日々雑感っ(気概だけ…)

2003 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2004 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2019 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |

2018-12-30

「ボヘミアン・ラプソティ」

|

f:id:hee:20181231104240j:image:w360

この暮れも押し迫った中、やっと観れました。カミさんが付き合ってくれて夫婦50割でお安く。。

 クィーン、小学5.6年生の頃好きだったんです。ちょうど背伸びをして洋楽を聞き始め、ベイ・シティ・ローラーズが日本を席巻していた頃です。「やっぱビートルズだよな」とか、「いやいやイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』はいい」とか、ラジオをよく聞いていたり、年の離れたおにーちゃんおねぇちゃんのいるうちに行っては洋楽をステレオで聞かせてもらってました。

 「愛にすべてを(Somebody to Love)」が好きだったなぁ。

D

 その後、フォークからニューミュージックが台頭し、ザ・ベストテンが始まり、アイドル時代到来。洋楽から少し離れて80年代中盤からMTVやベストヒットUSAで洋楽に触れる機会が多くなり、シンディローパーとかマイケルジャクソンとか聞いてました。

 クィーンはロックバンドでありながら、フレディマーキュリーの美しいボーカルとハーモニーで、他のロックバンドとは一線を画していました。長髪くるくるから短髪、口髭のスタイルになって、ハリのある高音で歌うフレディ・マーキュリーは本当にカッコよかった。

 そのいでたちから昔からゲイだとはいわれていましたが、さすがにエイズで亡くなったと聞いた時、さもありなんと思うと同時に、もうあの歌声を聞くことができないという残念な気持ちになりました。

 親日家で、「手をとりあって」とか日本語の歌詞を含んだ楽曲も作っています。日本公演の度に骨とう品を買い集めたり、ロンドンの自宅には日本庭園を設けていたとも。

D

 「ボヘミアン・ラプソティ」は、フレディが、クィーンのもととなる、ブライアン・メイロジャー・テイラーがいた"スマイル"に入るところから始まる。紆余曲折を経て「ボヘミアン・ラプソティ」を世に送り出す。当時はラジオでかけられる曲は3分以内。「ボヘミアン・ラプソティ」は6分近い。プロデューサーの反対を押し切って発売したこの曲は大ヒット。クィーンの名声を不動のものとします。

 フレディは、厳しい家庭に育ち、特に父親からはいつまでたっても認めてもらえなかった。迷走するフレディ。男色もその一つ。バイセクシャルで常に愛を求め続けた。その結果のHIV感染。45年という短い生涯だった。

 クィーンの楽曲は今聞いても全く古さを感じない。今でもCMやドラマで使われているから若い人も聞いたことのある曲が多い。それもこの映画が大ヒットしている所以かと。

 ラストのライブエイドは、胸熱必至。これがまた再現ビデオ以上にそのまんまだから、すごい。ピアノの上に載ったペプシやビールの配置まで一緒wwフレディの仕草は勿論ブライアン・メイは本人にしか見えない。

 (youtubeに比較動画がありました。)

 

D

 「音楽っていうのはドーナツの穴のようなものだ。 何かが欠けているやつが奏でるから、音楽になるんだよね」と、TVドラマ「カルテット」で言っていました。この映画はまさに名曲が生まれる"ドーナツの穴"を見ることができる映画だと思います。

 クィーン好きは勿論、少しでも触れたことのある人にはお勧めです。ライブエイド、涙なくしては見れません。


にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

ecotanecotan 2019/01/04 20:08 私も観てきました。正月休みのせいかほぼ満席でした。クィーンはあまりよく知らなかったのですが、それでも、映画で流れていた曲はどれも聞いたことがあるものばかりでした。一緒に観たパパも、ブライアン・メイがそっくりだと言ってました。
でもやっぱり映画は一人で観るのがいいなあ(^^)

heehee 2019/01/04 23:51 >ecotanさん
公開から3ヶ月目に入っているのに動員が伸びて大ヒットしているようです。洋楽をあまり聞かない私ですがクィーンは好きな海外アーティストのうちの一つです。
フレディの映画ですけど、ブライアン・メイがあまりにもそのまんまでまるでタイムマシーンで連れてきたようでした。
映画は、そーですね、私も一人で観る派ですが、夫婦50割はやっぱり活用しないと…wと言いつつ、2人で見る時に私が2200円払うから一人で見るよりは高いんですけどねぇw

2018-11-26

「カメラを止めるな!」(勿論ネタバレなし)

|

 昨年11月に公開されるや話題作となり数々の映画賞を総なめ、凱旋公開として6月から再上映され、いまだにどこかで掛かっているという大ヒット作品。

 予算は約300万と、商業映画としてはかなりの低予算。観たいと思っていたのですが、やっと観ることができました。

 ここまで時間が経っていると、意識しなくてもなんとなく耳に入ってしまいますが、この映画はネタバレしてしまうと色褪せてしまうので、ネタバレなしでどこまでこの映画の本質を語れるか、映画紹介blogをしている私的にはある意味挑戦的な作品であります。

 一つだけ言えるのは、素人の作った単なるゾンビ映画ではないということ。一粒で2度おいしいちょっとオトクな感じの映画です。


 ではいきますね。


 仕事をしていると、理不尽な事とか、納得いかない事とかは日常茶飯事です。それでも自分のやりたいことを押し通して生きていけるほど認められてる人ってすごく少ない。自分も勿論その他大勢なわけで、熱い思いは胸に秘めつつ、お給料を貰うためにやりたくない事でも楽しい振りして家族を養う世のお父さんは多い。そんなお父さんの事を家族はちゃんと判ってくれているというのは理想です。

 昔はパパの事が大好きだった娘は、若いのでそんなパパの事が疎ましい。でもどこかでパパの事を好きでいるから、パパと同じ仕事に就いたりする。

 色々な個性を持った人で構成されたチームをまとめるのも苦労が絶えない。上ばかり見て現場を見ない上司のもとで、何とか仕事を形にしないといけない。誰も好き好んで日和ってるわけじゃないけど、そんなことはお構いなしで自己主張をしてくる部下たち。

 出来上がった作品は駄作かもしれないけど、そこには中間管理職の涙ぐましい努力がある。出来上がった作品のみで評価をされてしまうのが社会だとすれば、そんな作品であっても筆舌に尽くしがたい苦労があるもの。そういった裏側を見せて同情をしてもらったところで、出来上がった成果そのものが評価の対象。結果よりもプロセスが大事というのは正しい事かもしれないけど、実際は出た結果がすべて。

 この映画が、沢山の人に愛され評価されているのは、そういう日常の中での表と裏を合わせてひとつの作品として見せているからではないかと思います。

 ポスターにあるような低予算のゾンビ映画と侮るなかれ。有名な俳優も出ず、演出も素人臭い。でも、96分の映画の中にある日常と合わせ鏡になったような内容(脚本)がすべてで、脚本、構成の見事さだけでここまで魅せることができるというのは、これまでの日本映画ではあまり見られなかった。

予算数億なんていうのは当たり前、有名俳優やジャニーズを使わないと観客動員にも結び着かない。

そういったこれまでの常識を軽々と飛び越えた映画、映画好きにはたまらない映画でした。そして世のおとーさんたちにエールを贈る映画だとも言えます。


…ストーリーには触れていないけど、大丈夫かな。。

(予告、ポスターは、ネタバレOKになるまで掲載しません。この映画は、映画館でできる限り予備知識もなしで見た方が楽しめると思います。)


にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ がんばるサラリーマンへ
にほんブログ村

ひ〜様ひ〜様 2018/11/27 07:57 なるほど。ロングランしているし、いろんな媒体のコメントを見ると結構絶賛されていますよね。確かにポスターだけ見ると単なる低予算ゾンビ映画みたいで、観ようとも思わないですが、なんか観てみたくなりました。シニア割引が使える歳になったし、観に行きます。

heehee 2018/11/27 10:00 >ひ〜様
実はゾンビものって苦手なんで、あまり食指が伸びていなかったんですが、どうもそれだけではないらしいという話を漏れ聞いて、これは見ておかないとなと思い行ってきました。短い映画ですが、いろいろな思いで見ることができました。細かく話せないのがもどかしいです…(>_<)。

2018-11-14

「宇宙戦艦ヤマト2202第6章回生篇」

|

 (ネタバレはない、はず)

 「さらば宇宙戦艦ヤマト」TV版「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイクとしてスタートした宇宙戦艦ヤマト2202もあと残り1章を残すのみ。最初から旧作をトレースすることはないとは思っていたのですが、特に3章位から完全に旧作から離れた印象があります。ヤマト型の波動実験艦"銀河"。艦長は藤堂長官の娘、早紀。艦橋クルーは女性ばかり。そこにはガトランティスとの戦闘と並行して別の計画が走っている。

 ヤマトが新しい物語で紡がれるのは、嫌ではないのです。むしろ登場人物を無理やり殺してしまった旧作のやり方は作劇としてどうかと思います。更に映画で散々泣かされたのに、TVでは亡くなるはずの人が亡くならず、なんとも興ざめしてしまったので、今回のように声を大にして「生きていれば汚名を雪ぐこともできる」というのは、今後の展開を考えても良いことです。

 そうなんですよ、生きてることは失敗したり恥ずかしいことをしたりの連続で、いちいちそれで死んでしまってはいくら命があっても足りません。

 旧作では、TV版としてリメイクされた「−2」でも主要人物が(無駄に)死んでしまい、更に新作が作られてもその1作で死んでしまうという無茶な作劇でした。加藤三郎に瓜二つの弟、加藤四郎とかギャグでしかありません。挙句の果てに沖田艦長の復活。いくら何でもやり過ぎでした。なので、できる限り登場人物を殺さない今作は正しい。

 

 2202は決して悪くはないのですが、旧作、特にリアルタイムで「さらば―」に触れた世代としては、もう少し旧作に準じた作りを期待していました。ここまで違うともはや別物。とはいえ、随所の過去作のオマージュがあったりする。それがまた旧作を想起させるのでにんまりする一方で逆に邪魔に思えたりもします。

 愛するがゆえに生きる、愛ゆえに支配し消滅させる。両方とも愛の形であることは間違いない。「愛の戦士たち」の副題は旧作からのものですが、ヤマトクルーだけでなく、ガトランティスも含めて"愛の戦士たち"なのではないかと思った今作でした。

 最終章は3月公開。今回はどういう結末を迎えるのか、そして更にお話は続くのか。興味は尽きません。

 結局見終わった後に最終第7章新星篇のポスター付前売券を買ってしまいました(^_^;)。

(冒頭11分↓)

D


にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ がんばるサラリーマンへ
にほんブログ村

 

すずむし’64すずむし’64 2018/11/16 23:35 自分としても旧作と違って、あまり死んでいかない
今作品のそこは評価したいですね。

でも、もうちょっと旧作に沿った展開でも
良かったんでは?って思っちゃいます。

で、ヤマト3(仮)の制作は既に決まってると
自分は確信しています(笑)

heehee 2018/11/18 05:46 >すずむしさん
賛同ありがとうございます。2199からの新キャラもいますので、旧作同様の展開になるのは難しいとは思いますが、2199に比べると構成が行き当たりばったりな感じが否めず、しかも旧作との乖離が甚だしい。第7章でどういう結末を迎えるか楽しみではあります。
パート3は私も恐らくやるんじゃないかと踏んでいます。リピート客も多く円盤も売れている、放映権も売れるのでバジェット回収は勿論利益も十分見込める安定感のあるコンテンツは貴重ですからねーw。

2018-11-05

「ビブリア古書堂の事件手帖」

|

f:id:hee:20181106000424j:image:w360

 前売恩典の短編小冊子が欲しくてムビチケを買ってあったので、会社帰りに観てきました。先週から公開なのですが、早く見ないと打ち切りになってしまいそうだったので…(^_^;)。

 原作の1話五浦くんの祖母絹子さんの夏目漱石「それから」巡る物語と4話の稀覯本太宰治の「晩年」初版本を巡る物語で構成されています。2時間でまとめるとなるとあまり物語を広げないという意味では、うまくまとまっていたと思います。

 栞子さん役の黒木華は、比べちゃ行けませんがTV版の剛力彩芽よりも栞子さんにあっています。もう少し線の細い感じだとベストなんですが、繊細な感じや笑顔の可愛さ、本の事になると饒舌だけど、その他は人見知りが激しいという性格は、黒木華の演技で十分カバーできています。

 今回のお話しは、五浦くんの祖母絹子さんが結婚してから出会った作家を目指す青年、田中との道ならぬ恋が中心になっています。若い頃の2人を夏帆と東出くんが演じているのですが、これがとても良い。

 結婚をしていても惹かれ合ってしまう想いというのはいつの時代も変わらずあって、勿論それはいけない事なのだけど、でも思いは止められない。最後彼のもとに走るか、やはり家庭に戻るかはいろいろな選択がある。どちらが正しいとは言えない。

 当たり前の事なんだけど、お婆ちゃんは生まれてからずっとお婆ちゃんだったわけではなく、お婆ちゃんにも若い頃があった。多くは語らなくても静かだけど激しい恋を経験していた。そんなことを1冊の古本から読み取ってしまう栞子さんの能力はすごい。

 そしてその話にも少し絡んでいる太宰治「晩年」にまつわる話。 たかが古本、されど古本。古本に魅入られた栞子さんと稲垣(原作では笠井)の哀しい話。

 作中、お婆ちゃんの結婚した年を五浦くんがお母さんに問うシーン。でお婆ちゃんは1960年に結婚し、お母さんは1965年に生まれたと言う。1965年。私、お母さんと同じ生まれ年じゃん。そーかー、そうだよなー、栞子ちゃんが可愛いとかなんとか言っても、娘、息子の世界の話なんだよなぁ…(^_^;)。

 

 

 最終回1つ前の回で、300席くらいある中、観てた人はわたしを含めて14人くらい。これは1ヶ月の上映期間持たないんじゃないかな。原作好きでも十分干渉に耐えられる作りだし、原作を知らない人でも、本好きな人なら十分この世界を楽しむことはできると思います。

 できれば沢山の人に見てほしい作品です。

D


にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ がんばるサラリーマンへ
にほんブログ村

2018-07-13

ナイスの日2018

|

時をかける少女 期間限定スペシャルプライス版 [Blu-ray]

 毎年恒例、ナイスの日。

 ナイスの日とは、7月13日のこと。7(な)、1(い)、3(す)の語呂合わせ。 2006年のアニメ映画『時をかける少女』のメイン舞台となる日付です。

 主人公の真琴が、妹のみゆきに前日(7/12)冷蔵庫にとっておいたプリンを食べられてしまう。タイムリープができるようになった真琴はそのことを思いだし、前日、プリンを食べられちゃう前に飛ぶ。それにあやかって、7/13は、この映画好きの人はプリンを食べるとゆー。

f:id:hee:20180714002054j:image:w360

f:id:hee:20180714002024j:image:w360

 

 映画公開から12年。ほぼ毎年7/13はプリンをお土産にしています。

 今年は映画で真琴がタイムリープしてまで食べたかったMorozoffのプリン。お店に行ってもナイスの日の"ナ"の字もない。商売っ気ないなぁ。せっかくだからMorozoff自信がナイスの日にプリンを食べようって盛り上げればよいのに…。

 ガラス製の器に入ったプリンはそれだけで高級感。もちろんおいしい。だって1個300円ですよ。いつもはローソンの100円くらいのしか食べないのに。スーパーカップに対するハーゲンダッツのようなものです。

 とはいえ300円で至福を味わえるのはなんともお得です。バカ舌万歳です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

 

 

 

 

2018-07-10

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

|

 

f:id:hee:20180710215241j:image:w360

(ネタバレ含みます)

 ディズニーによる『スター・ウォーズ』スピンオフ企画第2作。前作「ローグ・ワン」が面白かっただけに、スターウォーズの中で人気を二分するヒーロー、ハン・ソロのスピンオフが面白くないわけはない。

 と思ったんですが、「ローグ・ワン」の方が面白かったかなぁ。

 時代的には、銀河帝国成立後。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の10年前らしい。あれ?epi1で、オビワンとの死闘で敗れたダース・モールが出てきたけど…。どうやら、実際には死んでおらず、エピソード2とエピソード3の間の物語を描いた3Dアニメーション『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でダース・モールは正気を失った状態で見つかり、下半身に古いドローンが取り付けられた姿で復活しているというストーリーがあったらしい。スターウォーズは実写ものしか見ていないので、一応生存が正史なんですね。

 たまに掛かる本編の音楽アレンジは「をを!」と思いますが、ストーリーが本編に絡んだものではないのがいまいち乗り切れなかった理由。とはいえ、チューバッカやミレニアム・ファルコン号との出逢い、密輸業者になるまでが描かれ、それはそれで胸熱!なのですが、それよりもepi4直前、ジャバ・ザ・ハットの仕事に失敗してジャバに追われ、その中で、惑星タトゥィーンのモス・アイズリー空港の酒場に来る直前までやれば、「ローグ・ワン」同様に面白かったのにと思う。

 ハンソロにしても、ランド・カルリジアンにしてもいまいちオリジナルに似ていないというのもいまいちな理由。100%同じでなくても良いのです。例えば、インディジョーンズシリーズででインディの若い頃を演じたリヴァー・フェニックスやTVシリーズのヤングインディを演じた、ショーン・パトリック・フラナリーもハリソン・フォードに似ていないけどインディになっていました。

 と、多少の不満はありつつも、スピンオフとはいえ正史に組み込まれるストーリーですので、スターウォーズファンは必見です。

D


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

 

2018-06-07

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章『煉獄篇』」

|


 (まだ公開中なので中身には触れません。)

 先月末から公開だったのですが、ずっと忙しくて見れませんでした。既に2週目に入り流石に観ないと終わっちゃうと思い慌てて会社帰りに観ました。

 第4章、テレザート星で、テレサと邂逅する古代真田斉藤の背後からデスラーがやってきたところから始まる。

 一応「さらば宇宙戦艦ヤマト」とTV版「ヤマト2」のリメイクですけど、そもそも前作「宇宙戦艦ヤマト2199」が、旧作ヤマトと違うので、純粋な続編は望むべくもない。もっとも、メインキャラクターが続々と死んでいく「さらばー」やスケールダウンしてダラダラ続いた「−2」をそのままリメイクしても面白くはないので、なんとなく似ている別の作品と思うくらいが丁度良い。

 第4章もオリジナルから完全に離れた話でしたが、今回の第5章も同様。これで、残り2章がどのような展開になるか読めなくなった。

 どんな物語であろうともヤマトの物語が新たに紡がれるのはうれしい。正直整合性とかどっちでもよい。大体ヤマトに整合性を求めてたらファンなんか続けてられない。TV放映も決まったようで、また2199みたいにスケジュール的に厳しくなって中途半端な先行公開にならないよう制作してほしいものです。

 ↓冒頭10分

D


にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

2018-05-27

「本格冒険科学映画 20世紀少年」

|

20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり20世紀少年 -第2章- 最後の希望20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗

堤幸彦監督

2008年〜09年に第1章『終わりの始まり』、第2章『最後の希望』、最終章『ぼくらの旗』の3部作として公開。

原作の22巻+完結篇「21世紀少年」の計24巻を、上映時間第1章:142分/第2章:139分/最終章:155分 計7時間9分とはいえ、まとめるのは大変。バジェットも全章計60億と日本映画にしては大きいのでコケることは許されない。結果的に興行収入だけでも第1章:39.5億円/第2章:30.1億円/最終章:44.1億円 計113.7億+DVD売上、放映権売上があるので大成功の部類でしょう。

 ところが評判は、決して良くありません。みんなのシネマレビュー(https://www.jtnews.jp/index.html)では、

20世紀少年 (2008年)5.04点 110人

20世紀少年 −第2章− 最後の希望 (2009年)4.16点 68人

20世紀少年 −最終章− ぼくらの旗 (2009年)4.41点 60人

(10点満点・人数は評価者数)

こんな感じ。

 私的には6.5点くらい。

 まず原作世界をほぼ忠実に映画化されている点は高評価。俳優陣も漫画映画化の場合、絵に似ていると漫画的になってしまう為、似ている必要性を感じないのですが、「20世紀少年」は絵に似ていることが逆に魅力になっています。

 

 どうしても"ともだち"は誰か?ということが物語の中心軸になってしまいますが、錯綜する小学校時代のあいまいな記憶が物語を混乱させており、私的には"ともだち"の正体よりも、過去の描写や過去を引きずる大人たちの物語が興味深かった。結果的にその楽しみ方はこの物語には合っていたのかも…と、エンディング後の話をみて思いました。

 物語と同時代を過ごしていたからこそ感じるものがあり、そうでない人にとっては"駄作"と言われてしまう危険性は確かにあるんだろうな。といいつつもこれだけヒットしたのは、単に日テレの全面的なバックアップと大量のCM、メディアミックスのおかげとも言えます。作品として高い評価を得られていないのが何よりの証拠。

 観客を選ぶ映画です。

 特に第1章は面白かったかな。

20世紀少年 BDセット (本編BD3枚+特典DVD1枚)※初回生産限定 [Blu-ray]

20世紀少年 BDセット (本編BD3枚+特典DVD1枚)※初回生産限定 [Blu-ray]

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村

2018-05-21

パルムドール

|

第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が現地時間19日にフランスで行われ、コンペティション部門に出品されていた是枝裕和監督作『万引き家族』が最高賞となるパルムドールを受賞する快挙を成し遂げた。日本人が受賞するのは1997年の今村昌平監督作『うなぎ』以来21年ぶり。(中略) 『万引き家族』は、東京の片隅で暮らす、犯罪でつながったある一家の姿を通して、本当の家族の絆を問う人間ドラマ。是枝監督が、「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」という渾身作で、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、子役の城桧吏と佐々木みゆが出演。日本では6月8日より全国公開される。(シネマトゥディ5/20(日) 3:19配信)


 是枝監督は、2004年の『誰も知らない』で、柳楽優弥くんに史上最年少の男優賞獲得、2013年に福山雅治が主演した『そして父になる』で審査員賞を受賞していました。そして満を持して作品賞。日本の映画が海外で評価されるのはうれしい限りです。

 映画というと、英語圏を中心に大きな市場を持つハリウッドに派手なエンターテインメントで勝てるわけはない。時代的には黒澤明監督の「七人の侍」がピークでしょう。一方で、日本映画は溝口健二監督や小津安二郎監督のように抒情的な小品がこれまでも世界で認められてきた。やっぱ、映画といえばハリウッドがお手本のようになっているけど、日本語という特殊な言語、世界的にも異質な文化を持つ日本で作られる映画では、ハリウッド的な作品では太刀打ちできない事を映画界も知っているはずなのに、ハリウッドの二番煎じ、三番煎じを作っている。

 最近はCGの質も上がり、監督の作家性も重視されるようになってきた。自分的には、山崎貴監督作品は、ハリウッドには到底かなわないものの日本的なSFXの使い方はすごく好きだし、「STAND BY ME ドラえもん」のCGアニメは、ピクサーやディズニーのものより好きです。「シンゴジラ」のような特撮作品も海外では理解されなかったようですけど、マーベルコミックスの映画のガチャガチャした映画よりもカタルシスを憶えました。

 映画の評価というのはあくまで個人的なものですが、商売として考えた場合評価を受けるに越したことはない。とはいえ、カンヌで最優秀賞を取ったからといって、海外バジェットが付き大予算で映画が作れるということでもない。黒澤監督が世界的に高い評価を受けてハリウッドで撮ろうとした「暴走機関車」も、その前に日米合作で撮影までスタートしていたのに交代させられた「トラトラトラ」も結局日の目をみなかった。ハリウッドで成功した日本人監督なんて「呪怨」の清水崇監督くらい。

 日本、日本人監督でもいい映画は作れる。ただ売れる映画=いい作品というわけではないところが映画の難しいところ。

 今回のパルムドールをきっかけに邦画に脚光があたるとよいなぁと、邦画ファンとしては思うのであります。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

2018-02-07

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章『天命篇』」

|

f:id:hee:20180207230641p:image:w360

 観そうなお友達はほぼ皆さんみているようなので、あと1週残っていますが今回はがっつりネタバレ有りで感想をば。。

 全26話を7章(回)に分けて公開するのは前作2199と同様。今回の第4章は11話から14話までにあたります。

 ガトランティスのズォーダー大帝に艦隊を任されたデスラー総統の登場で終わった前章。監視役ミルを伴いヤマトの前に現れる。瞬間物質輸送機でミサイルをヤマトに送り攻撃をするデスラー。前作(さらば)でもぞくぞくする場面です。前作ではここでモニターごしに「久しぶりだなヤマトの諸君」とヤマトに宣戦布告をするデスラーですが今回はなし。このセリフは最後に直接古代、真田、斉藤のまえに現れた時に言うことになる。デスラーに追いつめられたヤマトは辛くも追撃をかわす。混乱の中、監視役ミルはお払い箱になり、そこにタラン(弟/TV版7ヤマト2のタランの造形の方)が艦隊を率いてデスラーのもとに。

 今回のリメイク版は、TV版ヤマト2を下敷きにしているとはいえ全て旧作通りというわけではない。2199も地球滅亡まで1年のリミットの中、地球滅亡を救う為イスカンダルにむかい帰ってくる、という骨子だけ一緒で細かいところはずいぶん違っていました。2202は第4章まで観てもさらに旧作から離れている感じ。「さらば―」は確かに感動したし、私的に前作は「さらばー」をもって完結といってもよい。あの感動をめちゃくちゃにしたTV版「ヤマト2」は殆ど観ていませんでした。でも今となっては、登場人物が次々に命を落としていく「さらば―」はやっぱり辛いので、さらなる続編を期待しているわけではないのですが今回の2202ではできれば誰も死なないで欲しい。

 12話では、ガトランティスの女サーベラーと11番惑星で助けられたサーベラーに似た桂木透子の話。桂木は2202の新キャラ。ガトランティスの白いサーベラーに対して黒髪のサーベラーはどうやら同体らしく、白サーベラーとテレパシーで交信出来、それでヤマトの位置を教えていたっぽい。スパイが発覚して艦内で戦闘状態になる。

 どうやらガトランティスが有性生殖ではなくクローニングで個体を増やしているらしいことが分かる。地球人やガミラス人よりも純粋に戦闘的なのはそのせいとか。

 13話ではミサイル艦隊を率いるゴーランドが自分の分身を初陣に臨ませる話が中心。今回の2202は、ガトランティス側の描写も多く、クローンである幼生体に対して愛情を寄せるゴーランドとその愛に応える幼生体のノルとの関係が涙を誘う。ガトランティス人はクローンだから愛情が分からないというのが基本ながら、愛情を理解するガトランティス人が少なからずいるというのも今後の展開の伏線か? ついに封印していた波動砲を文字通りヤマト乗組員みんなで心を一つにして撃つシーンはなかなか感動的。

 空間騎兵隊の起動歩兵は賛否ありますが私的にはあり。ヤマトを支える為に艦隊にへばりつくのは「逆襲のシャア」へのオマージュか。そのドタバタの最中に土方が「ヤマト艦長を拝命する」というところも良い。

 14話。ついにテレザート星を開放して、テレサと出逢う。反射衛星砲再登場は熱い!そしてデスラーが眼前に…。

あまり評判の良くない第4章ですけど、結構盛りだくさんで、旧作からの離れ具合もよくかなり納得の章でした。

圧倒的な白色彗星帝国を前に登場人物があれよあれよという間に死んでいき、遂には意味のない特攻(反物質のテレサがいれば別に古代がヤマトで特攻する意味はない)をしていく「さらば―」は、最初に観た時は衝撃的でしたがあまりにも悲しい展開でもう観たくありません。

 

 残り3章の展開から目が離せません。更にその後、旧作でいうところの「新たなる旅立ち」「ヤマトよ永遠に」でも主要人物の古代守、スターシャ、サーシャ(澪)が無駄死にをしますので、これもストーリーを生存モードで再構成して欲しいなと思います。

期間限定冒頭10分↓

D

次回「煉獄篇」は5月公開。既に前売り券は購入済。待ち遠しいです。