2010-05-08
朗報なれど突っ込み不足〜高額療養費制度の改正〜
医療への視点 | |
先ほどYahoo!のトップページを開けたら、何とビックリ、高額療養費制度の改正のニュースがトップに入っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000582-yom-pol
一般所得世帯(年間所得600万円未満)の内、年間所得300万円以下の世帯については、自己負担の月額上限額が現行の8万円から4万円に半減するということらしい。
何はともあれ、これはグッドニュース。
以前のブログエントリー(↓)でも書いたように、がん治療においては分子標的薬という高額な治療薬が主流になり始めており、何らかの形で患者さんの費用負担軽減を図らなければ、「オカネが続かないので治療を断念せざるを得ない」というケースが続出しかねない。
http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions/20100318/1268927626
この問題への打ち手が優先順位の高い政策課題として出てきたということ自体は素直に評価すべきだ。
ただし、次の2点についてまだ突っ込み不足であろう。
・上限額のレベル設定
年間所得300万円以下ということはざっくり月収25万円以下。その内の4万円、というのはやはりそれでもキツいだろう。独身ならまだしも扶養家族がいるとなると、ドタ感でしかないが、月当たり2万円くらいが良いところではないだろうか。いずれにせよ、なぜ「4万円」で十分と考えるか、の論拠は必要となろう。
・「所得」の定義
現状はおそらく「前年の所得」で「所得」は把握されているであろう。しかしながら、病気により(あってはならない話だが)解雇・休職等を余儀なくされ、所得が前年からガクっと落ちる人もかなりいると思われる。
実際、東京大学医療政策人材養成講座4期生の「がん患者の就労・雇用支援に関する提言」(http://www.cancernet.jp/csr/csr_honpen.pdf)での調査結果で、勤労者の場合そのまま勤務継続できている人(1249名)と同じくらい、休職(229名)・依頼退職(799名)・解雇(111名)のいずれかを余儀なくされている人がいる。
従って、当年の月あたり所得を示すものがあればそれで代替させるというような配慮を加えることが望ましい。
今回は、観測気球的な要素があるかもしれないが、これを良い機会に議論が盛り上がることを期待したい。
- 21 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20100508-00000582-yom-pol
- 4 http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/a49fef3e542a16eb74a30f29a820155f
- 3 http://www.google.co.jp/search?q=ポリオ 不活化ワクチン&hl=ja&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&rlz=1I7GZHZ&start=20&sa=N
- 2 http://app.cocolog-nifty.com/t/comments?__mode=red&user_id=199490&id=46856684
- 2 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?query=ポリオ+不活化ワクチン+接種&start-index=7&adpage=3&ct=2097152&sr=0000&t=20100509222913
- 2 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?sr=0101&query=連携の意味
- 2 http://www.google.co.jp/search?q=ペイシェンツ・アイズ&hl=ja&client=firefox-a&hs=ejV&rls=org.mozilla:ja:official&start=20&sa=N
- 2 http://www.google.co.jp/search?q=不活化ポリオワクチン&hl=ja&start=30&sa=N
- 2 http://www.google.co.jp/search?q=高額療養費制度&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&client=firefox&um=1&ie=UTF-8&tbo=u&tbs=blg:1&source=og&sa=N&tab=wb
- 2 http://www.tobyo.jp/tobyoblog/2010/1687.html

申し訳ございません。個人的な愚痴がかなり入って
おりますので、ある程度はスルーしてお読みください。
企業に勤める者としての観点から見ますと、単純に
財源をどうするのだろうかという疑問が湧きます。
ただでさえ支出が多い政策に対して、予定している
扶養控除廃止等による財源確保等、私個人にとって
はマイナスに動いています。そもそも埋蔵金、事業
仕分けから確保するのではなかったのかと。
また、今日現在では宮崎で「口蹄疫」が大変な状況にあり、家畜6万頭処分したそうですね。マスコミ
では報道されていないようですが、会社内で試算し
たところ、4000億ほどの被害がでているよう
で、まだまだ被害が広がりそうとのことです。
これに対して与党の初動活動の対応のまずさが社内
では話題になっています。誰がこれを負担するんで
しょう?
現在の与党でまともに対応できるのだろうかと疑問
を持っています。
話題と関係ない長文乱文で失礼致しました。
財源の問題は確かに考えなければなりません。
その意味で、先日エントリーした「検査薬」の重要性が増すと考えています。
http://d.hatena.ne.jp/healthsolutions/20100421/1271860763
口蹄疫のニュースは今朝始めてみました。確かに、「初動」はまずそうですね。もっとも、「与党」というより所轄官庁の問題意識のレベルにより問題はありそうですが。
申し訳ございません。この場をお借りして再度コメントを・・
口蹄疫の問題につきまして、対応は各自治体主体なのですが、問題の拡大によって国に依頼し、対策主体が国に移管されます。
4月27日に東国原知事が赤松農相に依頼しているのですが、赤松農相が何の対策も行わず外遊し、その間に被害が一気に拡大したことが問題となっています。
今日初めて口蹄疫の件がテレビニュースで放送されたのですね・・社内情報では報道規制がかかっていると聞いていましたが・・・。
日本のテレビを見る環境が整っていませんので、「所轄官庁の問題意識のレベルの問題」について、テレビでどのように放送されたのか興味がわきます。というのも、中国駐在にもかかわらず、消毒液手配等の応援部隊としてこの14日間対応しており
、その間に国としては何も対応してなかったようですので。現場の自治体の人たちはもっと過酷だったようです。
詳し内容についてご興味があれば、「口蹄疫」で一度ネット検索することをお勧めします。WEB新聞では若干公開されていると聞きましたので。
個人事ですが、明日やっと休日がとれます。
テーマとは全く違う話題になり、大変失礼しました。