日々雑感っ(気概だけ…)

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2012-10-31

「STARWARS」新作!?

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 旧3部作の頃、「スターウォーズSAGAは3部全9作」と言っていましたが、新3部作の頃には、「2部全6作だよーん」と言質が変わってました。まぁ原作者が言っていることだし、そんなもんかと思っていましたが、今回のディズニーによる買収で2015年にエピソード7が作られるそう…。

 個人的に「ヤマト税」「009税」「STARWARS税」を科しています。もっともゲームやキャラクター商品、スピンオフにまでは余りに重税になるので払っていません。映画とかソフト関係、映像化されたものだけ。しかし、今回の身売りはどーなんでしょう。ディズニーの作風とルーカスがあっているとは思えません。

 自分で作ったものだから、同処分しようと勝手。いくら外野(ファン)がピーチクパーチク行ったところでどうしようもない。一歩いでファンはファンで、勝手にスピンオフしてるわけだしどっちもどっち。

 旧3部作ファンには評判の悪い新3部作も、旧作とのシンメトリ構造を持っていてそれが分かると先は読めるのですが愉しく観れました。

 問題は今後。ルーカスは制作に関わらないという事ですが、それではスターウォーズのフォーマットを使った別の作品になってしまいます。それはそれとして楽しむか、卒業するかは、新作を観なければ判断できませんねぇ。ディズニー風味のおとなしい作品にならない事を、今は願うばかりです。。

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2012-10-30

「009RE:CYBORG」 を観る。

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 (attention!)

 公開からまだ3日目なので、ネタバレ要素は無い様に書くつもりですが、どうしても触れてしまう部分もあります。観る予定があって事前情報を入れておきたくない方はご覧になってから観ていただけると嬉しいです。それと、原作/アニメ版009のストーリーにも触れるので全く知らないと判らない内容かもしれません…。


 

 さて、「サイボーグ009」のアニメ化は、1966年の映画「サイボーグ009」とヒットを受けて翌年「サイボーグ009怪獣戦争」が作られました。その続編として、TVシリーズ26話(モノクロ)が放映されました。79年に「宇宙海賊キャプテンハ―ロック」の後番組として、久々にTVシリーズ50話が作られました。TVシリーズが終わって半年後3作目の劇場用映画「サイボーグ009超銀河伝説」が公開。これがとんでもない作品だったのは以前もこのblogで書いています。そして2001年〜02年、原作にほぼ忠実な形で全51話が作られました。

 最新作が作られてから10年、しかも今回の劇場版は、キャラクター造形だけでなくストーリーも完全新作となっています。

 キャラクターが、あまりにも変わっているので、ちょっと心配でしたが、大丈夫、しっかり「009」でした(笑)。

 原作ものをアニメ化する際には、どれだけその作品や作者をリスペクトしているかがかなり重要になります。特に009の場合、1964年の原作発表から50年以上、原作ファンはもとより、60年代、70年代、そして平成に入ってからのアニメ版のファンがたくさんいる為、それらのファンをも納得させるものを作らないといけません。

 私は、アニメ版は60年代白黒版から好きで、本格的にファンになってコミックスを集め始めたが小学校6年生くらい。その直後2回目のTVシリーズが始まりました。以降ずっと追いかけている次第です。


 今回の「RE:CYBORG」時代設定は現代。世界各地で高層ビルが狙われるテロが頻発する。そこで夫々バラバラに暮らしているサイボーグ戦士にギルモア博士から招集がかかる。一方で、考古学者をしているピュンマ(008)がアフリカで奇妙な化石を発掘する。それは、背中に羽を持つ"天使"の骨の化石だった。

 中国で大富豪になっている張々湖(006)や自然保護活動をしているジェロニモ(005)はすぐに集結するが、009の様子がおかしい。009は、歳を取らないサイボーグであり、そのままでは生活に支障をきたす為、高校生として生活をしてるが、3年毎に記憶をリセットされているという。今回の集結で記憶を呼び戻す作業は、石ノ森章太郎の「幻魔大戦」で、主人公、東丈がESP能力を発言する為に戦士ベガに襲われるシーンのオマージュとなっています。他にも旧作のシーンから換骨奪胎して現代風にリファインされているシーンがちりばめられていて、私のような往年のファンでもなかなか楽しく観れました。そして、クライマックスは…、いや、ここで止めておきます。


 石ノ森章太郎デザインの「サイボーグ009」の映像化は、平成TVシリーズが一つの頂点だと思います。まだアニメ化していないエピソードがありますが、それをしたところで平成版の続編にしかすぎません。今回のこの大幅な改変は、宣伝コピー「終わらせなければ、始まらない」に象徴されています。

 このキャラクターでもう2、3作劇場映画作って欲しいなと思います。TVシリーズにしてしまうとどうしてもこのクォリティは保てないと思うので、是非劇場版で。

 この作品から009に触れた人は、過去の劇場版、TV版を観たり、原作を是非読んで欲しいです。絵は確かに古い印象を持たれると思いますけど、今作のモチーフとなっている部分や、その他のストーリーも硬軟バラエティに富んでいて読み応えありです。

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2012-10-29

hee2012-10-29

今週のお題「ハロウィン」

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 ネタがないので、はてな「今週のお題」に答えます。

 昨日も早朝の新宿駅で、ハロウィンパーティでもやってオールした若者がそこかしこにいました。

 女の子のゴスロリ猫耳オレンジと黒をあしらった魔女っ子的服装は可愛いので許すが、全身レザー地の上下で身を固め、白塗りで、口裂けメイクの男にはビビった。外に出るときはメイク洗い流して欲しい。


 しかし、昨今のハロウィン流行りはいかがなものか。そもそもハロウィンって何?と思ったら、西洋のお盆みたいなものらしいじゃん。オレンジのカボチャ(Jack-o'-lantern)は、日本でいうところのさしずめ、胡瓜とか茄子に割りばし刺して馬みたいにした奴ってことか…。


 にしてもこんなに莫迦騒ぎが好きな国民とは思わなかった。そもそも日本ではなんの関係もないハロウィンなんてお祭りでなんで盛り上がるのか。商売上手の誰かに踊らされているのに何故気がつかない?こう言ってはなんだが、高円寺の商店街の青年部が町おこしとして始めた「高円寺阿波踊り」くらい変なお祭り。阿波踊りは徳島でしょ〜。東京のどっかで、「なんかかっこいいから」なんて理由で越中おわら「風の盆」やってたらおかしいでしょ。

 可愛きゃいいじゃん。というのも判らないではない。しかし、歴史的背景もなく盛り上がれるほど若くないのです。。

 年寄りの戯言と思っていただいて結構。ハロウィンでは盛り上がれません。。 

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2012-10-28

無理をしてはいけませんね。

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 朝5時過ぎに大宮駅に着き解散しました。電車は動いていましたが、本数が少なく結局家に着いたのは7時を過ぎていました。別に帰るだけだし、電車は全て座れ、そのまま寝てれば良かったんで楽でしたけど。

 

 家に着いて洗濯物を出し、弓の練習に行こうと思ったんですけど、気がついたら3時。仮面ライダーウィザードを観てたら寝落ちしてました・・・。でblogを更新しただけで1日が終わりました。

 行き帰りのバスの中は狭くて丁度良い体勢をとることがなかなか出来ず結局ぼーっとして過ごしており殆ど眠れなかった。深夜バスってもっと乗り心地いいらしいけど、普通の観光バスですとやっぱきつい。でもまぁ交通費殆どかかってないから往復運んでくれるだけで有難いね。

 更に、両腕両足が筋肉痛、握力もなくなってた。酷使していい年齢ではないと改めて実感…orz。気持ちだけは若いつもりなんだけど・・・。

 

 

 

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2012-10-27

hee2012-10-27

被災地ボランティア活動

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 (今回は、自撮りの写真はありません。ボランティアセンターから、被災者の感情を鑑みボランティアによる被災地の写真撮影は、原則しないよう通達があったためです。なんとか上手く伝えられるようにしますので、ご了承ください。)


 1年ぶりに東日本大震災の被災地ボランティアに参加して参りました(前回の記録→http://d.hatena.ne.jp/hee/20110709)。今回は宮城県南三陸町。ここでは、町内全域が津波に呑みこまれ、町の62%(市街地で75%)もの家屋が損壊しました。人口1万7千人のうち1万人の安否が不明となった地域です。

 この地域であの日、最後まで防災無線で避難を呼び掛けていたのをTV等でみた方も多いと思います。この放送を発信されていた南三陸町役場危機管理課に所属していた遠藤未希さんは、後日遺体で発見されました。遠藤さんは、前年7月に結婚されたばかりだったといいます。

 

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 1年を経た街の様子は、津波による被害のがれきが"土まんじゅう"のようにそこかしこに積み上げられており、建物のコンクリートの土台がまるで外国の墓地のようにむき出しになっているだけ。ねじ曲がったガードレール。線路が撤去されて、今や崩れた土手になっている南三陸鉄道の軌道跡。津波に浸かったであろうところまで、山の端の樹々は斬り倒されて切り株となっている。その上の樹は、塩害で葉が枯れている。想像を絶する姿。広島の爆心地や東京大空襲の写真のような光景がいまだにひろがっていました。

 

 今回の作業は、家の土台をはがし更地にする為の前作業。家の基礎って大きく分けて布基礎とベタ基礎というのがあって(下の図参照)、

f:id:hee:20121028123626g:image:w360

この基礎の部分をむき出しにしないと、ユンボの爪が入らず、また、土台に掛かった土で土台そのものを撤去するのも容易ではない為、スコップや鶴嘴を使い人手で土台を掘り出す(むき出しにする)のが必要なんだそう。

 自分たちの作業はこの"布基礎"というのの下のT字になっている部分を掘りだす作業。元々は薄く土がかぶっている程度だったんでしょうが、津波で色々なものが流され堆積しているので結構深く、なおかつ粘土で固くなっていて更に石が多い為、スコップだけでは全く作業が進まず、ツルハシで崩して土をさらう作業を延々繰り返しました。

 今回の参加者は総勢50人強。その殆どがホワイトカラー。土木作業には慣れていません。それでも9時から3時まで一生懸命作業をしました。それでも家1軒分の土台を出すのがやっとでした。作業中に、人骨が発見されて警察を呼ぶという一幕も。日常茶飯事のことなのか、警察も淡々と処理していました。要はそういう現場です。我々からすると非日常ですが、現地の人にとっては、受け入れざるを得ない日常。。。

 途中、家主の方が現場に来られ人数分の笹かまぼこを戴きました。1個100円としても5000円以上。避難生活で大変な思いをしている中、これだけでも大変な出費だと思います。想いに応える為に更に精を出す午後の作業。

 あっという間に3時。終了時間となりました。作業は100%完璧じゃなかったけど、出来る限りみんなで頑張りました。

 作業終了後、ボランティアセンターに戻り、終了報告。帰りに仮設商店街「南三陸さんさん商店街」(http://www.sansan-minamisanriku.com/)に寄り、ひとやすみ。

 そのまま帰ると終電ぎりぎりになる為、時間調整をしてから出発。翌日出発地の大宮に戻りました。


 土台があったまま埋めてはその上に建物を建てるわけににはいかないそうで、街の殆どがこんな土台ばかりの現状を考えると、まだまだ途方もない作業量があります。震災から1年半が過ぎ、ボランティアの数も減ってきているそうです。今回の作業の指示をされた方も、関西から会社を1年間休職してボランティア活動をされている方とのことでした。物見遊山に行く場所ではありません。特に被災の酷かった地域に観光に行くわけにはまいりませんので、是非機会があったらボランティアに参加するといいと思います。たかだか2回参加した位で偉そうなことはいえませんけど、報道でしか知らない被害の現状を被災された方々の万分の一でも肌で感じる事は、大変貴重な体験です。

本当なら、毎週にでもかけつけたい気持ちはあるのですが、なかなかそうはいきません。また機会があれば参加して、微力ながら被災された方々が普段通りの生活に戻られるお手伝いが出来ればいいなって思います。


(今回作業したところ↓)

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NAGAI,MNAGAI,M 2012/10/29 13:00 本当にお疲れ様でした。
見つかった骨、どなたかがわかれば我々の活動も報われます。
個人で行かれる際にはいくらでもノウハウをお伝えしますし、バスを出す時はお誘いしますので、また行きましょう。

A.KISHIDAA.KISHIDA 2012/10/29 13:41 お疲れ様でした。
自分もまた、参加してみたいと思います。
また、遠方でもできる支援策を考え、長く寄り添っていければと思います。

heehee 2012/10/30 08:42 >NAGAI,M さん
色々とお世話になりました。震災から1年半が経過してもなお被災された人の哀しみが癒えることがないのは、あの遺骨が物語っています。
絶対に目を背けちゃいけない。
どのような形であれ、また活気ある街に復興する日まで、出来る限りのお手伝いをしないといけないなと改めて思いました。
無理のない程度で結構ですので、是非バスをまた出していただけると助かります。
個人的にもボランティアに行きたいと思いますのでその時はまたご相談させてください。

>A.KISHIDAさん
UNIONのご協力があって、私のような腰が重いいものも気軽に参加できる場を作っていただいて本当に有難いと思っています。
仕事に追われていると、つい自分の事ばかり考えてしまいますが、一方でこの小さな島国で、いまだに明日の生活の不安を抱えたたくさんの人がいることを忘れてはいけないと思っています。
自分が出来る事は何か、しっかり考えながら無理のない範囲でこれからも被災地に向かいたいなと思いってます。

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2012-10-26

行ってきまーす。

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これから南三陸町に震災ボランティアに行ってきます。昨年に引き続き2回目。夜行バス→作業→夜行バスの0泊3日。帰宅は日曜朝になりますので、blogの更新は帰ってからにします…。

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2012-10-25

hee2012-10-25

冴島奈緒死んじゃったんだ…。

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 同年代の男性のお友だちなら、この名前を聴いてピンとくる人も多いはず。

 80年代一世を風靡したAV女優です。先月29日癌でなくなっていたことが昨日友人がtwitterで報告したそう。享年44歳。

 今でこそ、アダルトビデオにはアイドル以上に可愛い女の子が出ていますが、AV黎明期は、まだまだそうでもない子がいっぱいいました。丁度80年代中盤くらいに小林ひとみが出てきて、一気にアダルトビデオに美少女が出るようになってきました。

 冴島奈緒はそんな一人でした。日テレの伝説の深夜番組「11PM」の秘湯の旅というコーナーで効能とかを温泉につかりながら看板持って紹介する"うさぎちゃん"でブレイク。その後AV出演となりました。

 身長158cm3サイズはB83w54H83 Fカップと、ウエストからヒップにかけてのラインがすごくきれいな方でした。「筋肉少女帯」のアルバムジャケットにもなりましたね。(上の写真)

 5年前に癌になり、闘病生活をおくっていたそう。

 さすがに最近はAVとか見ないので、この突然の訃報を聞いて青春時代が走馬灯のように浮かんできました…。

 こればっかりは女性には判らない世界ですね。

 今見るとちょっときれいくらいですけど、あの頃は衝撃的たったんですよ。


 ご冥福をお祈りいたします。しかし44歳…早いなぁ。

 

 

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2012-10-24

「Peeping Life -The Perfect Explosion−」を買う。

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 第6弾DVD発売!

 あーやっぱり買っちゃったよ。1500円(税別)だからね。安いしね。今まで全部買ってるからね。という言い訳。カミサンには「またゴミが増える」と呆れられました…。

 

 今日は、久しぶりに甲府→富士吉田に行ってきたんですけど、会社に着いたら300人位いるフロア全員帰っていて、エレベータまで停止ロックが掛かってる。そりゃ今日はノー残業デーだけど、まさか19:30に全員帰ってるとは思わなかった。。

 まぁ、ロック解除すれば社内に戻れるんだけど、なんかもうどうでもよくなりそのまま帰宅しました。この脱力感…。というわけで脱力といえば「Peepinglife」の新しい奴出ていたんだけど、ヴィレッジヴァンガードで買うと特典CDがついているので、それを求めて新宿EST(昔のマイシティね)のヴィレヴァンに。

 「下らねー」と言いつつ、何度も観てしまう。考えさせられる映画も好きですが、こういうおバカな奴も大好き。店頭宣伝用トレーラーがyoutubeにありましたので、リンク↓

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 まちゃひことゆきぴょんの「バカップル」、ヤンキ―がケイトラでラップもどきをする「リリックにのせて」、莫迦な中坊「ショータとコータ」「娘と父」他、レギュラー陣が相変わらずおバカな日常を繰り返してます。

 全10話。1話@150円。お得?

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2012-10-23

ラジオドラマ「宇宙戦艦ヤマト」

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 1977年12月だから、小学校6年生だったのか。ニッポン放送の深夜放送「オールナイトニッポン」の特別番組として「ラジオドラマ・宇宙戦艦ヤマト」が放送されました。

 この年の8月にTVシリーズを再編集、一部再制作した劇場版が公開され、ヤマト大ブームの真只中でした。この放送は、年末に発売された「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」の宣伝的意味合いもあり、BGMはこのアルバムから全て使われていました。

 4時間生ドラマと言っても、本編は約2時間。30分毎に出演者のトークが挟まっていました。

 先日何気なくヤマトについて検索してたら、ニコ動に全編アップされていて、思わず聴き入ってしまいました。実家に帰れば、擦り切れるほど聞いたカセットテープがあると思いますが、まさか、今、聴けるとは!

 映画(130分)よりも短い本編なので、更にダイジェスト感は否めませんが、ストーリーの構成として、主人公古代進がつけていた航海日記を読むというスタイルで物語が進む形式は、なかなか新鮮でした。

 音楽も前述の通り「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」を使っています。私、この中アルバムに収録されている川島和子の有名なスキャットから男性スキャットに続く曲、「明日 (あす) への希望〜夢・ロマン・冒険心〜」がすごく好きで、この曲がドラマで使われたのって、このラジオドラマだけなんです。この曲が、ラジオドラマの最後に使われているんですが、リアルタイムで聴いていたのを思い出すんですよ。

 

 もうすぐ5時になる頃。12月なのでまだ外は真っ暗なんですが、3時頃とは違う闇。蒼くなってきて夜が明ける寸前のあの何とも言えない静謐な感じ。いまだにヤマトを引き摺ってしまうのも、多感な時期をヤマトと並行して過ごしてきたからなんですね。

 

 ヤマトを絶賛する気はさらさらありません。ヤマトよりもしっかりしたアニメ、映画はたくさんある事が今となってはよくわかるから。

 でも、それでも、あのインチキくさい故・西崎義展プロデューサーが言っていた「我が青春の艦(ふね)」という言葉が一番ぴったりくる作品なのです。。

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ラスラス 2012/10/24 15:42 今回連続コメントをさせていただきました。
自分もリアルタイムで聴きました。
懐かしいですね、「さらばヤマト」も公開前にあった様な記憶がありますが、あいまいです。
当時はオールナイトニッポンではよくこういった企画が多かったですね。
でも、自分が一番忘れられないのが、
星セントルイスのパックインミュージック
「ガンダム大研究」でした。第一作の公開前で非常に当時盛り上がってました。ラジオドラマではありませんでしたが、チャコこと白石冬実さんが番組を仕切られてて、古谷徹さん、池田秀一さん、ブレイク前の戸田恵子さんも出演されててガンダムを知らないセントルイスが司会なので相当笑った記憶があります。なんか古き良き時代ですね。
いまやアニメはメジャーなジャンルになって新しさがないわけですが、こういう積み重ねでいまがあるわけですよね。まさか当時、ガンダムが今も続いていくとは夢にも思いませんでした。
ヤマトもそうですね。

heehee 2012/10/24 22:52 >ラスさん
「さらば」も「永遠に」も「完結篇」もオールナイトニッポンでやってました。
「ガンダム」パックは聴いてないなぁ。楽しそう。
今から30年以上の作品なのに、いまだに新作が作られるって本当にすごい。それだけベースがしっかりしていたってことなんでしょうね。今のアニメで30年後まで残ってるもんってあるのかな。

…こういう話、いっぱいしたいですねぇ。。

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2012-10-22

今週のお題「好きなアニメ映画」

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 はてなのお題に答えます。

 「機動戦士ガンダム」や「宇宙戦艦ヤマト」は、TVの小さい画面よりも映画のような大スクリーンで観る方が全然いいのですが、そういうのまで入れると幅が広がりすぎてしまいます。アニメーション映画っていっぱいありすぎるので、TV再編集もの(新作部分があったとしても)は除いて、純粋に映画としての完成度が高いっていう基準で、それでもどうしても1本に絞れなかったので、次の5本を選びます(順不同)。

 「銀河鉄道999」

 「クレヨンしんちゃん アッパレ戦国大合戦」

   ジブリは結構好きなので1本絞るのは難しいのでここは2本。

 「天空の城ラピュタ」と「千と千尋の神隠し

   宮崎駿ものでは、実は一番好きかもしれない。

 「ルパン三世 カリオストロの城

以降選んだ理由を。。

「銀河鉄道999」1979年東映動画

 1977年から、少年キングに連載され、翌年にTVアニメ化されました。そして、TVアニメ化の1年後に劇場アニメとして完全新作どころか設定まで変えて1本の冒険活劇映画として作られた本作。最初は、15歳に引き上げられた凛々しい星野鉄郎に違和感がありましたが、一つの旅を終えて少年が青年となる物語と考えれば、原作通りの10歳では幼すぎます。

 ハーロック、トチロー、エメラルダスなど他で主役をはったキャラクターが惜しげもなく共演。「宇宙戦艦ヤマト」以来の松本アニメの一つの頂点だったことは間違いありません。しかも、当時まだ原作、TVアニメ版は完結前。鉄郎の旅の最後が、「惑星メーテル」とは、当時驚きでした。この映画の為に作られた青木望の音楽、ゴダイゴの主題歌挿入歌もよかった。1981年に続編「さよなら銀河鉄道999」も制作、公開されましたが、こちらはストーリー的には蛇足。新たに起用された東海林修の音楽は、悲壮感に溢れる2度目の旅を豊かに表していて、素晴らしい音楽でした。

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 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」2002年東映動画

TVシリーズのしんちゃんは殆ど観ていませんし、映画版もこれと「オトナ帝国の逆襲」しか観ていません。特に「戦国大合戦」は、しんちゃん(とその一家)は狂言回しに過ぎず、本来のキャラクターアニメとは言い難いのですが、時代劇としても大変良くできています。井尻又兵衛と廉姫の身分を越えた恋。とても哀しい物語ですが、しんちゃんのおかげで爽やかな後味を残してくれます。

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 「天空の城ラピュタ」1986年スタジオジブリ

 これ、ジブリ作品の中では、興行成績ワーストワンなんですよね。この前に、NHKでやっていたTVシリーズ「未来少年コナン」が好きだった私としては、そのテイストを持った作品として、しかも1本の映画としてしっかり完結している点でイチオシの作品です(未来少年コナンの再編集映画版の酷かったこと!!)。女の子(シータ)を一生懸命守る少年(パズー)の健気さ。シータだって守られているだけじゃなくて実はとても強い女の子というキャラクターも良い。憎らしい奴は徹底的に憎らしく(ムスカね)、結局パズーを助ける事になるドーラ一味、親方家族、みんな気のいい奴。「ナウシカ」や「もののけ姫」になると押しつけがましい自然回帰もさりげなくて良い。

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 「千と千尋の神隠し」2001年スタジオジブリ

 「トトロ」や「ナウシカ」の人気に比べると、どうしても順位が下になりがちなジブリ作品ですけど、親の立場になってこの作品を観ると、私的には、ジブリの中で1,2を争う作品だったりします。毎回涙してしまいます。莫迦な親が豚になってしまう。親を元に戻す為油屋で働くわけですが、わずか10歳の女の子。何をやっても要領が悪い。気を張っているんだけど訳の分からないお化けばかりの世界。心細くなるのはあたりまえ。ハクが塩おにぎりをあげた瞬間、大粒の涙。ここは千と一緒に必ず泣いてしまうポイントです。でも一生懸命に働くことでみんなから認められてくる。努力することに無駄はなくて、誰かが必ず観てくれているもんだね。"カオナシ"みたいなものにまで優しくしてしまうわけ隔てのない優しさ。打算のない無垢なやさしさでみんなからちゃんと評価されていくのは、現実にはありえない夢を与えるアニメーションならではの演出です。

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さて最後

 「ルパン三世 カリオストロの城」1979年東京ムービー新社

これも興行成績は良くなかったんですね。私もロードショウの時観ていなかったりします。その後コアなファンによる啓蒙活動、上映会、名画座での度重なる上映で、私も一気にファンになりました。確かに、他の「ルパン三世」とは異なりますし、ルパンというよりも「未来少年コナン」に近いテイストの作品ですが、冒頭から最後まで一気に魅せるストーリー展開、設定、活劇…どれをとっても第一級の映画作品です。ヌルヌルひらひらと大量のセルを使って動くディズニーの対極にあるまさに日本のアニメーションの真骨頂です。

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 他にも選びたい名作がありますが、かなり無理して5本に絞ってみました。

 異論あろうかと思いますが、私的にはこんな感じです。一般受けも多少考慮しています。古い作品が多いのは年齢のせい。許してください。

えりこえりこ 2012/10/22 23:11 一応その5本は私も見てますので感想も納得ですね。でも劇場に行ったのは999とラピュタと千と千尋で、後はテレビで見ました。見終わった後の衝撃度で行ったら999がダントツですね。そして映画のイケメンの鉄郎を見た直後にテレビ放送の10歳の鉄郎を見て、愕然としましたね(笑)。

heehee 2012/10/22 23:27 >えりこさん
私も「アッパレ戦国」はTV(DVD)だけ。「カリ城」は名画座で、その他は、封切りで観ています。
999の衝撃はすごかったですね。あれはあの当時を知っていないとなかなか共有できません。怒涛のストーリー展開もまさに超特急銀河鉄道に相応しい。これを観ちゃうとTV版の各駅停車ぶりに物足りなさを感じてしまいました(笑)。TVはTVで良かったんですけどね。鉄郎も最初アニメ雑誌で見た時は違和感ありまくりでしたが、さすがにラストのメーテルとのキスシーンは、青年の鉄郎だからこそ似合います。

ラスラス 2012/10/23 22:19 お久しぶりです。

「カリ城」はやはり別格だと思いますね。
初劇場公開した時、はまりすぎて実は5回も観に行ってしまいました。はまりすぎ〜
東京はわかりませんが、当時福岡は同時上映が
「Mr・Booギャンブル大将」で、その面白くなさはこれもまた別格でした。「カリ城」を観るためには先に上映されるこの映画を観なければならない、それはもう拷問に近かったことを、今更ながら思い出してしまいました。
いい思い出です。
しかし、この「カリ城」日テレ水曜ロードショー時代は駿さんのことはなにも言ってませんでしたね。
ナウシカ以前の事でしたね。
ちなみに第一作目「ルパンVSマモー」の同時上映は
「ナイル殺人事件」でした。ではまた。

heehee 2012/10/23 23:50 >ラスさん
ご無沙汰してます、お元気ですか?
「カリ城」ロードショウで観ていないので同時上映はさすがに憶えてません(^-^;A 「VSマモー」は姉貴がアガサ・クリスティーにハマってたんでパンフだけかってきてもらいました。
「カリ城」は当時「ぴあ」で探しては名画座で、散々観ましたねぇ。
30年以上たっても、これを越える映画ってそうそうありません。上にあげた5作品は、マイベストテンのうちの5作。時代々々でいくつか入れ替わったりしますが、「カリ城」は不動のベストテンのうちの一つです。

ラスラス 2012/10/24 00:15 ほんとご無沙汰しています。
また、是非語り会いたいですね。
やはり、全国的に「ナイル殺人事件」だったんですね。
実はマモーより、面白かったです。
中学生ながらに愛の深さを感じましたね。自分でよく自分の足に発砲できるなぁーと驚きの印象が強いですね。
久しぶりに観たくなりました。
アニメに関係なくなっちゃった。
福岡にお寄りの時はご一報を・・・・・

heehee 2012/10/24 22:44 >ラスさん
はーい(^_^)/

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2012-10-21

サイボーグ009 関係の本。

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 いよいよ27日(土)から、「009RE:CYBORG」公開に先立ち、出版業界も009関連本が目立ってきました。雑誌、MOOK本も出ていてみかける都度買ってしまいます。

 先週買ったのが、次の本。

 まず、「サイボーグ009COMPETE BOOK」

 これは、2001年の平成版が放映されるのが決定した頃、一度出たものの改訂版。今回は、平成版について全て網羅しているとともに、「RE:CYBORG」の情報をいれたものになっています。前回版も持っていますが、11年ぶりなので購入。

 

 あと、「サイボーグ009完結篇 conclusion GOD'S WAR」の小説版2冊。最終巻は10/25発売。

 これは、2006年に1巻賀発売されて以来中断していたものが、角川文庫で再刊(第1巻)され、続く2巻、3巻も同文庫で出るというので、買い直し。ハードカバーで出して欲しかったけど、昨今の出版事情では、文庫で出すしかないってことか。残念だけど、仕方ありません。

 あわせて、現在WEBサンデー連載中の同作の漫画版。絵は長年石ノ森章太郎のアシスタントを務めた早瀬マサトさん。漫画は、001から003のエピソードまで。巻頭のピンナップで、009が同じ姿で、緑服黄色マフラー→白服赤マフラー→赤服黄色マフラー→青服赤マフラーを付けているのが、なかなか新鮮でした。


 石ノ森章太郎氏が2008年に鬼籍に入りもうすぐ5年目を迎えようとしています。「サイボーグ009」は、まさにライフワークというべき作品。「サイボーグ009」は、わたし的には「地下帝国ヨミ篇」で完結をしているという認識なので、以降の物語はあくまでもインサイドストーリーの枠を出ないものと思っています。しかしながら「天使篇」や「神々との戦い篇」はやはり決着をつけて欲しい作品なので、完結篇は楽しみにしていました。

 06年の小説版から6年も経ち、小説版も中断か…と思っていたので、今回の小説版の完結とその漫画化は009フリークとしては喜ばしい限りです。

 

 

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2012-10-20

「冬空に月は輝く」 を観た。

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2004年フジで放送された「ヤングシナリオ大賞」を受賞した安達奈緒子さんのデビュー脚本。

本放送では観ておらず、googleで、弓道調べていたら、綾瀬はるかの弓道衣姿の画像があり、あまりにも可愛いのでそのままネトサしてたら、youtubeに全編アップされていました。

 フジテレビヤングシナリオ大賞は、新人脚本家の登竜門。毎年、受賞作が単発ドラマとして放送されていて、できる限り見ているようにしているんですけど、何しろいつ放映されるかよくわからないので、最近は見逃すことが多い。

 この作品も見ていなくて、綾瀬はるかの可愛すぎる弓道衣姿を観て、それこそ胸を射抜かれてしまったのでした。

 ドラマはYoutubeで4つに分かれています。1時間程度なので、時間のある方はぜひ観てみて。脚本は当時新人の方ですので、荒削りな感じはありますが、TV版「世界の中心で、愛をさけぶ」でブレイクする直前の綾瀬はるかの演技は、とても初々しくてとても素敵。そもそも、弓道衣というのは、「時をかける少女」の原田知世ちゃんしかり、女性を2割増可愛く見せると思う。

白線流し」とか、好きな人にはよいかも。

「冬空に月は輝く」1/4 ↓

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「冬空に月は輝く」2/4↓

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「冬空に月は輝く」3/4↓

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「冬空に月は輝く」4/4↓

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メイキングダイジェストね↓

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 午前中、弓道具屋さんにいって自分の弓を修理に出してきた。治るまで4ヶ月くらいの入院。お代は3万くらいになるらしい。弓道具っていま作る人どんどん減っていて、私の弓は宮崎県都城市の弓師さんが作ったもの。内側がいぶしてあって弦を張った形(成りという)が、とても優美で気に入っています。買って10年以上経つのですが、丁寧に引いてますねとお褒めの言葉を頂いた。いや、あんまし引いてないだけなんですけど…(^-^;。

 

 弓に惹かれる理由のひとつは、秘めた美しさがあるから。自分も人から美しいと呼ばれるような射ができるようになれたらいいなぁ。というのもやっぱ邪念か。奥が深いです、弓道。

 

かずひごんかずひごん 2017/03/01 01:03 息子が弓道をやってて、色々調べていてこのサイトに行き着きました。
竹弓の紹介で鹿児島県都城市とありますが、都城市は宮崎県です。
都城市では毎年3月に弓まつりが開催されます。いま、そこに向けて、息子たちも入賞目指して練習に熱が入っています。

heehee 2017/03/01 06:33 >かずひごんさん
コメントありがとうございます。都城は宮崎県ですね、ご指摘ありがとうございます。修正しました。
息子さん優勝するとよいですね!

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2012-10-19

hee2012-10-19

「宇宙戦艦ヤマト2199第三章〜果てしなき航海」 を観た。

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 昨日新宿ピカデリーで観てきました。今回は、「第一章 遥かなる旅立ち」「第二章 太陽圏の死闘」と異なりオリジナル要素の高かった回でした。

 来週まで公開中なので、今章のストーリーは多く語らない方が良いですね。

 

 第3章、TVシリーズにして7〜10話まで。冥王星のシュルツ指令による反射衛生砲での攻撃を乗り切り、遊星爆弾の発射基地である冥王星前線基地を叩いたヤマトは、ついに太陽系を出た。艦内では、沖田艦長の粋な計らいで赤道祭が開かれる。

 今回のヤマトにはたくさんの女性が乗っているのでパーティやっても面白いよね。

 福利厚生の一環として艦内ラジオ放送が始まった。こういう生活描写って、以前のヤマトに殆どなかった。ラジオ放送の中で「真赤なスカーフ」の2番が"懐メロ"(!)として流れるんだけど、太陽系をまさに離れんとする中、最後の地球との交信が希望者に許可されるという旧作にもあったシーンにかぶり、不覚にも涙(T_T)。

 必ず帰るから

 真赤なスカーフ

 きっとその日を迎えておくれ

 今ははるばる宇宙の果て

 夢をみるのも星の中

艦内の様子をミュージッククリップみたいに映します。

 その後、ついにデスラーや多くの将軍たちが出てきます。ガス状生命体と赤色矮星に挟まれ絶対絶命…っていう旧作のリメイクもありますが、捕虜となったアンドロイド兵とアナライザーとの交流、次元断層からの脱出とその後のあれこれは、なかなか面白いお話でした。うー書きたい(>_<)。


 今回のヤマトは、旧作をリスペクトしつつ、大胆なアレンジ、オリジナルストーリーを違和感なく挿入し、しかもキャラクターが立ってきているのが大変好感もてます。

 次回「第4章銀河辺境の攻防」は来年の1月12日公開。また生きる楽しみが増えた。

 

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2012-10-18

hee2012-10-18

 若松孝二監督 逝く。

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 朝のニュースで知り驚きました。

 数日前、車にはねられ重症だけど命に別条はないという事だったので安心していたら、急逝したと。


 監督としては約50年のキャリア。私が若松監督の作品に触れるようになったのは、晩年も晩年、2008年の「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」からです。映画を観、近くの大学で行われたパネルディスカッションでお逢いし、パンフレットにサインを戴き握手してもらいました。

 この映画は、たくさんの賞を受賞して、"ピンク映画の黒澤明"の異名をとる若松監督の面目躍たる作品。そして「キャタピラー」では、ベルリン国際映画祭で、寺島しのぶが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。今年6月三島由紀夫の縦の会結成から市ヶ谷駐屯地での自決までを描いた「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」が公開され、秋には中上健次原作の「千年の愉楽」が公開予定と精力的に映画を作っていたのに…。

 反骨の監督で、「連合赤軍―」を撮ったのも、原田眞人監督が、佐々淳行(警察官僚OB)原作、「突入せよ!あさま山荘事件」が公開された時、「映画屋が、体制擁護の作品作ってどうする!」と憤慨して企画をしたらしい。最後のあさま山荘のシーンで使われたのは、自分の別荘で、惜しげもなく鉄球で破壊。それすらも「映画で作った家だから、映画の為に壊すのは本望」という豪儀っぷり。この時、御歳72歳。

 実際にお逢いすると、口は悪いが優しいおじいちゃんって感じ。出演した若者たちからも慕われていたという。

 享年76歳。

 昭和を知る名監督がまた去ってしまった。無念。。


 ご冥福をお祈り申し上げます。

 黙祷。



「実録・連合赤軍〜あさま山荘への道程」予告編 

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「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」予告編

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2012-10-17

本当に1日度失敗したらダメなのかなぁ。

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「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」――2012年のノーベル生理学・医学賞に決まった山中伸哉教授の発言が、ネットで物議を醸している。普通の人にとっては、日本は「1度失敗したらもうダメ」な社会なのに、安易に失敗を勧めて欲しくない、という反発が起こったのだ。■その一方で、「そう思い込んで諦めてるからだ」「どういう姿勢で臨んでいるかが重要だ」といった意見も出た。■iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の山中伸哉教授(50)が、高校生らに「1回成功するために、9回ぐらい失敗しないと幸運は来ない。若い皆さんには、いっぱい失敗してほしい」「ジャンプしようと思ったら一度屈まないと跳べない。失敗を恐れず、思い切り屈んで」などと自身の経験を踏まえて語り、エールを送った。■2012年10月12日、東京工業大学(東京・目黒区)で開かれたノーベル賞受賞者を囲むフォーラム「次世代へのメッセージ」に登壇した際のことだ。■次世代の挑戦を応援するための一般論と思われるのだが、この発言に一部のネットユーザーが難癖をつけた。■失敗を繰り返して「幸運が来る」のは山中教授のように才能豊かな人だけで、普通の人にとっては、受験や就活で1度挫折したら這い上がるのは難しいのが日本の社会の現実なのだから、安易に失敗を勧めるな、というのが大方の言い分だ。■「それ(失敗)を許容する空気があればな」「(失敗したら)派遣、ニートまっしぐら」「日本は受験も就職も1回で合格しないとほぼ詰みの国だもんなw何でこうも失敗に厳しい国になっちゃったんだろ…」といった感想が投稿され、「ノーベル賞取るほどの人材に言われても、世間の温度とだいぶ乖離してる」「研究者は甘っちょろくていい」などと非難する向きまで出た。■ただ、山中教授については親から家業に向いてないといわれ、医学の道に進んだものの手術が下手過ぎて「じゃまなか」と呼ばれたなど、「落ちこぼれ」エピソードも広く知られる。別の場所では「失敗ばかりで泣きたくなるような20数年でした」とも話していた。 それを踏まえて、「説得力ある」「この人のしてきた失敗や挫折を俺が経験したら間違いなく引きこもって鬱になる」とする投稿もあった。さらに、「1度失敗したらもうダメ」を言い訳にして何もしないのを疑問視する声もあがった。■「自分がそう思って諦めてるからだろ。この話は試行錯誤した末での失敗なら次につながるってこと。何もしてないせいで失敗、挫折したなんて初めから論外」実業家でグロービス経営大学院の学長を務める堀義人氏も13日、ツイッターにこう書いた。「『日本は失敗を許さない』と言う人がいる。それは間違いだ。(中略)失敗・成功の尺度でなく、どういう姿勢で臨んでいるかの方が重要なのだ。周知を集め、誠実で勤勉に働いている人には、失敗しても必ず手が差し伸べられる」(J-CASTNEWS 2012/10/15 18:58 http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4314759.html)


 捲土重来とか、臥薪嘗胆とかは死語になっちゃったんだろうか。

 ノーベル医学生理学賞を受賞した中山教授の言葉は至極まっとうです。失敗をしたら怒られる。そんなことは昔からあったし、やくざさんの世界では、"指を詰めたり"したもんです。あることを任されるというのは、責任が発生して、その責任をまっとうすることができなければ、それなりの罰を与えられるのは、社会においては当たり前のこと。それを"なぁなぁ"で済ましてしまうから、「失敗してもこんなもんか」と舐めて掛かるから、同じ失敗を何度も繰り返す。そういう若者が増えているのは事実。

 「ちょっとした失敗でそんなに怒らなくても」とは、私たちも若い頃思った。だから今若い子達に怒らなかった結果、怒り耐性のない若者が増え、だから自分の失敗の重要性の多寡が理解できず、結局失敗を恐れてしまう。

 大きな失敗と小さな失敗の差は、普通自然と身につくもの、と思っていたらそうでもないんですね。「失敗したら、一生ニート」そういう失敗も確かにある。でもそれは、失敗をした時にどうやって挽回をするかわからない自分を責めず、罰をそのまま受け入れて、罰した人を逆恨みしているだけに過ぎないんじゃないかと思う。

 学習能力って、自然と備わってくるもんだと思うんですよね。熱いものに触ったらやけどする。刃物を握れば手が切れる。じゃ、やけどしないようにするにはどうしたらよいか、手を切らないように刃物を握るにはどうしたらいいか、そういう単純な事すら学習していない。それって、親の世代が「危ない」といって危険なものを遠ざけていたからというのも理由のひとつだと思う。

 

 倒れたら起き上がる。

 人間としての本能だと思うのですが、そういったものを避けて(親や保護者に上手に避けてもらって)、育ってしまった若者が多くなっちゃったのかもしれません。

 嫌われたくないから仲の良い友達だけと遊ぶ。好きな人としか話をしない。「コミュニケーション障害(コミュ障)」と呼ばれている人も多い。なんでそんなに傷つきやすいんだろう。

 私もいっぱい失恋もしたし、一浪してなんとか滑り止めの底辺校に引っかかった程度の莫迦だし、適当に決めた会社は俗に言うブラック企業だったし、だから転職して今の仕事をしているけど、どう考えても先は見えて来たし、こういっちゃーなんですが、失敗の連続の人生です。

 そんな中でも、同じ失敗はできる限りしないようにしてきたおかげで、今、決して裕福ではないけど、そこそこ楽しい人生を歩んでるんじゃないかなと思う。

 一度や二度の失敗なんてどーってことありません。

 どんどん失敗しましょう。望んだ方向とは違うかもしれないけど、進むことをやめなければその先に成功は必ずあると思うのです。この歳になっっても、なにをもって成功とするかわからない。だからまだ成功にたどり着けていないと思うし、これからたどり着けるかよくわからないけど。。うーん説得力ないなぁ(^-^;

ふうふう 2012/10/18 10:53 失敗すればダメ。当たり前ですが、それもまた経験になり、そこから出来るモノ。ってたくさんあります。
失敗。というその場の結果しか見ないでその先を全く見ず、
失敗する能力すらない「無能」の人間が多い。っていうのは、なんとも恐ろしい感じがするのですが、余計な心配ですかねえ?

heehee 2012/10/18 20:32 >ふうさん
全然余計な心配じゃないと思いますよ。
「失敗する能力すらない」って、ホントそう。失敗するにも能力がいりますね。武道的にいえば"受身"ができない人間ってゆーか。受身ができずに頭から落ちたら、そりゃ致命傷ですわ。そういう受身を学ぶ場というのが、失敗を重ねるってことになると思うんですよね。

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2012-10-16

アニメ三昧になりそな、秋。

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 まずは今週「宇宙戦艦ヤマト2199第3章『果てしなき航海』」を。

 で、今月末はサイボーグ009の新作、「009Re:CYBORG」が。

 そんで、最後は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が11月17日に公開。

 正直、最近のアニメはあんまし観ていないのですが、ヤマトと009は、税金みたいなもので、やるなら観に行かないといけません。これはDNAに後天的に刷り込まれた義務、本能みたいなもんです。

 ヱヴァは比較的新しいのですが、ある意味アニメからしばらく離れていて、久々にアニヲタの血が沸騰した作品。これも見ないと。

 

 基本、アニメ観てないんですよね、最近。本放送で見てるのは「銀魂」(新シリーズでは「金魂」)くらい。ヤマトとか009は、もう私の中では別格なんです。ヱヴァも再放送でハマったクチですが、新劇場版もちゃんと劇場で観てDVDも買ってます。

アニメとして意識して見始めたのは、70年代後半から80年代まで。どちらかと言えばオールドファンの部類で、必ずしもアニメばかり観ているわけではないけど、まぁ、一般人に比べれば観てる方という程度ですかね。

 表現方法が動画か実写かという程度の差しか感じていませんので、俗にいうアニヲタというのともちょっと違うと自分では思っています。

 楽しみ!

 

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2012-10-15

かとうれいこが復帰?

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 童顔にダイナマイトボディ(死語)で一世を風靡したかとうれいこさんが昨日の「行列のできる法律相談所」に続き「1分間の深イイ話」に出ていました。結婚後一切芸能界から離れていてもう10年近くたっていますが、変わらない美しさでした。

 最近80年代、90年代のアイドルがよくTVに出てきます。昨日は、工藤静香も出てたけど、よく画像BBSで晒されているような劣化はしておらず、昔のままいい感じで歳取ったなって感じ。2人子持ちとは思えない。久々に新曲も出るとか。

 

 アイドルというとその容姿ばかりが問われて実力が内容に言われますが、「スター誕生」から出てきたアイドルはやっぱり素晴らしい歌唱力だし、真のアイドル(偶像)性を持っていると思う。

 おニャン子にしても、今のAKBにしても、やっぱりセンターを張るような子はやっぱりオーラが違う。だから、何十年経ってもこうしてTVに出てきても十分楽しませてもらえる。AKBはどうかな?30年後楽しませてくれるかな。その頃はもう私ゃ生きてないか…。

 河合その子ちゃん出てこないかなぁ。好きだったんだよな。 2年くらい前、資生堂のCMに出てましたが、全然変わらなくて可愛かった。同じ歳(学年1個下)なのに。

 やっぱ、アイドルは永遠です。

  

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2012-10-14

そして悩みは紡がれる。。

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 人は、生きるために悩むのか、悩むために生きるのか。

 生きていれば悩みはつきもの。大体、A型山羊座、日本人の私、世の中全ての悪いことは自分の責任と思い込んでしまうくらい悩むことが多い。「電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも」って感じです。まるでハムレットの生まれ変わりのような気になってくる。

 「悩んでも始まらないじゃん」と、悩むことを放棄できたらどんなに楽か。

 かと言って、悩んでばかりはいられない現状もあり、とりあえず”歩きながら考える”ってことも良くしています。立ち止まってばかりもいられないんで。

 

 最近、ひとつの結論として「とりあず考えることは考えて、できる限りの事をして、あとは時間が解決する」というふうな生き方でいいなと思ったりしています。

 うまくいかない事っていっぱいあるんだけど、少なくともその時点で最善と思える事を考えて実行するだけで、まぁいいかと。最終的には結果論で、うまくいけば「よしっ!」って思うし、失敗して、「あの時ああしとけば…」って思ったところで、その時点ではできなかったことなんだから仕方ないし。

 結局、一瞬々々を無理ない範囲で考えて行動すること。それが一番良いこと。


 しかし、いろんなことに首突っ込むのはいかがなものかと思う。若いうちは無限と思われていた時間も、そろそろこの年になると老い先が見えてくる。もっと時間を有効に使うことを考えないと、結局全て中途半端になりそう。

 

 昔から時間割を作るの、好きでした。

 夏休みとか、期間中の予定、週間予定、1日の予定完璧に作る。数日立つと予定の齟齬ができる。結局予定を修正する。

 夏休みの期間中、何を一番やったかというと、予定を立てる事といっても過言ではないくらい。全くくだらない事をしていたものだと、今更ながらに思う。

 とはいえ、最近は計画を立てない日は大体家でだらだら過ごしていることが多い。今日もAmに弓道場にいった程度で、あとはだらだらら…っていう感じ。

 

 さ、そろそろ明日の事を考えながら床に就こう…。

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2012-10-13

「桃尻娘pink hip girl」 を観た。

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にっかつ・小原宏裕監督

 「桃尻娘」は、橋本治のデビュー作。第29回小説現代新人賞佳作。にっかつがロマンポルノとして映画化しましたが、大ヒットし、その後「桃尻娘 ラブアタック」(1979)。「桃尻娘 プロポーズ大作戦」(1980)と、続編2作は一般映画として制作されました。1作目も成人映画ではありますが、今見るとさほど刺激的な内容ではありません。1986年には、TVドラマ化もされています。DVD化されているのは、第1作のみ。


 お話は、ちょっと冷めている玲奈(竹田かほり)と奥手だけど性に対して興味津々な裕子(亜湖)の2人の女子高校生が主人公。玲奈は、先輩のチャラい大学生と冒頭さらりと初体験を済ませてしまうが、その後生理が遅れて悶々とする日々。一方の裕子もクラスメートに告白されて、A、B(とかいう言い方も既に死語(^-^;)と進んで、その先の事を思うときたいと不安で胸がいっぱい。

 世の中をシニカルに見ている玲奈に憧れと嫉妬の入り混じった感情を持つ裕子は、モヤモヤした気持ちに整理をつけようと置き手紙を残し安曇野に向かう。流行ったんですよね、この頃。"アンノン族"とかいって、『an・an(アンアン)』『non-no』を片手に特集された記事を下に旅行する主に女子大生たち。この映画も、家出した裕子を玲奈が、安曇野〜金沢〜京都と追いかけるロードムービーの形をとっています。

 

 時代を写した映画でもあるので、今見ると古臭い感じがあるのは否めない。この時代を知らない人にとってはただの古い映画。でも少しでも知っている人にとっては、懐かしいえいぞうがそこかしこにあります。

 安曇野に行くのは、あずさ2号。狩人の名曲ですねw

 

 なんといっても見所は竹田かほりの可愛さ。ホント大好きです。甲斐バンドのリーダー甲斐ヨシヒロの奥様となり、芸能界を引退。松田優作の名作TVドラマ「探偵物語」にも出てました。今見ても全然OK。調べたら77年から82年と5年間しか芸能活動していないんですね。この映画でも2回ベッドシーンがありますが、全然エロさはありません。

 

 前にも書いたことありますけど、私たちの世代では心をときめかせた"にっかつロマンポルノ"も今観てみるとさほどエロくはありません。今の一般映画のほうがよほどどぎつい描写があるときがあります。それは、まず制作していた側が、ちゃんと映画を作ろうという気概があったからに違いありません。もちろん、低予算、短い上映時間では表現にも限りがありますし、ちゃっちいセット、ツメの甘い台本と全部が全部良作というわけではありません。でも様々な悪条件の中で、時代を活写したこういう作品があります。

 

 竹田かほりを観るだけでも価値ある一作です。

 

[rakuten:guruguru-ds2nd:10140416:detail]


 

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2012-10-12

ノーベル賞2012雑感

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 今年のノーベル賞は、本日平和賞が"EU"に授与され、月曜日の経済学賞を残すのみとなりました。

 ノーベル賞や褒章のような、功績に対して与えられる賞と、オリンピックや文学賞などの、それを受賞する事が一つの道標のような賞とは、賞の性質は明らかに異なります。

 

 村上春樹にノーベル賞が与えられなかったのは確かに残念なことではあるけれど、落選とかいうのとちょっと違う気がします。


 ノーベル賞は自然科学部門の物理学賞、化学賞、医学生理学賞の3部門では、厳密のその功績を判断されているが、平和賞は政治的なバッファが掛かっていると何度か取りざたされているし、文学賞の選考基準もあいまい。経済賞に至っては、ノーベル経済学賞と言ってるけど、正式名称は「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」と、厳密にはノーベル賞ではない。

 

 人から褒められるのはどんな場合であってもうれしいこと。でも、無心で行っている事で誉められるならともかく、"褒められようと"行動した結果、褒められるのとは雲泥の差がある。


 日本がアジアの中で一番多く受賞している理由は、「お天道さまが見てる」という日本人の心の中にある生活規範にあるように思う。誰かに認められようとするのは、人として誰しも持っている感情かもしれないけど、それよりも超自然的な視線を感じながら、人としてあるべき姿を真摯に追求する、元々持っている国民性が評価されているように思うのです。

 中国や韓国は西洋と地続きだから、国民性も西洋との地続きの倫理観があるのかもしれない。西洋的考えでいえば理解の範囲内なのか、上下関係でいえば明らかに下に見られているのかもしれない。日本もその他極東の国と一緒だと考えていた西洋国は、開国以来の100年で、それらの国々と明らかに異なる国民性を持っており、独自の文化、倫理観を持っているらしいという事がだんだんわかってきた。

 

 エキゾチックジャパンというコピーが昔流行った事があるけど、まさにそういう存在。

 でもね。

 如何にグローバルな社会になろうとも、西洋の文化や考え方に無理やり沿う必要は、こと日本に限っては必要ないのではないかと改めて思うのです。

 日本人の国民性が、原則的に争い事を嫌い、崇高なあり方を求めようとしているのである限り、という条件付きですけど。

 

 西洋文化が悪いといっているのではなく、必要以上に迎合したり礼賛したりする必要は全くなくて、日本そのものの美点を忘れたり、殊更自国文化を貶めたり一段低く見る必要はないと思うのです。

 

 政治や経済が停滞して思うように進んでいないから、どんどん自信を失くしている今だからこそ、山中さんの受賞は素直にうれしい。

 村上春樹にせよ、その他名前はあがっていないけど、まだまだたくさんの評価を待っている人が日本にはいると思う。

 だから粛々と日本人としての誇りを失わず、日々の仕事や生活を続けていれば、いつかは認めてもらえる日がくる。

 

 そんな感じで、今回のノーベル賞狂騒曲をみていましたとさ。

 

 

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2012-10-11

今週のお題「文化祭や学園祭の思い出」

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(はてなのお題回答です)

 大学生の頃、ひょんなことから民謡を始めてしまった。


 私が入ったサークルは、瀕死の廃部寸前状態でした。留年した4年生1人、新4年生1人、3年生はおらず、新2年生2名、やめそうな2年生1人いれても計5人。私たちの代が4人入って計9人。「仮入部で」とわけのわからない状態が、結局4年間続くわけです。で、先輩たちが最初に喜んだのが、「これで"輪踊り"が出来る」というものでした。何しろ歌、三味線、尺八で3人、踊り手は2人だから、"輪踊り"にならなかったという…。


 正式名称は、"日本民謡研究会"といいました。学校から予算を年間30万位もらえる公認サークルで、創設25年(だったかな?)の意外と老舗のサークルでしたが、私が入学した1984年というのは、いかんせん、世の中はバブルに向かい始めていた時期。伝統芸能なんて、しかも民謡なんて泥臭いものに振り向く若者なんていません。結論からいえば創立35周年を迎える前バブルの絶頂期に廃部になったようです…。


 でまあ、何となく活動を開始したわけですが、元々このサークルは、"現地実態調査"といって夏の長い休みの時に地方の民謡保存会に行き、1週間とか合宿をしてその民謡をマスターしてきて秋の学祭他で発表をするというのが活動の主体で、通常はこれまで長い間そうやって学んできた歌や踊りを先輩から教わったりします。


 ですので、まず1年生は踊りが主体で、その合間に楽器をやり始めます。私と一緒に入った1年生は、2名女性、2名男性という割合。楽器は、原則三味線班と尺八班に分かれます。その他の楽器、太鼓や鉦、それと歌は両班全員でやります。以前は、太鼓班、歌班とか地方(じかた)は分かれていたそうですが、なにしろどんどん部員が減って、2班を維持するのがやっとという状態でした。


 私、三味線やりたかったんですけど、何しろ女性に尺八やらせるわけにはいかないと、訳のわからない理由で、結局尺八班に。もっとも、交換条件として少し教えてもらいましたけど、やっぱりマスターするほどには行きませんでしたね。


 尺八は、音が出るのに1年かかりました。でも音が出てからはどんな曲でも暗譜で吹けるようになりましたね。正直その頃は、民謡はあんまし好きになれず、あの頃流行ってたマイケルジャクソンとかシンディローパーとかビートルズとか、休み時間に吹いてました。


 なんとなく続けてはいたものの、やっぱり心底民謡好きにはなれていなかったのです。


 さて、そうして学祭とかで発表するんですけど、学祭の期間中、私たちは、浴衣に法被、雪駄のいで立ちで学内を闊歩してました。今考えるとなかなか"いなせ"です。


 3年生の時、部員も15人くらいになり、しばらく出来なかった現地実態調査として新潟県の小千谷市に行き、現地の民謡保存会の方々に温かく迎えられて「小千谷おけさ」という曲を学ばせて頂きました。


 その初めてのお披露目をした学祭の時、情宣の一環として、三味線、横笛、太鼓を抱え、正門前に行き、いきなり青空ライブを行いました。ちなみに私は横笛。

 それまで、三味線1本、吹きもの1本、唄一人、踊り手数人でやっていたのに、この時は三味線2本、横笛2本、唄、お囃子、鉦、太鼓は2連しかも踊り手は、8人と入部した頃とは雲泥のフルオーケストラ状態。

 「民謡やってるって、恥ずかしいな」と思ってた気持ちがふっとんだ一瞬でした。

 1年生の踊りも、本場の人に習っているのでキレがある。楽器も完全にハーモニーを奏でている。歌もきれいに通る。全てが一体になってました。

 おかげさまで、その年の優秀団体賞まで頂いてしまいました。

 

 この経験があったから、今でも歌が好きだし、楽器が好きだし、そして、何よりも音楽に対する偏見がなくなりました。民謡だってかっこいい曲あるんですよ。

今でこそ"和なもの"ってそれなりにかっこいいと思われてますけど、あの当時は、なんか田舎くさい、泥臭い、抹香くさいってイメージでした。でも「和」のかっこよさを判る事ができた。今、弓道をやっているのも、そんな心の変化があったからとも言えなくもないです。

 

 尺八はずいぶん触れてないけど、たぶん今でも吹けると思う。

 三味線やりたいと今でも思う。津軽三味線とか。でもね、これ練習するにも音がでかくてうるさいんですよね。。

 

 

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2012-10-10

秘密基地

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 職場が南新宿に引越し、はや1ヶ月が過ぎましたが、ここ、新宿でありながら呑みやが少ない。甲州街道を渡ったところ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機あたりに行くとたくさんありますが、とても人が多いエリア。もう少し近くに安くて落ち着ける店はないか探していたんですけど、会社の先輩が「いい店あるんだよ〜w」と。とにかく安い店で、2000円もあれば充分という。

 偶然帰りにその先輩と一緒になり、その店に行くことに。

 場所が分かりにくい、とは聴いていたんですが、これが本当に判りにくい。1Fだけど、マンションの一室ですよ。普通こういう店って、建物の通りに面した1Fにあるか、上の階にあったとしてもそのビルは飲食店の入ってるビル。それが、普通に居住者のいるマンションの1室で、建物の外からは全く判らない。店の近くまで行くと、確かに呑み屋だと判る。

 価格設定は、高くても350円。ビール350円。サワー系は200円、テキーラ350円…。おつまみも殆ど300円前後。それでも、ちゃんと料理をするもので、チンして出てくるものはない。更に安いもだと、壁に缶詰とか置いてあるw。でも雰囲気は、ちょっと明かり暗めでショットバーみたいな感じでとても良い。

 更に驚きはホッピーを頼んだ時。ホッピーって、焼酎を"ホッピー"っていうノンアルコールビールみたいので割って飲むんですが、普通ホッピー1本で3杯くらい呑めるわけ。で、1杯呑み終わると「中!」といって焼酎だけ入れてもらうのですが、その時にお姉さんがボトルを持ってきて、「今から注ぎますんで、いいっていうところで止めてくださいね♪」と。調子に乗ってジョッキいっぱい(氷は入ってる)まで入れて、結局ホッピー1本で4杯も呑めますww

 結局、3時間半いて、一人当たりの呑み代はなんと1850円。2,000円してないwww

 

 大勢でワイワイ呑める店、団体利用できる店、そこそこお洒落な店、静かに呑める店、そういう店を知っている事も大切だし、いくつかは知っているけど、こういう、落ち着いて財布の中身を気にせずしたたかに酔える店って知っていて損はない。

 教えてあげたいけど、教えない〜w

 もっとも、会社の人にどんどん知れ渡ってきているから、会社御用達になるのは時間の問題だけど。

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2012-10-09

日本で19人目のノーベル賞受賞者

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 今年のノーベル医学生理学賞は、京都大学山中伸弥教授に決まった。日本人では19人目の受賞です。

 毎年ノーベル賞騒ぐけど、どれくらいすごいのか、正直良くわからない。

 ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする。」に従って設立された物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6分野で顕著な功績を残した人物に贈られる賞ということぐらい。ちなみに経済学賞だけは、正式には「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」といい、厳密に言うと他の賞とは異なる。

 日本ではどんな人が授与されてんだろう。面倒なのでwikiで調べる。間違いはないでしょう。

 

氏名 出身大学 受賞年 部門 理由等

湯川秀樹  京都大学 1949年 物理学賞 中間子の存在の予想。

朝永振一郎 京都大学 1965年 物理学賞 量子電気力学分野での基礎的研究。

川端康   東京大学 1968年 文学賞 『雪国』『千羽鶴』等の作品。

江崎玲於奈 東京大学 1973年 物理学賞 半導体におけるトンネル効果の実験的発見。

佐藤栄作  東京大学 1974年 平和賞 非核三原則の提唱。

福井謙一  京都大学 1981年 化学賞 化学反応過程の理論的研究。

利根川進  京都大学 1987年 医学生理学賞 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明。

大江健三郎 東京大学 1994年 文学賞 『個人的な体験』『万延元年のフットボール』等の作品。

白川英樹  東京工業大学2000年 化学賞 導電性高分子の発見と発展。

野依良治  京都大学 2001年 化学賞 キラル触媒による不斉合成反応の研究。

小柴昌俊  東京大学 2002年 物理学賞 天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献。

田中耕一  東北大学 2002年 化学賞 生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発。

小林誠   名古屋大学 2008年 物理学賞 対称性の破れによるクォーク世代の予言(小林・益川理論

益川敏英  名古屋大学 2008年 物理学賞 対称性の破れによるクォーク世代の予言(小林・益川理論)

南部陽一郎 東京大学 2008年 物理学賞 自発的対称性の破れ。量子色力学。

下村脩   長崎医科大学2008年 化学賞 緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見とその開発。

鈴木章   北海道大学 2010年 化学賞 クロスカップリングの共同開発。

根岸英一  東京大学 2010年 化学賞 クロスカップリングの共同開発。

山中伸弥  神戸大学 2012年 医学生理学賞 iPS細胞の開発。


今回の山中さんで19人。国別では圧倒的にアメリカが多い(325人)。ついで、イギリス(111)、ドイツ(旧東ドイツ含)(81)、フランス(55)、お膝元スェーデン(31)、スイス(22)、ロシア(旧ソ連含)(20)ときて、日本は8番目。これはすごいですねぇ。因みに中国、韓国は1回だけ(いずれも平和賞)。


文学賞平和賞は、名誉賞的な感じがしますけど、自然科学分野(物理学賞・化学賞・医学生理学賞)での受賞というのは、人類の進歩に何らかの影響を与えた基礎研究に与えられる。これは、本当に素晴らしいですね。


 さて、いつ取るいつ取ると騒がれてる村上春樹は、文学賞取っちゃうのかなぁ。私、村上春樹、1作品も読んだことありませんのよ。「ノルウェイの森」も「1Q84」も話題になればなるほど、読む気になりませんでした。読んだら面白いのかもしれないけど。もし、ノーベル賞取ったら読んでみよーっと。

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2012-10-08

弓道三昧(3日目) 

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 多摩スポーツセンターでの"弓道教室お手伝い"ボランティアをしてきました。ので、自分の練習は今日はおあずけ。

 

 全国各地区の弓道連盟(地連)の登録人数は約12万6000人だそう。他のスポーツの競技人口を身近なところで抜粋してみると、

 ゴルフ1.164万人

 サッカー749万人

 野球726万人

 バレーボール646万人

 フットサル240万人

 剣道135万人

 柔道64万人

 (2006年SSF笹川スポーツ財団「スポーツ白書」種目別スポーツ人口・実施人口推計より)

と、こんな感じ。

 …如何に弓道人口が少ないか判りますね。ところが、やりたいスポーツとなると、第2位という(2012.3.3朝日新聞日曜版)。やるところがないと仰る方も多いのですが、意外といろんなところにあります。弓道場って、公立の体育館に設置されているところもあるのですが、どちらかというと別棟になってたり、同じ建物の中でも目立たないところにあったりするので、判りにくいという事もあると思います。探すと住んでるところの近くに結構あるもんです。調べてみると「全国弓道場データーベース」というサイトがあったのですが、私が行っていた稲城市立体育館も、今行っている多摩スポーツセンターも載っていないという…(^-^;)。でもま、結構ありますので調べてみてください↓

http://www.kcn.ne.jp/~toyo/yumi/yumi_db/zenkoku.html

 さて、そんな弓道人口を増やすという目的で、本日、体育の日の施設無料開放デーに弓道入門教室を開催。私は初心者さんの補助でお手伝いをしました。

 昨日も書きましたけど、全く弓道に触れたことのない人は、見よう見まねでやろうとしても、なかなか矢を番えることもできません。弓道教室に入っても、1ヶ月位は、ゴム弓といって、練習用の道具で弓を引く練習をして、その後巻藁に向かって矢を放つ練習をし、3ヶ月後位になってやっと的前に立つことが出来ます。それでも、的まで矢が届くかどうか、って感じ。見てると簡単そうですけど、意外と難しい。

 今回は、そんな面倒なことはすっ飛ばし、とりあえず和弓で弓を引いてもらうというのが狙いなので、28mの近的(きんてき)の1/3位手前のところに的を置き、それをめがけて矢を射てもらいました。なるべく中りを出そうと、一生懸命やったんですけど、それでもやっぱあたらないもの。お手伝いをしていて、中るとなかなかうれしかったです。

 

 これをきっかけに、弓道、始める人増えるといいな。

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2012-10-07

hee2012-10-07

弓道三昧(2日目)

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(写真は、「七人の侍」最後の決闘シーンで知将、勘兵衛(志村喬)の弓を射るシーン)

 今日は午前中、9:00〜12:00まで3時間、審査形式練習。

 審査形式というのは、昇段審査を行う所作で、行射をするスタイル。射場が4人立と狭い為、ちょっと苦労します。

 あ、まずこの時点で、専門用語連発ですね。

 所作というのは、専門用語じゃないか…。弓道的に言うと、入場から退場までの動作の事を「所作」と言います。執弓(とりゆみ・弓と矢を持つ)の姿勢で、何歩目で上座(ま、前と思ってください)にお辞儀をし、何歩目で曲がり、みたいなのから、立ち座り、弓を番え射て、退場するまで全て決まりがあります。

 行射というのは、矢を射る行いの事。

 4人立というのは、4人でやる行射のこと。一般的に審査の時は5人立ちなので、若干行射の順番が異なってたりします。

 矢は2本持ちます。甲矢(はや)と乙矢(おとや)。羽根の付き方が異なってまして、最初に射るのは、甲矢、次が乙矢と決まってます。これを一手(ひとて)と言います。審査はこの2本で決まりますが、初段、弐段位は、的中は問われません。学科試験もあります。実技では、中っても昇段しない事もあるってこと。私なんか、弐段昇段審査の時、甲矢で、弦を切ってしまい、乙矢も中らなかったけど、認証頂きました。参段ともなると一本は入れないと昇段出来ないらしいです。それでも、審査の場合は中りよりも所作が重要視されます。試合の時は勿論中り本数が重要ですけど。

 という風に、弓道は動きをしっかり憶えることがまず重要だったりします。学生弓道の場合は、所作よりも中り重視と聞きますが、射儀の基本についてはしっかり身につけていないとそもそも矢が前に飛びません。たかが28mされど28m。

 そんな形でやっていましたので、今日はそれほど多く射ることはできませんでした。相変わらず昨日からの癖は抜けず、中りも殆ど出ずフラストレーションたまりまくりですorz。ホント、なんちゃって弐段で恥ずかしい。。

 明日は、弓道場のある多摩スポーツセンターで"体育の日無料イベント"のお手伝い。私は午前中だけですけど、デモンストレーションと弓道体験教室があります。その他の会場でも様々な体験会を実施。お近くで時間のある方は是非どうぞ。

http://kawasaki-tamaspo.com/2012.pdf

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2012-10-06

弓道三昧(1日目)

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 この3連休は体育の日が絡んでいるので、弓道に集中することにしました。今日は、17時〜21時の4時間、自由練習。

 弓を射ている以上、当たらないのはとても哀しい。ちゃんと同じようにやっているつもりでも、全然当たってくれない。今日は特に駄目でした。

 弓って、簡単そうに見えますが、ちょっとしたことで全く中りが出なくなります。心理的な要因もあると思いますが、人間の身体が正確に動いてくれない事が一番の原因です。


 ボウガンという矢を発射する銃形状のもの、ありますよね。要は、あの銃身部分を人間の身体がやっていると思うと判りやすいかも。矢を番え、同じ位置までまっすぐに引き、引金を引き弦を離す。すると、照準通りに的に一直線に向かう。人間が持っていれば、的から外れることがありますが、台座に付けてしっかりと的を狙えば、多少風の影響は受けるにせよ、大体同じところに飛んでいきます。

 その銃身が、人間の身体だとしたら、どうでしょう。引く力、骨の位置のちょっとした違いで、飛んでいく先は大きく変わります。しかも和弓の場合は、照準がありません。それで28m先にある36cm(1尺2寸)の的に当てることが如何に大変な事か。手先の数ミリの違いが、28m先では数十センチの狂いになります。

 今日も変な癖がついてしまって、何回射ても矢が下にいってしまう。原因はいくつかあるので、気をつけながら引くのですが、あっちが直ればこっちが狂うの繰り返し。弓道が精神の武道といわれる所以は、何があっても、どんな場においても、同じ射をすることができる心の強さが必要だからではないかと思います。矢が的に中れば普通ならうれしいし、外れれば悔しい。でもそれを表に出すことなく、静かに弓を倒し、顔を的から外します。中らない時は、いろんなことが気になるので、いちいち手の位置を確認したりしたいけど、それもやってはいけない。練習で、確認する癖をつけてしまうと本番の時に出てしまう可能性があるからね。

 ほんとストイックな武道です。

 

弓道を始める前に、「禮記射儀」という一文を斉唱します。「禮記(禮経)」は、周から漢にかけて儒学者がまとめた礼に関する書物を、戴聖が編纂したもので五経(『詩経』・『書経』・『礼経』・『易経』・『春秋経』)のひとつ。

「禮記射儀」は、「禮記」の中の射義編の冒頭の部分と最後の部分。冒頭の「古者諸侯之射也、必先行燕禮。郷大夫士之射也、必先行郷飲酒之禮。故燕禮者、所以明君臣之義也。郷飲酒之禮者、所以明長幼之序也。」「故射者進退周還必中禮。内志正、外體直、然後持弓矢審固。持弓矢審固、然後可以言中、此可以觀徳行矣」と最後の部分の「射者、仁之道也。求正諸己。己正而後發。發而不中、則不怨勝己者、反求諸己而己矣」をあわせたもの。

書き下しすると次のようになります。

「射は、進退周還 必ず礼に中り、内志正しく 外体直くして、 然る後に弓矢を持ること審固なり。弓矢を持ること審固にして、然る後に以って中るというべし。これ以って徳行を観るべし。

射は仁の道なり。射は正しきを己に求む。己正しくして而して後発す。発して中らざる時は、則ち己に勝つ者を怨みず。反ってこれを己に求むるのみ。」


全体的に身に沁みる言葉なんですけど、特に、「発して中らざる時は、則ち己に勝つ者を怨みず。反ってこれを己に求むるのみ」ってところ、日常にも十分感じます。

成功していないのは自分のせい、成功した人を怨んじゃいけないよ、と。まぁその通りですね。

失敗して原因を他責にしたい気持ちはありますけど、少なくとも自分が進めている事については、他人が悪いんじゃなくて、自分が悪いんです。

判ってるんですけどね、なかなか難しい境地です。だからこそ有難いお言葉として残ってるんでしょうけど。


さ、明日はamから弓道場に行きます。癖抜けているといいなぁ。。

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2012-10-05

hee2012-10-05

大滝秀治さん 逝く

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 最近ずいぶん痩せられていて、気になっていました。ご高齢ですから無理せず頑張ってほしいなぁと思っていたんですけど、ご逝去されてしまいました。享年87歳。

 1949年の初舞台以来63年、常に第一線で活躍され、枕元には台本が置かれていたという。

 

 大滝さんといえば、伊丹十三映画の常連。私的には「北の国から」の北村のおじさん役が一番印象に残っています。その他たくさんの映画TV舞台それにナレーター、最近はCMでもコミカルな演技で私たちを楽しませてくれました。 コメディアンの関根勤さんのものまねで若年層にまで大滝さんの人気、知名度が上がってましたね。

大滝さんが画面に出るとそれだけで、画面がピリリと締まる。結局映画はスターだけではやっていけない。そういう意味で大滝さんはまさに名バイプレイヤー。私もスポットライトを常に浴びていたい方ではないので、大滝さんのような名バイプレイヤーになりたいです。


大滝さん最期の言葉「今日は舞台げいこだ」だったそう。

不世出の名優逝く。

ご冥福をお祈りいたします。

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2012-10-04

青空文庫で伊丹万作を読む。

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 いつも通勤時は、文庫本を読んでいるんですけど、今月から新宿南口で降りるようになってからというもの満員度合いがハンパなく、文庫本を開くことすらまままならないので、仕方がないからスマホの青空文庫アプリで本を読んでます。「そこまでして本読まなくてもいいじゃん」という諸姉諸兄。活字中毒というのは、常に活字を追いかけていないと気が済まない人種なんです。スマホがない時は、中吊り広告やドア上の広告を隅から隅まで読んだもんです。

 で、最近ハマっているのが、伊丹万作の著作。「マルサの女」の伊丹十三の父上、映画監督、脚本家です。名作「無法松の一生」の脚本を書かれた人ですね。

 とりあえず今日読んだのは、4社協定(後の五社協定)について書かれた「映画界手近の問題」(初出「改造」昭11年8月)と、映画と音楽の関係に書かれたエッセイ「映画と音楽」(「伊丹万作全集」昭36年8月)。

 映画会社のスタッフ、俳優の囲い込みは戦前からあったんですね。それにしても、経営者の気持ちは判らないではないけど、あまりにも自己利益を追求し過ぎる。純粋に娯楽として、芸術として映画を作っている"映画人"の気持ちを踏みにじる当時の様子がすごくよくわかって興味深い。

 「映画と音楽」は映画と音楽の関係を述べたもの。伊丹万作は戦前の映画監督・脚本家さん。「音楽ははたして原則的に映画に必要なものであるだろうか。」と疑問を呈する。森田芳光監督は「家族ゲーム」で一切の音楽を使わなかった。じゃこれが映画として優れていないかと言うと決してそんなことはない。不可分と思われていた映画音楽についてハッと考えさせられます。当時に比べれば器用な作曲家が増えたのかもしれないけど、余りにも画面とあっていないBGM、タイアップのエンディングテーマは正直不要だと私も思います。あと同じテーマで曲調を変えただけの手抜きもなぁ。ホント、音楽と画面が完全にフィットした映画というのは名作の条件。

 青空文庫にある伊丹万作の著作は23篇。映画好きなら面白く読めます。しかも青空文庫、パブリックドメインなんで無料。なんていい時代!

(青空文庫 伊丹万作のページ)

http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person231.html

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2012-10-03

山下達郎「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」

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 最近の通勤のお伴は、山下達郎のベストアルバム「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」です。「RIDE ON TIME」[クリスマス・イブ」の洗礼を受けた世代ですから、曲ごとに思い入れがあるので聴いているとあの頃に戻ります。車にカセットテープにダビングした達郎を聞きながら、134号線を走る。あぁ青春。

 透き通る爽やかな歌声は、通勤電車である事を忘れさせ、反対側の江の島行きの電車に乗っているような感覚に襲われますが、残念ながら満員電車。このギャップはとても悲しくなります。

 2000年代に入っても静かに活動をつつけていて、「ジュブナイル」のエンディングで流れた「アトムの子」、「サマーウォーズ」の「僕らの夏の夢」も収録。これも映画と相まってとても良い曲。

 このアルバムの中で、一番気に入っている曲は?という質問に、達郎氏は「蒼氓」(2枚目に収録)を上げていました。私、この曲知らなくて今回初めて聞いたんですけど、本当にいい曲。

 

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 それ以外にも私にとっては懐かしい曲がいっぱいですが、全然古さを感じさせません。知っている人も知らない人も是非聞いて欲しい良いアルバムです。

 しかも奥さん竹内まりあだもんなぁ。すごい才能の夫婦です…。

 

 

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)

 

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2012-10-02

日本が好きなので。

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 昨今の近隣諸国の態度には内心忸怩たる思いを抱えているし、与党の煮え切らない態度にも茫然自失の状態です。

 しかしながら、誰が見ているか判らないblogでその怒りをぶちまけるほど莫迦ではないので、これまで沈黙を通しております。思いは千差万別だし、どんな思いを抱こうと夫々の自由。


 政治家は何やってんだとか、官僚もちゃんと国益考えてるのかといういろんな思いはありますが、東大法学部を出ているわけではないので任せるしかない小市民。

 でもね。なんだかんだいっても日本好きなんです。

 世界中で一番いい国だと思ってます。

 中には莫迦な人もいるかもしれないけど、総じて優しくて謙虚な国民性。

 だからこの幸せな国をしっかり守ってもらいたいし、守る為なら、多少の労苦は厭わない。

 結果的に、赤紙で招集された一般国民、学徒動員で招集された学生たちも、そんな気持ちで戦地に赴いたんだと思います。 

 そうして作られた今のこの平和な日本を決して壊してはいけないと思う。


 外圧に弱いのは昔から。世界の趨勢に乗って調子づいて帝国主義に走った時期もありましたが、太平洋戦争さえなければ、真の意味で世界の一等国だった。

 極東(そもそもこのいい方が気に入らないけど)の島国で、陸地面積は少ないけど、海洋国家として、太平洋に面した小さな島国を糾合し、海洋国家連合を創れば、欧米、中国に比肩する大国家連合になるんじゃないだろうか、という夢を見る。確かに野蛮な人々、いまだに南洋土人(差別発言)と欧米から一段下に思われている国々が多いかもしれないけど、逆の意味で考えれば、自然と共生している人々が多く住むエリアでもあります。

 自分さえよければ良い、自国さえ良ければ良いといった"ミーイズム"を蔓延させ、自分たちの文化を押し付けてくる欧米文化礼賛の時代は既に終焉を迎えつつある。

 近隣のわけのわからない国のわがまま、妄言に翻弄されつつ「ご近所なんだから仲良くしよう」的な甘い考えを捨てて、太平洋に目をむけた国家形成を強く望みます。

 太平洋の面積、約1億5,555万7千平方キロメートル。大陸側ではなく、目の前に広がる地球の1/3を占める広大な海に目を向けた方が、今後の日本にとってはよいのではないかなぁと、最近そんなことを考えてます。

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2012-10-01

10月なのに30℃

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 昨年から、5月〜10月まで、クールビズになっている為今月までノーネクタイ。今日は30℃もあった為、ネクタイ嫌いじゃないけど、こう暑いとクールビズが続いてくれているのは本当に有難い。にしても、半年もノーネクタイじゃ、ネクタイ売れないだろうなぁ。おかげで、明るい色のネクタイを買うことがなくなってしまい、クローゼットの中のネクタイは、どんよりとしている。。

 

 台風一過で、空は抜けるような青空。ひと雨ごとに秋に向かってる感じはするんだけど、まだまだ暑い日が続きます。体調に気をつけてがんばりましょう。

 

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