「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」と詠んだのは一休禅師、一休さんですね。
人というのは遅かれ早かれお迎えがやってくるもの。
その中で令和5年の自殺者数は21,837人。
男性:14,862
女性: 6,975
原因・動機では、健康問題が圧倒的1位で、12,403(自殺者全体の56.8%)
そのうち圧倒的1位はうつ病での自死で、4,377(健康問題の35.8%)。
絶賛うつ病服薬治療中の私は、死神に首根っこ掴まれているというのが現実。
そこで、「生きていたい」と思えるように次の事をしています。
1.常に未読の本を積んでいる。
読んでいない本があると、これ読んでからじゃないと死ねないなーと思う。
2.発売前の商品を予約購入しておく。
手元に来るまで死ねないなーと思う。
3.買ったDVD・blu-rayの封を切らない。
せっかく買ったんだから観てからじゃないと死ねないなーと思う。
あと、6月の昇段審査申込をしたり、カミさんが久しぶりの遠出の旅行を計画してくれている。
こういう、誰でもできる”先の予定”を立てることで、「そこまでは生きてなくちゃ」って思える私にとっての一里塚ってことです。
ひとつひとつ片付けている間に死神が諦めてくれるのを待つというのもありかと思っています。
もっともそれすらもどうでもいい…と考えるようになってしまうことも経験しており、あくまでも薬の補助の補助って感じです。
「無欲のまま生きる」というのは自分の理想だったりしますが、現状は欲を持つことで生きることに繋げるというのもありかなと思っています。
「欲は 冥土の旅の一里塚」です。