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2011-06-21

[]平成23年六〜十冊目

平成日本タブー大全 (宝島SUGOI文庫)

平成日本タブー大全 (宝島SUGOI文庫)

本年六冊目。「平成日本タブー大全」。

社会というのはタブーや裏社会から見るとより理解できるというのが僕の考え方。

だがこの本には、「知らなかった!」みたいな驚きはそんなになく、飛田新地の話だけはちょっとああなるほどなという感じ。むしろ、この本に書かれていないようなタブーは、どう解釈すればいいのか、つまり、取り上げる価値がないのか、或いは…というのが気になる。




ニッポン戦後重大事件史 (新人物文庫 し 1-25)

ニッポン戦後重大事件史 (新人物文庫 し 1-25)

七冊目。「ニッポン戦後重大事件史」。

我々若者(まだセーフだよね)は、意外にニッポンを知らない、そう思った。我々は今の日本社会、或いは、せいぜい自分が物ごころついたころあたりからの日本社会をもって、日本と理解していないか。もちろん、頭では、日本と言うのは少なくとも明治維新あたりからは同一性をもって理解している人が大勢だろうが、たとえば自分が生まれたころや、親が子どもだったころの社会が、意外に自分たちが理解している日本のそれと異なったりすることを忘れがちである。一般化してしまえば、ジェネレーションギャップ、ということになろうが、たとえば自分より年上の方と議論するとき、日本社会についての理解において、そういった点で齟齬があると、議論は表面上はともかく、かみ合わなくなる。そういった意味で、この本は、事件が映し出す当時の社会情勢を理解するにはよいのかもしれない。ライターによって筆力にかなり差があるのはご愛敬。





今昔物語集 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

今昔物語集 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

八冊目。「今昔物語集」。

受験等で古文を呼んだ経験があれば、我々が中世に持っているイメージというのは、意外と間違っていることが多いというのを実感できると思う。この今昔物語集もそれに同じ。当時と今との大きな違いは、宗教の価値観に対する支配力くらい?





FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン (朝日新書)

FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン (朝日新書)

九冊目。「福島原発メルトダウン」。

広瀬氏は色々批判される方のようだが、それはこの著書を見ればその理由は明らかで、多少決めつけとも思える根拠を明示しない判断が多い(特に、相手方の主張の不当性について)ことにあると思われる。とはいえ、もちろんデータや、それを科学的知識をもって分析するという芸当は自分には不可能であるのでその点については留保するにしても、原発行政のいい加減さや、原発廃止が不可能ではないということについて理解することができただけでも、本書を読んだ価値はあった。





真実の「日本戦史」戦国武将編 (宝島SUGOI文庫)

真実の「日本戦史」戦国武将編 (宝島SUGOI文庫)

十冊目。「戦略と戦術で解き明かす真実の『日本戦史』戦国武将編」

タイトルと筆者が元自衛隊戦術教官という肩書を持っている割に中途半端な本だった。最初の用語説明で、専門的な話を展開していたので、てっきりそれが後々効いてくるのかと思いきやそうでもなく、それぞれ取り上げた個別の武将編でもたいして戦術的説明もなく、どこにでもあるような戦略的説明で話が終わる。字幅の都合もあったのかもしれないが、もうちょっと頑張ってほしい一冊。



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