日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

死刑。


秋葉原無差別殺傷 加藤被告の死刑確定へ 最高裁が1、2審判決支持(産経新聞 2月2日(月)15時15分配信)

 平成20年に、7人が死亡し、10人が重軽傷を負った東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われ1、2審で死刑とされた元派遣社員、加藤智大被告(32)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は2日、被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。■昨年12月18日に開かれた上告審弁論で弁護側は、加藤被告が利用していた携帯電話サイトの掲示板について、「被告の偽物が現れ、家族同様だった掲示板での人間関係が壊されたと思い強いストレスを受けた。事件当時は急性ストレス障害だった可能性がある」と指摘。「被告は事件当時、心神喪失もしくは心神耗弱だった疑いがある。完全責任能力を認めた1、2審判決は誤りだ」として極刑回避を求めた。■1、2審判決によると、加藤被告は、20年6月8日午後0時半ごろ、歩行者天国になっていた東京・秋葉原の交差点にトラックで突入。歩行者5人をはねた上、ダガーナイフで12人を次々と刺した。7人が死亡し、10人がけがを負った。


 7人もの命を奪った被告、死刑やむなし、と思う。
 それにしても、先日のおばあちゃん殺しの大学生もそうだけど「人を殺す」っていう心情がどうしても理解できない。よく「もう殺すしかない」といって殺人をしてしまう人もいますが、私の場合、どちらかと言えばその殺す対象を遠ざける努力をまずして、最終的には自分が「死んでやる」と思うのです。それに殺しちゃったら自分の人生も終わり。家族の人生もだいなし。
 殺してしまうと、多かれ少なかれ殺してしまった人の想いを引き受けることになると思うのです。それを一生背負い続けなければならないのはさらなる苦しみじゃないかと。であれば、自分が死ぬことでその思いを背負わせてしまう方が相手にとって苦しみを与えることになるんじゃないかと。
 まして、自分の欲望や世間に対しての怨みを晴らす為に無差別殺人をするなんて言語道断。
 
 明石家さんま師匠の名言「生きてるだけでまるもうけ」って気分で、毎日を悔いなく過ごす事。「朝に道聞かば夕べに死すとも可なり」っていう境地に至る為に、毎日すごしていたりします。そういう意味では、未練は多少あるけど、あまり自分の生に執着はないですね。


 加藤被告。死んで残された人の気持ち、亡くなった人の想いが癒える事はないけど、これから執行の日まで亡くなった人のことを想い、死んでお詫びをしなさい。