イーヨ with 内橋和久 @下北沢lete

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今日こそ早く会社を出てゆっくりイーヨのうたに浸ろうと思っていたのに、組織的な大問題に対応せざるを得ない状況に陥って、上長に報告・相談しているうちにあっという間にライブ開始時間が過ぎて、何とか区切りがついたところでなんか哀しい気持ちで心は半泣きで下北へ。ライブ後半には間に合うかと思ったのだけど、たどり着いてみたらleteの古い扉の向こうには既にイーヨの歌う姿。途中から入れんなー、と入り口前で佇みながら小さな歌声を聴いていたら、インプロ終わったところでこちらに気づいてくれたイーヨがちょっと合図してくれたのでしずしずと入らせてもらった。とはいえ奏者も客もちょっと邪魔してしまったのは間違いなく申し訳ない。。。薄暗い空間に足を踏み入れると相変わらず中はちょうど満席くらいで良い感じ。私だけ後ろで仁王立ち状態だったけど、私的には視界も開けているし音も良いしラッキー。贅沢に空間を満喫させてもらった。
復活後すっかり定着した感じのライブが続いているが、今回も非常に良い出来だと思った。何と言うか、イーヨ語で意味は分からなくても、気持ちが籠っていて暖かさや切なさが言葉というフィルタを通さずダイレクトに心の中心に響いてくる感触。当初私が思い描いていたのに比べたら短い時間になってしまったけれど幸せな時間を過ごすことができたよ。ライブ最後のクロードラパンが始まったときはこれをいつまでも聴いていたいと切に思った。アンコールは「少年」。そして「ラーク」。ラークは最近いつも一曲目にやるので私が良く聴きそびれてしまうが大好きな曲。曲指示された内橋があれっという感じでアゲイン?と言ったのでやはり最初に歌ったんだろうね。最後にもう一度歌ってくれて嬉しかった。正直、半泣き。イーヨの魔法。
ドリンク飲む時間も無かったから終演後にかぱかぱ飲んでいたらイーヨさん近くに居たのでちょっとだけ挨拶。あうびぃの前の曲が印象的で新曲か何かのカバー曲かと思ったので聞いてみたのだが、インプロだとのこと。驚愕だ。構成もしっかりしていたしメロディも印象的だった。言葉が演奏に乗り切らず舌足らずな感じだったのもむしろキュート。あれ、ちゃんと新曲として歌いこんで欲しいな。10年を超えてリスナーやっているが今もってこういう新鮮な驚きを提供してくれるイーヨ、すごいなあ。
またやってね、という身勝手な言葉に明るく「もちろん」という返事をもらって無性に嬉しくなった。ありがとうございます。是非また。