日々雑感っ(気概だけ…)

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2016-08-31

24時間テレビ

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 先週末日本テレビで毎年恒例のチャリティ番組「24時間テレビ」やってました。正式名称は「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」

 1978年から毎年やっており、今年で39回目。熱心に観ていたのは最初の1、2回。興味があったのが欽ちゃんがパーソナリティを降りた7回(’84)くらいまで。

 

 最初の頃はすごく真摯な作り方でした。老人ホームで巡回お風呂カーでの慰問の様子を映したり、養護学校で一緒に遊んだり、そういう姿を紹介しながら、武道館でタレントさんが募金を受け取る。明けて日曜の午前に手塚治虫のアニメをやり、午後はパレードを行って街頭募金をする。

 それが、チャリティマラソンをやるようになった頃目立って変質してきた。感動の演出が鼻につき始めた。障害者に無理やり何かをやらせたり、延々歌を歌っていたり。難病を克服するドラマをやったり。


 むりやり感動の演出をする必要はないのではないかと常々思っています。最初の頃に戻って欲しい。

 それと必要最小限の制作経費を除き、すべてボランティアでできないものか。真実はわかりませんが、出演者には通常のギャラが支払われているらしい。「火のないところに煙は立たない」といいます。高い志を持ってのチャリティ番組なら素晴らしいと思いますが、出演者にとってはあくまで仕事、つまり”ボランティアを演じている”わけで、そこに視聴者との一体感は生まれません。第1回、2回には間違いなくテレビの向こう側とこっち側に一体感がありました。


 とはいえ、10億前後の募金が毎年集まっているというのも事実で、こういう形であろうともそれで募金が集まり必要としている人に行きわたればそれはそれでよいのかも。

 

 

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2016-08-30

「君の名は。 Another Side:Earthbound」

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君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

加納新太著・角川スニーカー文庫

 加納 新太さんはライトノベル作家さん。オリジナル作品もありますが、新海誠作品のノベライズ(『秒速5センチメートル one more side』『ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる』『雲のむこう、約束の場所』)を書かれています。

 「秒速5センチメートル」は、新海誠本人によるノベライズがあり、『秒速5センチメートル one more side』は、以下のような映画とは別視点から描かれており、映画を更に楽しめる内容でした。

・映画

 第1話 貴樹の視点

 第2話 花苗の視点

 第3話 2人の視点(イメージビデオ風)

・「秒速5センチメートル one more side」

 第1話 明里の視点

 第2話 貴樹の視点

 第3話 2人の視点(心の動きが丁寧に書きこまれている)

 

 今回の「君の名は。 Another Side:Earthbound」も同様に、映画で描かれていない事、曲だけでイメージビデオ風に描かれていた部分など、行間を埋める内容。ですので、この本を先に読んでも背景がよくわかりません。そういう意味ではより深く本編を楽しむための”映画の副読本”という感じです。

 4つの話に分かれていて、

 第1話は、三葉になっている瀧の話。

 第2話は、三葉の同級生、てっしーの話

 第3話は、四葉の話

 第4話は、三葉の父俊彦と母二葉の話

特に第4話は、映画本編では描かれない三葉の父と母の出会いから結婚、三葉、四葉の出産そして二葉の病気、死別の話で、そこから映画本編に繋がるという構成になっているので、映画の余韻をそのまま楽しめる一篇でした。


新海作品って、映像はきれいなんだけど言葉足らずなところがあって、否、説明過ぎないところが良いところもあるんだけど、それでももう少し説明した方がよいと思うことも多く、特に前作「言の葉の庭」なんて、小説版読まないと登場人物それぞれの背景がわからないって構成は、作品としてはやっぱ片手落ちだと思います。もっとも、「興味のある人は小説読んでみて」というのはありっちゃーありですが。


 この本もそういう感じ。映画を観て、小説版で少し行間を知って、更に知りたい人向け。

 なのでこの本単体では、なんともひょうかのしようがありません。


 

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2016-08-29

「君の名は。」

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f:id:hee:20160830082923j:image

 先週末から公開。待ち切れず会社帰りの最終回に滑り込み。まわりはカップルだらけでほとんど満席。おっさん一人はあんましいない…(^_^;)。

 これまで新海誠監督作品はすべて観ていますが、短館上映だったり、期間限定上映だったりと、今回のように全国一斉公開ではなかった為、映画館で観たのは実はこれが初めて。夏休み中ということもありますが、公開3日目で最終回も満席と大ヒット。同じ公開3日目に観た「シン・ゴジラ」よりも入りはよかった。


 というわけで公開3日目でネタバレ書くわけにも参りません。まずは予告編を↓

D

 

ぎりぎりでチケットを買い、入替待ちをしているとカミさんに声掛けられた。第一声が「「時をかける転校生」ではなく、「星空のむこうの時をかける転校生」だったよ」と。

「時をかける転校生」というのはパンフレットの中でアニメ評論家氷川竜介さんが言っていました。

私的には、

 ・「星空のむこうの国」(’84小中和哉監督)

 ・「時をかける少女」(’83大林宣彦監督)これは、’06年の細田版も影響受けていると思う。

 ・「転校生」(’82大林宣彦監督)

さらにいえば、「サマーウォーズ」(’09細田守監督)も入ってるような気が…。

これらの作品を新海ワールドにつっこみ再構成した感じというのは、あながち間違っていないと思う。

 新海作品は、とにかく映像が綺麗なので、それを見るだけでも十分元を取る。

 新海作品は、時間と距離によって隔てられた男女の物語が常に主題となっています。今回も同様。青春時代の切ない感じを描かせたら、当代一の作家さんだと思います。

 

 前半のコメディ展開と後半のシリアスな展開のバランスも良く、語りすぎないのも良い。

 なので、映画を観た後ノベライズを読むと、曲だけで散文的に描かれた日常もちゃんと物語として描かれていますので、お勧めです。

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2016-08-28

立ちっぱなしはきつい(>_<)。

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 土日出勤。2日間ずっと立ったままの商品説明だったので、仕事が終わる頃わたくしのガラスの腰は完全にアウトでした…。

 立ったままとか座ったままとか同じ姿勢を継続しているのがよくないらしく、座ったままの姿勢も映画2時間が限界。

 腰が痛くなると、太腿から膝にかけて痛み、痺れてきてそのうち感覚がなくなってくる。一歩が普通に踏み出せなくなる。。

 とりあえず明日1日お仕事。火曜日休みなんで、そこまでもってくれればよいのですが。

 いや〜老いた身体には、こんなことすらハードワークなんですねぇ…(^_^;)。

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2016-08-27

「小説 君の名は。」

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小説 君の名は。 (角川文庫)

 新海誠著・角川文庫

 やばい!"観てから読む派"なのに、昨日とりあえずパンフだけ買いにいったら、押さえが効かずそのまま本屋に行き、ちょうど読んでいた本も読み終わっていたので観る前に読んでしまった。しかも一気に。


 (昨日公開初日なので、直接中身には触れないようにします。)

 私も結構リアルな夢を見る方です。寝起きも良くて起きた瞬間はまさに夢か現かってくらいに現実と夢の記憶が交錯していますが、ものの5分ですべて忘れてしまいます。そんな時ふと「忘れちゃいけない事だったんだけどなぁ」と思うことがたまにあって、これって本当に夢だったのか、ある日あるところの自分、並行世界の自分とシンクロしているんじゃないかと思ったりします。もっとも、それを証明する事なんかできないので、どうでもよいことですが。

 このお話しもそんな不思議な感情からスタートします。主人公の男の子は東京に住む高校生、立花 瀧。もう一人の主人公の女の子は、田舎に住む宮水 三葉。この二人が夢の中で意識が入れ替わってしまいます。私の場合、常に自分にしかならないのでちょっと違いますが、リアルな感覚では似ています。ただこの2人はどうやら本当に生きていて、自分が他人の身体を乗っ取っているという感覚があって、乗り移っている最中の記憶がないということで、スマホに自分の行動を日記したり、相手に対して注文をつけたりします。ここまではコメディ的要素で、話が進みます。そしてその後、大変な事件が起きますが、まずはここまで。


 「星を追う子ども」は完全ファンタジーでしたので、ちょっと自分的には乗り切れなかったのですが、今回の作品は「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」テイストで描きつつ、ファンタジー色もあり、結構よい感じです。

 映画来週には観たいと思います。

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2016-08-26

「衝撃の「実録映画」大全」

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衝撃の「実録映画」大全 (映画秘宝COLLECTION)

 映画秘宝編集部編・洋泉社

 これまで洋泉社は別冊映画秘宝/映画秘宝EXとしてMOOKを沢山発行していて、これがまた映画オタクの心をくすぐる微妙なラインナップで興味がある奴は結構買っていました。

 今回の「衝撃の「実録映画」大全」、中身はこれまで同様1テーマごった煮、MOOK時代と同様の編集内容。でもカバーが掛かって単行本形式になっています。

 「実録映画」実話を基にした映画19本について17人の執筆者によって書かれています。読みたかったのは本橋信宏さんが書かれた「恋の罪」(園子温監督)について。相変わらず優しくて好きな文章です。

 「恋の罪」は1977年に渋谷区円山町で東電OL殺人事件を基にした映画。実録映画というよりもモチーフにしたと呼んだ方がよい。同じ園子温監督の「冷たい熱帯魚」も高橋ユキさんが執筆されていますが、こちらも1989年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースにした作品で、これも実録映画とは言えないんじゃないかなぁ。

 できる限り事件に忠実の描いたのは熊井啓監督作品。この本では「帝銀事件 死刑囚」(1964年)「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」(1981年)ただ、これもまた、戦後の謎の事件として真実は闇の中なので、映画では監督の想像で描かれています。


 つい実録映画というと真実を語っているように思ってしまいがちですが、結局実録映画というのは、ドキュメンタリーではなく、あくまでも実話に材を取ったフィクションだということを忘れてはいけないと思います。

 「八甲田山」(1977年)も実話と思って観ていた時期がありましたが、これも細かい部分ではずいぶん史実と異なります。元々この映画の原作は新田次郎著「八甲田山死の彷徨」最後生き残った山田少佐(三國連太郎)もあそこまで悪い人間ではなかったということを最近知りました。

 かように、物語を盛り上げる為や主人公のヒーロー性を際立たせる為などの理由で、極端なキャラクター作りをされる場合がある。この本にはありませんが「タイタニック」で、マードック一等航海士が騒ぐ乗客を銃で撃ってその後自殺するのも実話ではない(確証がない)。事件や事故の一部始終か明らかになっていない以上、創作される部分か必ずある。


 ただ、実話、または実話を基にした映画というのは、完全にフィクションの映画と比べると画面は地味だけど、実話の持つ迫真性が結構好きです。この本で取り上げられている作品でまだ観ていないものも結構あるので今度観てみようと思いました。

 

衝撃の「実録映画」大全 (映画秘宝COLLECTION)

衝撃の「実録映画」大全 (映画秘宝COLLECTION)

 

 

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2016-08-25

報道の正確さについて

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 夏目ちゃんと有吉くんの結婚報道が混迷してきている。

 最初は、主要スポーツ紙全紙での一面報道が一転、両人の事務所側から「事実無根」法的措置も…と発表されると、ニッカンスポーツのみが続報その他紙は追随しなかった。

 昔、ニュースは新聞だけで、それからラジオ、テレビ報道があり、週刊誌が詳報していくという時代が長くありました。独自取材ではないにせよ、いまはそれにネットニュースが加わり、戦時中は検閲もあって、いわゆる"大本営発表"以外の報道ができなかったけど、いまは一つの事件に対して多方面から報道されるようになった。

 

 今新聞購読が激減しているというのも、新聞以外の媒体でも簡単に同じニュースが並行して読める事で、新聞毎の書き方(書かれ方)によってずいぶん印象が変わることが分かったから。1紙だけ読んでいては考え方が偏る。スマホに各紙の社説が読めるアプリを入れているのだけど、よくもまぁこんなに違うもんだと改めて思っています。

 

 ある事柄に対して、どちらが正しいと思うかは人それぞれ。それを報道がある意図をもって歪め報道する。朝日の従軍慰安婦問題とか、捏造記事はもってのほかですが、嘘を交えなくても伝え方によって印象がずいぶん変わります。

 大切なのは、複数の意見に触れて自分がどう考えるか。それと、報道されているものの中にどれくらい報道する側の意見が含まれているかを見極める事が大切だと思います。


 で、夏目ちゃんと有吉くん、どっちが正しいんだろ?

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2016-08-24

せっかくの休みなのに。

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 休日出勤の代休。今週末土日も出勤。いろいろやらないといけないことあるのに、AM久しぶりに足腰のリハビリに行き、帰宅してうとうと→爆睡、夕方という、なんと贅沢な時間の使い方orz。

 カミさんにゴジラ誘って断られ、ふて寝が本格的睡眠になった模様。あぁこんなことなら弓の練習に行けばよかったけど、リハビリで結構無理して身体を動かしたので心身ともに疲れてしまったというのもだら〜っとしてしまった要因。

 休みだから身体を休めるというのは休みとして正しい使い方なんだけど、なんかしないといけないって思っちゃうところがニッポンのサラリーマンって感じです。

 次の休みは来週の火曜。今度はちゃんとアグレッシブに過ごすことにしよう…。

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2016-08-23

「ゴジラとエヴァンゲリオン」

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ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

 永山靖生著・新潮新書

 12年ぶりの国産ゴジラは、想定以上の大ヒットとなって関係者大喜びではないかとご推察申し上げます。ヒットするとこの手の便乗本が出るのは出版業界の常識。出版が映画公開のちょっと前ですから、ここまでのヒットを予見した編集者に軍配です。

 

 内容的には、エヴァンゲリオンを中心とした庵野作品と、ゴジラ第1作からこれまでのゴジラ映画・日本の特撮作品を振り返って「シン・ゴジラ」の作劇につなげる解説書となっています。ですので、今回初めてまともにゴジラ映画を観た人、庵野作品に触れた人で、庵野作品、ゴジラに興味を持った人の入門書としてはサクッと読めるので良いと思います。

 私的には、30年来の特撮ファン、庵野作品はエヴァからだけど、実はナウシカも王立宇宙軍も八岐之大蛇の逆襲も帰ってきたウルトラマン(DAICON版)も庵野を意識せずみていましたので、私的には特に目新しい情報もなく、私以上のコアなファンはたくさんいるでしょうが、そういう人に向けた本ではありません。もっとも新潮新書が、気楽に読めるというのがスタンスだと思いますので、これはこれであり。

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

 

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2016-08-22

館山上陸。

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 出勤時間を直撃した今回の台風。関東のピークは12時から15時頃。大人しく内勤していたので、無事通り過ぎてくれました。

 お昼頃のニュースで「伊豆諸島の三宅島付近を北上してきた強い台風9号は22日、暴風域を伴って関東に接近し、午後0時半ごろに千葉県館山市付近に上陸。神奈川県や静岡県などで土砂災害警戒情報が出ており、気象庁は川の氾濫や土砂災害に警戒を呼びかけている」といっていて、ゴジラかよwって一人突っ込み状態でした。

 自然災害の中でも上陸してくるのは台風くらい。しかもだいたい、南の海からやってくるのもゴジラと一緒。あ、「キングコング対ゴジラ」は、前作に氷山に閉じ込められたから、北の海からやってきたっけ。

 台風に限らず、地震、噴火、山崩れに津波。本当に日本は自然災害のバリエーションに富んだお国柄。ここに不明巨大生物が加わっても何の違和感もない。

 続いて台風10号が南大東島付近で迷走中。またこっちに来るかな。やだなぁ。。

 

すずむし’64すずむし’64 2016/08/23 07:05 某大臣の台詞『何でこっちに来るんだ‼』って所でしょうか(笑)

heehee 2016/08/24 08:55 >すずむしさん
台風はある程度進路予測ができてよいですねw とはいえゴジラほどではないけど、列島縦断すると浸水被害や家を飛ばされたりと被災された人にとってはゴジラだろうと台風だろうと一緒。これから秋にかけてまだ台風発生しそうですので、気を付けましょう。。

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2016-08-21

アニメとの付き合い

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 昔からアニメ好きです。昔はゴールデンタイムに放送していたアニメですが、今は深夜アニメが花盛り。しかも本数多すぎてさすがに全部チェックするのは無理。じゃ人気作、ヒット作だけでもチェックしてるかといわれるとそうでもなく、過去作のリメイクもの(最近のでいうと「おそ松さん」とか「ルパン三世」「ヤングブラックジャック」とか)は事前チェックしますが、それ以外の作品は偶然見たり、アニオタの娘が録画していたのをこれまた偶然観たりして観る程度。

 基本的に一般的にヒットしている作品というのは、一歩引いてしまう傾向があります。そんで、ブームが落ち着いた頃観ます。なのでガルパンもほぼ観ていない…。

 「涼宮ハルヒ」シリーズとかも、本放送では観てなくて、深夜一気再放送の時が初めて。「新世紀エヴァンゲリオン」も本放送は数話見たけど途中だったのでさほどハマらず、同じく3日に分けて深夜一気再放送したときに観てハマりました。

 「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」は、カラオケ友達とパセラにDVD持ち込み、一気見して最後みんなで大号泣しました(^_^;)。

 好んで観てるのは、一般的なアニメファンにはあんまし好まれない「PeepingLife」とか今週末から新作「君の名は。」が公開される新海誠作品とか。

D

 先日、新作公開記念で「秒速5センチメートル」を深夜地上波でやっていて、録画したのを観たらやっぱり止まらなくなって、51歳、初老の入り口に立つわたくしが、やっぱりキュンキュンしちゃいました。そもそもDVD持ってるし、何回見たかわからないのに。

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 カミさんに言わせると「私は「懐かしいなぁ〜」って思うだけだけど、こういう青春時代を送りたかったんでしょ、羨ましいんでしょ」ということですけど…その通りですよ(>_<)。両想いとかなったことないし、中高の頃とかデートとかしたことないし。そもそも女の子とあんまし会話したことなかったし。共学だったけど、だいたい男友達とつるんでいた。しかも今風に言えばイケてないグループ。学園カーストの下層の方。それでも楽しかったけどね。


 大体、中学生で「宇宙戦艦ヤマト」「スターウォーズ」に始まるSFブーム、松本零士ブームで「銀河鉄道999」が始まって映画化もされ、そんなこんなで中3で「機動戦士ガンダム」で、アニオタ街道まっしぐら。ほぼ同時に「宇宙海賊キャプテンハーロック」の後番組が「サイボーグ009」と来たら、完全にアニメに絡めとられた中高時代。大学に入った頃から忙しくなって、TV観てる時間が激減して(その頃はビデオとか高くて買えなかった)、更に社会人になってビデオデッキは手に入れたけど、今度はとったものを観てる時間がなくなった。なもんだから、80年代後半から90年代はアニメほとんど観てなかったりします。


 いまとなっては、アニメ好きっていうよりは、アニメってジャンルに偏見がないという感じですかねw

 

 

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2016-08-20

「サイボーグ009」天使編の続き

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ヒーローズ・カムバック (ビッグ コミックス)

帰りにBOOKOFFに寄ったら発見した「3.11を忘れないために ヒーローズ・カムバック」。東日本大震災復興のためのチャリティー企画。細野不二彦の声掛けで集まった9人の漫画家さんたちによる競作で、必要最低限の経費を除く収益と印税を寄付されたそう。2013年9月末で収益金は4000万の寄付を行ったということでした。(http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/news/1292/

『ヒーローズ・カムバック』収録作品一覧は以下の9編。

・細野不二彦『ギャラリーフェイク』(「週刊ビッグコミックスピリッツ」2012年47号、48号

ゆうきまさみ究極超人あ〜る』(「週刊ビッグコミックスピリッツ」2012年49号

吉田戦車伝染るんです。外伝 サラマンダー』(「週刊ビッグコミックスピリッツ」2012年50号

島本和彦(原作:石ノ森章太郎 協力:石森プロ)『サイボーグ009』(「ゲッサン」2012年12月号

藤田和日郎うしおととら』(「週刊少年サンデー」2013年4・5合併号、6号』

高橋留美子犬夜叉』(「週刊少年サンデー」2013年10号

荒川弘『銀の匙 Silver Spoon』(「週刊少年サンデー」2013年11号、12号

椎名高志『GS美神 極楽大作戦!!』(「週刊少年サンデー」2013年13号、14号

かわぐちかいじ『俺しかいない〜黒い波を乗り越えて〜』(「ビッグコミック」2012年6号


この中で、読みたかったのが島本和彦の「サイボーグ009」。天使編の続きを島本和彦が描いたということは知っていたんだけど、雑誌はすでに売り切れ。この本に再録されていることを知ってから欲しかったんですが、店頭ではあまり見かけず今になってしまった。


 「サイボーグ009/天使編」の初出は、1969年の雑誌「冒険王」。私は中学生の時、サンデーコミックスで初めて読んで衝撃を受けました。

サイボーグ009 (第10巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)

 これまでブラックゴーストをはじめ諸々の悪と戦い続けたサイボーグたちの前に、有翼人が現われる。本能的に危険を感じた009は加速装置のスイッチを入れるけど利かない。一緒にいた007は有翼人につれて行かれてしまう。残りのサイボーグたちが集まり、007の探索を始めると2人の有翼人がサイボーグたちの前に現われる。

「天使…!!」

「オマエタチは何者カ?」天使は超然と009たちに問いかける。

「僕らは…人間だ」 009は彼らに向かって答える。

「ソレハワカッテイル。ダガ身体ノ中ニメカニズムヲ埋メコンデ機能を高メテイル、ナルホド改造人間(サイボーグ)カ。」

天使には、身体の中も、思考も分かるという。

 009は有翼人たちに問う。

「あんたたちが敵か、味方か。そして本当に神なのか!」

それに対して有翼人たちはこう答える。

「オマエタチノイウ神ガドンナモノカシラナイガ、オマエタチノ造物主トイウ意味デナラソノ通リダ!」

天使たちは続けて

「オマエタチヲツクッタノハワレワレナノダ!シカシ"収穫"ニキテミテガッカリシタ。アマリニモデキガワルイ」と。

「ダカラハジメカラヤリナオスコトニシタノダ。」と続ける天使たち。

「イマコノ星ノオモナ場所デソノホウホウヲ研究中ナノダ、ユエニ実験ノジャマヲサレテハ迷惑ナノダ。ワレワレニサカラウコトハヤメヨ。ヨイカ警告ヲシテオクゾ。コレ以上邪魔ヲスルノナラ次ハ容赦シナイ」

天使の言葉にサイボーグたちは戸惑う。神と戦っても勝てる見込みはほぼゼロ。しかし009たちは、神といっても自分たちよりも少し早く生まれた種族に過ぎない。我々を滅ぼそうというなら神であっても闘うしかないと決意する。そして、長い眠りから醒めた001がサイボーグたちに新しい力を授ける…といったところで天使編は中断となる。


 このエポックメイキングな作品は、結局石ノ森章太郎生前には完結することなく、膨大な作品メモをもとにかつてアシスタントだった早瀬マサト、シュガー佐藤によって完結編として描かれました。しかし、天使編の純粋な完結篇とはいいがたい感じ。

 島本版009は、短編ながら天使編のタッチで描かれていて、天使との本格的な戦闘に入る前の挿話として描きながら、地下帝国ヨミ編の名場面をちりばめつつ、天使編のエンディングをも示唆する内容で、さすが009フリークの島本和彦って感じでした。この調子で、完結篇とは別の島音版天使編を描いてほしいくらい。


 その他の作品は、連載を読んでいないとわからない作品もあり、まずは自分の好きな作品の番外編が読めるって感じでの購入はありかと。

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2016-08-19

「お父さんに怒られる(T_T)」

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 リオデジャネイロ時事】リオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級の決勝で敗れた吉田沙保里選手(34)。観客席で応援した家族に抱き付き号泣した吉田選手は、「金メダルを取れなくてごめんね」と亡き父に謝罪した。母幸代さん(61)は「きょうは負けましたが、立派な銀メダル。娘を誇りに思います」とたたえた。2014年に亡くなった父栄勝さんと共に目指した、吉田選手の4連覇への挑戦が終わった。■決勝戦で幸代さんは、吉田選手の兄栄利さん(36)と一緒に、最前列から身を乗り出して声援を送った。マットを降り、抱き付いてきた吉田選手は「お父さんに怒られる」と涙を流した。(後略・時事通信 8月19日(金)10時21分配信)

 吉田沙保里V4は叶いませんでしたが、よく頑張った。”霊長類最強の女性”とか言われてましたが、普通の女の子に戻ったって感じですかね。それでも銀だから”霊長類で2番目に強い”というのはやっぱすごいです。

 そんな吉田選手、負けた後に「お父さんに怒られる〜びぇ〜(T_T)」って泣いてました。小さい子が悪いことして親に怒られちゃう〜みたいで、微笑ましかった。

 力が強いのは間違いないことですが、バラエティ番組にも引っ張りだこで、それでも練習を欠かさず、よくわかりませんが、34歳とピークは過ぎているだろうにそれでも挑戦し続けるというのは本当に素晴らしい。そんな吉田選手をみていると、以前は「なんか怖い女」と思っていましたけど、だんだんかわいく見えてくるから不思議。

 スポーツをする女性って、勿論目を見張るような美人もいますけど、化粧っ気のないアスリートの一生懸命な姿はやっぱりきれいに見えてくる。


 「シンゴジラ」の化粧っ気のない環境省自然環境局野生生物課長補佐、尾頭ヒロミさんに魅力を感じるのも、一生懸命さがにじみ出ているから。

 そこに繋げるかw

 

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2016-08-18

「「危機管理・記者会見」のノウハウ―東日本大震災・政変・スキャンダルをいかに乗り越えるか」

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東日本大震災・政変・スキャンダルをいかに乗り越えるか 「危機管理・記者会見」のノウハウ (文春文庫)

佐々敦行著・文春文庫

 2010年2月に「わが記者会見のノウハウ−スキャンダル克服の秘訣」というタイトルで刊行され、2011年7月に改題、文庫化された本。この間に東日本大震災があり、東日本大震災の民主党政権の広報の拙さについても書き足されています。

 佐々さんは警察官僚として、国会での答弁、マスコミ会見を何千回も行っており、その経験からこれまでの不祥事会見、謝罪会見をバッタバッタと切りまくるw

 追記の部分には東日本大震災の民主党政権、東電のお粗末過ぎる会見が問題を更に混乱させた状況が詳しく分析されています。その後の状況(現在)は想定通り政権から転げ落ちて自公連立政権に。自公連立がベストではないのだけど、少なくとも口だけ政権、その口もまともじゃなかった民主党政権よりは全然ましです。

 雪印、船場吉兆、有名な大企業、老舗も記者会見の対応が悪かったばかりに、さらなる不興を買って、会社が倒産、廃業に追い込まれていく。

 

 記者会見というと、おそらくそういう機会は今後あるとは思えませんが、自分の意見を述べたり、逆に相手の意見の盲点を突く時なんかにすごく有効。

 

 一応「ノウハウ」本と銘打っていますので、数々の記者会見と自分の行なった会見への対応について、どこがよかったか、悪かったか、どうすればよかったかなどが分かりやすく例示されており参考になりますが、そういったノウハウ入手という側面よりも、当時の記者会見を佐々さんがどのように見ていたのかということがとてもユニークです。「私は自分自身を客観的に見ることは出来るんです。あなたと違うんです。」」といった福田総理の辞任会見を評価している点。発言の上げ足を取ろうとする愚劣な記者に対して、立場の違いを明確に伝えることで、質問を終わらせる手段だそうで。あなたの立場でそうすることは理解する。だが私の立場ではこうだ。と明確にすることが大切。

 巻末に、それまで語ってきた内容をまとめてくれているので、ノウハウを得たい人はそこだけ読めばよいかもしれません。


 佐々さん、うちの父親とほぼ同い年。これまでも自分の波乱万丈な人生を語られています。さすがに最近はお疲れのご様子ですが、お身体に気を付けて社会を見続けてほしいです。先般の舛添都知事の再三の酷い会見そして辞任劇をどう見たんだろう。そもそも舛添さんもこの本読んでいれば名声地に落ちてもはや誰一人相手にしないなんて状況にはならなかったかもw

 

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2016-08-17

100日越え

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 禁煙アプリを使って日々カウントしています。禁煙宣言して100日越えました!いぇい!

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 もっとも2014年に禁煙した時も100日は越えたんです。最終的には130日くらい。なので、ここはまだ経験があるところ。あと100%禁煙というわけじゃなく、3回くらいiQOS貰ってるから厳密に言うと吸ってないわけじゃない。

 思い起こすと、禁煙失敗した時って、過剰なストレスがあった時に、たばことライターを買ってしまって、勿体ないから1箱吸っちゃってからなんですね。

 確かに貰い煙草はかっこ悪いんだけど、どうしてもすいたくなったら買うよりはいいような気がします。それで続けて何本も貰うようならもう禁煙中止した方がよい。

 煙草を吸ってる人の中には、禁煙中の人がいると煙草を勧めてくる人がいます。禁煙始めた頃はそういう人に近づかない方が良いですが、"一口でも吸ったら禁煙失敗"って決めつけず、1本吸ってもまた続ければ別にいい、くらいの楽な縛りにしている方が、結構長く続きます。禁煙から常飲に戻ってしまうのは、過剰な自己統制が一番の原因のような気がします。

 人間なんて、そんなに自分を律すれるほど強くはありません。強い人もいるかもしれませんが、少なくとも私は弱い人間です。

 禁煙を勧める人って、過去ヘビースモーカーだった人ってあんましいません。それにいくら煙草の害を訴えられても、普通の喫煙者はそんなことはわかって吸ってるのです。100日辞めたところで、伸びる寿命は四日程度。

 理性ではやめたいと思っているけど、なんとなく吸ってしまっている、周りがやめろやめろというから、逆に意固地になって吸い続けてる人ってのも多いような気がします。

 習慣的に吸わないようにする、意味なく気が付いたら吸っているみたいな状況をやめるようにする。なんかそれだけでいいような気がします。

 

 さていつまで続くか。緩く続けてみますね。

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2016-08-16

夏季休暇終了。

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 といっても会社的には昨日までが夏季休暇で今日は今週末出勤の代休。更に翌週の土日も出勤で、問題はこの代休をいつ取得するか。いや、ちゃんと取りますよ。しんじゃうから。

 

 昨日、ゴジラを観た後、バスロータリーに献血車が来ていた。暑かったのでジュース飲もうかな、という不純な動機。夏場の献血は無料でジュース飲みたいからという時がないわけではない。薬もしばらく飲んでいなかったし、ちょうどよかったので献血をすることに。まずは軽い問診。血圧を測る前にスポーツドリンクをもらう。その後、血液検査、採血。血圧は90/140とちょっと高かった…。昼食前だから低いはずなんだけどなぁ。

 400mlをあっという間に採血完了。終わってから、アイスとジュースとうちわとドリップコーヒー(4個入り)それとハンドソープ(ポンプ式)をもらう。それとこれ↓

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 50回目記念だそう。をを!50回目だということをすっかり忘れてた。16歳の時に高校に来た献血車で初めて献血して以来35年。体調が悪かったり、薬飲んでいたりすると献血できない。昔は200mlで2カ月に1回できたけど、最近は400ml求められることが多く、1年で3回しかできなくなり、それに加えて体調万全というタイミングがないとできないのでなかなか回数が伸びなかった。成分献血なら月1でできるようだからやってみたいけど、時間が掛かるらしいので計画的にやらないといけない。できれば100回くらいまでやりたいけど、厳しいだろうなぁ。


 昔は、輸血が必要になると自分が献血した分だけ優先的に輸血してもらえるなんて制度がありましたけど、今はなくなってしまいました。では私は何のために献血をしているかというと、こんな私の血でも必要としてくれる人がいるならどんどんあげちゃいますよ的な感じ、とでも言いますか。とりあえず献血できるくらいには健康だし、血って合成できないものだから献血に頼るしかない。無償提供受けた血で日本赤十字社が儲けてるんじゃないか、といわれて、若い人が献血しなくなってるとも聞きますが、血を必要としている人に血をあげる仕組みが献血しかない以上、健康なら献血をするのに躊躇してはいけないと思うのです。

 本当は骨髄バンクドナー登録をしようと思ったこともあったんだけど、ドナー登録や提供がちょっと大変だったり、提供が決まった後の日程の調整や術後回復に時間が掛かったりなど、まだまだ問題がある様に思ったのと、登録年齢の54歳までとあと3年しかないので見送っています。

 移植を希望されている方には申し訳ないのですが、現役世代に1ヶ月近く無理を強いるこの制度はボランティアという枠を超えています。もう少し簡単に提供できるようにするとか、提供者へのケア、制度をしっかりするようにしないと、献血でさえ提供者が減っているのにドナー登録はなかなか増えないに違いありません。


 さて、明日から8月は土日も全部お仕事。しっかり充電したんで、がんばろーっと。

 


 

 

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2016-08-15

終戦の日、シンゴジラ(感想5)

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 毎週月曜日は「シン・ゴジラ」の日、ってわけじゃないんですけど、3週連続3回目。今回は朝一の回で観ちゃいましたよw

 昔は入替制でなかったので、続けて2回見たり、名画座やニュープリント再上映とかで同じ映画を何度も観たことはありましたが、ロードショウ期間中に毎回お金を払って3回観た映画はおそらくこれが初めてじゃないかなぁ。しかもまだ観に行きたいし、blu-ray出たら絶対買う。何回観ても新しい発見がある稀有な映画。好きとか嫌いとかじゃない。まさに庵野マジック(というか商法ww)にすっかりはまっています。


(物語の中身に触れてますのでご注意ください。しかも今回は更に超ネタバレの考察になってますのでネタバレ×な人は観てから読むことをお勧めします。)


 ヤシオリ作戦について

 正式名称は「巨大不明生物の活動凍結を目的とする血液凝固剤経口投与を主軸とした作戦要綱」…矢口じゃないけど長いわ(^_^;)。

 今回のゴジラを倒すために政府の巨大不明生物特設災害対策本部(略称;巨災対)が考えた対策案。再上陸後武蔵小杉付近での自衛隊との交戦により、火器による駆除、撃退ができないことが分かる。更に活動エネルギー源として体内に生体原子炉を内蔵している可能性があることが示唆される。皮膚の硬さから注射は受け付けない為、血液凝固剤を口から飲ませることで、血流による熱排出を阻害、活動を止める事を目的に準備を進めます。


 映画の中での説明が省かれているので、知らない人にとっては???な作戦名。ヤシオリとは何か。

 ヤシオリは「八塩折」と書きます。正確には「八塩折之酒」といって、スサノオノミコト(紀:素戔嗚尊/記:建速須佐之男命)が高天原を追放されて後、出雲に降りたち、そこでその地を荒らしていた八岐大蛇という怪物をやっつける話で、何しろでかい怪獣なんで、スサノオは、いったん熟成した醪(もろみ)を搾って濾別した酒でさらに仕込むという作業を繰り返した酒を用意して、8つの門を作りその前に置きます。八岐大蛇は、8本の頭首を持つ怪物。キングギドラの2匹分+2本ですね。八岐大蛇は酒好きなので、つい門に首を突っ込み樽酒を飲み、へべれけになってしまいます。莫迦ですね。すっかり泥酔した八岐大蛇にスサノオは携えた十拳剣、別名天之尾羽張剣(アメノハバキリノツルギ)で切り刻み退治します。この時に八岐大蛇のしっぽから出てきたのが草薙剣(クサナギノツルギ、別名:天叢雲剣アメノムラクモノツルギ)といって、天皇家の三種の神器になってます。


 “巨大生物に薬剤を飲ませてやっつける”という意味では、まんまヤマタノオロチ神話なわけで、やっつける武器となったのが今回は圧送ポンプ車なので、それを“アメノハバキリ”といっています。

 初回に観ただけでは、ヤシオリ作戦はともかく“アメノハバキリ”なんて正直なんのこっちゃ?です。パンフレットにすら説明がない。

 そしてなにより、内閣官房副長官、矢口の日本神話に対する造詣の深さに驚かされます。私も上代文学専攻していなければ、いきなりこんな単語が出てきても何言ってるかさっぱりわからなかったと思います。


 最後の謎―尾から現れる人型― 個人的な考察

 以降は、当面の間透明表記にします。反転すれば見えます。(公開1ヶ月を越えましたので、反転表記から通常表記に変更します2016.09.17)


ヤシオリ作戦が無事成功しゴジラは中心部−196℃となり東京駅直上で凍結、活動停止します。そして本当のラストシーンで凍結したゴジラの尾からいくつもの人型が出てくるように見えます。

これは何を意味しているのか?

今回のゴジラは、人の8倍の遺伝情報を持った完全生物として描かれています。あらゆる環境に高速で進化し適応していく。人間って旧人類(ネアンデルタール人・ホモサピエンス・イダルトゥ)からホモ・サピエンスに進化したのが25万年前。地球誕生から40億年とすると、まだ現生人類になってそんなに時間たってないんですが、地球の歴史から見たら高速で進化しています。

日本神話で、八岐大蛇の尾から出てきたもの(草薙剣)が、日本人の象徴たる天皇家の御印になっています。とすると、ゴジラから出てきたのは、やっぱり"人"と考えるのが妥当じゃないかと思うのです。“GOD”ZILLAですから、国生みをする能力がある。高天原の神々はたくさんの神様を産んでいますしね。庵野監督は「シン・ゴジラ」を新しい国生み神話として作ったと思うのは穿ちすぎか…。

今回のゴジラは、震災やそれに伴う原発の問題について描いていることは間違いありません。そんな閉塞状況の中でも、一人ひとりが希望を持って一丸となって再建に臨めば、きっと日本は再生していく。そういう願いが込められているんじゃないかと思います。 ただ、庵野監督は多くを語りませんので、何が正解かわかりません。あくまでも私見ということで。

(5回目を観ての追記2016.9.17)分化しようとしている人型をよくみると、四肢のある人間ではありますが"ゴジラの背びれ"のようなものがあります。異形です。これは、完全生物(の途上)としての第4形態であるゴジラから、更に進化した第5形態ではないか。ただ背びれも分化途上で、その後羽根に変化すれば、天使のようになる可能性も…。現在の人間は進化の袋小路で、ゴジラの尾から現れるのが、次代を担う新人類という考えもできるかもしれないなとも思いました。



 なんでも解説してしまうと確かに面白味は半減するかもしれないけど、なんでこう説明不足、わかる人だけわかればいいという作り方を毎回庵野監督はするんだろう。まぁそれがオタクのオタクたる所以かもしれませんが…。

 

 

 

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2016-08-14

コミケ2016夏

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 3日目の今日だけ参加。

 欲しかった2冊(田中圭一となーべ渡辺の新刊)は買えたけど、島本和彦の新刊(アンノ対ホノオ)は目の前で完売(;´Д`)。そもそも、毎回東館だったので今回も東と思って並んだら、実は手元のメモ見たら西館だったという…(^_^;)通販での再版に期待です。 それにしてもコミケの熱気はすごい。あのパワーを何とかしたら発電ができるに違いありません。満員電車の中を先頭車両から最後尾までいくようなすごい人波にさすがに疲れて、他のサークルを冷やかす元気もなくなり、早々に退散してきました。

 こういうプロの方って、版権上一般で手に入らないような内容の同人誌を作り売っているので、気になったものをかうにはコミケに行かないといけない、ということが分かってから行くようになっちゃってます。それと本当はアニメ以外の色々な趣味を持った人の冊子が実は興味深くて、副次的にはそっちも目当てだったりするのですが、いかんせんちょっと人が多すぎて、ゆっくり見て歩けないのは残念。

 それと紙媒体っていうのも気持ちはわかるけど、今更感がある。せっかく冊子にする労力をかけるなら、電子書籍化してインターネット上でのコミケとかやれば、継続して販売できるからよいと思うんだけどどうだろう。勿論2次創作ものとかは、版権の問題があるから難しいと思うけど、例えばマンホールのふたを集めた同人誌とか、廃墟巡りの同人誌とかは、夏冬のコミケの時だけじゃなくてインターネット上でポータルサイトとかあったら売れると思うんだけどな。

 さて冬はどうするか。いやたぶん行くと思いますけどね。恐らくゴジラ絡みの評論、考察ものもかなり出ると思うし、何よりも「アンノ対ホノオ」再刊に期待です。

 

すずむし’64すずむし’64 2016/08/15 01:38 今回もお願いしちゃって申し訳ないと言うか、ありがとうございました(^o^ゞ  
それにしても島本先生の所は毎回人気が有ってスゴいみたいですが
今回は特別だったかもですね(; ̄ー ̄A

heehee 2016/08/15 17:07 >すずむしさん
いえいえついでのようなもんですからお気になさらず。「アンノ対ホノオ」も再刊検討らしいですので、冬コミか通販で手に入れられるかもしれません。期待して待ちましょうw

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2016-08-13

弓友宅でBBQ

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 夏らしいイベントw 練習後に弓友宅でBBQ。

 何度か開催されておりますが、弓の話を中心に莫迦話で盛り上がります。

 趣味を共有する友達との飲み会は、会社の人との飲み会より楽しいのはなぜか。会社の飲み会だと、どうしても愚痴が肴になった利しますが、趣味仲間の飲み会では、そういうことにならないから。

 

 毎回自宅提供いただいているEさんありがとうございます。

 それにしても今回女性の参加比率が上がって女性が半分いました。そういえば、最近の練習で女性が半分以上いる時があって、なんか女性パワーに圧倒されます。

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2016-08-12

「ゴジラを飛ばした男 85歳の映像クリエイター 坂野義光」

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ゴジラを飛ばした男 85歳の映像クリエイター 坂野義光

 坂野 義光著・フィールドワイ

 実家に電車で帰ったので往復の車中で読み終えました。

 坂野監督といえば、「ゴジラ対ヘドラ」の監督さん。「対ヘドラ」でゴジラは空を飛びます。封切の時に観ていますが、当時6歳の私でも「なんか違う」と思いました。もっとも同じチャンピオンまつりでみた「怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ」(怪獣大戦争短縮版)ではシェーをやってるし、翌年の「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」ではふきだしで怪獣が会話するとか、確かに特撮映画は好きでしたけど、いくら何でも…(^_^;)と思い、その後急速に怪獣映画への想いは冷えていくのでした。

 その後、スターウォーズに始まるSF映画ブームでまたも日本の映画界は「惑星大戦争」だとか「宇宙からのメッセージ」とか白亜紀末のアンモナイトのように粗製乱造が続きます。和製SFの息の根を止めたのが小松左京自ら原作脚本監督をした「さよならジュピター」でした。

 困ったSF映画ファンたちは、ちょっと待て、と。アメリカが「2001年宇宙の旅」、ソ連が「ソラリス」がある様に、日本にはそれよりも全然前に「ゴジラ」を作ってるじゃないかと。「ゴジラ」は日本が誇るべきSF作品じゃないかと気が付き、ゴジラルネッサンス運動が起きます。1983年にゴジラ他怪獣映画のニュープリント上映があり、1984年、9年ぶりに新作ゴジラが公開されました。正義の味方のゴジラではなく、第1作に戻って恐怖の怪獣としてよみがえったゴジラは、興収17億とそれなりに受け入れられたけど、有名俳優タレントの意味不明なカメオ出演や、なんか内輪受けの感がないわけでもなく、更に第1回東宝シンデレラガールの沢口靖子の演技が素人だったこともあり、100%満足ってわけでもなかったのを思い出します。


 さてこの本、初監督作品の「対ヘドラ」の話だけでなく、その前の万博の三菱館映像制作の話や黒澤明、山本嘉次郎、成瀬巳喜男古澤憲吾といった昭和の名監督の助監督時代の話、2014年のギャレス版「GODZILLA」でのエグゼクティブ・プロデューサーとしての制作裏話などが書かれており、興味深く読めました。若大将やクレージーキャッツ映画の古澤憲吾監督が東宝退社後消火器販売や駐車場の管理人とかで生計を立てていたという話はちょっとショックでした…。


 これまで28作+海外制作2作と今回の「シン・ゴジラ」合計31作の中でも、やっぱり異色な「ゴジラ対ヘドラ」チープ感は否めませんが、意欲作であることは間違いありません。

 本の最後に今後の企画について書かれています。御年85歳で創作の意欲衰えず。

 

 

 

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2016-08-11

9to5+6h

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 9時から5時まで、って映画あったな。1980年アメリカ。ジェーンフォンダ主演。映画よりドリー・パートンの主題歌の方が有名。

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 というわけで、"9時から5時まで"弓道練習でした。指摘事項が多すぎて、なんだかもう頭がぐちゃぐちゃ(X_X)。言われている意味は分かるのに、身体が思うように納まってくれない。こういうのも運動神経の良し悪しって関係あんだろうなぁ。あーもうなんで弓道なんかやってんだろ…、と落ち込み激し。

 で、ふとした瞬間にそれまでの悩みや高いと思った壁が嘘のように軽々と飛び越せたりする。それは快感なんだけどそこまでの道程が辛い。趣味なのに、辛い思いをするってのはどうなの?

 仕事のストレスを解消するには、別種のストレスをかけるというのは、考え方としてあると思う。ただそれも程度問題で、過剰なストレスは更に何かで解消しないと悪影響を及ぼす。

 というわけで、練習の後反省会と称した飲み会。楽しかったんだけど、結局終電近くまで飲んでしまい、更に反省orz バスもなくなり、トボトボ考え事しながら夜の道を徒歩で家路についたのでした。。ポケモン3匹捕獲できたし歩数稼げたからまぁよし。

 

 

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2016-08-10

あー夏休み

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 今日から夏休み。しかも前後に1日ずつつけて7日間! といっても遠出する予定は無く、今日も病院。明日は弓の稽古。明後日はちょっと所用で実家に。その次はコミケに行きたい。月曜はもう1回「シン・ゴジラ」観ようかなと思ってる。最終日は充電。そんな感じ。1週間じゃなくて定年退職早くしたい。前は宝くじが当たっても会社は辞めないといっていましたが、いまはそっこー辞めます。

 家の片付けやらHDDの整理やらはやりたいのだけど、やってる時間はなさそう。ゴジラみなければ1日空くけど、もう1回観ておきたい…。

 

 そういうわけで、夏休み近場でアグレッシブ。

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2016-08-09

猛暑リンピック

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 今年は暑いっていってた長期予報当たってますねぇ。

 今日もまた暑かった(;´Д`A ```。 一瞬だけ外出しましたが、もゎんとした淀んだ空気。東京では10時に35℃越え。海に近いみなとみらいはもう少し低いでしょうけど、それでも不快指数120%、部屋の中にいても全然エアコン効かない感じで、じっとりと汗がにじむ。

 39℃とかのところもあったそうで、体温より高い。体温で39℃あったら会社休みます(^_^;)。

 

 オリンピックも熱い。体操男子団体で金。内村君の鉄棒落下は衝撃でしたけど、団体で金というのは、個人の能力だけじゃなく、これぞ日本って感じでちょっとうれしい。

 本日現在で、金1銅8。メダルの数がすべてじゃないとはいえ、世界で1−3位に入るってのは素直にうれしい。オリンピックにそれほど思い入れもなく、さほど興味はないのですが、極東の吹けば飛ぶような島国育ちが世界を相手に奮闘する姿は、やっぱり同胞として応援したくなります。


 2020東京大会もこの時期にやるんでしょうけど、毎日30度越えの中、室内競技はともかく、屋外競技はちょっと大変じゃない? 64年大会は10月だった。それくらいの時期の方がよいと思うんだけど、これもIOCが決めること。IOCも選手のベストパフォ−マンスとか一切考えず、金儲けの事ばかり考えていて、ドーピング問題もなんだかうやむやだし、なんだかなぁって感じ。

 暑い中大変ですが、あと12日、アスリートの皆さん頑張ってくださいねー。 

 

 

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2016-08-08

「シン・ゴジラ」2回目の鑑賞(感想4)

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 (物語の中身に触れてますのでご注意ください。)

 1週間前に観て、すっかりシンゴジにハマってます。会社帰りに2回目観に行っちゃいました。先週サウンドトラックも買っちゃいました。

シン・ゴジラ音楽集

 新曲は勿論、使われた旧作のBGMも収録。「ゴジラVSメカゴジラ」('93)の伊福部昭の音楽がいいのです。

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 2回目ともなると、1回目の疾走感は確かに減少しますが、たくさんの台詞、字幕を追う余裕もでき、更にはキャラクターの演技にも目が行き届きます。「シン・ゴジラ」は複数回見るのが正解のようです。しかも円盤になってから自宅のTVで…ではなくできれば大きなスクリーンで。

 第2・3形態のおぞましさは、生きた魚が触れない私にとっては、あの生臭い匂いすら画面から漂ってくるようで不快の極みです。もしかして4DXだと生臭い匂いとかしてこないですよね…。

 「ゴジラ」第1作公開時、昭和29年はまだ戦争が終わって9年しか経っていない時。ゴジラが侵攻する東京、電車の中で「また疎開、いやねぇ」とBGが話をしますが、"疎開"がまだ生々しく記憶にある頃。更に第5福竜丸の水爆実験被爆がその年の3月にあり、原水爆の恐怖を改めて思い起こしていた時期。架空の巨大生物の物語が単なる絵空事とは思えないほど驚きと恐怖に観客を陥れたに違いありません。

 2016年の今、ゴジラを知らない人はいません。30作品のどれかは見ているでしょうし、見ていなかったにしても「あぁ、しっぽが長くて、黒っぽくてごつごつしてギョロ目の2本足で立つ怪獣でしょ」っていうのはわかる。人類の味方か恐怖の対象かは、見た作品によって変わるかも。

 今回のゴジラは、そういうゴジラに対する既成概念を悉く壊すことで、第1作の持つ初見の恐怖を見事に観客に与えることに成功していると思う。

 庵野監督らしいゴジラの解釈も随所に見られ、これから多くの人がその元ネタ探しに躍起になるに違いありませんw 

 ゴジラは"King Of Monster"で、今回はその神性を完全生物として位置づけた。そしてラストの凍結したゴジラ姿は神々しくもあり、長い尾の末端から分化しようとしている生物は、ゴジラの断末魔の叫びと同時に種の保存をしようとしているようにも見える。このシーンで「エヴァンゲリオン」や「風の谷のナウシカ」と地続きと考える人も多いけど、そうともとれるしそうじゃないともとれる。結局はいつもの如く庵野監督の頭の中。表現されたもの以外を考察する意味は、こと庵野作品に関しては無駄だと思うし、正直、エヴァで懲りたww 恐らく庵野監督は「シン・ゴジラ」の続編は作らないと思うし、作ってもグダグダになるだけだからやめた方がよい。

 とはいえ、「シン・ゴジラ」は劇場に2回も足を運ばせてしまう程度の傑作であることは間違いありません。

 お勧めです。

 

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すずむし’64すずむし’64 2016/08/12 12:39 このサントラは“ほぼ”ゴジラ・テーマ曲ベスト盤って感じですよねwww
伊福部サウンド無くしてゴジラは成り立たない!

これには入っていませんが

『Gフォースマーチ』
https://youtu.be/uv0PG_6VHDo

『スーパーX?のテーマ』
https://youtu.be/MmPZRrVHm1U

も使って欲しかったです(^_^;)

heehee 2016/08/12 22:22 >すずむしさん

このサントラすごくいいです。鷺巣詩郎の新曲もいいし、伊福部昭の旧作もそのまま所収してます。
『Gフォースマーチ』『スーパーXIIIのテーマ』いいですねぇ。
すぎやまこういちだからテイスト違うんですけど「スーパーX2のテーマ」(https://www.youtube.com/watch?v=2zvJsxQEZyI)も結構好きですw

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2016-08-07

あつぎ鮎まつり弓道大会に参加

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 「あつぎ鮎まつり弓道大会」3年連続で参加してます。今回は「第70回 あつぎ鮎まつり」記念ということでした。

 

 8:30開場で、受付順に立ち順が決まります。今回は無事午前中に立つことができました。受付申込頂いたOさんありがとうw

 基本は個人戦。4矢3立小回り計8本の中り数で競います。中りは去年と同じ2本。成長していません…。同じ会から8名参加したのですが、結果は同じようなもので、一度でいいから入賞絡みたいよね、と捲土重来を期すのでした。


 その後、祭りで賑わう街に。昨年食べなかった鮎の塩焼きを食べる。で河岸を変えて2次会。1時から5時までがっつりと反省会、と称する飲み会。久しぶりに弓友との交流は楽しかったです。


 お祭りと一緒の射会は街が華やいでいてとても楽しい。来年も参加できるとよいなぁ。あ、勿論結果をちゃんと出すよう練習しまーす(^^)/。

アルモンアルモン 2016/08/15 12:58 あつぎ鮎まつりは職場が近いこともあり、花火のときは帰りの電車が混雑したり、自転車通勤の時は交通規制に阻まれたりして結構大変です(汗)もちろん家族で何度も花火を見に行ったりもしてますよ。

heehee 2016/08/15 17:05 >アルモンさん
をを、こっちの方がお仕事場なんですね!御神輿とかパレードとか出店とかあって街は賑やかですが仕事場だと大変ですよね。私も横浜みなと花火大会の時は激コミする前に桜木町を出るようにしてます。
そんな中でも、あつぎ鮎まつり弓道大会は歴史ある大会です。スポーツセンターの最上階が弓道場なんで、一般の人の目に触れる射会じゃないのは残念です…。

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2016-08-06

久々にカラオケ。

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 前回カラオケに行ったのが5月だから3カ月ぶり。最盛期は月3回は歌っていたのに、そりゃ声出なくなるはずだわ…。

 今日は、海外からお友達が帰省してきてのカラオケ&飲み会。毎年この時期に帰省されますが、昨年は弓道昇段審査の前日で行けず。今回も、明日は大会があるのですが、頑張って参加してきました。


 カラオケの前に仕事が続いていけなかった病院に行き2週間ぶりにリハビリ。最初の頃よりは良くなっていますけど、小康状態。完治するんかいな?

 

 で今回のカラオケ。わたしは1時から5時までの4時間。5人で。結構歌いましたが、合間は全員「ポケモンGO」やっているというすごい光景(^_^;)。ポケストップもありいっぱい狩りができました。それにしても新宿はすごい。たくさんポケストップあるし、だいたいがフィーバー状態。ポケモンGOの地域格差感じます。。


 その後は飲み会。

 明日もあるので1次会で帰宅。お友達は本職の声優さんで相変わらず美しい声&見た目を保っています。久しぶりにお会いできてよかったです。

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2016-08-05

「シン・ゴジラ」感想その3 庵野秀明の頭の中

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(物語の中身に触れることもありますのでご注意ください。)

 「シン・ゴジラ」について語る3回目。造形としてのゴジラについて語ろうと思ったんですが、リクエストもあったんでその前に庵野総監督がやりたかった演出、庵野秀明の頭の中について話してしておこうかなと。


 庵野監督は、沢山の映像作品、特に特撮映画、ドラマの洗礼を浴びてクリエイターになった人。育った環境やそれまでの人間関係が色濃く作品に反映するタイプの作家さんではない。これまでのどの作品にも何らかの先行作品へのオマージュがある。なんか一見難しい内容だったり、もしかしたらすごいことを言ってるんじゃないかと思わせたりするのも、すべてこけおどしで、実はただ単にかっこいいからそういう演出をしているだけ。そこに深い洞察があったり訴えたいものがあるわけでもなく、ちりばめられた伏線をすべて回収することもない。そういうことが分かると無理やり解説くわえようとも思いませんが、すくなくとも語りたくなる作品を作る演出家さんであることは間違いありません。

 「シン・ゴジラ」もそういう映画です。

 庵野監督はゴジラを撮りたかった。それは間違いないと思います。あとはウルトラマンを撮りたい違いありません。この2作品が庵野監督に与えた影響はこれまでも多く語られています。エヴァンゲリオンの焼き直しという感想を持った人も多いようですが、当然です。これまでの庵野作品は、ゴジラやウルトラマンを撮る為のプラクティスもしくは代替行為だったとみてよいと思います。勿論、ゴジラやウルトラマンを撮れる保証はどこにもなく、もしかしたら一生取れないかもしれない。また「撮りたい、撮りたい」とラブコールを送るというのも庵野監督はしていません。そういうことを言うことをかっこよくないと思っているじゃないかなぁ。

 だからゴジラ映画のオファーがあった時は内心狂喜だったでしょう。とはいえエヴァの新作を作るって言ってしまってるしどうしよう…って感じ。でもまぁエヴァを遅らせても撮りたかったというは結果論ですが事実でしょう。


 感動をさせる為の演出、泣かせの演出をしない。

 庵野監督はあまり感情を表に出さない人です。これも想像ですが、感情を表に出すのが苦手。だから、泣かせようとしたり感動させようとしたりする演出に対して敏感で、そういう演出をしようと思えばできる。でも敢えて今回の「シン・ゴジラ」から排除しているのではないかと思います。それは、ゴジラという災厄に向かう人間ひとりひとりのドラマを撮りたいのではなく、ゴジラの来襲という事象として追いかけてそれを見せることが怪獣映画の本旨であって、それ以外のドラマは邪魔だと考えたのではないでしょうか。

 実はBGMすらも邪魔で、いったん作った新曲BGMを破棄してこれまで使われたゴジラや東宝特撮を代表する曲や自作のエヴァンゲリオンのBGMを使用しています。TVのニュースショーでも特撮やアニメのBGMがよく流れます。ニュースショー用の新曲とかはありません。要はそういう考え方での選曲だったんではないかと思いました。東宝特撮音楽好きはエンディングでこれでもかとメドレーされますので絶対席を立ってはいけませんw


 今現在の人類の知恵でゴジラに対峙する。

 今回、メーサー殺獣車もスーパーXも、機龍も出てきません。ゴジラに対抗するのは、自衛隊の飛行機、戦闘ヘリ、戦車だけでなく、新幹線に通勤車両、タンクローリーにポンプ車と現時点で私たちが目にすることのできる車両、航空機です。

ゴジラなんて所詮フィクションなんだからなんでもありと考える人も多いと思いますが、実はSFって、フィクショナルな要素はできるだけ少ないほうがより楽しめるものです。日常と地続きであるけど自分の知らない隙間にとんでもないものが隠れている、そこをフィクションで埋めることがより物語世界に没入できる大切な構成です。半村良とか小松左京の作劇がそうでしたし、初期の日本SFってそういう作品が多かった。昔NHKで夕方やっていた「少年ドラマシリーズ」も小中学生の日常から不思議な事件に巻き込まれるっていう構成が多く、そういう洗礼を受けた庵野監督が、今回のような演出をするのもよくわかります。

 日本は世界で唯一の被爆国なので、特に核兵器に対してアレルギーがある。しかもゴジラが進行しているのは首都東京。おいそれと国連側が使いたがっている核兵器を使わせるわけにはいきません。ではどうするか。内閣は政治的な牽制をし、実務者レベルではできうる対策を不眠不休で練り上げる。ゴジラの破壊を楽しみにしている観客にとっては退屈極まりないこれらのシーンも、ゴジラに対峙する弱い人類側が、それでも一生懸命頑張っている(政治家はよくわからない)姿を見せるそのコントラストで、全然かっこよくない通勤電車の奮闘にカタルシスを覚えることができる。

 物語の緩急と同時に、ゴジラのモーションキャプチャーを演じた野村萬斎狂言師としての動きもまた緩急で表現される芸術で、これまでの、暴れまわるゴジラという演技、演出とは一線を画しています。


 今回の「シン・ゴジラ」をオリジナリティあふれる大傑作と思っているわけではありませんが、すくなくとも自分が観たかったゴジラ映画の一つの形であることは間違いありません。これまで28作(+海外作2作)すべて観てきて、少なからずもやもやしていた部分を埋めるピースが今回の「シン・ゴジラ」です。


 「シン・ゴジラ」観ていない人にとってはなんで3日も同じネタで書くのかといわれそうですし、観た人にとっては掘り下げ甘い!とか怒られそうな駄文でどうもすいません。個人ブログなので許してください。それと関係者様、悪意はありませんので訴えたりしないでくださいw

 明日は日常ブログに戻ります。きっかけがあったら続き書きます。お付き合い頂いてありがとうございました。


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すずむし’64すずむし’64 2016/08/07 12:24 【三部作】とても面白く読ませていただきました。 

庵野樋口のウルトラマン・・・観てみたい(笑)

heehee 2016/08/08 22:14 >すずむしさん
ありがとうございます。駄文で申し訳ありません。円谷プロ庵野樋口コンビでウルトラマン作りませんかねぇ。絶対やりたいと思うんだけどw
今日2回目観てきたんで、また新たな発見について書くかもしれません。その節はよろしくお願いいたします。

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2016-08-04

「シン・ゴジラ」感想その2 登場人物と作劇

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(物語の中身に触れることもありますのでご注意ください。)

 昨日に引き続き「シンゴジラ」の感想を。2回目は「登場人物と作劇について」です。

 これまでのゴジラと明らかに異なるのは、私怨やごく私的な感情を持った人間が一人も出てこないこと。突如現れた古代生物に思いをはせる古生物学者も、怪獣に家族や仲間を殺された人もいない。秘密兵器を極秘に開発する科学者も、秘密組織もなし。勿論対戦怪獣を南の島から連れてきてひと儲けなんて奴もいないし、宇宙人も出てきません。その他の怪獣映画でもこういう人が一人も出てこない映画はない。「ガメラ2レギオン襲来」も怪獣vs自衛隊を描いた傑作ですが、それでも少年科学館の一介の学芸員(水野美紀)とかNTTの職員(吹越満)が国家存亡の危機に絡んでくるのは、やっぱり不自然。とはいえそれを不自然と感じさせない傑作ですが。

 ゴジラクラスの巨大生物が出てきたら、やっぱり全体の指揮を執るのは内閣だと思います。そこに民間人の入る隙はない。御用学者が無難な事しか言わないのは当たり前のことで、結局色々な決断をしなければならないのは総理大臣の役目。自衛隊に限らず、仕事として災厄に立ち向かうのが公務員の仕事です。しかもそこにヒーローやマッドサイエンティストはいらない。巨大生物に対して個人の怨みなど消し飛びます。ただ、映画としてみた場合、観客は誰かに感情移入ができることがいい映画の条件だったりします。なのにヒーロー、ヒロインらしい人が誰もいない。怪獣映画の文法どころか、映画としての文法すら無視をしています。


 一応主人公らしい人物、内閣官房副長官の矢口(長谷川博己)も、ちょっととんがったことを会議で発言するけど、基本的には各省庁から集められたチームのリーダーというだけ。米国大統領特使の日系三世のカヨコ・パターソン(石原さとみ)も感情移入できるほどかわいくない。登場人物の誰一人、感情をあらわにすることはない。一度だけ矢口が荒れることはあるけど「落ち着け」と諭される。この映画では、登場人物すべてが仕事としてゴジラに対峙している。私たちは仕事場を見ているわけ。

 仕事をしていたら、同僚がどこに住んでいて家族構成がどんなでくらいはなんとなくわかりますが、それでもその中の感情までは知りえないし、仕事とは関係のないこと。日本に上陸したゴジラを殺すにせよ逃がすにせよ、それは仕事で、できる限り被害を最小限にすることに重きが置かれる。

 突飛な超化学兵器が出ないというルールも大切で、そういうルールの中だと本来ゴジラを相手にするのだけで精いっぱいなのに、通常兵器が利かない=やっぱ核兵器使うしかないでしょ、と日本なんてたかが極東の島国と思ってるアングロサクソンとか中露の奴らとの戦いも水面下で行わないといけない。そんな政府の苦悩も、国家間の舞台裏をみているようで、ちょっとしたカタルシスを味わえる。人間の真の敵は人間かもしれない。


 無個性な集団としての力で国を維持してきたのが日本という国で、東日本大震災後の世界を復興させるのもやっぱり一人のヒーローが魔法を使ってやる仕事ではなく、何千何万の無名の公務員や市井の人が知らず知らずのうちに力を合わせて再建していくものです。

 おそらくこういう作劇というのは、今の日本だからできるものだと思いますが、なにしろそういう現実は地味。それを1本の映画として作っちゃったこと、しかもちゃんとエンターティメントしてるということが、今回の「シン・ゴジラ」のすごさではないかと考えます。

 

 おそらく庵野総監督のプロットを見た時の東宝関係者は、「これでは客が呼べない」と渋ったと思います。それ以前に金が集められない。実際に集められなかったかどうか分かりませんが、今回の「シンゴジラ」は、最近多い製作委員会方式ではなく東宝と映画制作プロのシネバザールによる出資製作。おかげでジャニーズは出てこないわ、AKBは前田敦子がほとんどエキストラ状態というすごい使い方。ストーリーや構成に出資者(社)からの横槍が入らないという映画制作としては一昔前のすごくいい環境ができた。これも「シン・ゴジラ」が多くの人に受け入れられている理由かと思います。

 

 うーむまた長くなった。次は一方の主役ゴジラについて書きたいと思います。

 

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沙門沙門 2016/08/05 00:09 内容はともかく、この映画を安心して見れ得たのが、年寄りも中堅も若手も、それなりにお芝居が出来る人たちが多かったからかなぁと。

heehee 2016/08/05 00:20 >沙門さん
顔だけとか所属プロとかスポンサーごり押しのキャストがいないっていうだけなんですけど、最近そういう映画、ドラマは作りにくくなってますからね。「シン・ゴジラ」をきっかけに「金は出しても口を出さない」スポンサーが出てくるようになるとよいです。

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2016-08-03

「シン・ゴジラ」感想その1 第1作の呪縛からの解放

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(物語の中身に触れることもありますのでご注意ください。)

 29日初日を迎えた「シン・ゴジラ」。初動がよく公開4日間で観客動員71万人(興行収入10億円)を越えたそう。日本製だと2004年の「ゴジラ FINALWARS」から12年振り。最新作では2014年の「GODZILLA ゴジラ」(ギャレス版)から2年。和製ゴジラ映画復活は、やっぱり楽しみ。気になって公開4日目に見に行ってしまう程度にはゴジラ映画好きだったりします。

 さてゴジラ好きのお友達たちも同じような思いだったらしく、既に映画館に足を運んだ人も多い。どうしても語りたい人が多い映画でもあるらしく、賛否両論侃々諤々、どちらかといえば賛辞が多い感じです。

 まず一つだけ言えることは、ゴジラ好きな人は勿論、ゴジラなんて見たこともない、子供だましと思っている人にこそ見てほしい作品になっていると思います。ので、まずは劇場に足を運んでその目で確かめてみてください。それと、「レンタルされてからでいいや」って人もまずは劇場に。この映画は劇場で観るべき作品というのはまちがいないです。


 さて感想を書いていきますが、とても1日では書ききれないので、これからおそらく何回かに分けて「シンゴジラ」の感想を書いていくことになろうかと思います。

 第1回目の今日は、「第1作の呪縛からの解放」というお題で行ってみようと思います。


 「ゴジラ」第1作は、昭和29年11月に公開されました。この年の映画は名作が毎月のように公開されています。

4月に黒沢明監督の最高傑作「七人の侍」。「ローマの休日」の日本公開も4月、8月には犬神家の一族の初映画化「犬神家の謎 悪魔は踊る」(金田一耕助は片岡千恵蔵)、9月木下恵介監督の「二十四の瞳」(大石先生は高峰秀子)、まだまだたくさん。なんて贅沢な1年!

 そんな年の最後を飾ったのが「ゴジラ」第1作でした。

 それまで、巨大な怪物が暴れまわるような特撮映画というものがそもそもなく、物珍しさもあって映画は大ヒット。文化人では三島由紀夫が大絶賛だったと言われていますが、批評家、識者からの評価は低く「キワモノ映画」「ゲテモノ映画」扱いでした。

 批評はともかく映画は興行ですからヒットすれば第2作が製作されます。というわけで、翌年4月、舞台を大阪に移して今度はもう1体怪獣(アンギラス)を出して、ゴジラと戦わせます。ここで”ゴジラ対〜”のフォーマットが出来上がります。

 それからは色々なライバル怪獣と戦うゴジラですが、フォーマットが決まれば後はマンネリ街道まっしぐら。崇高な理念で誕生したゴジラ映画も子供だまし(というと子供に失礼)映画になり下がり、1975年「メカゴジラの逆襲」で84年まで眠りにつきます。

 その後、84年「ゴジラ」が作られますが、この作品は54年のゴジラ上陸以降のゴジラの歴史はなかったことになっています。そしてその後作られたゴジラ映画はすべて第1作の次の来襲というフォーマットで描かれています。この作り方では原則としてゴジラのキャラクターは第1作を踏襲することになります。また、"ゴジラ"という存在が既知のもので、生き物として解明されてはいないものの恐怖の対象または越えるべき存在、駆逐するべき存在としての共通認識を人類側は持っています。

 ところが今回の「シン・ゴジラ」はこの第1作の東京侵攻もなく、まさに初めての体験。ゴジラの事も"怪獣"とは言わず一貫して"不明巨大生物"といい、対抗策を練られます。

 実はゴジラ映画以外の怪獣映画は、本来であればこの方法がとれるはずだったのですが、ほぼすべて異端の科学者が政府や軍隊にご意見番として登場して、イニシアチブを取って怪獣を撃退するというお話しになっています。それと怪獣映画に何らかかわりのない恋愛を絡ませる。これもまた偉大なる第1作のフォーマットです。


 あまりにも偉大な第1作はすべての怪獣映画に影響を与えています。それは呪縛以外の何物でもなく、第1作以降、特に平成シリーズ以降は、率先して第1作の呪縛に絡めとられることを良しとしています。その結果、毎回袋小路に入り込んで、観客動員数が減少してシリーズ終了になっていきました。


 今回の「シン・ゴジラ」は、まずちゃんと第1作に向き合いつつも、第1作のフォーマットを悉く無視した作劇になっていることが新しさですが、一方で第1作を初めて見た時の感覚的なもの、例えば未知の生物に対する恐怖、不気味さ、巨大さは十分表現されています。

 今まで何作も作られているゴジラ映画は、常に”原点回帰”を謳っていましたが、第1作ありきでは、原点回帰はありえない。庵野総監督の目指したものは真の意味での原点回帰ではなかったかと思うのです。大傑作、怪獣映画の原点を起点とするのではなく、解体して再構築された作品。それが今回の「シン・ゴジラ」だと思います。

いい加減長くなりすぎたので、次回に。


次は巨大生物の襲来に対する人間側の対応作劇について書きたいと思います。

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ひ〜さんひ〜さん 2016/08/04 08:08 早く感想聞きたかったので、ありがとう。昭和33年生まれの私としては、よく親父に連れられてゴジラ映画を観に映画館に行ったものでした。当時は二本立てで、必ず加山雄三の若大将シリーズといっしょにやっていました。これ知っていると同世代よ〜。この感想シリーズで是非、語って貰いたいのは、監督が監督なだけに新世紀エヴァンゲリオンとの対比です。ゴジラをやっぱり使徒的な存在として扱っているのでしょうか?近いうちに死んだ親父との思い出を忍んで映画館に足を運んでみます。感想ありがとうございました。

heehee 2016/08/04 21:50 >ひ〜さん
あ、ありがとうございます。まだ公開1週間なんで、出来る限りネタバレをしないように注意して書いてます(^_^;)。
リアルタイムのゴジラ体験よいですね。東宝直営封切館では65年の「怪獣大戦争」が「エレキの若大将」と同時上映でした。それ以外ですと恐らく独立館のオリジナルプログラムかと。若大将と特撮ものでは63年に「ハワイの若大将」と「マタンゴ」、65年に「海の若大将」と「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」って感じです。
私のゴジラはもっぱら「東宝チャンピオンまつり」での再上映がリアル体験、あとは83年の復活ニュープリント上映と大学時代に名画座通いをして旧作は観ました。
今回の「シン・ゴジラ」とエヴァンゲリオンとの関係については改めて考えたことを書きたいと思います。さらに言えば「風の谷のナウシカ」も絡んでいて、庵野監督の集大成的な感じがします。
この映画は是非映画館で観てほしいです。

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2016-08-02

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

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 花火をちゃんと見たの何年振りだろう…。人ごみ、苦手なんで、わざわざ河川敷に行ってみようとは最近思わないもんなぁ。

 今日「第31回 神奈川新聞花火大会」があり、今回は、お誘い頂いてお友達の家で鑑賞。横浜港を囲むベイエリアのタワーマンション。室内で打ちあがった花火が横から見れるという絶好のロケーション。目の前に打ち上げ場所があり、ベランダから見ると本当に真横に花火が打ち上がり、その迫力はすごいものでした。

 「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は、岩井俊二監督の名作。

 ドラマのラストでかかる曲(「Forever Friends」)は、名曲です。

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 花火は下から見ると丸いけど、横から見たらどうなんだろう?という疑問を持った小学生たちの淡い恋愛を描いた傑作。なずな役の 奥菜恵のかわいいことといったら!女性の輝くときというのは一瞬なんだよなぁ。


 結論:横から見ても花火は丸いです。

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2016-08-01

「三陸海岸大津波」

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三陸海岸大津波 (文春文庫)

 「シン・ゴジラ」を観たのでその感想を書こうと思ったんですけど、まだ封切3日目でネタバレを避けられそうもないのでしばらくしたら書きます。


 吉村昭著・文春文庫  

 今日読んだ「三陸海岸大津波」、初版は1970年。その後84年に中公文庫、04年に文春文庫に。そしてあの東日本大震災後に注目されて増刷されました。

 吉村昭は一時結構読んでいたんです。黒部第三発電所建設の際のトンネル堀りの話「高熱隧道」とかすごい面白かった。

 震災後にこの本が平積みにされていて読みたいと思っていたのですが、あの頃ボランティアに行っていて、震災関連で商売をするということに違和感というか嫌悪感を感じて読んでいなかったんです。で、5年経って手に入れてやっと落ち着いて読むことができました。

 この本は吉村昭が収集した三陸海岸大津波災害の中で、明治29年、昭和8年、そして昭和35年のチリ地震による津波の3つの津波について、記録されたものや、当時の生き証人にインタビューをまとめたもの。昭和35年であれば、刊行から10年、昭和8年でも37年前だから実際に被災された生存者がいらっしゃる。こういったお話しを記録しておくことってすごく大切だと思う。

 でもこういう記録があっても、さらに言えばどんなにすごい体験をしても、また同じような悲劇が生まれてしまう。津波があって低いところに住んじゃ駄目っていっても、のど元過ぎれば熱さ忘れて、海岸沿いに住みだす。1世代に1回程度の災害のために日々の生活を犠牲にできないという甘さがどうしても出てきてしまう。漁業をやる上で海の近くに住んでいたほうが楽かもしれないけど、今は昔と違って車もあるのでなんとでもなるでしょう。どうか昔住んでいた土地に拘らないで、高台に全町移転をして欲しいと思います。

 日本にいて安全なところなんてない。先人の経験を無駄にせず大切に胸に刻み対策を立てることが、まずは今を生きる人たちがすべきことだと改めて思いました。

 

三陸海岸大津波 (文春文庫)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

まるたまるた 2016/08/02 13:55 この本は昔からの愛読書で3.11の時は妻にも読ませました。

3.11の際のインタビュー等で気になったのは
「チリ地震の時は…だったから大丈夫だと思った」という感じの談話・対応・対策ばかりだったということです。
チリ津波を上回る規模の災害が、昭和ならたかだか80年、明治でも100年程度しか経っていないのにその教訓が伝えきれていない、というかほとんどの場合役に立たなかった事が絶望的に腹立たしかった。
そりゃ地震だとか津波に興味を持ち、スマトラ沖大津波の時の映像を家族に見せて、役に立つかわからないムダ知識を植え付ける人間なんてそうはいないでしょうが、それにしても危機感が希薄すぎると悲しくなりました。

そして震災遺構について思うのは、いささか暴論ではありますが、財政問題はともかく感情的意見はこの際無視し、目に見える形で今回の悲劇を後世に引き継ぐべきである。と私は考えます。

heehee 2016/08/04 05:48 >まるたさん
コメントありがとうございます。「目に見える形で今回の悲劇を後世に引き継ぐべきである。」という意見には大いに賛成です。確かに目を背けたくなるような惨状があったにもかかわらずマスコミは通り一辺の報道しかしない。その為に被災地域の人以外は災害を自分の痛みとして感じない。共有できないものは共感もない。被災地支援が遅れるという悪循環を生んでいます。
一方で歴史の問題もあり、のど元過ぎれば…という喩え通りに同じ悲劇を繰り返す。後世の人にどんなに大きな災害が起きても安心して暮らしていけるように、体験をビビットに残していくことがまずは大切だと私も思います。

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