日々雑感っ(気概だけ…)

2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2019 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |

2014-03-31

「闇狩り師 崑崙の王《新装版》」を読む。

|

闇狩り師 崑崙の王《新装版》 (トクマ・ノベルズ)

 「闇狩り師」シリーズの新装版。1988年に「 龍の紋章篇」「龍の咆哮篇 」の2冊で刊行されていたものを合冊。新書2段組495ページと分厚い。この後10年ほど沈黙し2009年に「黄石公の犬」が出てます。

 長野県の旧家久我沼家の依頼により、信州を訪れる乱蔵。今回のお仕事は犬神憑き落とし。しかし呪詛されるにはそれだけの理由があった。


 「崑崙の王」は、「闇狩り師」シリーズと同じ世界観を持つ「キマイラ」シリーズがクロスオーバーした作品で、キマイラシリーズに出て強烈な印象を残した龍王院弘が登場する。

 キマイラを読んでいた読者にとっては、圧倒的な強さを持った龍王院弘が、乱蔵の弟九十九三蔵、外国人のフリードリッ・ボックに相次いで敗れ、キマイラ化した大鳳の姿をみて挫折、遁走した龍王院弘のその後が読めるワクワクした作品でした。

 キマイラシリーズの読者を前提としているのは諸刃の剣で、熱心な夢枕ファンならともかくキマイラを読まず闇狩り師から入った読者にとっては、少し置いてけぼり感があるのは否めない。かといってそれが違和感のある合成をしているということは決してなく、このお話から龍王院弘を追いかけるのも面白い。

 流れ的に言うと

 キマイラ別巻「キマイラ青龍変」

キマイラ青龍変〈キマイラ別巻〉

 のあと、キマイラシリーズ朧変・餓狼変・魔王変(新書合冊版で1.2巻)

キマイラ 1 幻獣少年・朧変 (ソノラマノベルス)キマイラ 2 餓狼変・魔王変 (ソノラマノベルス)

 ときて、「闇狩り師 崑崙の王《新装版》」になります。

その後、現在ニコニコで連載中の「キマイラ鬼骨変」に再登場しているらしい。


 というわけで、九十九乱蔵の物語というよりも、このお話は龍王院弘の為の物語です。30年以上前に最初に触れたキマイラシリーズは、龍王院弘の物語でもあるので、無事完結させて欲しいものです。


 

 


 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140331

2014-03-30

追悼射会

|


 丁度1年前、相次いで亡くなられた弓友会メンバーの追悼射会がありました。

 会長射礼、来賓射礼、答射礼の後に会員弔射というのがありメンバーだったのですが、時間が押してしまい、残念ながら自分の組以降は行射できませんでした。準備として、弔射の時は末弭(うらはず、弦輪をひっかける上のところ)に黒いリボンをつけましたが、結局使うことなく、リボンを外しました。


 弔射は、故人に対し「先生のお陰でここ迄上達しました。」という意味で,必ず1本は中てなければなりません。そして、「先生にはまだまだ及びません。」という意味で1本は外さないといけないといいます。

 ちょっとまて(^-^;)。それは矢をコントロールできる人の話。私なんか両方中てようと思ってもなかなか中らないのにそんな芸当できるわけない。いや、外すのはできるけど、中てるのはなぁ。。そういう意味では、行射しなくてよかったかも。

 

 帰り間違って草履誰かに履いていかれてしまったり、ロッカーの鍵を無くしたり(これはすぐ見つかった)なんかいまいちでしたが、儀礼射会というのも経験できて良かった。

 お昼を挟み少し稽古をした後帰宅。来週から消費税も上がるので、草履と新しい袴をポチり。ネットショップ便利だ。。

 消費税絡みという理由で、12月に矢を、先月弓を、そして草履に袴と買ってしまった。3%の増税前でちょっとお得。しかしこうして道具を新調したのだからもう少し真面目に取り組まないと…と自戒。6月の昇段審査頑張ります。

 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140330

2014-03-29

ドラマ24「なぞの転校生」最終回

|


 まさか少年ドラマシリーズ版「なぞの転校生」の続編だったとは…。以下ネタバレ含みます。




 先日、全12話無事最終回を迎えたドラマ24「なぞの転校生」。不思議な転校生がやってくるという設定と主要キャストの名前が一緒というだけで、全然別のお話じゃん、と思いみてましたが、原作は今から50年近く前に書かれたものなので、そのままやっても新しい視聴者にとっては古臭く感じてしまうから、現代風に置き換えるという意味では自分としては容認をしていました。昔の作品をリメイクした場合、例えば「時をかける少女」のアニメ版(06)や仲里依紗実写版(10)なども基本コンセプトは原作に沿っているけど、ストーリーはオリジナルで、しかも続編的な内容にもなっており、これはこれで楽しめました。今回の「なぞの転校生」も、最終話ではじめてそういう構成だったことが明かされます。

 王妃(りりィ)は亡くなり、アスカ姫(杉咲花)も間もなくお迎えがやってくる。山沢典夫(本郷颯多)は姫の最期を見取ろうと姫のそばにいる。そこへ、次元調査団のメンバーがやってくる。隊長はD-15世界の岩田広一(高野浩幸)。ここで、NHK版とのリンクが判明し今回の物語が単なるリメイクでないことが視聴者に供される。

 つまり、

 D-8世界…今回のドラマの登場人物アスカや王妃のいた世界

 D-12世界…今回のドラマの世界。ショパンがいない。

 D-15世界…39年前の少年ドラマシリーズ。

 ということ。

 

 原作やNHK版は、ジュブナイルでありながら強い文明批判を含むという、リアルタイムで触れた世代の私たちにとって衝撃的な作品でした。突然降ってきた雨に恐怖する山沢典夫(星野利晴)。「たかが雨じゃないか」という岩田広一(高野浩幸)に対して、「この雨には放射能が含まれている」という。「少しぐらい気にするな」と嗜める広一に対して「どんかんだな!」と唾棄するように言い放つ典夫。後から彼が次元ジプシーとしてやってくる前の世界は原子力戦争で放射能の蔓延した世界で、そこから逃げ出してきた次元ジプシーだった事が分かるという、今でも十分通用するお話。


 その岩田君がこの物語で再登場。キャストは同じ高野浩幸さん。どのような経緯で次元調査団になったのか、今度はそちらのお話が気になってきました。スピンオフ作らないかな。その時は本家の星野利晴さんの山沢典夫や伊豆田依子さんの香川みどりも出て欲しい。


 39年経って続編が見れるとは思いませんでした。

 岩井俊二企画脚本ということで、岩井ワールドチックな映像もなかなか良く、これは5月発売のblu-ray買っちゃうか。。

 あ、NHK版の「なぞの転校生」セルビデオ版(NHKVOOK)全3巻は1989年に発売された時即購入していたんですけど、その後発売されたDVD版(2001年)は買っておらず、DVD発売からもう10年以上たち、恐らくblurayが出ることはないと考えると、DVD版を買っておいた方が良いと判断、しかもamazonでは第2巻が品切れ入荷未定とあり、こりゃまずいと思い、なんとか楽天で発見、ポチりました。

 

 キャスト、スタッフの皆さま

 素敵なお話、有難うございました。

 

なぞの転校生 Blu-ray BOX(5枚組)

なぞの転校生 Blu-ray BOX(5枚組)

ついでにNHK版

NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生 I [DVD]

NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生 I [DVD]

NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生 II [DVD]

NHK少年ドラマシリーズ なぞの転校生 II [DVD]

さらに小中監督版

なぞの転校生 [DVD]

なぞの転校生 [DVD]

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140329

2014-03-28

送別会

|


 課の送別会がありました。今回うちの課の異動対象は1名だけ。甲府勤務だった彼を新入社員の頃から知っている私としては、みんなからの信頼を集めて惜しまれつつ去る程の成長をしたことにいまだ実感がない。本当にできの悪い新人で、社内外の信用は限りなくゼロ、動けば動くほどクレームを背負いこんでくる、車に乗れば事故る。傍から見ればいじめと捉えられかねない”指導”を受けてました。普通だったら辞めてしまうような状況の中、いままで仕事を続けてきたモチベーションは何なのだろう。。

 上司同僚もただ怒っていたばかりじゃなくて、後のフォローはしっかりしていた、と思う。どんなに仕事でミスをしても一緒に食事をしたり、アフターでは一緒に遊んでたり。本人にとってはどうだったかは分からないけど、間違いなく愛されるキャラ。お客さんもただ怒るばかりの人だけでなく、可愛がってくれていた人も結構いました。

 

 来年度からは、また違う仕事をする。サラリーマンにとって異動は常。新任地でもキャラを崩さずムードメーカーとして頑張ってほしいなと思います。事故だけは気をつけてね。

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140328

2014-03-27

ポールと袴田事件

|


 袴田事件は、昭和41年6月30日、静岡県清水市で発生した強盗殺人放火事件。実はその前日の6月29日にビートルズ来日。

 同じ年に起こった事ですが、48年の時をこえ、一方は死刑及び拘置の執行停止並びに裁判の再審が決定、そしてビートルズのメンバーポールマッカートニーが昨年末に引き続き、5月に再来日が決定と不思議な因縁でつながっている1961年の出来事を調べてみると、意外とおもしろい。


 1月2日 - TBS系で特撮テレビドラマ『ウルトラQ』放映開始…記念すべきウルトラシリーズのスタート!

 2月4日 - なか卯設立。…こんなに古い会社だったんだ…。

 3月31日 - 日本の総人口一億人突破。…これから2500万人しか増えてないって確かに少ないね。

 5月15日 - 日本テレビ系の演芸番組『笑点』放送開始。…司会者は変われど安定のお笑い番組です。

 で、6月29日 - ビートルズ来日(6月30日から3日間日本武道館で公演)。

 9月7日 - 明星食品が「チャルメラ」を発売。(ちなみに同年1月10日にサンヨー食品が「サッポロ一番 しょうゆ味」を発売。)

 10月1日 - トヨタ自動車が「カローラ」を発表(11月5日に発売)。

 10月1日 - 江崎グリコが「ポッキー」を発売。

今も残るものが結構新発売された年なんですねぇ。

ポール、前回のドーム行けなかったから今度は行こうかなぁ。今度は国立競技場だそう。オリンピックに向け取り壊される国立最後の公演になるのかな。


 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140327

2014-03-26

通院

|


 "つういん"と入力したら痛飲が第1変換された…(^-^;)。

 鼻の奥のポリープを切除して2年半経ちます(その時の日記→ http://d.hatena.ne.jp/hee/20110928)。

 部分切除だったからまだ鼻腔の奥にポリープ残っていて、経過観察を月1回やらないといけなかったんですが、秋口から年末年始とバタバタで、自分の通院が出来ていなかった。。。

 確かに以前より花粉症のこの時期としては症状が軽くなっているんですが、それでも最近は花粉のピークなのか眼は痒いわ、鼻水は止まらないわ、頭はぼーっとするわでちょっと耐えられなかったので、休みを取って検査も含め医者に行ってきました。

 この時季の耳鼻科は千客万来大盛況。1時間待ちで診察出来たのはラッキーでした。

 鼻の中にカメラを突っ込み、センセーは開口一番「ポリープおっきくなってるよ」と。あちゃ〜(>_<)。最近薬も使ってなかったからなぁ。で、なんかいっぱい処方されました。1ヶ月分だけど、6000円も。

 ちょっと調子がいいからといって、自分の都合で通院止めたりしちゃいけませんね。自戒です。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140326

2014-03-25

三種の神器も新幹線で移動する時代…。

|


 天皇、皇后両陛下が歴代天皇に受け継がれる「三種の神器」の剣と璽(勾玉)を持って、東京駅から新幹線の臨時専用列車で式年遷宮があった伊勢神宮に向かったというニュースが出てました。剣と璽が皇居外に持ち出されたのは前回の式年遷宮後の両陛下の参拝以来、20年ぶりだそう。


 「三種の神器」っていうのは、

八咫鏡(やたのかがみ)…天照大神が岩戸隠れした時、どんちゃん騒ぎをしている外の様子を見ようと岩戸を細く開けた時、この鏡で天照大神自身を映し興味を持たせて外に引き出した。

・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)…同じく岩戸隠れの時に、鏡と一緒にフトタマノミコトが持ってたもの。

・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)ともいう)…スサノヲノミコトがヤマタノオロチを退治した時にその尾から出てきたもの。

 のことで、皇室継承の証、王権の象徴(レガリアってやつ)とされるもの。

 八咫鏡は伊勢神宮に草薙剣は熱田神宮に、八尺瓊勾玉は皇居吹上御所にあるものが本物とされています。もっとも、草薙剣は、壇ノ浦の戦い安徳天皇が入水した時に関門海に水没したとされてますが、この三種の神器は、祭祀で持ちだされることもあったので、いくつかの形代(レプリカ)を作ってあったという書もあり、安徳天皇と一緒に沈んだのも形代だったという説があります。

 

 大学時代上代文学専攻で古事記日本書紀を学び、卒論のタイトルが「異郷神話論」だった私としては、こういう古代日本のロマンが現代にも脈々と息づいているのをYAHOO!ニュースとかで見ると、なんかすごく不思議な感じがします。更にその三種の神器が新幹線で移動するとは、まさかそれぞれのお宝が制作された時こんな時代が来るとは想像もつかなかったに違いありませんww

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140325

2014-03-24

「蒼獣鬼≪新装版≫」を読む。

|

闇狩り師 蒼獣鬼《新装版》 (トクマ・ノベルズ)

 トクマノベルズ・夢枕獏

 「闇狩り師 蒼獣鬼 妄霊篇/異神篇」として85、86年にトクマノベルズ2巻で出ていたものを合冊したもの。勿論、初見はそっち。30年近く前。「闇狩り師≪新装版≫」に引き続き読みました。

 前巻は短編でしたが、この巻から長編になります。乱蔵の師匠真壁雲斎から磯村小百合と鳴神真人の事を託される。鳴神真人に何かが憑いているらしい。真人に害なすものは怪我をしたり死んでしまったりする。鳴神真人と磯村小百合は、陰陽師鳴神素十の子。そして素十が狙うのは希代の霊能力者で齢100歳を超える戸田幽岳。この鳴神素十と戸田幽岳の心霊対決に乱蔵が巻き込まれるって話。

 この頃の夢枕獏は「キマイラ」シリーズや「魔獣狩り」で、エロスとバイオレンスの名をほしいままに乗りに乗ってる頃。暴力シーンやグロテスクなシーンをこれでもかというほど描きながらリズム感で読ませるので後味は決して悪くない。ただこのお話では乱蔵はそれほど活躍することはなく、そういう意味では前巻の短編の方が個人的には面白かったりまします。

 真壁雲斎が台湾に行く為にこの仕事を乱蔵に任せるくだりも、その頃雲斎は「キマイラ」事件に掛かりきりだという状況も、キマイラを読んでいると分かって更に面白かったりします。次巻「崑崙の王」では、「キマイラ」で異彩を放つキャラクター龍王院弘がこちらの小説に出てきたりして更にクロスオーバーが加速していきます。それにしてもキマイラはどうなったんだろう。30年以上前から書かれているけど物語の中では1年くらいしかたってない。最近は昔話ばかりで先に進んでない。そろそろ完結させないと筆者の寿命が…。

 

 

 いろいろ思うところはありますが、面白い事には違いありません。この調子で次の新装版読もうっと。そーいえば、「魔獣狩り」の最終2巻も積んであるままだ…。


 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140324

2014-03-23

「ボクが処刑される未来」

|

ぼくが処刑される未来 [DVD]

 2012年東映・小中和哉監督

  主演は「仮面ライダーフォーゼ」でデビューした福士蒼汰くん。この作品は、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズの主演俳優の更なるステップアップのために企画された「TOEI HERO NEXT」シリーズの第2弾。この後出演した「あまちゃん」の種市先輩役で人気を不動のものとする直前という意味でも興味深い。

 

 突然、光に包まれた大学生、浅尾幸雄(福士蒼汰)は、警察の取り調べ室にいて、殺人を犯したので裁判にかけられるという。身に覚えのない殺人。それもそのはず、殺人は25年後に起き、今幸雄のいるのはその25年後の世界。つまり未来に犯す犯罪の為に過去から連れてこられて処刑されるという。

 この時代、死刑制度は廃止されているが、遺族を救済するために「未来犯罪者消去法」が制定されていた。それは、過去から罪を犯す前の犯罪者をタイムスリップさせて、公開処刑することによって遺族の心の傷を癒し、また、過去の人間を消去することで平行世界を作り出し、そちらの事件発生を未然に防ぐという制度であった。

 本当に幸雄は殺人を犯したのか。留置されている幸雄のもとに「自分の無実を証明したいなら自分で未来を切り開け」という脱走の手助けをする男が現われる。この男は「仮面ライダーフォーゼ」で仮面ライダーメテオを演じた吉沢亮くん。幸雄は自分の冤罪を晴らせるのか、そして元の世界に戻れるのか、って話。幸雄の担当弁護士役は「がんばっていきまっしょい」TV版の田中ちえみ役の関めぐみ


 87分と短い事が奏功して、ダレることなく一気に観れます。時期的に「裁判員制度」が始まる頃で、その要素も絡めて未来での伏線を現代で回収しているというのも、最後「なるほどそういうことか〜」と納得。

 

 「−フォーゼ」の主人公が癖のある役だったので、一般受けする俳優への橋渡し役としてはとても良かったと思う。

 「−フォーゼ」観ていてこの作品観ていない人は是非。

 

D


 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140323

2014-03-22

今週のお題特別編「素敵な絵本」

|



 小さい頃あまり読み聞かせをしてくれるような家ではなかったので、思い出としての絵本っていうのはそんなにありません。正直中高生になってずいぶん手に取るようになった感じ。「そらいろのたね」とか「ぐりとぐら」位は知っていましたが、そんな状況なので、本来の意味で幼児が読む絵本ってあんまし読んだことがありません。

 だから大人が買ってもステキで考えさせられたり感心したりする絵本を2つ紹介します。

 「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン

おおきな木

 私の持っているのは、篠崎書林・ほんだきんいちろう訳のもの。

 りんごの木とちっちゃい男の子がいて、木と男の子はすごくなかよしでした。木登りしたり、木陰でまどろんだり、お腹がすいたらりんごの身を食べたり…。男の子が大人になるとだんだん木と遊ばなくなります。久しぶりに男の子は木のところに来ます。木は嬉しくなって昔みたいに遊ぼうと言いますが、男の子は「もう大人なんだから木のぼりなんてできない。それよりお金が欲しい」と言います。木は「お金が持っていないから、りんごの実をとって売ればよい」と言います。すると男の子は木に成ったりんご呑みを全て取りお金に買えます。

 またしばらくして男は木のもとに帰ってきた。「結婚をしたいし子どもも欲しいから家を建てたい。家が欲しい」と木にいうと「家を作る為に枝をもっていきなさい」という。男は枝を全部切って持っていってしまう。またしばらくして男がやってくる。「ここにいると哀しいことばかりだから遠くに行きたい。だから船が欲しい」という。木は「自分を切り倒して船をつくればよい」という。男は木を切り倒してしまう。それからまたしばらくして初老になった男がやってくる。木は「りんごの実も枝も幹もなくなって、もう坊やにあげるものは何もない」という。男は「もう何もいらない。ゆっくり休める場所が欲しい」というと木は「それなら僕の切り株に腰をかけなさい」という。

 木はそれで嬉しかった。


 相手に対してしてあげたことに見返りを求めるのって多かれ少なかれあると思います。ただ見返りっていうのはそれぞれ違っていて、例えば半返しだと思っている人もいれば、倍返ししてもらって当然と思う人もいないではない。そういう見返りを元にした施しっていうのは、人間関係の継続という一方で仲違いをする原因になったりもします。だから自分としては、やったことに対して見返りは求めないようにしています。相手が喜んでくれたらそれだけで十分満足だったりします。自分はそれでいいんだけど、見返りを求める人からすれば、全然お返しをしない不義理者と映るかもしれませんが…。


 

もうひとつは「旅の絵本」安野光雅

旅の絵本 (安野光雅の絵本)

これ、一言も文字がありません。絵だけの絵本。

男が旅をする風景を見開きで俯瞰した緻密な絵で表現されています。だから見開きのどこかに旅する男がいます。ただ余りにも小さいので一時流行った「ウォーリーを探せ」みたいに探すのがまず最初の楽しみ。そして絵の中には様々な仕掛けがあります。童話や有名な絵画が埋め込まれていたり、前のページからの続き絵になっていたり。そういう光景を探しているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。

 私が買っていたのは、「旅の絵本(中部ヨーロッパ編)」「旅の絵本II(イタリア編)」「旅の絵本III(イギリス編)」「旅の絵本IV(アメリカ編)」まででしたが、その後「旅の絵本V(スペイン編)」「旅の絵本VI(デンマーク編)」「旅の絵本VII(中国編)」「旅の絵本VIII(日本編)」と出ているらしい。今度本屋さんに行ったら見てみよっと。






 

むーむー 2014/03/24 08:29 シルヴァスタイン作の「ぼくを探しに」が大好きで、プレゼントにしたこともあります。

「大きな木」も読後、涙が出ました(´・ω・`)
惜しみ無く与える愛、人に優しい自分になりたいと思う本です。

heehee 2014/03/24 21:29 >むーさん
パックマンみたいなのが主人公の話ですね。欠けていて順調に進めないからこそ人生を楽しめる。逆説的なお話で、最初に読んだ時は「違うんじゃない?」って思ってたんですが、何気に彼と同じ人生を歩んでいるような気がしますw

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140322

2014-03-21

仏壇

|


 12月に父が亡くなり初めてのお彼岸の為実家に行ってきました。強風の中墓参りを済ませる。卒塔婆代って1万円もするんだ…。そもそも亡くなった時だけしか卒塔婆って建てないのかと思ったら、ご供養の度に建てるものらしい。それにしても何十区画もある御寺さんはお彼岸だけでも相当な収入になるな…と思う。。

 その後、仏壇を物色しに。うちは本家ではないので今まで仏様がおらず仏壇のありませんでしたので新しく買わないといけません。田舎なもんだから、立派な仏壇を買おうとするおふくろとの攻防が…。

 行った仏壇屋さんは、元々仏師の方で、仏像が専門だけどそれだけではなく仏具や仏壇も作って売っているらしい。大きな仏壇屋さんに卸していたけど、商魂たくましいその仏壇屋さんは、インドネシアやベトナムに製造拠点を作った為取引がなくなり自分で仏壇やを始めたらしい。

 仏壇の値段って素人だと分からない。その大きな仏壇屋さんは、外見は金箔できらびやかに装飾を施したものを新聞広告を大々的に打って大幅ディスカウントしているようですが、その内実はとても何十万もするものとは思えない集成材に木目プリントを貼っただけの酷いもの。だから百万以上するものが70%オフできる。

 行った仏壇屋さんの御主人の物は、無垢の基材に桜を貼ったりしたもの。時間があればオーダーメイドもやっているらしく某有名自動車メーカーの社長さん宅のお仏壇がご主人が手掛けたと自慢されてました。最近は総無垢の紫檀黒檀なんてないらしい。形も昔は半間もある立派なものが多かったけど、今は売れないので家具調で750ワイドくらいの小さいものが主流だとか。ちょっと安心しました。

 とりあえず今回は色々とお話を聞き、新盆までに買おうと思います。といっても30万から高いものだと100万くらい。それに仏壇を新調するときは御魂込めとか言うのをやる為に坊主に拝んでもらうらしい。これもお布施を払うそう。坊主ってすげえな。地獄の沙汰も金次第とはよく言ったもんです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140321

2014-03-20

「闇狩り師≪新装版≫」を読む。

|


 夢枕獏著トクマノベルズ

 1984年に2巻で出ていたものを合冊したもの。ずいぶん前に買ってましたけどやっと読む。

 しかし、30年前とは…。文庫も持っているし、新書判も何度か読み直しているので30年振りってわけではないけど、初めて読んでからもうそんなに経った事に驚きです。

 

 「闇狩り師」は、巨漢の九十九乱蔵という不思議な能力を持った男の物語。12の短編集です。旧版では「ミスター仙人 九十九乱蔵の冒険」という副題がついていました。

 中国の古典に憑き物に取りつかれてしまい奇妙な行動をするという怪異譚って結構あって、それが現代に現われ九十九乱蔵が解決するというのが大体の流れ。

 この乱蔵という男が魅力的で、肩にシャモンという名前の猫又を乗せ、どんなことがあっても動じずひょうひょうとしている。


 この後同時期に長編2本(蒼獣鬼」(85/86年)「崑崙の王」(88年))が出てから20年以上沈黙、09年に「黄石公の犬」で久しぶりに新作が出ました。まだ単行本化されていない作品もありますので今後に期待です。


 またこのお話は最近角川で再刊されている「キマイラ」シリーズと同じ世界観をもった作品で、乱蔵の弟、三蔵や、乱蔵の師、真壁雲斎を始め複数の登場人物が共通している。いわば闇狩り師シリーズ外伝のような作品。こちらも完結していないので、そろそろ大団円を見たいところです。


 さて続きの新装版も買ってあるのでこのまま読もう!

 

闇狩り師 《新装版》 (トクマ・ノベルズ)

闇狩り師 《新装版》 (トクマ・ノベルズ)

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140320

2014-03-19

「おしゃべりな瞳」

|

f:id:hee:20140319232937j:image:medium

 昨日に引き続き「Jコミ」で公開されている作品の紹介です。

 恐らく最初は姉貴が買った「りぼん」を読んで好きになった作家さん。恋愛に悩む女の子の話なんだけど、出てくる男の子がまた誠実で爽やかな奴ばかりで、汚れていない頃の私は、こういう恋愛っていいなぁと思ってました。

 読んでいたのは、79年くらいまでの初期の作品までですが、レディコミで今でも現役で描かれているらしい。自分が好きだった作家さんが今も現役なのは嬉しいことです。「Jコミ」では、「おしゃべりな瞳」を含め4冊が無料公開されています。第1短編集の「たそがれ時にみつけたの」と第2短編集「おしゃべりな瞳」はコミックス持ってます。その後に出た「樫の木陰でお昼寝すれば」も好きだったなぁ。この頃の少女漫画は本当に面白かった。一条ゆかりこいきな奴ら」「ティータイム」も良かった。

 中学から高校くらいは「別冊マーガレット」が一番好きだったっけ。河あきらの「いらかの波」、沖倉利津子の「おてんばセッチシリーズ」、亜月裕は「伊賀野カバ丸」も良かったけど、その前の連作で「限りなくアホに近い男」とか、槇村さとるの「ダンシングジェネレーション」…今読んでも全然面白い名作揃い。少女マンガの黄金期といっても過言ではありません。

 

今の人が読んだらどうだろう。やっぱ古い感じがするんだろうか。絵的には今でも十分イけると思うんだけど、やきもきする展開は今の少女漫画にはないものかもしれません。もっとも最近日は恋愛ものの漫画は完全に卒業してるし、ましてや少女漫画を手に取ることはまずないから分かりませんが…。あ。「ぼくの地球を守って」(花とゆめコミックス)の続編『ボクを包む月の光』だけは買ってます。

 

 実家に帰ればあるんだけど、もう何十年も読んでいない押入れの奥にしまいこまれた本がタブレットで簡単に、しかも無料で読めるのは有難い。願わくば「Jコミ」に沢山の往年の名作が所蔵され、昔のファンだけでなく沢山の新しい読者の眼に触れることを切に願います。


 「おしゃべりな瞳」→http://vw.j-comi.jp/murasame/view/45551/p:1

 

 

 

むーむー 2014/03/24 08:36 河あきらさんは一時期、一番好きなマンガ家さんでした。
いらかの波みたいに突き抜けた明るさの話も好きだし、「赤き血のしるし」「ゆがんだ太陽」「さびたナイフ」などチンピラとお嬢様的な日活ぽい話も好きでした。

heehee 2014/03/24 21:31 >むーさん
私、河あきらは「いらかの波」以外は読んだことないんです(^-^;)。「いらかの波」は活発な茜ちゃんがすごく好きでしたw

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140319

2014-03-18

「さよならインプ」

|

f:id:hee:20140318225214j:image:medium

 この作品は、今は亡き朝日ソノラマの「月刊マンガ少年」からデビューした木村直巳さんの(おそらく)初めての短編集。

 昔からマンガ雑誌ってそれほど買っていなかったのですが、「マンガ少年」は月刊誌という事もあって、中学高校くらいの時しばらく買ってました。お目当ては「サイボーグ009=海底ピラミッド編」とか「地球(テラ)へ…」「ミライザーバン」、単発で載っていた「ヨウスケの奇妙な世界」やあすなひろしの短編とかも好きでした。

 表題作の「さよならインプ」は1979年11月号に掲載された短編。

 中学3年生の山内勇君の元に小さな妖精の"インプ"が、梅雨の夜、雨宿りと称してやってくる。受験や恋愛なんかの気持ちを抱えてもやもやしている勇君は、驚きもせずインプを招き入れる。学校で気になる女の子を見つけ何度もラブレターを出そうとするけど、どうしても出せない勇君。そして夏休み彼女との距離が少し近づいて、ついに彼女へのラブレターを投函する…。返事は…、そしてインプは…。

 当時14歳で多感な時期で、やっぱご多分にもれず片思いとかしていて、主人公の山内勇君にかなり感情移入して読みました。コミックスが出た時勿論買って一時は大切に読んでいましたが、一人暮らしをする時に実家においてきてそれ以来30年近く読んでませんでした。

 そう、その時が私にとってのインプとの別れだったのかもしれません。

 その作品が、無料で絶版漫画が読めるサイト「Jコミ」で読めることを知り、速攻タブレットにダウンロード。読み進めているうちにと知らず知らずのうちに涙が…(T_T)。


 お勧めしていいものかどうか悩みます。思春期の一時期を切り取った作品だから、そんな時代をとうに過ぎて今を生きている人にとっては、何の感慨もないかもしれませんし、恐らく今の若い人にとっては、ラブレターなんて死語でしょう。

 でも今回再読して、自分には確かにそういう時があったことを思い出させてくれました。

 うん、やっぱり名作です。

 無料ですから、試しに読んでみて下さい。

PCのブラウザなら→ https://www.j-comi.jp/book/comic/46781

因みに「Jコミ」は、無料のビュワーアプリ(http://www.j-comi.jp/guide/apps)をダウンロードすればスマホ、タブレットでも読めます。

「ちなみにハイスクール奇面組」も全部無料!陸奥A子の初期短編集(「おしゃべりな瞳」「たそがれ時にみつけたの」とか)も!

(2015.0929追記)

法人化に伴いかどうかは知りませんが、無料ダウンロードはなくなりました。

奇面組はありますが、陸奥A子はなくなりました。残念!

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140318

2014-03-17

「iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな!」 を読む。

|



 夏野剛 著・アスキー新書

 2011年3月刊。この手の本って、発刊された時に読まないと書かれている内容が古くなってしまって、未来像がかかれていても「当たってねーじゃん」ってことになる。それはそれで面白いけど。タイトルは"iPhone vs. アンドロイド"となってますが、双方の良さ悪さを書いたものではない。そういう意味ではこのタイトルは扇情的なだけで「タイトルに偽りあり」です。まるで「マジンガーZ対デビルマン」みたい。

考えてみると、ガラケー(このいい方もあまり好きじゃないけど)の機能をタッチパネルにし、更に機能を強化したものが今のスマートフォンなわけで、そういう意味では、ガラケーが世界を制する事もできたはず。でも日本の携帯は海外の市場に力を入れず、その機能とキャリアのマーケティングに目を付けたジョブスがiphoneに応用していったと。後を追いかけた韓国、台湾勢とともにスマートフォンの時代に完全に出遅れた日本。でも底力はあるから頑張ってという本でした。


 うちのカミさんと娘も先日iphoneに機種変しました。なんでも本体無料の上に、80,000ポイントを付与され、しかも月々の支払いは娘が学生のうちは2500円くらいだそう。 無茶苦茶安い。勿論、娘が卒業すれば高くなる。倍以上の金額を払わないとiphoneユーザーで居続けることはできません。この学割作戦は、そうやってユーザーを絡め取ってappleフリークにする戦略。iphoneってすごくユーザーインターフェィスに優れてるから使ったらアンドロイドには戻れないと思う。更にタブレットもipad、音楽もipod、パソコンもmacと、iworld地獄にハマっていく。

 一方でgoogleはアンドロイドで儲けようとはさらさら思っていない。googleにとっては、いろんな窓口を作ってgoogleにアクセスしてもらうことが大切だから。母体となる会社の商売が全く違うから、戦略も異なってくる。

 私的には、どうも昔からappleに胡散臭さを感じていて、絶対に市場を独占させてはいけないと思っています。そもそものきっかけは、imac。カラフルなモニター付のPCで、一般客を巻き込んだ展開で大ヒットしました。デザイン系の会社の細々と使われていたまでは良かったのですが、日本人になじみにくいソフトばかりで、マウスもwindowsと違い使いにくい(あくまで慣れてないからなんですけど)。結局imacは一時的なブームで終わりました。私の場合、PCは仕事で使うのが主なので、仕事はwin、プライベートはmacという選択にはなりませんでした。


 スタイリッシュでスマートな外見やプレゼンで、iphoneをきっかけに次のハードを買わせようとするハードメーカー。そういうまやかしが見え隠れするのがどーも…。iphoneユーザーを貶めるつもりは毛頭ありません。いい機械だと思うし。私としては自分の意思に反して絡め取られるのが心配なのです。。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140317

2014-03-16

ついに花粉が…。

|


 3月に入り、さすがに花粉症が出てきた。数年前に鼻の手術をしてから鼻づまりの症状は殆どありませんが、鼻水たらりんが止まらない1日でした。それと目が痒くてたまらない。今日は弓道の稽古日でしたがこんな状態では練習にならない為行けず。

 薬を飲んだら鼻水は止まりましたが、今度は眠気が。色々やりたいことがあったけど、結局まどろんでいるうちに1日が終わってしまった…orz。


 で今日やったのは昨日買った弓を使う為の準備だけ。

 弓って、買ったばかりでは使えません。握りの部分に皮を貼ります。既に握り皮を貼った状態で売っているものが殆どですけど、今回買ったものは握り皮なく、買った時に好きな柄を選ばせてくれてお店で貼ってくれるというものでした。「自分で貼るなら2枚差し上げます」ってことだったので、自分で貼ることにしました。隙間なく貼る為には、ちょっとコツがいるんですけど、そこそこ綺麗に貼れました。握りの部分は結構力が入るところなので、長い間使ってると擦り切れてきます。これを綺麗に貼るというのも手入れとしてマスターしておく技術だったりします。

 それと弦の作製。

 弦って、買ってきたばかりの時は、弓に掛ける輪は下の輪しかできていません。上の輪は弓の長さに合わせて輪を作ります。輪の作り方も決まってます。次に矢を番える辺りに、筈(矢のお尻の部分、二股になっている)を挟むように、弦を一部分太くしないといけません。これを"中仕掛け"とゆーんですが、ほぐした麻弦を少しづつ巻いていくだけですけど、これもコツがあって、太すぎると矢が番えられないし、細すぎても矢がホールドされず構えた時に落としてしまったりします。仕掛けの長さも、余り長いと"粋"じゃなかったりする。美しく作るのはちょっと大変だったりします。


 なことをやっていてつくづく思ったんですが、弓って本当に護身とかには何の役にも立ちません。普通弦を外して弓袋に入れたり、弓巻って布で巻いて持ち歩いているから、射ようと思ったらまずそれを取り、そんで弦を張って、矢を矢筒から出して番えて、構えて、狙いを定めて射る。なんてことをしてる間に襲われちゃう。

 だからそういう争いごとに巻き込まれないような穏やかな精神状態を作るってゆーのが、弓道の本質なんじゃないかなと思ったりします。

 

 うーむ、実生活に何の役にも立ちません…。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140316

2014-03-15

弓新調とカラオケ。

|



 今使っている弓は竹弓でお値段もそこそこしますが、竹弓というのは扱いを少し気を付けないといけません。そこでグラスファイバーやカーボンなど新素材で作られた弓が30年くらい前から作られていて、値段も下限は竹弓よりも安く初心者にも手が出しやすいリーズナブルなものから、竹弓よりも高いものまで様々あります。

 なんといっても手入れが殆どいらないというのは大きな魅力です。もっとも高段になると弓の手入れができる事もその品位に含まれたりするので試合は勿論審査でも竹弓以外を使うことはまずありません。

 でも私程度であればグラス弓を使ってる人も多く、扱いのし易さもあって控えの弓として前から欲しかったのです。でお財布にさほど余裕はないけど、来月から消費税も上がってしまって3%とはいえ安いものでも1000円以上上がっちゃうからこの際買ってしまおうと決意。安いのでいいやと思ってたけど、試し引きしてみると明らかに違う。結局思ってたより多い出費になってしまった(^-^;)。まぁ消費税で3000円近く得したと思えば良いか。。で今日はカラオケの日だったけど、いつも行ってる弓具屋さんが神田なのでついでに寄って購入しちゃいました。


 そのあとカラオケの会に。参加は今年入って初めて。26人参加で一部屋5、6人に別れて4時間。特に唄う歌何も決めてなくて、日頃あんまし唄わない歌ばかりを選曲。後半は、「ガンダム」でも1st以外の、殆ど唄わない曲という自分縛りでw


 歌会の後はいつもの天狗で飲み会。隣に座ったアニカラ仲間が「箱根駅伝」の選手だったと聞いて驚き!5区山登りを走ったんだそう。一時はトライアスロンのプロ選手だったとか。そんな人が何故アニカラの世界に?アニカラ仲間って、カラオケをする為だけに集まってるから、本名を知ってる人もごくわずか。まして過去の経歴なんて話す機会もなく、箱根ファンの私としては大変有意義な会でした。


 

 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140315

2014-03-14

中吊りを見て自分の人生を振り返る。

|


 今日は文庫本を忘れてしまった。

 かばんの中に本がないと途端に不安になるくらい活字中毒です。まとめサイトをスマホで見ていましたが面白い記事がなく、仕方がないので何度も読んでる夢野久作「少女地獄」を青空文庫で読み始める。

 「少女地獄」の最初のお話「何でもない」はすごく好きな作品で繰り返し読んでます。だからストーリーは完全にわかっているので途中で止め、次の活字を探す。

 中吊りは結構好き。中吊りで芸能関係のニュースを知ることもしばしば。

 「SPA!」を買わなくなって20年くらいになる。「ゴーマニズム宣言」がスタートした頃は熱心な購読者でした。最近は漫画雑誌も週刊誌もまず買いませんねぇ。だって中吊りだけで内容想像ついちゃうから。

 今週の「SPA!」の中吊りの大見出しは、

 「40代で会社を辞めた人のリアル 転職、独立、リストラetc… 退職者の6割は収入減だが8割は幸福度が上がったと回答!」

というもの。

 私が転職したの20代後半だったからちょっと違うけど、収入が前職に追いついたのはつい最近とゆー(^_^;)。いくらバブル期入社といえ、入社5年目の年収と、20年目の年収がほぼ一緒ってなんだかなぁと思うけど、メーカーの収入なんてそんなもん。

 ただ確かに幸福度でいったら間違いなく上です。

 何をもって幸福というかは微妙なんですが、商社の営業って体育会系のノリなわけです。若いうちはいいんだけど、年をとるときつい。その点メーカーの営業はつらいことは確かにあるんだけど、つらさの質がちがうとゆーか。

 それにこれは会社のカラーかも知れないけど、みんなすごく優しいし、頭がいい。お勉強ができる頭の良さではなくて、回転が速いのが近くにいてよくわかります(自分が莫迦だから余計に…)。

 休日出勤はあるし、最近はうるさくなったので残業はずいぶん減りましたが、それでもやらなきゃいけないことがある時は時間無制限(会社で貫徹2泊3日なんてこともあったっけ)で仕事をしたこともありました。

 それでも有給休暇は取りやすいし、オンオフを大切にする社風は昔から。チームワークよく仕事をする一方で、必要以上に慣れ合ったり個人の領域に入り込まない適度な距離感。こういう仕事の環境は、仕事と趣味と家庭をバランスよくやっていく上でとてもありがたい。

 

 バブル崩壊後の93年に滑り込みセーフで転職できてよかったと思います。辞めたはずの昔の会社に戻って仕事をしている夢をたまに見ることがあって、冷や汗をかきながら「夢でよかった〜」と本気で思います。

 定年まであと10年ちょい。悪いことしないで、なんとか勤めあげよっと。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140314

2014-03-13

献体をするという決断。

|


 先日伯父が亡くなり、今日通夜に行ってきました。伯父の急逝の報を聞いた時に、合わせて献体登録を済ませていたということを聞き、驚きとともにとても誇らしく思いました。

 

 伯父は、病身でありながら、12月の父の葬儀、先月納骨にも参列頂いたばかりで訃報を聞いた時すごくショックでした。

 特に先月四十九日・納骨が一通り終わった後、実家で一休みして頂いた時に聞いた若い頃の話は、blogに書かせて頂いた位興味深い話でした。→http://d.hatena.ne.jp/hee/20140202「石炭を石鹸で洗う」


 献体って、教材として使われる訳で、それは杉田玄白以来そうやって死体の解剖をやることで人間の身体の構造が分かり医学の発展に寄与する大切なことだと思うのですが、 さすがに私は献体までは踏み切れず臓器移植(ドナー)カードを持つのが精いっぱい。おそらく私みたいな人は多いと思う。戦中戦後を生き抜いてきた伯父は、命の大切さを知っているからこそ自分の身体を後世の医学のために役立てたいという気持が強かったのかも知れません。


 明日の葬儀には参列できませんが、久しぶりにいとこにも逢えて亡き伯父に感謝です。

 ご冥福をお祈りいたします。

 

  

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140313

2014-03-12

「激動の昭和史 沖縄決戦」を観る。

|

激動の昭和史 沖縄決戦 [東宝DVDシネマファンクラブ]

 1971年東宝制作・岡本喜八監督。

 

 エヴァンゲリオンの庵野監督絶賛の1本で昔から観たかったんです。amazonで買っちゃいました。

トップをねらえ!」で「宇宙が黒く見えない」や「敵が7分で黒が3分 、いいか 敵が7分に黒が3分だ」というセリフが出てきますが、その元ネタがこの映画。

沖縄上陸に際して、

 斥候の賀谷支隊長が指令本部に無線でこう伝えます。

「本島西海岸一帯は米艦艇のため海の色が見えない!!」

三宅忠雄通信参謀「何!? 海の色が!? それじゃわからん!!」

賀谷支隊長「船が七分に、海が三分! 船が七分に海が3分だ! わかったか!!」

 東宝好きな私としては、オールスターキャスト、特殊技術は中野昭慶、美術は村木与四郎ときてはいやがうえにも盛り上がります。

 メインキャストは、小林桂樹丹波哲郎仲代達矢ですが脇に加山雄三天本英世岸田森、女優では酒井和歌子、大空真弓が出てました。


 ただ、そういう不謹慎な気持ちで観るには重い映画でした。149分、途中でインターミッションが入ります。

 太平洋戦争での激烈な地上戦は数あれど、沖縄戦以上に本土に肉薄した闘いはない。しかも沖縄県民の1/3が軍属、民間人問わず死亡したという。上陸軍の攻撃だけでなく、集団自決で死んでいったものも多い。集団自決シーンでは、1個の手榴弾を持ち家族が寄り添い点火し、最後死に切れなかった者同士で殺し合っていた。また、直前に迫った米軍兵士の捕虜になる位ならと家長が子どもの首元に鎌を立て頸動脈を切る。撤退を与儀なくされた野戦病院では、歩けないものは、毒薬と一緒にその場に残していく。追いつめられた女学生たちが先生から薬をもらい飲みほして苦しんで死んでいく。筆舌に尽くしがたいシーンの連続で観るに堪えないけど、これが戦争。。


 対比するように大本営では、沖縄守備隊の要求を悉く拒否し、本土決戦の時間稼ぎ位にしか思っていない。まさに「事件は現場で起きているんだ」という感じ。

 そんな中、自分の職務を全うしようとする大人たちがいる。

内務官僚だった島田叡(しまだあきら/神山繁)は、大阪府内務部長から沖縄県知事の内示を受ける。 戦火激しい中、なんとかして県民を守ろうと東奔西走する。当時、軍のいうことは絶対だったにもかかわらず、軍の作戦にまで口を出して県民を守ろうとする姿勢は涙なくしては見れない。

 もう一人は太田実海軍中将(池部良)。

 常に沖縄を守備すべく動いた人であり、最後の海軍次官にあてた通信電文はつとに有名です。以下その電文を転載します。


 発 沖縄根拠地隊司令官

宛 海軍次官

左ノ電□□次官ニ御通報方取計ヲ得度

沖縄県民ノ実情ニ関シテハ県知事ヨリ報告セラルベキモ県ニハ既ニ通信力ナク三二軍司令部又通信ノ余力ナシト認メラルルニ付本職県知事ノ依頼ヲ受ケタルニ非ザレドモ現状ヲ看過スルニ忍ビズ之ニ代ツテ緊急御通知申上グ

沖縄島ニ敵攻略ヲ開始以来陸海軍方面防衛戦闘ニ専念シ県民ニ関シテハ殆ド顧ミルニ暇ナカリキ

然レドモ本職ノ知レル範囲ニ於テハ県民ハ青壮年ノ全部ヲ防衛召集ニ捧ゲ残ル老幼婦女子ノミガ相次グ砲爆撃ニ家屋ト家財ノ全部ヲ焼却セラレ僅ニ身ヲ以テ軍ノ作戦ニ差支ナキ場所ノ小防空壕ニ避難尚砲爆撃ノガレ□中風雨ニ曝サレツツ乏シキ生活ニ甘ンジアリタリ

而モ若キ婦人ハ卒先軍ニ身ヲ捧ゲ看護婦烹炊婦ハ元ヨリ砲弾運ビ挺身切込隊スラ申出ルモノアリ

所詮敵来リナバ老人子供ハ殺サルベク婦女子ハ後方ニ運ビ去ラレテ毒牙ニ供セラルベシトテ親子生別レ娘ヲ軍衛門ニ捨ツル親アリ

看護婦ニ至リテハ軍移動ニ際シ衛生兵既ニ出発シ身寄無キ重傷者ヲ助ケテ敢テ真面目ニシテ一時ノ感情ニ馳セラレタルモノトハ思ハレズ

更ニ軍ニ於テ作戦ノ大転換アルヤ夜ノ中ニ遥ニ遠隔地方ノ住居地区ヲ指定セラレ輸送力皆無ノ者黙々トシテ雨中ヲ移動スルアリ

是ヲ要スルニ陸海軍部隊沖縄ニ進駐以来終止一貫勤労奉仕物資節約ヲ強要セラレツツ(一部ハ兎角ノ悪評ナキニシモアラザルモ)只々日本人トシテノ御奉公ノ護ヲ胸ニ抱キツツ遂ニ□□□□与ヘ□コトナクシテ本戦闘ノ末期ト沖縄島ハ実情形□一木一草焦土ト化セン

糧食六月一杯ヲ支フルノミナリト謂フ

沖縄県民斯ク戦ヘリ

県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ


(口語訳)

沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが、県はすでに通信手段を失っており、第32軍司令部もまたそのような余裕はないと思われる。県知事から海軍司令部宛に依頼があったわけではないが、現状をこのまま見過ごすことはとてもできないので、知事に代わって緊急にお知らせ申し上げる。

沖縄本島に敵が攻撃を開始して以降、陸海軍は防衛戦に専念し、県民のことに関してはほとんど顧みることができなかった。にも関わらず、私が知る限り、県民は青年・壮年が全員残らず防衛召集に進んで応募した。残された老人・子供・女性は頼る者がなくなったため自分達だけで、しかも相次ぐ敵の砲爆撃に家屋と財産を全て焼かれてしまってただ着の身着のままで、軍の作戦の邪魔にならないような場所の狭い防空壕に避難し、辛うじて砲爆撃を避けつつも風雨に曝さらされながら窮乏した生活に甘んじ続けている。

しかも若い女性は率先して軍に身を捧げ、看護婦や炊事婦はもちろん、砲弾運び、挺身斬り込み隊にすら申し出る者までいる。

どうせ敵が来たら、老人子供は殺されるだろうし、女性は敵の領土に連れ去られて毒牙にかけられるのだろうからと、生きながらに離別を決意し、娘を軍営の門のところに捨てる親もある。

看護婦に至っては、軍の移動の際に衛生兵が置き去りにした頼れる者のない重傷者の看護を続けている。その様子は非常に真面目で、とても一時の感情に駆られただけとは思えない。

さらに、軍の作戦が大きく変わると、その夜の内に遥かに遠く離れた地域へ移転することを命じられ、輸送手段を持たない人達は文句も言わず雨の中を歩いて移動している。

つまるところ、陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、(一部に悪評が無いわけではないが、)ただひたすら日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、遂に‥‥(判読不能)与えることがないまま、沖縄島はこの戦闘の結末と運命を共にして草木の一本も残らないほどの焦土と化そうとしている。

食糧はもう6月一杯しかもたない状況であるという。

沖縄県民はこのように戦い抜いた。

県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。


 この映画は沖縄が日本に復帰する1年前に制作されています。アメリカに統治されていて反感を買われては困るので、この映画の存在を知らない沖縄の人も多いそう。沖縄の人は勿論、最近近隣諸国との領土問題できな臭い雰囲気が出てきて、交戦是認を叫んでいる人に見て欲しい作品です。

 過剰な演出もない代わりに、恐らく現実はもっと悲惨だったと感じさせる作品。

 2時間半釘付け。



 

すずむし’64すずむし’64 2014/03/12 22:39 沖縄攻防戦の事は先週のY新聞にも載ってました。
毎週土曜日に載ってる特集。今は終戦間際まで来てます。

太田中将の事は恥ずかしながら
その記事で知りました。
軍令部も沖縄は本土決戦の為の
“捨石”だったようですね・・・。

それとやはり沖縄県民を【純粋な日本人】と
見ていなかったのも原因だったと書いてありました。

毎週読んでますけどホントに当時の
日本は迷走というか狂ってますよねぇ(T_T)
せめて半年でも早く終戦出来てればな、と思っちゃいます。

heehee 2014/03/12 23:32 >すずむしさん
沖縄って、文化的にも"大和"とは違っているから、本土の人よりも皇民化教育が徹底していて、なおかつ沖縄の人も進んで日本人たらんとしていたから、軍のいう「生きて虜囚の辱めを受けず」というのを体現した結果自決者が多かったとか。
昔の戦争と違うといっても、戦争は哀しみを生むだけ。だから戦争を国際紛争の解決手段にしないという9条はやっぱ必要だと思うんですよね。ただ玉虫色の解釈で運用するのはやめて欲しいし、2項については現実と矛盾するから、見直しはやっぱ必要だと思ってます。
戦争の記憶薄れていく中、といっても自分たちも戦後20年もしてから生まれた戦争非経験者。親の世代の言葉に耳を傾け、戦争の歴史を繰り返さないようにしないとなって思います。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140312

2014-03-11

それぞれの3.11

|


 会社での朝礼で1分間の黙祷を捧げましたが、発生時刻の14時46分は気が付いたら過ぎてました。「風化はいけない」と、いつも思っている私ですら間違いなく日常が戻ってきています。


 3年前の今日はホントすごい日でした。ちょうど会社の9階にいて、棚は倒れるわ、突き上げるような揺れは収まらないわ、「ついに来た、関東大震災!」と思いました。ところが関東は単に余波を受けてのことで、被災の中心は岩手宮城福島の3県、太平洋側が甚大な被害だという。震源が海だったからその後津波がやってきました。死亡が確認された実に90%以上が水死といいます。いまだ行方不明者が2600人以上。これだけ甚大な被害が出、更に追い打ちをかけるように福島第1原発の爆発と、未曾有の大災害となってしまいました。

 

 阪神淡路大震災が、関西方面の人にとって切実に感じられたのに対し、当時関東以北の人にとっては正直実感を伴わないものでした。それとは逆に東日本大震災は、関東以北の特に太平洋沿岸の人にとっては、3年を経た今も多くの苦しみの中にあります。

 

 確かに自分もあの日、7時間をかけて帰宅した"帰宅難民"でしたが、翌日が休みで「徒歩で帰ってみるのもいい経験」位の、不謹慎ですけど軽い気持ちで歩き始めたのを思い出します。津波に呑みこまれた街で阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられる一方で、まるで自分も被災者といわんばかりに徒歩帰宅をする態度はとても不謹慎だったと反省をしています。


 3年経っても仮設住宅で暮らす人がまだ80%もいるらしい。原発で住んでいた土地に戻れない人も多く、3.11が記憶として整理されて次の世代に引き渡されるまでまだまだ時間がかかります。

 たくさんの哀しみが癒える日がくるその日まで、自分にできることをしていこう、と想いを新たにする3年目の3.11でした。


  

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140311

2014-03-10

久々に痛飲、久々に乗り越し

|


 会社の人と久々に呑む。

 新宿に「KENTO’S」というライブバーがあって、一緒に行った他の3人は以前何度か来ているそう。70年代〜80年代の洋楽を生バンドで演奏しているのを聞きながら呑めます。来ている年齢層も、当時青春時代を送った方々ですから、私たちよりもぜんぜんおねーさんおにーさん方ばかり。現役も秒読みの男女が、バンドが奏でるロック、アメリカンポップスにステージ前の空間で踊りまくる。80年代のDISCOみたいなな感じでした。


 大学時代は私でさえ「ベストヒットUSA」とか見ていた位、アメリカンミュージック全盛期。当時の曲をギター、ベース、ドラムは勿論、キーボード、管もトロンボーンにトランペット2本、サックス、フルート、と音にも厚みがあり、ボーカルも男女2名づついて、当たり前ですけど上手い。


 気が付けば終電近く。家路を急ぎましたが、電車の中で寝てしまい気が付いたら町田…。ギリギリ上りの最終電車があり最寄駅に到着、家に着いたのは1時過ぎでした。。


 久々に楽しい夜でした。

 でも生の演奏を聞くと自分でもやりたくなります。最近忙しくて触ってなかった楽器を引っ張り出してみよっと。。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140310

2014-03-09

「白昼の死角」を観る。

|

白昼の死角【DVD】

 1979年角川映画・村川透監督

 戦後の混乱期に「光クラブ」という金融事件がありました。代表は東大生の山崎晃嗣。混乱が落ち着きはじめ物価統制令違反で逮捕されると業績が急激に悪化、債務不履行で山崎は青酸カリ自殺をしてしまう。この実際にあった事件をベース(映画では「太陽クラブ」)に、その残党だった鶴岡八郎(夏木(夏八木)勲)を中心としたグループが、数々の詐欺事件を起こすというピカレスクストーリー。

 当時の東映は、実録ヤクザ映画が一段落した頃。出てくる役者がやくざ者を演じたひとばかりで、どう見ても堅気には見えない。騙される成田三樹夫、地検の室田日出男、腹に一物持ってそうな佐藤慶を見ても、「どう見ても騙される方が悪いんじゃね?」と思ってしまい、当然、肩入れするのは夏八木勲の方だったりします。鶴岡を追いかける東京地検の検事、天地茂も肩入れするには目つきが鋭すぎて怖い。鶴岡の暴力ではなく"頭"で金をつかんでいく姿は見ていて決して嫌ではありません。そういう夏八木に惚れる女、綾香(島田陽子)もすごく綺麗。この時が島田陽子の絶頂期だと思う。

 ダウンタウンブギウギバンドの音楽も良い。上映時間は2時間半を越えますが、飽きずに最後まで一気に観れます。

 

 メディアミックスで売れてはいましたが、決して当時は作品的評価は高くなかった角川映画も30年以上経過をして、やっと"こなれてきた"感じ。時代が追いついてきたのかもしれません。

 

 TSUTAYAでは、今「昭和キネマ横丁」として昭和の名作を続々レンタルしていてこれもそのうちの1作として初レンタル化されていたもの。「白昼の死角」は昔ビデオで見たことがありますが、こうして昭和の名作を掘り起こしてくれる企画はとても有難い。良い時代になったものです。。



 


 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140309

2014-03-08

「ULTRAMAN」第4巻

|

ULTRAMAN 4 (ヒーローズコミックス)

表紙は、「スペシウムソード」を抜こうとしているULTRAMANSUIT ver7.1 通称"セブン"

 セブンイレブン限定で販売されている月刊コミック雑誌に掲載されている「ウルトラマン」の後日談としてスタートした新作ももう4巻。雑誌創刊時の目玉連載として登場したのが、創刊号の2011年11月だから、2年半で4巻というのは週刊連載と比較するとスローペースか…。


 「ウルトラマン」に出てきたハヤタ隊員の息子(進二郎)が主人公。イデやアキコ隊員も出てくる。他シリーズからは、本人かどうかは不明ながらモロボシダンやジャックという名前も出てくる。

 かつてウルトラマンだったハヤタも今では科学特捜隊を辞め防衛大臣になっている。彼の体内にはウルトラマンと同化していた時の「ウルトラマン因子」の残滓があり、その因子が息子進次郎に受け継がれている。ウルトラマン因子を生まれながらに持つ進次郎は、宇宙人に狙われるようになる。科学技術研究所の所長イデは、記念館として保管されている科特隊日本支部を宇宙人討伐の砦として復活、進次郎くんにウルトラマンの力を機械的に補完する「ウルトラマンスーツ」を極秘裏に開発をしていてそれを進次郎くんに渡す。とまぁこんな話。


 この手のリメイクってオールドファンにとっては現代風にどうリファインするか、ストーリーを後日談にする場合、旧作のメンバーがどのように登場してどんな活躍をするかが見どころです。そういう意味では、充分成功していると思えます。敢えて難をいうなら、「これって『アイアンマン』と一緒じゃん…(^-^;)」って造形。いや似てないといえば似てないんだけど、結局最近の強化スーツものって、おしなべてアイアンマンもどきなんですよねぇ。


 秋には5巻が出ます。今回の特装版は予約限定フィギュア付。うーむ買うしかないか。そしてカミさんに怒られるんです「またゴミ増やして〜〜!!」と。

 


 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140308

2014-03-07

穏やかであること

|


 努めて穏やかであろうとしています。

 声を荒げて他を威圧したり、声高に自己を主張することに昔から違和感を感じていましたが、最近特にその傾向が強い感じがします。

 そうして抑えつけて他を意のままに動かし成果を挙げたり、出世したところで、それは本当の意味での成果とは思えないし、本当の意味での位ではないような気がするのです。

 人は言葉を介さなければコミュニケーションを取ることができない不完全な動物です。だから私は自分の事を理解してもらう為に沢山の語彙を蓄積したい。感情の振れ幅を大きく保つために沢山の物語に触れたい。


 他人を押しのけて自分が前に立つことに魅力を感じません。気が付いたら先導しているというなら、まぁ、ありです。運がいいとか悪いとか人は時々口にするけどそういう事って確かにあると、自分の人生を振り返ってそう思います。 

 

 山羊座って大器晩成とか言われますが、既に"晩"に入ってきてるのに"成"る気配もありませんw。同じ山羊座のカミさんからも「そろそろ"晩"だよね」とチクリといわれますorz。

 

 でもね、今の状況って決して嫌じゃありません。例えば今の倍以上のお給料をもらえるけど、拘束時間が長いとか、意に沿わない仕事を延々続けなきゃいけないとかであれば、そちらを選ぶ事はないと断言できます。勿論お金があるに越したことはないけど、時間やこころの余裕はお金では決して買えるものではありません。弓にも行けず、唄いにも行けず、音楽を聴いても心が動かない。映画やドラマを観る時間もなく、本を読む気力すら無くなってしまうようになってしまうのはやっぱり嫌です。


みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしはなりたい

 

 なんかそんな感じでこれからも生きていきます。

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140307

2014-03-06

「ガレキとラジオ」

|


 南三陸町で津波の後素人ばかりで運営するラジオ局「FMみなさん」が開局しました。このラジオで働く人々と、それを聞くことで元気を取り戻していくリスナーを追いかけたドキュメント映画です。しかし過剰な演出があったという問題が発覚しました。

 問題となったのは、おばあさんがFMを聞いてよかった、励まされたと語るシーン。実際はFM放送を聞いておらず(住んでいるのはFMの電波が届かない地域だったらしい)、監督から番組を録音したCDを渡されてそれを聞き、あたかも毎日FMを聞いていたように"演技"を指示されたのだそう。


 ドキュメンタリーだって映像作品であることは変わりなく、カメラワークや音楽そして編集による作品としての起承転結をつける。そういった作業上の演出ではなく、被写体に演技をさせてしまっては、もはやドキュメンタリーとはいえない。


 3月1日のblogでNHKのドラマ「ラジオ」に就いて書きました(→ http://d.hatena.ne.jp/hee/20140301

 同じ被災地のFM局を扱ったものですが、こちらは事実を元にしたフィクション。園子温監督の「ヒミズ」も震災後津波被災地に入り撮影した映画でした。

 確かにドキュメンタリーとして被災地の状況を伝えるのは大切な事ですが、ドキュメンタリーにこだわらなくても、被災地、被災者の心情を表現することはできるし、ドラマにすることで、より被災者の気持ちに近づくことだってできる。要は、演出する人の技量の問題。


 今回の報道が真実であれば(監督やプロデューサーが謝罪しているから真実なんでしょう)、とても哀しい事。

 被災地はまだまだ支援が必要と感じます。だから映画やTVで間断なく現地の状況を伝えることは、まだまだ大切な事です。このことがきっかけとなって、これから表現者として被災地にアプローチをする人の腰が引けない事を切に願います。

 

f:id:hee:20140307070649j:image



 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140306

2014-03-05

「サイボーグ009 天使編/神々との闘い編」

|

サイボーグ009 天使編/神々との闘い編―石ノ森章太郎歴史的傑作集 (My First Big SPECIAL 石ノ森章太郎歴史的傑作集)

 この2作がカップリングされている唯一の単行本は、コンビニコミックでしか発売されていません。コンビニコミックって、読み捨ての雑誌に近くてあまり好きではないんですが、009の中でも衝撃の2編なので、欲しかったんです。発売されたのは2012年10月。コンビニでコミックを買う習慣のない私が存在を知ったのは昨年。当然店頭にはなく残念に思ってました。コンビニコミックって普通の単行本と異なり再刊は殆どないし、半ば諦めていました。そんな中、今年に入り、最寄駅のBOOKOFFで美本を発見した時は狂喜しましたよ〜。


 「天使編」の初出は、1969年の雑誌「冒険王」。

 これまでブラックゴーストをはじめ諸々の悪と戦い続けたサイボーグたちの前に、有翼人が現われる。本能的に危険を感じた009は加速装置のスイッチを入れるけど利かない。一緒にいた007は有翼人につれて行かれてしまう。残りのサイボーグたちが集まり、007の探索を始めると2人の有翼人がサイボーグたちの前に現われる。

「天使…!!」

「オマエタチは何者カ?」天使は超然と009たちに問いかける。

「僕らは…人間だ」 009は彼らに向かって答える。

「ソレハワカッテイル。ダガ身体ノ中ニメカニズムヲ埋メコンデ機能を高メテイル、ナルホド改造人間(サイボーグ)カ。」

天使には、身体の中も、思考も分かるという。

 009は有翼人たちに問う。

「あんたたちが敵か、味方か。そして本当に神なのか!」

それに対して有翼人たちはこう答える。

「オマエタチノイウ神ガドンナモノカシラナイガ、オマエタチノ造物主トイウ意味デナラソノ通リダ!」

天使たちは続けて

「オマエタチヲツクッタノハワレワレナノダ!シカシ"収穫"ニキテミテガッカリシタ。アマリニモデキガワルイ」と。

「ダカラハジメカラヤリナオスコトニシタノダ。」と続ける天使たち。

「イマコノ星ノオモナ場所デソノホウホウヲ研究中ナノダ、ユエニ実験ノジャマヲサレテハ迷惑ナノダ。ワレワレニサカラウコトハヤメヨ。ヨイカ警告ヲシテオクゾ。コレ以上邪魔ヲスルノナラ次ハ容赦シナイ」

天使の言葉にサイボーグたちは戸惑う。神と戦っても勝てる見込みはほぼゼロ。しかし009たちは、神といっても自分たちよりも少し早く生まれた種族に過ぎない。我々を滅ぼそうというなら神であっても闘うしかないと決意する。そして、長い眠りから醒めた001がサイボーグたちに新しい力を授ける…といったところで天使編は中断となる。


その後、「天使編」中断から4ヵ月後に虫プロの漫画雑誌「COM」で始まったのが「神々との闘い編」

こちらは、神は姿を現さず、静かにサイボーグたちの心を蝕んでいく描写が散文的に描かれる。最後には一つのセリフもない絵だけのページが延々と続き、難解この上ない。そしてたくさんのUFOが見開きページに描かれ、これまた中断。


 今から45年も前にこんなに前衛的で挑戦的な漫画が普通の雑誌に掲載されたのも驚きですが、これまでヒーローとして活躍してた00ナンバーサイボーグの物語にしてはあまりにも壮大で重い話に、「天使編」を初めて読んだ中学生の頃(それでも初出から15年以上経っている)、衝撃的過ぎてしばらく唖然としたのを憶えています。

 「神々との闘い編」は、COM連載時には4歳なので勿論読んでいません。単行本でまとめられたのは、1978年「サイボーグ009その世界」というタイトルで誕生編〜地下帝国ヨミ編までのダイジェストと一緒にまとめられたもので、3000円近くしたハードカバー。少ないおこずかいでは買えませんでした。初めて読んだのは、Shotaroworld版で009の完全版が発行された時の第12巻でした。


 そんな入手困難だった作品がまとめて読める。いい時代になったもんです。

 009を少しでも知ってる人、「天使編」はお勧めです。もしどこかで見つけたら是非読んでみてください。

 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140305

2014-03-04

「プラチナタウン」を読む。

|


 楡周平 著・祥伝者文庫

 総合商社で辣腕をふるっていた主人公が、つまらない事をきっかけに上司に睨まれ出向を示唆される。会社に残って飼い殺しになるか、出向するか悩んでいた時、地元の同級生から連絡があり、町長になって欲しいといわれる。その町は、膨大な借金を抱えて破綻寸前。誰もなり手のない町長職。外堀を埋められ、結局町長をひきうけることに。

 分不相応な箱モノを作りすぎた結果、町の財政は最悪。そんな町に起死回生の策として、リタイアした老人向けの終身型施設を企画する…といった話。


 ストーリー展開は、これまで読んだ楡周平の企業小説(「再生巨流」「ラストワンマイル」「異端の大義」とか)と基本構造は一緒。唯一目新しいのは、バリバリのエリート商社マンが、私企業から役人になるという点。突飛なアイデアを肉付けしていって最後は成功するのが判っているので、安心して読める。唯一難点があるとすれば、もう少し障害があっても良かったかも。ここで取り扱った問題は、まさに今日本が直面している問題。だからこそもう少し掘り下げて欲しかったなというのが正直なところ。まぁエンターティメントだから仕方ないか。


 それにしても、介護や増え続ける高齢者の問題はどう解決していけばいいんだろう。うちも結局田舎で母親が一人暮らしになってしまった。完全に"家"や"家族"という考え方が、変わってしまっている事を肌で感じます。

 昔、といっても戦前くらいまでは、家族は結婚をしても本家のせいぜい5km以内に居を構え、様々な行事や仕事なんかも一緒にやってきた。それが、自分たちの親の世代くらいになると仕事は自分で探し出してきて、家業にまったく関係ない職種に着くようになった。高度経済成長の時代には、"金の卵"とかいって東北の田舎から東京に就職をしに来た。その"金の卵"達は、伴侶を見つけると東京とその周辺の県に公団がたくさん団地を作り、そこに住みはじめる。盆と正月に田舎に帰る。それでも長男は地元に残っていたりしたけど、少子化が進み、地元で職がないとなると、その長男も田舎を出て働くようになる。後に残るのは親世代のみ。

 大家族から核家族に完全に移行された現代で一番の問題は、年老いた親たち世代をどう看取っていくかに尽きる。親の世代は長年住み慣れた田舎を離れることなんてできない。かといって自分も田舎で親との同居するには様々な問題がある。

 

 「時代が違う」と一言で片付けるには、捨てないといけない事(考え)が余りにも多過ぎ、大きすぎる。でもこういう時代を作ったのも親の世代、親の親の世代。間違ったと思ってももう遅いです。これから大きな意味での「家族」はどうなっていくんでしょう。。

 っていうことを考えずにはいられませんでした。

 

 あ、読みものとして勿論面白いです。お勧め。

プラチナタウン (祥伝社文庫)

プラチナタウン (祥伝社文庫)

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140304

2014-03-03

娘、高校卒業。

|


 娘が無事卒業式を迎えました。卒業式には参加できなかったんですけど、卒業証書を貰う時、みんな一言いうきまりらしく、出席番号1番の娘は、

「このクラスは、いい意味で莫迦で楽しかったです」

とのたまったそう。しょっぱなからなんちゅーことを(^-^;)。…おまえが一番莫迦だろ〜wでも会場は、爽やかな笑いにつつまれていたとか。


 そこそこの進学校で入った時はベスト5に入る位優秀だったのに、授業態度が悪く、2年に上がる時、「このままでは進級が危ない」と学校に呼び出されたこともありました。素行不良ってことはなく、ただヤル気ゼロなだけ。だいたい受験の真っ最中でも日頃の生活習慣を改めることがない。普通、受験前には夜型から朝方に変えるというのは受験生の常識なのに。。


 大学受験もあと1校発表を待つばかり。某大学は授業料免除の特待生合格をしているのをはじめ、いくつか合格しているらしいので、4月に大学生になることは決まってますが、8日発表の第1志望になんとか合格して欲しいもんです。

 

すずむし’64すずむし’64 2014/03/05 17:19 御卒業おめでとうございます。

特待生とはすごいですね〜(*^_^*)

heehee 2014/03/05 22:12 >すずむしさん
ありがとうございまず。
授業料免除は嬉しいのですが、入学金は掛かります(^-^;)。他に行きたいところが受かっているらしいので特待生でも行かないらしいです。でもまずは第一志望受かってくれてるとよいのですが…厳しいらしいw。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140303

2014-03-02

「なぞの転校生」

|


 今テレビ東京、ドラマ24の枠でやってます。現在第8話まで。

 「なぞの転校生」といえば、わたしたちの世代なら知らない人はいないNHK少年ドラマシリーズの作品。

 不気味なテーマの流れる中、石油コンビナートを空撮したオープニング。「超人バロム1」の優等生の方の高野浩幸さんが出ていて、星野利晴さんが別の次元から来たなぞの転校生役。少年ドラマシリーズの代表的な作品でした。

D

 その「なぞの転校生」が岩井俊二の脚本でリメイクということでかなり楽しみにしてまして、毎週録画していたんですけど今回やっと今まで放送分を全部観ました。

 過去の作品や原作と異なるオリジナル設定の部分も多いですけど、岩井作品にあるような光と影の演出が結構いい感じ。なぞの転校生の山沢典夫役の本郷奏多くんもなかなかよい。

 主人公の岩田広一のお父さんにNHK版の広一役をやっていた高野さんが出ているのも旧作ファンには嬉しい。

 ショパンの「雨だれ」が印象的。典夫が音楽室で「雨だれ」を弾いていると、担任の音楽の先生(京野ことみ)ですらショパンを知らないという。舞台になっている世界はショパンがいない世界らしい。ということは…。

 全12話らしいので、残り4話。どんな最後になるのか眼が離せません。

D

愛(めぐみ)愛(めぐみ) 2014/03/02 23:50 いや〜本当にheeさんはかつてのNHK少年ドラマシリーズとか詳しくて凄い。
私は小学校とかなのでいまいち記憶が曖昧なんですが、親子共々この辺のシリーズ見てたはずなんですけどあんまり記憶にないっていう…
実はリメイクとかで良かったことがあんまりないので懐疑的ですが、面白いなら見てみようかな…
でもどっちかってゆうとかつてのドラマシリーズ見てみたい!
heeさんがもってるなら今度オフしてくれませんか〜?

heehee 2014/03/04 22:48 >めぐさん
詳しいっつーかリアルタイムで洗礼受けた世代なんで(^-^;)。
新しい「なぞの転校生」岩井俊二ものが大丈夫なら結構いけると思います。
少年ドラマシリーズの「なぞの転校生」はDVD化される前に、セルビデオ(全3巻)で買っていて、DVDで買い直してないんです。多岐川由美の「七瀬ふたたび」もセルビデオ版のみ所持してます。だから「なぞ転」のオフは難しい(^-^;)。「幕末未来人」「その町を消せ」「タイムトラベラー(最終回のみ)」他のものであればDVD買いましたから出来ますよ〜。つーかこの際「なぞ転」DVD買っちゃおうかな。小中監督版の「なぞ転」も持ってないから欲しい(>_<)。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140302

2014-03-01

「ラジオ」を観た。

|

 NHK仙台放送局制作。

 何の気なしに、番組表見ていて気になったので観てみたら泣いてしまいました。昨年度の文化庁芸術祭大賞、第50回「ギャラクシー賞」の年間優秀賞を受賞した作品らしい。

 原作は、このドラマの主人公でもある"某ちゃん"という高校生のブログ。脚本は一色伸幸

f:id:hee:20140302001114j:image

 心が震えるドラマというのは確かにあるんだなと改めて思いました。

 某ちゃん(刈谷友衣子)は、3.11の津波で、家を流されてしまった被災者。某ちゃんというあだ名を付けてくれた友達も行方不明のまま。震災から10ヶ月たっても、仮設住宅に引きこもっていて、時折かき鳴らすエレキギターがご近所迷惑になっている。

 ある時、母親の勤める蒲鉾店の副社長(吉田栄作)に、臨時災害放送局『女川さいがいFM』を紹介される。

 臨時災害放送局『女川さいがいFM』は、震災後の2011年4月21日から放送を開始している地元情報を提供する放送局。ほぼ全員が放送関係の仕事をした事のない素人。そんな手作りの放送局に参加するよう勧められた某ちゃん、最初は話を振られても何も話せない。家に帰ると漁師を再開している父親(豊原功補)が「ラジオ、良かったよ。」と声をかける。喋れなかったのに褒められて戸惑う某ちゃんに父は「黙ることも言葉だ。」という。無言である事が、話すよりも雄弁であると父はいう。そして父は「もし話すのが苦手なら、文章ならどうか」とブログを勧める。なんとか引きこもりの状態から脱却して欲しい親心に涙。

 そして一言もしゃべれないながらFM局に足を運ぶようになった某ちゃんは、ある日自分の持ってきたCDを掛けてくれという。そのCDは、流された家の瓦礫から掘り起こしてきたスターリンの『負け犬』というハードロックだった。

 blogやFM放送を通じてメッセージをくれる女川出身で現在は東京に住む"飛松"(リリー・フランキー)のメッセージに励まされ、某ちゃんは徐々に元気になっていく。

 すこしづつ自分を取り戻していく某ちゃんは、被災地の瓦礫受け入れが拒否されている現状に対してblogで素直な思いを書いたところ、反対する読者によって炎上させられてしまう。

 このblogは以下のようなものでした。

☆☆☆

ブログ 「本当に受け入れて欲しかったモノは」

父のお下がりでもらった大切な青いドラムは、ドラムと呼ばれる形ではなかった。

漁師の祖父が建てた立派なわが家は今じゃ更地。祖母の嫁入りの際に持って来た嫁入りの着物は、海でワカメのように漂う。若かりし頃の母の写真から海の匂い。

全部ガレキって言うんだって。

全部ガレキって言われるんだって。


町は被災地と呼ばれた。ただの高校生が被災者と呼ばれた。あの子は思い出になった。

上を向いて歩こうと見上げる空は虚無の青。

頬を伝う涙なんて、とっくの昔に枯れちゃった。


ガレキの受け入れ反対!!とテレビで見たんだ。

昨日までの宝物。今日は汚染物と罵られる。

子供を守れ!受け入れ反対!国も県も何してる。

ガレキと暮らす私たち。好きで流されたんじゃないのに。目から流れた涙はなつかしい海の味。

こんな悲しいものを見るくらいなら、受け入れなんて最初から言わないで。

私がもし被災地外に住んでいて、私にもし子供がいたら、同じ事を言っていたのかな?


ガレキの受け入れ。受け入れるのはガレキだけじゃないんだとふと思う。

あたしが本当に受け入れて欲しかったモノは、ガレキじゃなかったのかもしれないとふと思う。

少なくとも、受け入れて欲しかったそのモノには、放射能なんてついていない。

心の奥にある清らかな優しいモノのはずだった。

そんな事を考えながら、絆の文字が浮かんでは、泡のようにハジけた。

☆☆☆

ちゃんと読めば、反感を買うような内容じゃないのに…。そしてまた某ちゃんはメッセージを発信するのを止めてしまう。


とここまでで物語の2/3位。


 震災後からこれまで5回被災地に行ってお手伝いをしていますけど、どんなに頑張っても現地の人の哀しみの万分の一にも届かないと思います。今月で3年になりますが、復興はまだまだ先、復旧すら遅々として進んでいない。やっと整地が住んで、高台に集団移転の場所を作り始めている感じ。結局津波で押し流されたところに元通りの街並みに戻る事は殆どなく、あったとしてもまだまだ数年はかかる感じ。原発事故のあった地域は高い放射線で3年前当時のままの状態。


 震災後は誰もが募金やボランティアをしていましたが、今は人の口にのぼる事も殆どありません。ACのCMが消え被災地以外は日常が戻ってきていますが、被災地の人々が元の生活に戻るにはまだまだ自助努力だけでは難しいものがあるということをどれくらいの人が知っているんだろう。


 ドキュメンタリーでは重すぎるので、ドラマとして世に問うたのは素晴らしい。ドラマといってもこのお話は現実が題材となっていて、全てフィクションというわけではなく、ノンフィクションを再構成したドラマ。

 

 DVD/Blu-rayの発売も決定したよう。レンタルもされるそうですので、是非観て欲しい感涙必至の青春ドラマです。

女川さいがいFMのホームページ→http://onagawafm.jp/



 




 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/hee/20140301