他者の意思と言葉の乖離

他者の意思と言葉の間には、必ず、乖離がある。
独立した個人は、他者と相対するとき、
その距離を、必ず、測っている。
組織の一員として、組織の中に組み込まれると、
その能力を、だんだん、失なっていく。

組織の中では、上位者の言葉は絶対で、
裏を、読むことは、危険だ。
そして、組織の硬直化が進む。
組織が、軍事組織に、近ければ近いほど、
硬直化の速度は速い。

現日本人は、小中学校という、硬直化した
準軍事組織を揺りかごとして、成長した。