晴れてバツ1となったわけだが
私は私のことをします。
ですから、
あなたはあなたのことをして下さい。
私は、あなたの期待に添うために
生きているのではありません。
そして、あなたもまた、
私の期待に添うために生きているのではありません。
あなたはあなた、私は私です。
でも、私たちの心が、
たまたま触れ合うことがあったのなら、
どんなに素敵なことでしょう。
でも、もしも心が通わなかったとしても、
それはそれで仕方のないことではないですか。
(何故なら、私とあなたは、独立した別の存在なのですから)
(「ゲシュタルトの祈り」より)
離婚理由なんて人それぞれで、「離婚するべきですか?」みたいな相談をよく目にするけど、結局は自分で決めるしかないのですよ、当たり前だけど。
私の場合は別れるべくして別れたって感じだ。だって結婚当初から「本当、大丈夫かよ」と思ってたし。じゃあなんで結婚したんだよと言われれば、いわゆる「流され婚」だったわけです。籍を入れる頃にはもう結婚に対するやる気が相当に失せてて、惰性だったのだろうと思う。
おまけに私の場合は大きく生活の変化を伴う、非常にリスクの高い結婚だった。「まあ、だめだったら別れよう」というお試し的な感じだったのも否めない。
旦那は私が思っていたよりずっと独占欲と支配欲が強くて、私を相当に辟易させた。自分の言うことを聞かせようと暴力まで振るってくる男だった。離婚してわかったことは、彼は別に私を愛していたわけじゃなくて、自分大好き人間だったということだ。つまり自分の言うことを聞く人間しか愛せない人で、彼にとって愛=支配、悪いけどそんなの私はいらん。
幸い、私には仕事があって、離婚のボーダーラインが低かったこともあり、迷ったのは否めないけど、結果として間違ってはなかったと思う。昔は昔。私の好きだった旦那は過去の人だと思えば引きずることも何もなかった。少しくらい泣くかと思ったけど、そんなことももう思い出せないや。