ドコモ Vs KDDI+Google Vs ソフトバンク+Yahoo+Apple

追記:2005/05/15時点では否定してますね。
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060515_0001.html


ソフトバンクアップルコンピュータが携帯電話事業での提携を合意
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060513AT1D1203P12052006.html
という日本経済新聞のニュースが世間を賑わしています。


ipod機能を搭載した携帯が年内に発売予定!
私自身もこのニュースには驚きました。


過去、MotorolaからiTunes搭載のROKRは欧米で発売されていますが、
デザインはまるでAppleと提携した端末には見えずパッとしなかったのですが、
今回端末のデザインはAppleが行うということですので、
ROKRとは大きく違った端末になるでしょうね。


当然AppleiTMSから楽曲をダウンロードできますので、
ソフトバンクAppleブランドを有効に活用することが可能になり、
キャリアとしての市場での魅力は高まります。


AppleブランドのみPCと携帯のボーダーを破壊できるとは思いませんが、
強力な力となる事は間違いないでしょう。
これが、PC版Yahoo!との連携強化につながると美しいですが。


奇しくも、ソフトバンクが『ボーダーを越える ボーダフォン』的な動きを
見せてきたことはさすが孫さんというところでしょうか。


ユーザーとはうってかわってipod携帯発売だなんて思ってもいられないのは、
携帯電話のビジネスを行っている企業ですね。
このPCと携帯のボーダー破壊によってはじまる事は、
テレビCMでもおなじみの着うた等のコンテンツダウンロードビジネスに
確実に大きく影響を与えます。
価格で勝負するか、独自性で勝負するか今後厳しい時代が予想されます。


噂レベルでもう一点
KDDIGoogleが業務提携(ソース:GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060511_kddi_google


本当かどうかは別にして、こちらもビッグニュースです。


EzナビウォークとGoogleMapとの連携
・携帯メールとGmailの連携
・サイト検索周りの大幅な利便化
アフィリエイト網の充実
言い出すときりが無いですがこんな妄想が頭をよぎります。


その中でも、
EzナビウォークとGoogleMapとの連携はかなりのインパクトがあります。
来年以降総務省の方針に沿った形で、
携帯電話への原則GPS機能搭載という未来が待っていて、
位置情報ビジネスは注目されています。


ユーザーの位置情報を確保する事はこのビジネスにおいて、
かなりのキーになっており既にさまざまな企業が試行錯誤している事と思います。


このEzナビウォークとGoogleMapの連携サービスについて想像すると、
GoogleMapに登録した場所や行った経験等を保存したり
GoogleMapに登録されているお得な情報がEZナビウォークに表示されたり
こういったサービスがあれば、ユーザーの位置情報を囲い込むには持ってこいになるわけです。


KDDIとしてもGoogleにしてもメリットがある事は言うまでもありません。


まだ正式発表ではないためどうなることか判りませんが、
どちらも、今後の動向が気になります。


ドコモ Vs KDDI+Google Vs ソフトバンク+Yahoo+Apple
さぁこの携帯電話業界の三国志
ナンバーポータビリティに向けてどう加速していくことでしょうか。


livedoor Readerを使ってみた。

「時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情を言う。」
ラ・ブリュイェールの引用が目を引くトップページ
ひっそりとlivedoor Readerが公開されていました。


さっそくOPMLをインポートして試用をしてみる。


まだまだβ版という事もあり、改善点についてはまだまだこれからですが
目を引く機能は以下の通り
・Feedのレートによる管理とレートランキング
・Feedごとにピンを立てて記事に印をつけるピン機能
・キーボートショートカットの充実
特に個人的にはキーボードショートカットの充実は拍手をしたい。


「Enter」キー連打で読み進め、
「Shift + ctrl」でRSSFeedの切り替え、
「p」キーでピンを刺しての後でのまとめ読み

その他のショートカットも非常に便利で、
キーボードショートカットが好きな私にはたまりません。

Ajaxによるインターフェイスの長所によって、
快適なインターフェイスが体現できていて、好感が非常に持てます。


また、普段利用しているBloglinesと比べても、
速度的にももっさりした雰囲気は無く軽快に動いています。
動作が軽快である事はユーザ数に関係するのでなんとも言えませんが、
この状態をキープして欲しいです。


なにぶん不自由なく利用できたこのlivedoorReader
今この時期にこのようなサービスを提供できるところが、
livedoorの底力でしょう。今後も頑張って欲しいです。


携帯電話からの閲覧やフォルダを選択して一括に読める機能
もあればすぐにでもBloglinesからスイッチは決定的か?


スワッピング実験続報2

処々の事情で更新が停滞しておりました。
申し訳ないです。

過去のエントリでも紹介しておりますfile-swap.com
このサイトを使って、地味にずっと実験を行っておりました。


「友達になろう。私のメールアドレスです。」
といった趣旨のファイルを1日1回ファイルをスワップしてます。
知らない人からメールが来る事が実験の成果と考えています。


きっかけはスワップから生まれるコミュニケーションってどうか?
そんな些細な興味から実験をはじめて、
スワップも70日目を突破です。


結果として誰からもまだメールが届かない状態です。

70回のスワップした結果ですが、

風景や人物などの画像が78%(55回)
イラスト等  の画像が13%( 9回)
アニメーションのGif が 6%( 4回)
テキストデータ   が 3%( 2回)
とグラフを見ればわかるように画像が大半を占めます。


適当にとりあえずアップロードする事を促進する
【何かあげると何かもらえる。】というシンプルなコンセプトの通り
もらうものはとりあえずな感じです。


そのため当たり前ですが、とりあえずな感じなので内容は退屈です。
flickrとかを見ているような、画像をみて感動するような体験はできません。

少しだけわかった事ですが、
とりあえずなんか頂戴というシチュエーション時に
画像をあげる事がユーザにとって負担の少ない行為みたいです。


その他のファイルは3%のシェアですから、
未曾有のファイルに出会う機会すら無いみたいです。

【未曾有のファイルと出会う衝撃】や【スワップから生まれるコミュニケーション】
この辺にこのスワップという手法に可能性があると思いますので、
引き続きスワップについて色々と考えを進めようと思います。


興味がある方は下記をご覧下さい。
Hd3's Daily Swap
file-swap.comで快適なスワップライフを。


Blog Keyword Visualizerが0.9.2にバージョンアップ

情報摂取とweb.two.o.salonの接点
Blog Keyword Visualizerがバージョンアップ
と連続して紹介しております
So-netの「Blog Keyword Visualizer」がまたまたバージョンアップされました。


あいかわらずぼんやり見たり、
キーワードをドラッグして引っ張って
付いて来るキーワードをペット気分で見たりしています。


2度目のバージョンアップはどうでしょうか。早速触ってみました。
今回追加された機能はとても良いです。気に入ってます。


今回は機能ごとに感想を述べます。
・単語検索機能
キーワードを一生懸命探さなくて済みますね。
気がついたら、あのキーワードはどうだろう?これだったら?
と気になるキーワードを入力しています。
これのおかげで楽しみ方が変わってきています。
すばらしい。きちんとショートカットで検索窓呼び出せます。


・キーワードのピン留め機能
気になるキーワードをピン留めして固定する事で、
うろちょろする任意キーワードの位置をキープできます。
急に動いたりする事があるので、
複数のキーワードを見てる場合に固定すると便利です。


・一時停止機能
更に画面を一時停止することで
全体像がかなりすっきり把握する事が出来ます。
その他機能としてはウィンドウサイズの記憶機能の追加がありました。


Visualizerどんどん便利になってきてます。
今回の機能追加でまた別の楽しみ方が生まれました。

見る、触る、検索するこういったコミュニケーションがこのツールとの間で生まれます。

意味は無いかもしれないですが、
気がつけばぼんやりと
キーワードを引っ張って、ピン留め
キーワードを引っ張って、ピン留め
これを繰り返して好きな形を作って遊んでました。


スクリーンショット


まだまだキーワードがまちまちなので、
重複する近しいワードがゴロゴロしておりますが
それはまぁご愛嬌なんですかね。どちらにしても見ていて飽きないです。


今後はこういうのはどうでしょうか。
・ユーザごとで任意のキーワードの絞込み機能(ちょっとしつこいか。)
・レコメンドキーワード(今週の話題/人気ワード等)
・キーワードに画像追加(重たくなるのでちょっとあれですが。)
たとえば、キーワードを芸能人に絞って
画像で見ると今とはまた違った相関図に見える気がします。

次回はどのようなバージョンアップでしょうか。楽しみですね。


西の百貨店で体験する商品説明システム

「IC CARD WORLD 2006」に行けなかったのを非常に残念に思いながら、
阪急百貨店 大阪・うめだ本店 6階紳士鞄売場に行ってきた。
お目当ては3/15に日経流通新聞MJに乗っていた「ICタグ(荷札)商品説明システム」
http://www.shopbiz.jp/contents/IC20060316/1508_007.phtml


現在改装中の阪急百貨店の売り場の一角に
その商品説明システムはあった。
在庫管理の方に眼が向けられがちなICタグだが、名前のとおり商品説明のみに絞られていた。





陳列棚の商品を持ち上げると棚下のリーダが鞄の底部に
入れてあるICタグを読みとり画面に商品説明がでる。
いたってシンプルな作りでわかりやすい。


商品説明の方は細部の説明は確かにわかりやすかったが、
顧客目線で見ればレコメンドやコーディネートがあってもいい気がする。
コンテンツに関してはこれからの動きに期待したい感じである。


とまぁざっと見てきたわけだが触っていて気になった事としては
複数人で同時に触っていると文字を読んでいるのに画面が変わってしまう事。
これは説明を読んでいる顧客にしてはたまったもんじゃない。


[ICタグ]未来の百貨店体験でも紹介した
顧客が商品を端末についているリーダにかざすスタイルの商品説明/レコメンドの方式
の方が顧客目線で立てば情報を邪魔されずに得ることが出来るでしょう。


ICタグ管理による商品説明においては、
棚にリーダを仕込むスタイルは顧客が同時にアクセスした場合の処理について
もっと工夫が必要だと思います。まだまだ改善の余地がありそうですね。


ソフトバンクがVodafoneを買収 今後携帯電話の通話機能はオプションに?

ソフトバンクVodafone買収について雑感です。
以前から予想していた通りだけに、そんなに驚いてはいません。


年始当初Yahoo!がReadyしてGoするか。でも紹介したとおり
ソフトバンクの携帯参入のタイミングで日本でもYahoo!Goの概念実現がそう遠くない
と予想していましたが、この買収を機にかなり現実的になった気がします。


簡単にソフトバンクしかできない強みに焦点を当てると
我々が既に利用しているYahoo!サービスと蓄積されたユーザデータを持っていることが
強みであるため、サービスを核に持ってくることは当たり前の事です。

ではどんなサービスを打ち立てるのか?
サービスはいたってシンプルで良いはずです。

メール・メッセンジャー・アドレス帳・株価・映画情報・天気予報
タスク・カレンダー・写真・地図・動画・ブックマーク・SNS等などの
現在保存されている顧客のデータ
に携帯からアクセスしやすいユーザインターフェイスの提供をすればいいのです。


ただただ今でも様々なキャリアで使えるYahoo!モバイルのようなUIではなく、
メール・アドレス帳・メッセンジャー・ブックマーク・天気予報・タスク・カレンダー
は端末内部のソフトウェアで処理すべきでしょうし、
その他のサービスにしてもWebベースで統一するにしても、
Vodafoneの特殊な仕様から改善する事が必要になるため、
ここは急ピッチで行う必要があります。


さらに
・月次支払いの統一(Yahoo!有料アカウント,端末回線利用料)
Yahoo!Musicとの連携によるポータブルミュージックプレイヤー化
・MediaFLOの導入によるTVBANKとの連携
ここいらのサービスが順次登場する事で魅力的なソフトバンク携帯の出来上がりです。


当然値段も下げてくる事でしょうからソフトバンクの到来で、
携帯電話業界のサービスは一気に変化します。
今までのような携帯電話の概念では通用しないこのサービスに
業界はどう動くのでしょうか楽しみで仕方がないです。


ところで、このサービス像を描くと通話するイメージがほとんどわかないです。
サイズの小さい、画面の大きなデバイスにして、
通話機能はオプション契約でいい気がしますが
たぶん安く提供するためもれなくみんな契約してしまうはず。
私はいつもマイナーなんで契約しないと言う事で。