさなちいさな王様

ちいさなちいさな王様

ミヒャエル・ゾーヴァの挿画が素晴らしい大人向けの絵本。


ある日突然、ある男の部屋に現れる小さな王様。
王様の世界では、生まれたときには大人の形をしていてなんでも知ってるけど、年をとるにつれてだんだん小さくなって色々な事を忘れてしまうという。
人間の世界とは、どうやら正反対みたい。


なんでも知ってる(知っているつもり?)と、想像することが少なくなる。
知識が増えることが必ずしも良いこととは限らないのかもしれない。


個人的には、王様の好物であるグミベアーと一緒に眠る最後の挿絵
が一番のお気に入り!