アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国・インド・パキスタン・イスラエル。そして北朝鮮。
昔「太陽を盗んだ男」で、主人公の木戸誠は、自分のことを9番目の核保有国という意味で「9番」と名乗った。しかし、核という強大な力を持っても何をしてよいか判らず彷徨する姿が描かれる。
国が持つことと個人が持つのではその意味は異なるけど、核軍縮が叫ばれている中、世界を敵に回して核開発をする意味が、今日の社会であるとは思えず無用な混乱を招き、自分の立場を一層悪いものにするだけ。今まで庇っていた中国もさすがに庇いきれない。ここで庇ったら、自分の立場をも悪くしてしまう。
国の威信と国内の勢力固めとも言われていますが、これが崩壊の一歩となり、更に窮鼠猫を噛む状況で暴走しなければ良いのですが…。