『シネマでヒーロー・監督編』武藤起一編/筑摩文庫を読む。
の5人の若手監督のインタビュー集。
元本が93年、文庫化が96年初版って事を考えても、
確かに当時もっとも注目されていた監督であり、
その後、この中からベネチアで金獅子賞を取るのが
北野武とはさすがに想像できなかったに違いない。
私的には周防監督が一番好きです。
塚本監督は、「鉄男」面白かったけどよくわかんなかった。
北野武も
「その男、凶暴につき」「3×4x10月」までは面白かったんだけど、
その後の「あの夏、静かな海」を見て、あれ?と思って、
「ソナチネ」を観たら、あーまたたけしだ・・・と。
もう出てる人がみんなたけしにみえちゃうんだよね。
ある意味すごいかもしれないんだけど。
竹中直人は、「無能の人」しか見てないのです。
まぁ、つげ義春の世界なんでしょうが、
繰り返しみたいというほどでもなかった。
映画監督っつーのも大変だよなぁ。
でも1回でいいからやってみたいなぁ。
作るのは、ラブストーリーです。きっぱり。
とりあえず、脚本でも書いとくか。
いつお声がかかるかわかんないし。
かかるわけないか・・・。