好きだったんですよね、高校生の頃まで。だから82年までの4枚目のアルバム+シングルは全部持ってます。高校生の頃、アイドル全盛期でしたが、伊代ちゃんイチオシでしたねぇ。♪伊代はまだ16だから〜と唄ってから早32年。お人形さんみたいに可愛いのに、ハスキーボイスで、そのギャップもなかなか好きでした。今は歳相応のお母さんって感じ。に比べると、森尾由美とか早見優とかは、ホント変わらない。
歳を重ねて、歳相応になるのは、決して悪いことではないし、特に男の場合、それが渋みになったりしてより魅力的になる事があるけど、女性にとって外見的な美しさのピークはかなり早く訪れる。勿論、若いだけでいいってわけではない。八千草薫も好きな女優さんで、彼女は20代の頃の美しさは筆舌に尽くしがたいものでしたが、40代、50代もとても好き。今は80を越えていますが、いまだに本当にステキです。だから、その年齢にあった美しさっていうのは間違いなくあると思います。
歳をとるのは生きてるんだから仕方がない。自分も20代と比べると15kgは体重が増え、髪もかなり白いものが目立ってきた。腹は出て皮は弛み、筋肉も若い頃より間違いなく落ちてる。若い頃もかっこよくなかったけど、今は立派な中年男になっちゃった。
見た目なんてどうでもいいんだけど、少なくとも周りの人の眼をちゃんと意識するようにしないといけないなと常々思います。どうせ見られてないから…と身なりを整えなかったり、不潔にしていたりっていうのが一番よくありません。
これは内面でも同じ事が言えます。どうでもいい、何でもいいと、自分さえよければ回りなんか気にしないという生き方は、相手に不快感を与えることになりかねない。
論語にこうあります。
子曰、
「吾十有五而志于学、
三十而立。
四十而不惑、
五十而知天命。
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。」
「吾十有五にして学に志し、
三十にして立つ。
四十にして惑はず、
五十にして天命を知る。
六十にして耳順ひ、
七十にして心の欲する所に従ひて矩を踰えず。」と。
不惑をとうに過ぎ、50の声も聞こえてきてますが、天命なんて後数年でわかるとは到底思えません。
しかし、70になった時、"心の欲するままに"生きていても、道理に外れた行いをする事はなくなるっていう心境に達するように、日々生活をしていけたらなぁって思っています。それがいつまでも美しくいられるコツなんではないかと。