2007-12-31
■[らのべ]時をかける?
1に比べると評価が難しいなぁ。1も独特の雰囲気で評価しづらい作品ではありましたが、2はそれ以上に難しい。1だと妖精さんの生態を愛でる、というような感じだったのですが、今回妖精さんは出番はそれほどないですし、強いて言うなら妖精さんに振り回される主人公達を愛でる、でしょうか。ただ、次に続く仕込みは1以上にしている、特に世界観に関わる部分の仕込みが多かったようなので、続刊に期待でしょうか?っていつになるのやら?
中編×2ですが、最初のは不思議の国のアリスやらアルジャーノンに花束をやらの影響が如実に伺えます。それと「ゾウの時間、ネズミの時間」ですかね?ヒネリが聞いています。後ろのは、どうだろう?実は最初に思い出したのは仮面ライダー電王の劇場版だったりなんかします。まぁ、あれよりもはるかに時間軸が広いですが…。
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amazon: アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)(\840)
■[あにめ]今年のアニメ
カレンダーが2007年のうちに今年のアニメで印象に残ったもの、というか私的ベスト5ですかね?
1.電脳コイル
一番はやはり、この少女達の成長物語でした。電脳世界に関する設定で若干読み取れないものがありますが、アチラの世界とコチラの世界、リアルの意味などを子供の視点で深く考えた名作です。なんというか、こういうアニメを見て育てる子供は幸せだと思いました。デンスケもらぶりー、だし。
まさに少年向けアニメの王道を行く作品でした。惜しむらくは第三部でちょっと息切れしたかな?(というかテーマ的に厳し目な感じ)というのはありますが、敵方のインフレーション含め、お約束どおりでした。
3.ヒロイックエイジ
とっかかりが非常に厳しかったのですが、話が進むにつれて細密に作り込まれた宇宙観、優しい人類への視線にぐいぐいと引きずり込まれました。終わり方を含めて、個人的な好みにここまで嵌る作品は珍しいです。
4.ef -a tale of memories-
記憶に関する設定はそれこそ「秋桜の空に」でもありましたが、なんといっても新房+シャフトの切れた演出が特に後半で冴え渡ってました。ベタな文字だけで真っ黒に埋め尽くされる画面、あるいは公衆電話での会話の描写、破られた日記が舞い落ちるシーン。詩的で痛かったです。
試合の駆け引きが上手かったですね。特に高校野球のシーズンと放送時期がかぶったもんだから、高校野球見てても選手の心情を想像したり、監督がどう動いているのかを見たりしました。原作ストックがないからやむを得なかったけど続編希望ですね。いや、黒田もいい仕事してくれました。




