やっと作りました。
かつては100枚くらい出していましたが、今回は50枚を切りました。
昔は会社の上司、同僚にも送っていましたが、年明け早々に逢うので会社関係は遠くに異動した人数に出す程度。一枚々々手書きしていた時代から、プリントゴッコの時代を経て、宛名までPCで出来てしまうのはすごく楽になったのですが、それでも忙しい年末に年賀状を作る、という行為は結構面倒だったりします。
私の子供たちの世代は、もう年賀状をやり取りする習慣はなくなっています。
年賀状の発行枚数も2003年の44億枚をピークに多少の増減はあったものの、ここ10年は連続前年割れ、2019年用年賀葉書の発行枚数は24億0021万2000枚と、2003年比でほぼ半減しています。
最近は、若い世代はメールやLINEで"あけおめ"メッセージで代用していたり、SNSの急激な普及も年賀状の減少要因なんでしょう。
一昨年前に亡くなった母親は、印刷もせずに丁寧に1枚ずつ絵を描いていましたが、最後は年賀状を書けなくなっていました。そりゃそうだよなぁ。老いてしまうとあて名書きもできなくなります。
その点PCになって楽にできるのに、その作業すら面倒と思ってしまうようになるのだから、今後年賀状という文化は先細り、私たちが最後の年賀状文化の担い手なのかもしれません。
PCの年賀状は味気ないけど、自分がそうだから送り手に多くを求められない。年賀状は生存確認です。生存確認であれば郵便を使わなくてもSNSで出来る。何年か前に、年賀状でこのblogのURLは書いているし、メアドも携帯も書いていますから、私へのアクセスは何らかの形で出来るはず。blogも毎日更新しているし、faceも月1回くらいは何か書いてますので生存確認という意味ではそれで充分。
終活年賀状といって、「皆様と交わして参りました年賀状ですが、誠に勝手ながら今年をもちまして書きおさめとさせていただきます」という一文をいれて年賀状を止める人も多いらしい。
まだ終活年賀状を出すことはないけど、高齢になってきたら自然消滅をするよりもこういうのもありかなと思います。
昔ほどお正月って感じもどんどんなくなっており、これで年賀状がなくなったら本当にただの長い休み。つまらないけどこれも時代の流れ。。